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2020.03.19
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第51話「悲痛な結末」

周老四(シュウロウシ)は呉家東院を出ていくと決めた。
周瑩ははなむけに義父と娘だけの酒宴を用意したが、やはり寂しくてふてくされてしまう。
すると周老四はサイコロを持ち出し、勝負に負けた者が勝った者の言うことを聞くと決めた。

最初の勝負は周瑩が勝ち、周老四に必ず無事に戻るよう約束させた。
すると二番勝負は周老四が勝利し、周瑩にいきなり再縁しろと言う。
「お前は男に頼らずとも生きていける、だが連れ合いは必要だ
 お前にふさわしいのは酒が飲めて賭けを恐れず、お前を楽しませる奴だ

周老四は周瑩も実は沈星移が好きだと見抜いていた。
確かに呉聘(ゴヘイ)は良くしてくれたが、沈星移も周瑩に尽くしているという。
何より沈星移は生きている、死人より生きた人間を大事にすべきだと言うのだ。
しかし周瑩は再び真心を差し出すことに躊躇した。
「怖いのよ…」
「まったく!」
周老四は人の一生など短いと訴え、自分にとって価値ある人生を送るよう励ました。



周老四は呉家東院の奉公人たち全員に見送られ、周瑩と馬車で出発した。
張(チョウ)媽から手作りの靴をもらい嬉しそうな周老四、やがて街外れまで来ると馬車を止め、周瑩を降ろす。
「いつか別れの時は来る、ここまででいい」
「道中気をつけてね」


周瑩は郊外まで出たついでに呉家の墓地へ寄った。
すると偶然にも胡咏梅(コエイバイ)が呉聘の墓参りに来ている。
「もうすぐあなたと会えるわ」
「…で、呉聘に会ったら何て話すつもり?″あなたを殺したのは私よ″とでも言うの?」
「何ですって?」

周瑩は呉聘に手を下したのが実は胡咏梅だったと教えた。
「ナツメ餅に毒を入れたわね?
 呉聘はナツメ餅が私の好物だと知って、毎日のように買って来てくれた
 あなたはそれを知って劉氏の店を買い取り、ナツメ餅に毒を盛った…私を殺す目的でね
 でも私はつわりが重く、あの日は一口も食べられなかった
 だから呉聘は私が勧めるまま少しだけ食べたのよ…」
胡咏梅はこれまでなぜ周瑩が死ななかったか分からなかったが、ようやく合点がいった。
しかしこの期に及んでも呉聘の許嫁は自分だったと訴え、卑しい周瑩などふさわしくないと蔑む。
周瑩は自分が確かに卑しい出自だと認めたが、清廉潔白だと言い返した。
「だけどあなたは?陰険で卑劣極まりない、それでも呉聘と釣り合うと?!」
「お黙り!」
胡咏梅は思わず周瑩に襲い掛かったが、あっさり突き倒されてしまう。

胡咏梅は取り乱し、呉聘の墓前にすがりつくように泣きわめいた。
「なぜお前はしぶとく生きているの?!」
「なぜか知りたい?呉聘が私を愛し、見守ってくれているからよ!
 だから何度、陥れられても無事だったでしょう?
「違う!そんなはずない!うわ~ん💦」

「夫は亡くしたけど、私は人生に価値を見出したわ、あなたはどうなの?
 最愛の人を殺し、胡家の身代も潰した!お金や家族、心の安らぎすら失ったのよ!
 胡咏梅!一生、苦しむのね!」
周瑩はそこで引き上げたが、胡咏梅が落ちていた枝を拾って後ろから襲いかかった。

周瑩は背中をいきなり殴られ、倒れた。
「なぜ嫁いだの!お前が現れなければ呉聘哥哥は私を娶ったはず!
 私だって人を殺めずに済んだのに!全部お前のせいよ!」
胡咏梅は何度も周瑩を枝で殴りながら口を滑らせた。
「やっと殺害を認めたわね!」
「そうよ…私よ…私がナツメ餅にヒ素を入れたの…まさか呉聘哥哥を殺すことになるなんて…」
しかし胡咏梅は悪いのは自分ではなく、呉聘にナツメ餅を食べさせた周瑩だと責任転嫁、再び周瑩に襲いかかろうとする。
その時、突然、周老四が現れ、胡咏梅を突き飛ばして荷物をぶつけた。

周老四は周瑩がなぜ女ひとりに手こずったのか分からなかった。
すると周瑩はこれも殺害を白状させるためだったと教える。
それにしても義父はなぜここにいるのか。
実は周老四は墓守の小屋を盗品の隠し場所にしていたため、取りに戻ったところだった。
しかし2人が話に気を取られている間に胡咏梅は周老四が放り投げた袋の中から落ちた短刀を発見、背を向けた周瑩を再び狙う。
周老四はいち早く気づいて咄嗟に周瑩を逃したが、代わりに胡咏梅に胸を刺され、倒れた。
全てを失い絶望した胡咏梅は後ずさりしながら呉聘の墓前の前で倒れると、ついに自分の胸に短刀を突きつける。
「呉聘哥哥…私を愛していたなら許すわよね?全てあなたのためだったの
 そうよ、悪いのはあの卑怯者よ、呉聘哥哥…今、行くわ…」
結局、胡咏梅は最後まで己の過ちを認めないまま、自ら胸を刺して絶命した。

周瑩は息も絶え絶えとなった周老四に人を呼んで来ると伝えた。
しかし周老四は残された時間がわずかだと悟り、周瑩に遺言を伝える。
「お前を拾ったのは三原(サンゲン)県孟店(モウテン)村…大金持ちの家だ…姓は周…教養ある農家だった…」
すると周老四は静かに息を引き取った。

周瑩は別院の池のほとりで義父を弔った。
すると張媽が去りたくなかったのになぜ出発したのかと涙する。
実は以前、周老四は娘を生涯、見守ることが一番の望みだと言っていた。
てっきり東院が息苦しくて出て行ったと思っていた周瑩は驚き、引き止めなかったことを悔やむ。
しかし張媽はこれが周老四の運命だったのだと漏らし、落ち込まぬよう慰めた。
「…私の出自は詳しく聞けなかったけど、もう決めたの
 私は父さんの娘、現世でも来世でも私はずっと父さんの娘よ」

周瑩の心は決まった。
そこでまず祖廟で呉聘の霊位に香を手向け、義母に報告する。
周瑩は王世均(オウセイキン)、春杏(シュンキョウ)、福来(フクライ)を連れて上海へ行くことにした。
鄭(テイ)氏は周瑩がやり手だと分かっていたが、それでも親は旅に出る子供を心配するものだという。
「好きなことをやりなさい、でも約束して、無理せず自分を大事にすると
 困難にぶつかったら、この家にいつでも戻って来るのよ?」
「はい、にゃんは永遠に私のにゃんです…」
周瑩は初めて母の愛と言う物を知り、幸せを実感した。


一方、趙白石(チョウハクセキ)に嫁いだ呉漪(ゴイ)は自慢の手料理を用意して夫の帰りを待っていた。
しかしようやく戻ってきたかと思えば、周瑩が来たと聞いて慌てて出て行ってしまう。
趙白石はしばらくして戻ってきたが、どこか上の空だった。

実は周瑩は趙白石に上海に行くと報告していた。
戻るのはひと月か半年かもしくは…。
ともかく留守の間の副局長は呉蔚武(ゴイブ)に任せると伝え、上海の機器織布局を見学したいと相談した。
趙白石は自分の友人が勤めているので訪ねるよう勧めたが、そのまま黙って引き上げてしまう。

呉漪は周瑩の話が何だったのか尋ねた。
すると趙白石は遠出すると知らせて来たことを伝えたが、急に食欲がなくなったと言って席を立ってしまう。

その夜、杜明礼は査坤(サコン)と一緒に胡家の前にいた。
人知れず門の前で胡咏梅を葬った杜明礼は、かつて自分が行き倒れになった石段に腰掛ける。
「あなたは恩人だ、助けてやりたかった、本当に…しかし、私のような者になす術がなかった
 あなたの敵は私が憎み続けます…私にできるのはこれくらいですから」
すると杜明礼は叩頭し、胡咏梅との関係を終わらせた。
「貝勒(ベイレ)爺の命令だ、上海の沈星移を訪ねる」

つづく

。゚(∩ω∩`)゚。 でぃえ~厄介者だけど愛されキャラだったのに~





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最終更新日  2020.03.19 11:51:44
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