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2020.11.11
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第15話「無実の証明」

愛しい九美人・白小九(ハクショウキュウ)が収監され、心にぽっかり穴があいた承虞(ショウグ)国王・宋玄仁(ソウゲンジン)。
そんな国王の心の隙間につけ込もうと、その夜、宛婕妤(ショウヨ)・楚宛(ソエン)は庭園で亡き母の供養をしていた。
するとちょうど宋玄仁が通りかかり、宛婕妤の姿を見かけて声をかける。
王宮では私的な祭祀を禁じていたが、楚宛は母の命日だと同情を引いた。
命日と聞いた宋玄仁は楚宛の誕生日を一緒に過ごすと約束したことを思い出し、この騒ぎで忘れていたと告げる。
そこで楚宛が母の供養のために弾く琴を聞いていくことにした。

楚宛の琴の音は牢にいる小九の耳にも届いていた。

…もし私が処刑されたら帝君の情劫は終わるの?

九美人の調査を任された葉青緹(ヨウセイテイ)だったが、数日経っても何も分からなかった。
報告を聞いた宋玄仁はさすがに苛立ちを隠せず、まともに調べたのかと八つ当たりする。
葉青緹は証しがなくとも動機がなく、九美人は善良かつ率直で悪事とは無縁だと訴えた。
「九美人の潔白は明らか、夫である大王が守らなければ誰が…(はっ)」
うっかり口を滑らせた葉青緹は慌てて口をつぐんだが、宋玄仁が席を立って目の前までやって来る。
「余とて潔白を疑ってはいない…しかし余は一国の王である、そしてここは王宮だ
 余の一存だけで救えぬ、余が欲しいのは潔白の証し、それで陰謀を断ち切りたい」



葉青緹は再び牢を訪ね、小九から無憂糕(ムユウコウ)の作り方を聞き出すことにした。
小九は無憂華を使ったと話したが、故郷の話題に及ぶと黙ってしまう。
葉青緹は自分を信じてくれないなら救えないと漏らし、断念して帰って行った。

…こたびは仙術を使って苦しもうと、絶対にあなたを死なせないわ

その夜、楚宛は穆寧(ボクネイ)宮を訪ね、食が進まない国王に甘酒を差し入れた。
宋玄仁は宛婕妤の厚意を断ることもできず、甘酒を飲む。
しかし疲れのせいかそのまま眠り込み、戦場で小九が殺される夢を見て飛び起きた。
「やめよ!シャオジゥ!(はっ!)」


楚宛は宛雲(エンウン)宮に戻り、凌香(リョウコウ)に国王の寝殿にも霊璧石(レイヘキセキ)はなかったと話した。
甘酒で国王を眠らせ、その間に寝殿の中を探っていた楚宛、しかし国王がうなされる声に気づいて慌てて席に戻り、咄嗟に国王の手を握る。
「くまなく探したのにどこに見落としが?…公主?」
「…あ?」
楚宛は宋玄仁が見せる九美人への深い愛情に、なぜか心がざわついた。

不吉な夢を見た宋玄仁は耐えらなくなり、小九を迎えに行った。
小九は最後の別れに来てくれたと思ったが、宋玄仁は皇太后の前で全て話せと説得する。
「余が守ってやる…そなたを信じている、だが口を閉ざしていれば救いようがない」
しかし小九は素性を明かすことはできないと頑なに拒んだ。
「私がお好きですか?物珍しいからではなく、心から好きだと?」
「眠れぬほど恋しいのに、まだ余を疑うのか?!」
宋玄仁の告白を聞いた白鳳九は、小九が無実の罪で処刑されれば、濡れ衣が晴れた時に宋玄仁が失った愛のために苦しみ、これで東華帝君の情劫は成功すると確信する。
「いくら愛していても法を曲げられない…何か目的があるのか?小九?何とか言ってくれ!」
どんなに宋玄仁に迫られようとも、鳳九は事実を伝えるわけにいかなかった。
…劫を助けるためだと言えるわけない、青丘帝姫だなんてどうして言えるの?
…帝君、全ては恩返しのためなのです
「なるほど…よく分かった…」
すると宋玄仁はがっくり肩を落とし、帰って行った。
…間違って結ばれた縁が、やっと終わる
東華帝君を傷つけたようで申し訳ない気持ちの鳳九、しかしどこかでほっとしていた。

一方、成玉元君(セイギョクゲンクン)は白鳳九が処刑されると聞いて驚愕した。
しかし司命星君(シメイセイクン)は東華帝君と違って鳳九は人間界でも神仙、いざとなれば仙術で身を守れるという。
「小殿下は善良ゆえ、救いを得て乗り越えられます」
鳳九は亡くなった周夢渓(シュウムケイ)に変わり、東華帝君の情劫の相手になっていた。
成玉はようやく人間界の王宮で起きた異変が実は全て鳳九が起因だったと知る
「ご自分が人間の運命を乱したのなら、ご自分で片をつけるしかない
 私たちが助ければ局面はさらに混乱し、深刻な事態を招きます」
すると司命は意味ありげに、人間界に落ちたことで鳳九も自身の縁が変わったかもしれないと言った。
「いずれ運命簿がそれを示してくれたら、その時、私が力を貸します…今はまだ早い」

成玉は約束通り三皇子・連宋(レンソウ)と花見に出かけた。
しかし成玉は上の空、連宋はまた日を改めようという。
「男って己のことしか考えていないのね…東華帝君のことよ
 自分の劫に他の者まで巻き込んで…もういいわ、話しても無駄ね」
「無駄だとなぜ分かる?」
連宋は女も皆、同じだと呆れた。
「そもそも東華帝君は何も知らなかったし、人間界では記憶も失っている」
「女は皆、同じ?男も同じよ!」
すると成玉は怒って帰ってしまう。

葉青緹はもう一度、小九と面会し、このままたやすく諦めるなと鼓舞した。
そこで素性を明かせないなら、せめて当時のことを思い出すよう説得、すると沐芸も最後まで諦めないで欲しいという。
「宴の席で目にした無憂糕にすり替えた形跡はなかったか?」
すると小九は当時のことを思い出し、あることに気づく。
「器よ、私は五弁の花形の器に盛った、でも宴では器が違っていた」
向かいの牢ではその話を落ち着かない様子で聞いている宮女・桑児(ソウジ)がいた。

何の進展もないまま悶々と過ごす宋玄仁、すると宛婕妤が穆寧殿にやって来た。
楚宛は九美人のことで苦しむ国王に同情したが、何らかの決断を下さねば皇太后や亡き大内官に示しがつかないという。
「そして何より裏に潜む者に対しても…」
「墨をすってくれ」
宋玄仁は区切りがついたのか、政務に戻った。
そこで楚宛は崇安(スウアン)国にいた頃、承虞国に国宝があると耳にしたことがあると、それとなく切り出す。
「確か~霊璧石といいました、建国からずっと国を守ってきたとか
 ふふ、他の玉石とはどこが違うのでしょう?もし目にすることができれば幸いです」
「…伝説は話を膨らませたもの、本気にするな、玉石が好きなら装飾品を作らせよう」
「お気遣いくださり光栄です」
しかし宋玄仁は急に霊璧石の話を持ち出した宛婕妤に疑惑の目を向けた。

承明(ショウメイ)殿での朝議、応王・宋玄応(ソウゲンオウ)は早速、葉青緹に期限は今日だと迫った。
しかし予想に反し、葉将軍は無憂糕の件で進展があり、物証と人証があると上奏する。
すると禁衛軍が九美人が宴で作った無憂糕と野犬を連れて入ってきた。
一体、何が始まるのか。
大臣たちが騒然となる中、葉青緹はこの無憂糕なら無毒なので食べてみせるという。
ザワザワ>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<度胸あるな~
葉青緹は小刀で無憂糕を切ると、ちょうど真ん中あたりをちぎって食べた。
そして今度は犬に菓子の下の方を食べさせる。
すると野犬はその場で死んだ。
ザワザワ>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<どういうことだ?!

↓てっきり鼻を利かせて活躍するのだとばかり…(꒦ິ⌑꒦ີ)


葉青緹は種明かしした。
実は毒は無憂糕ではなく、器に付着していたという。
つまり下手人は九美人ではなく、器をすり替えた宮女だった。
あの日、器は床に落ちて割れてしまったが、禁衛軍が捜索したところ、庭園の茂みに捨てられているのを発見したという。
葉青緹は器の破片をかざし、ここに付着していた無憂糕の欠片から烏羽玉(ウバタマ)の毒が検出されたと報告した。
そこへ器をすり替えた下手人の桑児が御前に連行される。
「各宮殿が独自の器に盛り、御膳房に届けた料理はそのまま提供されます
 宛雲宮は青磁の円形、月華宮は五弁の花形、当日は御膳房でも器を確認していました
 だがなぜかその後、青磁の器に変わっていたのです」
驚いた楚宛はその場にひざまずき、何も知らないと訴えたが、応王の仕業だと勘付いた。

桑児は当初、器を取り替えていないと否定したが、月華宮の器の特徴を知らなかった。
葉青緹は疑わしい点が多いことから審問したところ、桑児はやっと白状して罪を認めたという。
すると桑児は宋玄仁を好色で無能な愚か者だと暴言を吐き、突然、衛兵の帯剣を抜いて襲いかかった。
応王は咄嗟に桑児の腕をつかんで止めると、口封じに殺してしまう。
「ご安心を!私が成敗しました~」

宋玄仁が牢まで小九を迎えに来た。
「一緒に帰ろう!青緹が下手人を見つけたのだ、そなたは潔白だ
 …そなたを誤解してひどいことを言った、申し訳ない、謝りたい、許してくれるか?」
「許すだなんて…恨んだことなどありません」
小九は宋玄仁の胸に飛び込み、ずっと会いたかったと涙した。

↓ワンコを犠牲に得た幸せ…


宋玄仁は小九に辛い思いをさせたことを深く後悔した。
そこで美人から夫人の位に昇格させ、寝宮も広い熙寧(キネイ)宮を授けるという。
しかし小九は住み慣れた月華宮が良いと断った。
「そなたは夫人となった…そなたの親にも褒美を授けねばなるまい
 国中に布告して捜索させようと思っている」
「ありがたいですが、両親は異国を遊歴中なので見つからぬでしょう」
宋玄仁はそれ以上、強制しなかった。

その夜、葉青緹は小九への淡い恋心に終止符を打とうと決めた。
…本分を忘れていた
…大王を守る役目を果たすために、早く忘れよう
一方、宋玄仁は九夫人への褒美の目録を確認していた。
「よかろう…あ、そうだ、九夫人に用意した香と金箔の香炉も加えよ」
大内官は拝命すると、思わず国王は九夫人に優しいと言った。

つづく


(^ꇴ^)ツッコミどころ満載でしたが、でもラバちゃんが無事ならいいのw





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最終更新日  2020.11.11 19:11:31
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