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2021.03.02
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第10話「狩り場での危機」

長春(チョウシュン)宮、徳(トク)妃は今日もひどく咳き込んでいた。
側仕えの茗薇(メイビ)は早速、咳に効果があるどくだみを献上してみたが、徳妃の逆鱗に触れてしまう。
どくだみは徳妃が四皇子を取り上げられた悲しみを思い出すため、長春宮では禁制だった。
しかし茗薇は四皇子自ら煎じた薬湯だと説明する。
驚いた徳妃は久しぶりにどくだみを口にすると、そこへちょうど四皇子が現れた。
すると徳妃はこれまでのわだかまりが解け、四皇子に優しく声をかける。
「胤禛(インシン)…ここへ」


そこでなぜ十三皇子が四皇子と仲が良いのか聞いてみる。
「十四爺とも一緒に育って来たのに、なぜ四皇子だけに尽くすの?」
「…四哥がいなければ、今の私はいないからさ」
長春宮に引き取られた当時、十三皇子は妖怪と例えられるほど手を焼く暴れん坊だった。



十三皇子は生母・敏(ビン)嬪章佳(ジャンギャ)氏が重い病にかかり、長春宮に預けられた。
しかし母を恋しがっては抜け出し、その度に四皇子が迎えに来てくれたという。
そんな四皇子に敏嬪は余命わずかだと明かし、十三皇子のことだけが気がかりだと涙ながらに訴えた。
四皇子は敏嬪を安心させるため、今後は十三を一番の弟にすると約束したという。
そして敏嬪が他界した。
十三皇子は雪の舞う中、墓石の前でひとり泣いていたが、そこへ四皇子が迎えに来る。
すると四皇子は帰りの道すがら、生前の敏嬪から十三皇子を託されたと教えた。

 これからは何があろうと、お前が強くなれるよう一緒にいる
 私にはお前が一番の弟だ、四哥が必ずお前を守ってやるからな」
四皇子は約束を守ってくれた。
十三皇子にとって四兄は唯一無二の兄だという。

冬の訪れが近づき、康熙(コウキ)帝は恒例の狩りを行うと決めた。

すると皇帝も皇太子の弓術の腕は他の皇子に引けを取らないと励まし、期待をかけた。

狩りには徳妃が同行し、側仕えの茗薇も帯同した。
やがて皇帝一行は狩り場に到着、皇帝が合図の矢を放つと、皇子たちが一斉に獲物を探して馬を駆けて行く。
好敵手の十三皇子と十四皇子がしのぎを削る中、皇太子も期待に応えようと必死だった。
そんな皇太子の様子を冷ややかに見守る八皇子一派、すると皇太子は思わぬ獲物を発見する。
皇太子はこれを皇帝に贈り、八皇子一派に目に物見せると意気込んだ。

四皇子は皇子たちが仕留めた獲物を先導し、一足先に幕営へ到着した。
すると茗薇は帳(トバリ)で覆われた檻の中で何かが動いていると気づく。
四皇子は皇太子から皇帝への贈り物が入っていると教えたが、まだ中身は誰も見ていなかった。
そこへ侍衛が慌てて駆けつける。
実は皇帝一行が熊に襲われているというのだ。
四皇子は慌てて引き返すと、茗薇はこっそり檻の中をのぞいてしまう。
すると檻にはまだ小さな子熊が入っていた。

天幕に戻ろうとしていた皇帝の馬車が大熊に追いかけられていた。
皇子たちは馬車を警固すると、八皇子が弓矢を構える。
しかし十三皇子は矢を放てば熊がかえって興奮すると考えた。
「射るなっ!皇阿瑪を熊から遠ざけ、安全な場所へ!」
八皇子は熊を仕留めて戦果を独り占めしたいところだったが、涙をのんで諦めた。

十三皇子と十四皇子は兄たちに馬車を任せ、皇帝を先に逃した。
無謀にも大熊に挑んだ十三皇子と十四皇子、すると十三皇子がその鋭い爪で引っかかれてしまう。
その時、四皇子が衛兵を連れて駆けつけ、十三皇子を救った。
しかし助太刀するも焼け石に水、侍衛たちは次々、大熊に倒され、四皇子まで足を踏みつけられてしまう。
その様子を見た十四皇子は身がすくんで動けなかったが、十三皇子が大熊に斬りかかって四皇子を助け出し、身代わりとなって大熊に跳ね飛ばされた。
もはやなす術ない皇子たち、そこへ突然、茗薇が馬を駆けてくる。
実は茗薇は皇太子が捕らえた子熊を抱えていた。
子熊を捕まえたせいで母熊が暴れていると気づいたのだ。
そこで子熊を叩いて鳴かせると、子熊の声に気づいた母熊が標的を茗薇に変えた。
茗薇はおとりとなって馬を駆けたが、あっという間に大熊に追いかれて落馬、足をひねってしまう。

↓クマー!คʕ•ᴥ•ʔค


十三皇子と十四皇子が駆けつけ、危機一髪のところで茗薇を救った。
十三皇子は痛手を負いながらも十四皇子と力を合わせて大熊を倒そうと決め、再び戦いに挑む。
やがて体力を消耗した大熊が倒れると、その隙を突いて十三皇子が止めを刺そうとした。
しかしその時、茗薇が母を探して鳴いている子熊に気づく。
「殺さないで!」
茗薇は思わず叫んだ。

熊の親子は生捕りになった。
茗薇は重症の十三皇子が運ばれるのを見送ると、緊張が解けて思わず座り込んでしまう。
すると十四皇子が現れ、茗薇の足の具合を見てくれた。
(; ̄ェ ̄)<痛っ…
( ̄꒳ ̄)<大丈夫、捻っただけだ
十四皇子は携帯していた外套を茗薇に着せると、抱き上げて幕営まで帰った。



茗薇は十四皇子に感謝し、外套を返そうとした。
しかし十四皇子は取っておけと言い残し、自分の天幕に戻ってしまう。
すると徳妃から四皇子の世話をするよう命じられ、茗薇は十三皇子の容体が分からないまま看病しなくてはならなかった。

四皇子が目を覚ますと茗薇が付き添っていた。
茗薇の無事を知り安堵した四皇子、その献身的な姿に心を打たれながら再び眠りにつく。
するとしばらくして太監・順児(ジュンジ)が茗薇を呼びに来た。
実は十三皇子がどうしても茗薇に会いたいと言っているという。
茗薇は四皇子に十三皇子の所へ行ってもいいか尋ねると、四皇子は許してくれた。

十三皇子も茗薇の元気な姿に安堵した。
「小微、約束してくれ、もう2度と危険なことはしないと…心配なのだ」
「分かったわ、約束する」
「決して約束に背いてはならぬ、いいか?」
「うん」
すると十三皇子はようやくホッとしたのか、眠ることにした。

茗薇を送り出したものの、四皇子はどこか複雑だった。
全児(ゼンジ)は茗薇を呼び戻すか聞いたが、四皇子は黙って首を横に振る。
一方、茗薇は十三皇子が眠ったところで、炭を取りに行くことした。
しかし急に十三皇子が腕をつかんで引き止める。
「ここにいろ」
「分かったわ、いればいいんでしょう?」
茗薇は仕方なくまた椅子に座ると、十三皇子は茗薇の顔をまじまじと見つめた。
「君のような女子は珍しい…褒めているんだ、こんな愚か者は都中を探してもおらぬ
 だから連れ去られないよう見張らねば」
「ふん、熊に食わせるんだった!やっぱり戻る!」
茗薇が怒って立ち上がると、十三皇子は引き止めようと慌てて起き上がり、苦しそうに傷を押さえて倒れた。
驚いた茗薇は傷が開いたのではと心配して包帯を確認したが、どうやら無事だと分かる。
すると十三皇子は茗薇の手を握りしめたまま寝ると言い出した。
茗薇は諦めたように椅子に座ると、十三皇子はそっと枕を茗薇の方に引っ張り出す。
そんな十三皇子に呆れる茗薇だったが、やがて船を漕ぎ出し、枕に頭を乗せて眠った。

つづく


(  ̄꒳ ̄)ふむふむ…これなら4と13と14の微妙な関係が分かりやすい(←ついに褒めるところがw
でも4とママが和解する展開は初めてかも?
それにしても茗薇、馬に乗れたんだ…( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2021.03.02 18:52:46
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