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2020.04.02
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第61話「絶望のどん底」

周瑩(シュウエイ)は沈星移(シンセイイ)を失ってから商売にも身が入らず、まるで抜け殻のようだった。
別院には呉漪(ゴイ)から好物のひょうたん鶏が届いたが、周瑩はそのまま返してしまう。
一方、周瑩を救うため郡王の配下に入った趙白石(チョウハクセキ)は都に呼ばれていた。
すると郡王の幕僚・文(ブン)先生から杜明礼に留意して欲しいと指示される。
実はここ数年、杜明礼から上がって来る収益が激減していた。

呉家では陝西(センセイ)で最も売れている一座を招き、一族で京劇を楽しんでいた。
すると周瑩は座長が演じる李慧娘(リケイジョウ)の歌を聴いているうち、急に沈星移が踊っているような錯覚に陥る。

しかしふと目が覚めると現実に引き戻され、周瑩は悲しみに堪え切れず、出て行ってしまう。

↓女装した沈星移とかぶるのね~と思いきや、こっちに寄せてきたか!w


周瑩は水廊でひとりたたずんでいた。
そこへ出番を終えた座長が現れる。
「夫人は途中で席を立たれましたが、私の歌が良くなかったのでしょうか?」
「いいえ、素晴らしかったわ、私が勝手に李慧娘に同情して悲しくなっただけよ…」
「私が演じる物語にご自分を重ね合わせたのですね」
すると周瑩はふと思い出した。
「あなたの演技を見たのは十数年前、あの頃は義父や呉聘(ゴヘイ)もいて、彼も生きていた
 当時の私は怖いもの知らずの小娘だったわ…そう、私が呉聘に嫁いだ侍女なの」
座長もその時の騒ぎをよく覚えていた。

「あれは六椽(ロクテン)庁でしたね」
「そしてみんな…いなくなった、今日は私1人で舞台を見ることに…」
「永遠に変わらぬものはない、人生は悲喜こもごも、月の満ち欠けと同じです」
「でもどうしてなの?みんな逝ってしまった…私だけを残して」

その頃、鄭(テイ)氏は千紅(センコウ)の席まで赴き、周瑩を励まして欲しいと頼んでいた。

こうしてわだかまりがあった2人は思いがけず並んで舞台を見ることになった。

千紅が別院を訪ねると、周瑩は雪が舞う庭でひとりしゃがみ込んでいた。
そこで自分なりに発破をかけたが、かえって周瑩を追い詰めてしまう。
「まだ沈星移のことを?自業自得よ?彼が生きてた頃は冷たくあしらってたくせに
 今さら恋しがってもどうしようもないわ」
千紅は後悔しているなら性格を改め、今度こそ心がときめく相手に出会ったら、妙な意地など張るなと助言した。
しかし周瑩は呉聘と沈星移を亡くした今、心を完全に失ったという。
「もう誰にもときめかないわ…」
何を言っても周瑩の絶望は変わらず、千紅はあきれて叱咤した。
「そんな陰気な面構えじゃ、関わる男はみんな死ぬかもね!沈星移と一緒に!」
千紅はこれで周瑩も言い返すと思ったが、黙ったままだった。←一番やっちゃダメなヤツw

千紅は鄭氏を訪ね、自分なりに励ましたが周瑩は相変わらず意気消沈していると報告した。
そこで言い聞かせるより人が必要だと助言する。
周瑩は呉聘を失って打ちのめされたが、沈星移のおかげで立ち直ったのだろう。
今回も同じように男の人をあてがえばいいのだ。
鄭氏が思わず黙り込むと、千紅はやはり聞くに堪えない話だったかとぼやく。
しかし鄭氏はふと千紅の言う通りだと言った。
「本当に周瑩を立ち直らせてくれる人なら願ってもない、でも、そう簡単には…」
すると話を聞いていた張(チョウ)媽がふいに思いついた。
「夫人、必要なのは大人の男とは限りません…」
張媽は周瑩が子供を宿したことがあると言った。

一方、周瑩は中院を訪ねていた。
周瑩は自分が疫病神かどうか占って欲しいと頼み、呉蔚全(ゴイゼン)と夫人・朱(シュ)氏を唖然とさせる。
「私が疫病神だから東院に次々と災いが…呉聘が亡くなり、爹が亡くなり、東院は没落した…
 なぜ私の爹や沈少爺まで死んでしまったんです?」

呉蔚全と朱氏は皆の死と周瑩は関係ないと否定したが、周瑩は自分でもいずれ中院にまで災いが降りかかることが分かると警告した。
「お願いですから占ってください、どうすれば私という厄難をはらえるか…」
「周瑩、正直に話そう、お前が投獄された時、もう2度と卦(カ)を立てぬと誓ったのだ
 私を信じろ、この世に疫病神などおらぬ」
周瑩は結局、心が晴れないまま帰って行った。

趙白石が都から戻った。
しかし呉漪には世話をさせず、そればかりか今日から書斎で寝るという。
「安心しろ、離縁はしない、君は永遠に趙夫人だ…」

呉漪は書斎を訪ねたが、趙白石は無視していた。
すると呉漪は雪が激しくなった中庭にひざまずき、全てを告白する。
「老爺、なぜ私が嫂子を陥れたか知っていますか?あなたの復職もそうですが、他にも理由が…」
呉漪は周瑩に嫉妬し、憎んでいたと言った。
確かに周瑩が呉家に来た当初は尊敬し、暇があれば訪ねたという。
呉聘とも仲睦まじく、うらやましいと思うと同時に、自分も理想を抱くようになった。 
「将来、私もあの2人のような夫婦になりたいと…その後、あなたに出会ったのです」
その頃、書斎では趙白石が筆を置いて呉漪の話を聞いていた。

呉漪は誘拐された自分を助けてくれた趙白石に恋をした。
しかし兄がとりなしても、自ら告白しても応えてもらえず、途方に暮れたという。
そんな時、周瑩が祖廟で永遠に嫁がないと誓いを立て、呉漪は偶然、趙白石が血が滲むほど手を握りしめていたのを見た。
呉漪は趙白石の心にいるのが周瑩だと気づき、自分も心から血を流したという。
「あなたは結ばれない運命でも彼女を諦めず、私の想いなど、まるで眼中になかったのです!
 …今だから正直に言います
 あの日、大哥の合格祝いに用意した料理の中に酔いを促す薬を入れました ←酒だと思ってた!
 あなたが酔うと、続けて媚薬も飲ませました…だから…あなたは間違いを起こしたのです」
呉漪はこんな危険を冒してまで趙白石に嫁ぎたいと願い、結局、策は成功した。
これから幸せな生活が待っている、そう思っていたが、すぐにそれが間違いだったと気づいたという。
妻の座は得たが、趙白石の心は周瑩から離れなかったからだ。

呉漪は趙白石が周瑩からもらった布を密かに肌身離さず持っていたことを知っていた。
心から尽くせば変わるはず、強い意志があればいつか趙白石の心を動かせる、そう信じてきたが、結局、趙白石は周瑩を守るため恩師と袂を分かち、自分の家庭や前途すら犠牲にしてしまう。
「私は絶望の中で、あなたの一途な心を思い知らされた
 周瑩は何も悪くない…理性ではそう分かっていながら、彼女への憎しみが抑えきれなかった
 いっそのこと彼女が消えればいいと考えるように…そんな時、趙夫人にそそのかされたのです」
呉漪は周瑩を窮地に追い込めば趙白石も周瑩に失望し、嫌悪すら抱くようになって愛も冷めると期待した。
こうして道を踏み外し、最後は色々な人に大きな代償を払わせることになる。
呉漪はこんな自分を永遠に許せないと嘆いたが、それでも趙白石を愛したことは後悔していないと言った。
「たとえこの愛で身を滅ぼしても、自分自身を見失おうと、それでもあなたのことを…」
そこで呉漪は倒れてしまう。

呉漪の言葉が途切れ、心配した趙白石は中庭に飛び出した。
趙白石は倒れた呉漪を腕に抱くと、呉漪はやっとあの日に戻れたという。
「あの日も、こんな風に私を抱いてくれた…」
すると趙白石はここまで自分を想ってくれていた呉漪が愛おしくなり、自分が悪かったと言った。
「すべての原因が私にあるのなら、一緒に罪を背負おう」


一方、思い詰めた周瑩は鄭氏を訪ねた。
「にゃん…お願いがあります、呉家東院から出て行かせてください」
「どうして?」
「自分が疫病神に思えて仕方がないんです…私が呉家にいると、またみんなに迷惑をかけてしまう」
「あなたは疫病神じゃないわっ!」
「ではなぜ私の周りの人が次々と死ぬのですか?
 みんながいなくなって私だけ残っても意味がありません…」
そこで鄭氏は出て行くなら1つ条件があると言った。
東院には後継がいないため、周瑩に誰かを養子にして欲しいという。
孫ができれば将来その子に東院を任せられるからだ。
すると周瑩は了承した。
「あなた自身が選ぶのよ?あなたのように東院の看板を背負っていける子を…」
「…約束します、必ずいい子を選ぶと」

鄭氏は西院の夫人・陳(チン)氏と中院の夫人・朱氏を呼び、孫の世代から養子をひとり欲しいと頼んだ。
2人はもちろん賛成したが、東院の跡継ぎとあって思いがけず言い争いが始まってしまう。
陳氏は当然、呉聘の葬儀で″孝子″を務めた玉勝(ギョクショウ)だと決めつければ、朱氏は呉聘に子がいなかったので代役を務めただけだと反論した。
困惑した鄭氏は孫たち全員に資格があるとなだめたが、2人は怒ったまま帰ってしまう。

つづく


|ω・`)え…媚薬って…フリだと思ったら、本当に事が起こっていたとは…
白石と呉漪はもう好きにしてって気がしてきた(笑
そして危うし!トメさんとコンちゃんのへそくり!





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最終更新日  2020.04.02 10:16:58
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