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2021.03.17
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第21話「帥府園の初雪」

八皇子たちは茗薇(メイビ)の死を確認し、火葬場をあとにした。
しかし茗蕙(メイケイ)は七香(シチキョウ)の不安げな様子が引っかかり、八皇子を引き止める。
「八爺(バーイェ)、念のため燃え尽きるまで見守りましょう」
八皇子たちは茗蕙の助言を聞いて踵を返したが、その時、ちょうど十四皇子がやって来た。
「八哥?まだ足りぬのですか?!小薇を死に追いやり、焼き尽くすまで満足できないと?!」
茗蕙は慌てて釈明しようとしたが、十四皇子から死者を冒涜するなと一喝されてしまう。



十四皇子は八皇子たちを追い返し、燃え盛る棺に胸を痛めた。

こうして茗薇を助けた四皇子と七香、すると七香は本来の旗袍を四皇子に託して帰って行った。

四皇子は茗薇をかくまった。
しかし茗薇の意識が戻らず、都から集めた医者もお手上げだという。
するとある医者が針を胸に刺して毒血を抜けば助かる可能性があると言った。
ただし失敗すれば息を吹き返すことがなくなり、とても手を下すことはできないという。
「他に方法がないなら、私がこの手で試そう」
四皇子はやむを得ず自ら銀針を持ち、思い切って茗薇の胸に突き刺した。

その時、昏迷していた茗薇は現代に戻っていた。
突然、意識が戻った茗薇は自分がなぜか通勤に使っていたバスの中にいると気づく…
バスにはちょうど親友の小秋(ショウシュウ)が乗っていた
茗薇はバスを降りた小秋を慌てて追いかけたが、何度、呼びかけても小秋は気づいてくれない

『何があったの?彼氏と喧嘩したのかな?』
茗薇は小秋に寄り添って励まそうとしたが、驚いたことに手が小秋の身体をすり抜けてしまう
『どういうこと?夢を見ているのかしら?魂が身体から抜けちゃったの?』
その時、どこからともなく自分を呼ぶ声が聞こえて来た…

「小薇!小薇っ!」

しかし茗薇は目覚めず、身体がすっかり冷え切っていると気づく。
驚いた四皇子はすぐ火鉢を持ってくるよう命じ、茗薇を抱きしめて温めてやった…



恋人とけんか別れした小秋は道端で泣いていた
するとふいに誰かが落とした電話を拾い、ハンカチを貸してくれる
『これで涙を拭いて…』
顔を上げた小秋は親切な男性の顔を見ると、不思議と懐かしさを覚えた
それもそのはず、その男性は皇太子と良く似ている。
『スマホにヒビが入ってるね、近くに修理店があるけど、もしよければ…』
『ありがとう、見知らぬ私を助けてくれて…私は小秋よ』
『僕は嘉偉(カイ)』
2人は握手を交わし、なぜか見つめ合って笑顔になった
現代で叶った小春と皇太子の再会、茗薇は小秋と嘉偉の運命的な出会いに何とも幸せな気分になった
…小春、ようやく自分の幸せを見つけたのね、今回は手放さないで…
すると茗薇の身体が急にワープし、会社に移動してしまう

茗薇は懐かしいオフィスを見て回った
そこで偶然にも上司だった蒋茗蕙(ショウメイケイ)が自分を嫌っていたことを知る
どうやら茗薇の案が採用されたプロジェクトは問題が山積しているようだった
『最初は小薇が責任者でしたが、あなたが引き継ぐことになりその結果…』
『そのことは絶対に他言無用よ』
『分かりました、でもなぜそんなに小薇を嫌うのですか?』
『見習いの分際で担当を持つなんて生意気よ~
 不思議なほどあの子が嫌い、前世の恨みでもあるのかしら…』
するとまたどこからともなく茗薇を呼ぶ声が聞こえて来る
…小薇!目を覚ませ!小薇!小薇!…

茗薇は急に激しい頭痛に襲われたかと思うと目が覚めた。
「四哥…?」
「小薇?!ついに目が覚めたのか!私ならここだ」
「お願いです…胤祥(インショウ)に伝えてください…私は生きていると…」
四皇子の懸命な看病により九死に一生を得た茗薇、医者はこれで命の危機を脱したと診断し、しばらく静養するよう勧めた。

四皇子は馬を駆けて都へ戻り、帥府園(スイフエン)にやって来た。
しかし茗薇を失った十三皇子は意気消沈し、ぼんやりと中庭を見つめている。
七香の話では丸一日、食事もせず、こうして庭を眺めながら冷たい風に吹かれているという。
そこで四皇子は七香から外套を受け取り、そっと十三弟にかけてやった。
「四哥、信じられますか?もう小薇がいないなんて…」
屋敷の至る所に残る茗薇の痕跡、十三皇子はまだ茗薇がすぐ近くにいるような気がするという。
「でもご存知ですか?小薇はもういないんです…」
「十三、ここは冷える、部屋で休みなさい」
その時、雪がちらほら降ってきた。
十三皇子はこの庭で茗薇と一緒に初雪を見るはずだったと思い出し、それがもはや叶わないと分かると倒れてしまう。

康熙(コウキ)帝は胤礽(インジョウ)の罪が謀略によるものだったと断定し、皇太子の復位を決めた。
これに憤った八皇子は四兄もまだまだ侮れないと焦りを隠せない。
しかし九皇子や十皇子は肝心の十三皇子が抜け殻となり、孤立無縁の四兄なら巻き返すことは無理だと安心させた。
すると十四皇子が高を括っていると十三皇子が立ち直った時に太刀打ちできなくなると警告する。
「今のうちに次の手を打ちましょう」
八皇子は十四弟の言う通りだと納得した。

茗蕙はたびたび参内しては納蘭(ノーラン)貴妃への挨拶を欠かさずにいた。
すっかり貴妃からの信頼を得た茗蕙、するとふらりと立ち寄った御花園で十四皇子と出くわす。
「嬉しそうだな?小薇が死んで願いが叶ったからか、満足か?」
「誤解です、私は何もしていない、妹を失って悲しんでいる私になぜそんな言葉を…ゥッ…」
茗蕙は涙を拭って見せると、激昂した十四皇子がいきなり首をつかんだ。
「どうやって小薇を死なせた?!なぜこんなことをしたんだ!」
激情に駆られた十四皇子は容赦なく首をつかむ手に力を込めてしまう。
しかし苦しみもがく茗蕙の姿にふと我に返って手を離した。
茗蕙は咳き込みながら呼吸を整えると、珍しく感情的になった十四皇子を冷笑する。
「ふっ、なぜって恨んでいるからよ…それが何だと言うのっ?!
 小薇が生きている限り、私はただの庶子、何も得られない!
 子供の頃から思っていたわ、雅拉爾塔茗薇は…茗薇は私にとって一番の敵だってね…」
茗蕙は嫡母から事あるごとに折檻されたと話し、自分で自分を守るしかなかったと言った。
「私はそうやって育てられた…十四爺、私たちは同類だと認めたら?
 あなたも十三が邪魔なはずよ?同じ阿哥なのに負けてばかりだものね」
「違う…同類ではない」
十四皇子は否定し、行ってしまう。

一方、十三皇子は寝所で横になったまま、飲まず食わずで動こうとしなかった。
七香は仕方なく福晋がいまわの際に″私がいなくなってもしっかり生きて欲しい″と言い残したことを伝える。
すると十三皇子の前に茗薇の幻覚が現れた。
『胤祥、約束したでしょう?一緒に幸せになるって…』
「はお、約束するよ…」
十三皇子の返事を聞いた茗薇は安心したのか、すっと姿を消した。



茗薇は四皇子から十三皇子が生きる気力を失っていると聞いた。
今はまだ会うことができず、自分の生存も知らずにいるという。
茗薇は十三皇子を何とか助けたいと訴えたが、四皇子は十三弟を思うなら、まず身体を治すよう励ました。

今年も恒例の冬の狩りが開催された。
しかし皇帝や四皇子、十三皇子は不参加、皇太子も相手にならないため八皇子一派は今一つ盛り上がらない。
そんな中、茗薇の死以来へそを曲げている十四皇子は、兄たちを置き去りにして雪原を走っていた。
するとそこへ屋敷に閉じこもっているはずの十三皇子が現れる。
十三皇子は見事に獲物を仕留めると、そこへ八皇子たちがやって来た。
「なぜここに?…狩りをするほど回復したのか?」
しかも十三皇子は以前よりも命知らずになったように見えた。

今日の狩りは大猟だった。
中でも十三皇子が最も多く仕留め、八皇子は父からの褒美がもらえると告げる。
十三皇子は兄弟で分けると宣言し、皇太子に酒を献じることにした。
しかし皇太子は十三皇子が瓶のまま一気にあおる姿に驚き、飲み過ぎだと心配する。
すると面白くない十皇子は福晋の死後だというのに狩りに来たと難癖を付け、十三皇子は血も涙もないと呆れた。
「十三弟よ、今日の酒はそんなにうまいか?次に飲むのは後妻との婚礼になるな?」
八皇子はさすがに言い過ぎだと止めたが、十皇子は十三弟ならもう吹っ切れているという。
「あの福晋は口ばかり達者で生意気だったから死んでよかったな」
十三皇子は思わず十兄の胸ぐらをつかむと、八皇子は慌てて立ち上がった。
「十三、兄弟だろう?落ち着け」

つづく

(´⊙ω⊙`)スーガー、なぜ教えてあげないのかと…
そう言えば意地悪社員、やっぱり九皇子じゃない?違う?





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最終更新日  2021.03.17 21:51:06
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