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2020.03.17
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第49話「捨て身の策略」

呉家西院の呉沢(ゴタク)が郷試に合格、その日、西院で盛大に祝宴が開かれた。
望まぬ縁談を強いられた呉漪(ゴイ)はこの機会を利用し、千紅(センコウ)に教えてもらった卑怯な手を使う。
予想通り兄は居宅で趙白石(チョウハクセキ)と2人だけで祝杯をあげていた。
そこで呉漪は得意の料理を差し入れ、西院特製の梅酒を持参する。
呉沢は喜んで呉漪も自分たちの酒に付き合えと同席させた。
すると呉沢は趙白石のように一発合格なら宴に参加して周囲の祝福を受けられたと訴える。
しかし合格するまでに時がかかり過ぎたため、人から浮かれていると思われたくないという。

「では来年、会試に合格したら、その時は己の欲望に従う!」
「欲望に従うだと?私もそれができれば苦悩などなくなる」
2人は笑って梅酒で乾杯し、やがて酔いつぶれた。

周瑩(シュウエイ)は義母と一緒に祝宴で京劇を鑑賞していた。
すると鄭(テイ)氏はふと周瑩の横顔を見ながら、後れ毛を直してやる。
「周瑩、一緒に暮らして何年になる?」
「(ん…?)数えたこともありませんよ~」
「私もよ」
鄭氏はしみじみ時が経つのは早いと告げ、今や周瑩を嫁と言うより娘同然に思っているという。
「これ以上、呉家に縛りつけたくない…
 もしこの先、良い人と出会ったら呉聘(ゴヘイ)のことは忘れていい

周瑩は義母の気持ちが嬉しい反面、改めて呉聘が戻らないと実感して悲しくなった。
|ω・`)にゃん…

趙白石が目を覚ますと、なぜか乱れた姿で寝台に寝ていた。
すると部屋には泣いている呉漪の姿がある。
「漪姑娘?どうしました?」

「(フルフル)私は酔いつぶれたので?…何かご無礼を?」
しかし呉漪は泣きながら逃げるように出て行ってしまう。

趙白石は慌てて追いかけると、回廊の椅子で寝ている呉沢がいた。
そこで呉沢を揺り起こし、酔いつぶれたあとに自分が何をしたのか聞いてみる。
「お前は…″欲望に従う″とか何とか…ムニャムニャ」
呆然となった趙白石は部屋に戻ってみると、床に血のついた手巾が落ちていた。
|ω・`)それ月の…ゲフンゲフン

一方、胡咏梅(コエイバイ)から軍需品の事案と父親の関わりを知りたいと言われた杜明礼(トメイレイ)は、偽証した佟(トウ)番頭の供述書を見せた。
胡咏梅はやはり呉家東院が父を陥れたと信じ、愕然となる。
そこで杜明礼は確かに趙白石が軍需品の事案の再調査を上奏したが、胡志存(コシソン)が真犯人と匂わせるような内容だったと嘘をついた。
罪悪感からか結局、奏状は取り下げたものの、周瑩が趙白石を支持して織布局を設立したのは再調査を頼むためだったのだろう。
胡咏梅は怒りに震え、周瑩の洋布が売れないよう邪魔してやると息巻いた。

呉漪の捨て身の策が成功した。
趙白石は身に覚えがないものの、自分の失態を認めて西院に縁談を申し出る。
呉蔚武(ゴイブ)は喜んで冷(レイ)家との縁談を破棄、知らせを聞いた呉漪は天にも昇る心地だった。

楊金鱗(ヨウキンリン)は古月(コゲツ)洋布店が1年で100万反を売ることを条件に値下げに同意した。
機器織布局の年間生産量が60万反、古月が100万反も売れば当然、民富(ミンフ)洋布は売れない。
胡咏梅は周瑩の見本からして原価は恐らく3両程度と読み、楊金鱗から3両で仕入れ、そのまま3両で売ると決めた。
もし周瑩が値段を下げたら自分も下げるつもりだが、織布局のために私財を投げ打った呉家東院に値引きする余裕などないだろう。
しかし胡家職は100万両の保証金を払えという楊金鱗の要求を忘れないで欲しいと釘を刺した。
100万反売らなければ保証金は返って来ない、1反の売れ残りも許されないのだ。
すると杜明礼が後押しする。
機器織布局の洋布が3ヶ月も売れなければ貝勒(ベイレ)が趙白石を弾劾、趙白石が失脚すれば機器織布局も閉鎖になるという。
自信をつけた胡咏梅は胡家職の心配をよそに、店や父が残した土地を抵当に入れてまで保証金を用意すると決めた。
「大道芸あがりの女がっ、私に勝つなんて100万年早いのよ!」←本当は百年w

呉漪は念願叶って趙白石に嫁ぐ日を迎えた。
寡婦のため祝宴に出られない周瑩は花かごが到着する前に祝福に駆けつけ、付き添いの千紅を残して帰って行く。
すると千紅はわけ知り顔で呉漪に聞いた。
「あの手を使ったの?」
「…分かってるくせに」
千紅は趙白石のような男には″あれ″が一番効くと笑い、自分は口が硬いので安心しろと言った。


別院に戻った周瑩は回廊で楽隊の音を聞いた。
「花嫁が出発した頃かしらね…」
すると春杏(シュンキョウ)は周瑩の輿入れを思い出し、思わず失笑してしまう。
実はあの時、周瑩は空腹で拝礼の儀の時にお腹が鳴っていた。
2人は昔を懐かしみ笑ったが、ふと周瑩は呉聘が2度と目覚めることがないと寂しくなる。
義母は急に″いい人と出会ったら呉聘を忘れていい″と言った。
機器織布局の商いは予想以上に繁盛し、他の商いも順調だ。
周瑩は自分の役目がもう終わったのだと感慨深い。
「少奶奶、他に行きたい所でも?」
「…上海よ」
春杏はその理由に気づき、行くべきだと後押しした。
こうして呉家東院を再建させ、恩を十分に返し、何より沈星移は周瑩を想い続けている。
「何を迷う必要が?」
しかし周瑩は沈星移に会うのが怖かった。
沈星移に会った時に自分がどんな気持ちになるのか、想像もできない…。

そんなある日、民富洋布が全く売れなくなった。
しかも胡咏梅が納品した2万反を全量、返品してきたという。
実は古月が数日前に5割も値を下げ、涇陽(ケイヨウ)や西北部の客まで殺到していた。
民富洋布より2割も安いとなれば、客を取られて当然だろう。
憤慨した周瑩は周老四(シュウロウシ)と護衛の韓三春(カンサンシュン)を連れ、早速、胡家に押しかけた。

ちょうどその頃、胡咏梅は書斎で例の文を処分しようとしていた。
そこへ胡家職が止めるのも聞かず、周瑩が乗り込んでくる。
胡咏梅は仕方なく木箱に文をしまい、咄嗟に棚に置いた。
「一度交わした商談をなぜ反故にしたの?!」
「父の敵など信用できない!…よく聞きなさい、損失も顧みず半値にしたのはあなたを潰すため
 …私の目的はただひとつ、あなたから家財を剥ぎ取り、再起不能にすることよ!」
周瑩は頑な胡咏梅の態度に呆れ、そこで帰ってしまう。

韓三春と千紅は別院を訪ね、自分たちが持っている東院の株2割を差し出した。
これを金に変えて胡咏梅を打ち負かして欲しいという。
周瑩は2人の善意に心から感謝していたが、そこへ周老四が帰って来た。
「春杏!例の木箱を持ってこい!」
しかし周瑩の姿に気づき、慌てて春杏を止めようとしたが間に合わない。
すると春杏が周老四に木箱を渡した。
実は周瑩と一緒に胡家に乗り込んだ時、こっそり盗んで来たという。
怒った周瑩はすぐ返せと迫って木箱を奪おうとしたが、うっかり落としてしまう。
その時、偶然にも中から文が飛び出した。

韓三春は木箱に入っていた文に見覚えがあった。
これは当時、牛寿娃(ギュウジュア)に届いた文で、三寿幇(サンジュホウ)が周瑩を誘拐するきっかけとなった証拠だという。
しかし趙白石は牛寿娃の死後にこの文は消えたと言っていた。
一体、なぜ胡咏梅がこの文を持っていたのだろうか。
その時、韓三春は古月洋布店に飾られた書の字を思い出し、胡咏梅が書いた文だと気づいた。
周瑩も胡咏梅の筆跡を思い出し、合点が行く。
そこで早速、巡撫に持って行ったが、趙白石は慎重を期して口外しないでおくと言った。
「あともう一つ、織布局が稼働して長らく効果が出ないのは古月が市場を独占しているからだな?」
「すでに策は練ってあるので、ひと月後には成果が出るかと…」

周瑩はまず王世均(オウセイキン)に洋布を3等級に分けるよう指示した。
古月の質をはるかに上回る布は従来の値で、若干いい布は古月と同じ値に、質が同等の布はさらに5分安くするという。
さらに乗り換えてくれる客がいれば古月に払った前金を商品代金から引くことにした。
また今年、民富洋布から仕入れた量が昨年の古月より多い客には、来年分の商品代金を割り引きする。
まとめて10反以上買った客には裁断のおまけを、2千反以上買った客には運送費を負担することにした。
「それから小売客には″民富券″を売る、券は1枚につき1両で売り、1枚で2両分も品が買えるわ
 ただし2反につき1枚が限度、釣り銭は出さない」
これならちょうど2~3割の割引に相当する。
周瑩はこの方法なら必ず顧客を取り戻せると自信を見せた。


つづく

( ゚д゚)まさか福来の担保だった狛犬って、あの巨大なやつ?…(´゚艸゚)∴ブッ





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最終更新日  2020.03.17 15:36:26
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