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第22話「都への脱出」

福晋(フジン)を失い再起不能かと思われた十三皇子、しかし予想外にも狩り場に元気な姿で現れた。
宴席では十皇子に挑発されてカッとなったが、ふと冷静になり騒ぎは起こさずに済む。
「…ふっ、酒を飲みたいんですか?お相伴しましょう」
すると十三皇子は十兄が残した酒まで飲み干し、ひとり天幕を出て行った。

十三皇子は雪原で暖をとりながら、ひとり酒を飲んでいた。
そこへ十四皇子がやって来る。
十四皇子は十三兄の酒を取り上げて捨てると、こんな芝居をいつまで続けるのかと迫った。

すると十四皇子は呆れて帰ってしまう。

一方、茗薇(メイビ)は降りしきる雪を眺めながら、十三皇子との約束を思い出していた。
…一緒に初雪を見る約束を覚えている?いつになったらあなたの所へ戻れるかしら?…
その時、いつも袖口に入れていた大事な指輪がないことに気づく。
驚いた茗薇は侍女に赤い紐を通した玉の指輪を知らないか聞いたが、侍女は見ていないと言った。

茗薇は十三皇子から贈られた玉扳指(ギョクハンシ)を肌身離さず持っていた。
…これは額娘が未来の嫁に残した物なんだ…
今となっては十三皇子と茗薇の唯一の思い出の品、茗薇は血相を変えて中庭に飛び出すと、無我夢中で指輪を探し始めた。
侍女は凍えてしまうと必死に止めたが、そこへちょうど四皇子がやって来る。
事情を聞いた四皇子は人に探させるので戻るようなだめたが、茗薇は聞く耳を持たなかった。
「大勢が命懸けでそなたを救ったのだぞ?!皆のためにも命を大事にしないかっ!」




そんな中、皇帝は山東(サントウ)で勢力を拡大させる盗賊を危惧し、早急に征伐すると決めた。
十三皇子は朝議で真っ先に名乗りを上げたが、八皇子が自分も行きたいと嘆願する。
しかし政(マツリゴト)に長けている胤禩(インシ)には兵を率いた経験がないと皇帝は難色を示した。
その時、十四皇子が補佐を努めたいと上奏する。
皇帝は軍営に慣れた胤禵(インテイ)が同行するならと納得し、結局、八皇子が重要な務めを任された。


「茗蕙(メイケイ)姑娘の予想通り、皇阿瑪は十三弟を選ばなかったな」
茗蕙は皇帝が十三福晋に死を賜った負い目があり、しかも未だ情緒不安定な十三皇子を危険で重要な任務に就かせるはずがないと踏んでいた。
これで八皇子が凱旋すれば皇太子派など敵ではなくなるだろう。
しかし茗蕙はまだ先は長いと諌めた。
絶望の淵から這い上がった十三皇子は討伐に名乗りを上げるまでに気力が戻っており、侮ってはならないという。
すると十四皇子が立ち上がった。
「君は計略が得意だが、人の情というものを分かっていない…
 十三哥の小薇への想い、その深さを君には永遠に理解できぬだろう
 元気そうなうわべだけを見て、引き裂かれた心は見えていない、だから十三哥は脅威になり得ぬ」
「十四爺、そこまで十三爺を…」
「理解しているさ、君とは違うからな」
「はっははは~こんな優秀な補佐がいるうえに、茗蕙姑娘という軍師までいるなら安心だ」
八皇子は2人の険悪な雰囲気を破り、茗蕙に是非、山東へ同行して欲しいと頼んだ。
喜んだ茗蕙は快諾したが、十四皇子は茗蕙が行くなら降りるという。
「どちらか選んでくれ」

その夜、十四皇子が沐浴している所へ茗蕙が忍び込んだ。
茗蕙は背後から十四皇子に近づき、そっと左肩に残った大きな傷跡に触れる。
「…何しに来た?」
すると茗蕙は自分がこんな風になったのは十四皇子のせいだと訴え、あの時の短剣を見せた。
「覚えているわよね?」
幼なじみだった2人は幼い頃、山中で虎に襲われたことがあった…

十四皇子は茗蕙を連れて必死に虎から逃げた
しかし茗蕙が転んでしまい、追いつかれてしまう
十四皇子は茗蕙をかばい、履物から護身用の短剣を取り出して虎に立ち向かった
そこで何度か虎の背を刺すことに成功したが致命傷は与えられず、十四皇子は虎の鋭い爪で肩を引っかかれてしまう
その様子を茗蕙は木の影に隠れて見ていた
たまらず十四皇子は近くの岩陰に身を潜め、虎を引きつけているうちに茗蕙に落とした短剣を拾えと叫ぶ
「虎を殺せ!殺さないと私たちが殺されるんだ!」
茗蕙は恐ろしくて動けなかったが、十四皇子の言葉で何かが壊れた…

十四皇子は思い出した。
茗蕙は虎が絶命しても、自分が止めるまで狂ったように虎を刺し続けていたことを…。
そしてその後、血まみれのまま平然とその虎の肉を焼いて食べていた。
「…君に殺させたことを後悔している」
「私は感謝しているわ」
茗蕙はこの時、弱肉強食の中で強者に勝つ快感を知った。
このまま鞭で打たれる妾の子のままで終われない、欲しい物は必ず手に入れてみせると…。
「ありがとう、十四爺、私を変えてくれて」
「…すべての原因は私だったのか」
「あの時から私たちは最高の相棒よ、あなたには野心があり、私には策略がある、打って出るべきよ
 あなたも私も天下が欲しい、2人で協力しましょう?」
茗蕙はかつて2人で虎を殺したが、今はもっとできると言った。

↓(ヾノ・∀・`)イヤイヤナイナイ~こんな設定w


十三皇子は政務に没頭し、書斎の炭が消えても気づかなかった。
食事を届けても口をつけず、夜は奥の間にこもり、黙々と灯籠を作り続けている。
七香(シチキョウ)はこのままでは十三皇子の命に関わると心配し、思い切って四皇子を訪ねた。

七香は十三皇子が生ける屍のようだと報告し、救えるのは福晋だけだと訴えた。
「どんどん悪化し、あと何日持つかのか分かりません…
 四爺、福晋はいつ戻って来られるのでしょうか?」
「…まだ回復しておらぬ、もう少し待て」
四皇子はいざとなると茗薇を手放すことが惜しくなり、十三皇子と茗薇の再会を引き伸ばしてしまう。

その日は四皇子の誕生日だった。
茗薇は毎年、十三皇子が祝っていたことを思い出し、今年はどうすのかと案ずる。
すると四皇子が薬を届けにやって来た。
「誰かに届けさせてくれればいいのに…今日はお誕生日でしょう?家族でお祝いでは?」
「ぁ…多忙で帰れぬ、ここにもついでに寄ったのだ、それに私は子供ではない、誕生祝いなど…」
「宜しければ食事でもいかがですか?誕生祝いです」
茗薇は十三皇子に代わってささやかながら一席設けることにした。
まさか福晋たちが1ヶ月も前から準備してきた誕生祝いを四皇子が振り切って自分に会いに来たとも知らず…。

茗薇は病み上がりのため、酒ではなく茶を3杯、四皇子に献じた。
まず1杯目は誕生日を祝って、次の2杯目は胤祥(インショウ)の代わりに、そして3杯目を注ぐ。
「3杯目は四哥が威信と権力を得て、欲しいものが全て手に入りますように」
「…欲しいもの全て?手に入ると思うか?」
歴史を知っている茗薇は四皇子が皇位に就くと分かっているため、その治世の才と大志があれば得られるだろうと言った。
しかし四皇子の顔色が一変する。
「私の欲しいものが何か分からぬのか?それとも分からぬふりか?」
四皇子は思わず茗薇の手を強くつかむと、酔った勢いで思いの丈をぶちまけた。
「小薇…そばにいてくれ」
「四哥…やめてくだs…」
「四哥はよせ、そなたの兄など嫌だ、小薇、ここまでする私の想いが分からぬか?
 生まれ変わった者としてやり直し、改めて自分の道を選ぶのだ、私も失ったものを取り返せる
 そなたを簡単には放さぬぞ?!」
焦った茗薇は手を振り払って席を立ち、四皇子の頬を引っ叩いた。
そのおかげで四皇子はすっかり酔いが覚めたが、茗薇への気持ちは本物だと訴える。
茗薇はきっぱり四皇子の気持ちを拒絶、自分には胤祥しかいないと言い放った。
「出て行って」

視聴者は四皇子がまだ茗薇をこれほど強く想っていたことに驚きを隠せなかった。
茗薇は四皇子の気持ちを知った以上、ここに留まるわけにいかないと覚悟する。
一方、追い出された四皇子は中庭に立ちすくみ、茗薇の部屋を眺めていた。
…小薇、すまない、数日、待ってくれ…
すると翌朝、屋敷に見かけぬ馬車がやって来た。
侍女の話では四皇子が風邪気味で、念のため医者が呼ばれたという。
茗薇は診察後に下男が薬をもらうため一緒に町へ行くと知り、妙策を思いついた。

茗薇は侍女の衣に着替え、何食わぬ顔で医者の馬車の前で待った。
やがて診察を終えた医者が戻って来ると、茗薇が薬を取りに行く侍女だと勘違い、馬車に乗せて帰ってしまう。
侍女は姿が見えない茗薇を探していた。
すると下男から医者の馬車も消えたと聞いてはっとなる。
「しまった!早く四爺に!」

茗薇は無事に町へ出た。
すると鏢局(ヒョウキョク)の前でちょうど大きな荷物を積んでいる。
茗薇はそれが城内へ送る荷物だと知り、皇帝からもらった腕輪を対価に一緒に連れて行って欲しいと頼んだ。
「料理もするし、邪魔はしないわ」
「いいだろう」
しかし運悪くそこへ官兵たちが現れる。
茗薇は自分を探しに来たと気づき、慌てて屋敷の中に身を隠した。

茗薇は窓紗から捜索の様子をうかがった。
すると中庭に四皇子が現れ、茗薇の部屋を怪しんで近づいて来る。
茗薇は急いでかんぬきを通して戸を閉め、開かないよう手で押さえた。
四皇子は何度か戸を押して開けようと試みたが、ふいに諦めて帰ってしまう。

四皇子はあの部屋に茗薇がいると気づいていた。
…小薇よ、そうも私が怖いのか…
四皇子は仕方なく官兵を引き上げ、茗薇の捜索を中止した。
「ただこの者らが入城するまで警護してくれ」

茗薇は静かになった中庭に出た。
すると扉の取っ手に失くしたはずの玉の指輪がぶら下がっている。
茗薇はようやく四皇子が指輪を探して風邪を引いたのだと気づいた。
「四哥、謝謝…」



つづく


(  ̄꒳ ̄)死して屍、拾う者なし!…え?違うw
それにしても茗蕙、怖すぎるわっ( ๑≧ꇴ≦)大明皇妃に続くオカルト案件なのか?!





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最終更新日  2021.03.18 21:26:32
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