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2020.03.18
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第50話「愚かな裏切り」

周老四(シュウロウシ)が胡家で盗んだ小箱には胡咏梅(コエイバイ)の思わぬ秘密が入っていた。
何も知らずに胡咏梅は木箱を必死に探していたが、胡家職の知らせでそれどころではなくなる。
実は客が商品を引き取りに来ないと言うのだ。
「前金を捨てる気かもしれません、周瑩(シュウエイ)がこんな話をしているとか
 ″古月(コゲツ)から乗り換えれば前金分は負担する″と…」

周瑩の作戦が功を奏し、古月洋布店に奪われた顧客が徐々に戻って来た。
また機器織布局で民富(ミンフ)洋布を受け取る大口の顧客は無料配送のため、一緒に茯茶(フーチャ)や薬材も売り込む。


気がつけば古月の客の大半が周瑩に奪い返されていた。
楊金鱗(ヨウキンリン)との契約条件は年に100万反の販売、平均で3ヶ月に24反は仕入れなくてはならない。
しかし最初こそ10万反仕入れたものの、この2ヶ月は月に2千反も売れていなかった。
胡咏梅はそれでも周瑩への恨みに固執し、たとえ損をしても絶対に負けないと息巻く。
そこで店の前に『民富洋布は粗悪品、上品のご用命は古月へ』と書いた大きな立て看板を置き、子供達に民富洋布の悪口を歌わせて広めた。

胡咏梅が仕掛けた中傷戦略に呉家東院の面々は怒り心頭だった。
しかし周瑩は挑発には乗らず、正攻法で決着をつけることにする。
王二虎(オウニコ)は道ゆく人たちを店の前に集め、これから噂が本当か調べるために民富と古月の品比べをすると言った。

そこで各店の2種類の布を地面に敷き、ロバが引く粉挽きで踏みつける。
もし民富の布が先に擦り切れたら銀10両を、ただし古月の布が先に擦り切れたら銅銭1文を見物客に進呈すると言うのだ。
こうして早速、品比べが始まり、街はこの話題で持ち切りとなる。


ロバが歩き始めて4時間、ついに古月の布が先に擦り切れた。
これで国産である民富洋布がいかに優れているかが見事に証明され、評判が急上昇する。
六椽(ロクテン)庁の朝議、王世均(オウセイキン)はあれから300万反を受注したと報告した。
昼夜体制で生産を続けても、納品が完了するのは来年の年末になるという。
機器織布局の成功に呉蔚武(ゴイブ)と呉蔚全(ゴイゼン)は笑いが止まらなかったが、その影で胡咏梅は窮地に追い込まれていた。


「私がいる…」
思わず口から飛び出した言葉だったが、胡咏梅から20万両ほど貸して欲しいと迫られてしまう。
すでに店も土地も抵当に入れてしまった胡咏梅は、この店だけはどうしても手放したくなかった。
「助けてくれるわよね?…お願いだから力を貸して!」
しかし杜明礼ははっきり約束できない。
そこで隆昇和(リュウショウワ)に戻り、査坤(サコン)に銀子がいくらあるのか聞いた。
査坤は20万300両だと教えたが、すでに負けてしまった以上、助ける意味はない。
それより今は貝勒(ベイレ)への釈明を考えなければならなかった。
「生涯、あなたに寄り添うのは、銀子とこの私だけです…」

胡家には期限前だと言うのに取り立てがやって来た。
恐らく胡咏梅に返済能力がないと見限ったのだろう。
胡家職が何とか追い返してくれたが、胡咏梅はもはやなす術がなかった。
そこで藁にもすがる思いで杜明礼を訪ねたが、査坤に追い返されてしまう。
やがて外は激しい雨になった。
杜明礼は査坤からまだ胡咏梅がいると聞くと、仕方なく自分で追い払うことにする。
「力にはなれぬ」
「いいえ、古月の配当が10万両はあるはずよ!」
「力になる気はない…もうここへは来ないでくれ」
「恩を仇で返すと?私はあなたの恩人でしょう?私がいなければ死んでいたのよ!」
「…違う、私が生き延びたのは食べかけの饅頭(マントウ)のおかげじゃない!
 情を捨て、利益だけを考えてきたから、今の私があるのだ」
杜明礼は胡咏梅の未練を断ち切るように暴言を吐き、屋敷に戻って行った。


そんなある日、周瑩は突然、巡撫(ジュンブ)に呼ばれた。
するとそこに周老四(シュウロウシ)の姿が…。
実は周老四は民富洋布の人気を利用し、人を騙していた。
甘粛(カンシュク)から民富洋布を仕入れに来た商人3人は、納期が来年と聞いて困っていたという。
すると周老四が現れ、副局長の父親なので融通できると持ちかけて来た。
3日以内に品を渡すと言う約束で3人は千両を払ったが、周老四がその後、姿を消してしまう。
そこで織布局に尋ねてみたが、自分たちの注文が通っていないと分かり、周老四を捕まえて引っ立てたのだ。
しかし県令も知府もなぜか裁きたがらず、巡撫まで来ることになったという。
周瑩は千両を返金し、賠償としてさらに千両払うことで示談にしてもらったが、趙白石は厳しく戒めなければ過ちを繰り返すとして周老四に棒打ち3回を命じた。

周瑩は罰を受けた周老四を連れて別院へ戻った。
そこで義父に分別を持って欲しいと言い聞かせ、自分の後ろにいる人間まで巻き添えになると訴える。
すると周老四はもはや自分がただの厄介者に過ぎないと痛感した。
周瑩が副局長になってから滅多に顔も見られず、一緒に酒を飲むこともままならない。
潮時だと感じた周老四は出て行こうと思ったが、さすがに腰が痛くて立てなかった。
「イテテテテ…お前が苦労していても俺は力になれないばかりか迷惑をかける
 今のうちに出ていくべきかもしれんな~」
周瑩は気ままに暮らしたいなら止めないが、当てつけなら行かせないと釘を刺した。

一方、査坤は沈家の番頭・陶大通(トウダイツウ)から沈家の様子を聞いていた。
沈四海(シンシカイ)は沈星移が物にならないと追い出し、今は上海で遊んでいるとか。
しかし査坤はどうも腑に落ちなかった。
すると陶番頭がある話を思い出す。
「数日前に帳場で聞きました、上海では2ヶ月で30万両も稼げる商いがあるとか…」

査坤はすぐ杜明礼に報告した。
調べてみたところ沈星移はどうやら上海で生糸を西洋人相手に商っているらしい。
杜明礼はぴんと来た。
合資の契約で生糸の商いは含まれず、上海での稼ぎなら帳簿に載らないため隆昇和への配当もない。
沈四海に自分たちと手を着る勇気があるとは思えないが、隠れてそろばんを弾いていることは確かなようだ。
そこで杜明礼は上海での稼ぎに目をつけ、これで織布局での失敗を補おうと考える。
「30万両の3割とすると…9万両ですか?! キラーン(๑✪ω✪人」
査坤は確かにこれで貝勒の怒りも解けると喜んだ。

周老四は周瑩と久しぶりに街に出た。
周瑩を侍女として沈家に売るきっかけになった王大嘴(オウダイシ)の賭場、涇陽で最初の宿、大道芸で小銭を稼いでいた市…。
すると周瑩は昔を懐かしみ、ナツメ餅が食べたいと言った。
「よし!欲しいだけ買ってやる!」
そんな父の言葉がふと愛しい呉聘(ゴヘイ)の言葉と重なる周瑩…。
…好きなら毎日、買って来させるよ(^ꇴ^)
呉聘は仕事帰りに必ずナツメ餅を買って来てくれた。
そう言えば甘い物など食べない呉聘が周瑩に勧められて珍しくナツメ餅を味見したこともある。
…ナツメ餅の風味は私たち夫婦の味わいだな
しかし市にはもうナツメ餅の露店はなかった。

周瑩たちがナツメ餅の店を探していると、饅頭の店主が劉(リュウ)さんの店なら裏通りに移ったと教えてくれた。
すると確かに劉さんはまだ店をやっていたが、今は涼皮(リャンピー)を売っている。
実は薬材店の胡家の娘からナツメ餅の店と屋号を全部、買いたいと言われ、売ってしまったという。
しかし結局、露店は数日で閉めてしまい、今になって思えば2代続いたナツメ餅の看板を売ったのは惜しかったと嘆いた。
「…老劉頭?その小姐が露店を買ったのはいつのこと?」

周瑩は胡咏梅が店を買ったと聞いて驚愕した。
「そうだな~8年前になるかな?」
「じゃあ…呉家東院の呉聘少爺を覚えている?」
「もちろんさ!毎日、買いに来て下さってた、ご自分では食べないが奥さんへのお土産なんだ」
その時、周瑩は全てを悟った、呉聘がなぜ毒殺されたのかを…。
「私だけが…食べるはずだった」
確かにあの日はナツメ餅を食べない呉聘が味見をし、いつも食べている周瑩がつわりで食べられなかった。

胡家では胡咏梅が途方に暮れていた。
すると周瑩から会いたいと文が届く。
文を見た胡咏梅は逆上し、髪を振り乱してビリビリに破いてしまう。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)胡家職の憂鬱…そして安定の査坤w





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最終更新日  2020.03.18 20:53:53
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