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2021.03.25
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第27話「新たな戦い」

十三皇子から天秤をもらった康熙(コウキ)帝は色々と考えさせられるところがあった。
すると徳(トク)妃が薬湯を届けにやって来る。
「皇上、近頃、胤祥(インショウ)からもらった天秤を良くご覧になっていますね」
実子でなくても十三皇子を養育してきた徳妃、そこで胤祥は賢くて物分かりがよく、幼く見えても大人だと言った。
「そちの子は皆、人の心をよく理解しておるな…」
すると皇帝はめずらしく近頃、疲れて身体がついてこないようだと弱音を吐いた。
「何をおっしゃいますか…ただあまりにもお疲れなら休まれるべきかと?」

徳妃は失言だったと詫びたが、皇帝は実はそうしようと思っていたという。
しかしそのためには一刻も早く世継ぎを選ばねばならなかった。

廃太子となった胤礽(インジョウ)は東宮を出ることになった。
十三皇子は毓慶(イクケイ)宮に駆けつけ、茗薇の救出への協力に感謝しながらも、申し訳ない気持ちだと伝える。
しかし二皇子は本当に心が広かった。
人の心には天秤があるが、良心を失えば行く先を見失ってしまう。
二皇子は最後の力で十三弟を守り、皇太子として恥じぬ振る舞いができたと笑顔を見せた。
「今は晴れ晴れとした気分だよ」
すると小春(ショウシュン)のために植えた白玉蘭(ハクギョクラン)を指さし、これだけは新居に移すつもりだと教えた。

皇帝は十三皇子の茗薇(メイビ)への深い想いに心を打たれ、ある策を講じた。
そして皇子たちを集め、そこで十三皇子に妻を娶らせると命じる。

皇帝は死罪を命じた雅拉爾塔(ヤラルタ)茗薇を生き返らせることはできないため、茗薇の出自と名前を変えて十三皇子に再び嫁がせた。

↓″ぎょねい″じゃあんまりなので″ゆーにん″で…|ω・`)


八皇子は弟たちから事の顛末を聞いた。
九皇子と十皇子は茗薇が罰もなくシレッと福晋に返り咲いたことに納得できず、その苛立ちは十四弟に向かう。
「朝議で八哥をかばいもしないで…それでも兄弟か?!十四″爺″、お前がこんな冷たい男だとはな!」

「私にもようやく分かった、皇阿瑪は私を世継ぎにする気など微塵もない」
八皇子は生母が宮女だったため、高貴な出でないことが原因だと悟ったという。
つまり八皇子一派で世継ぎに選ばれる可能性があるのは十四皇子だけ、そこで八皇子は十四弟の後ろ盾になると決めた。
無欲だった十四皇子だったが、言われてみれば四皇子と十三皇子のどちらかが世継ぎになるのを黙って見ていることはできない。
結局、九皇子と十皇子も十四弟を支えて行くと約束、再び新たな戦いが幕を開けた。

茗蕙(メイケイ)は十四皇子が十三皇子の策を知りながら見逃したと憤慨した。
「いくら尽くしてもあの女は手に入らないのに…」
茗蕙も気づいていながら黙っていたが、それは皇帝が八皇子を世継ぎにするつもりがないと分かっていたからだという。
すると十四皇子は八兄の期待を担うと決めたと以上、今後は兄弟のことに口を出すなと命じた。
「政争から離れよ、私を失望させるな」

そんなある日、皇子たちは従兄弟である貝勒(ベイレ)から招待され、屋敷で芝居を鑑賞した。
芝居好きの貝勒は自ら女形で歌を披露したが、お世辞にも上手いとは言えない。
十三皇子と茗薇は思わず失笑したが、そこへ遅れて四皇子が現れた。
四皇子を拒絶して逃げ出した茗薇は気まずかったが、十三皇子は全て終わったことだと安心させる。
すると舞台に都で有名な役者・趙鳳初(チョウホウショ)が登場した。

演目が終わると、皇子たちは慣習通り褒美を出した。
しかし十皇子は自分の招きを断りながら貝勒の芝居に出てきた趙鳳初に腹を立て、金子を足元に放り投げる。
趙鳳初は角が立たないよう自ら金子を拾おうとしたが、十皇子がその前にひざまずけと命じた。
これに憤慨した茗薇は褒美を与えたならすでに趙鳳初のもの、どう拾おうが自由だと意見する。
十皇子は十三福晋には関係ないとあしらったが、茗薇はこの件が広まれば十兄が権力を笠に着ていると噂になり、皇室の体面を損なうと指摘した。
するとその隙に趙鳳初が長い袖を使って金子を拾い上げてしまう。
八皇子はそこで十皇子を制止、さすがに血の気の多い性格を直せと叱った。

舞台が終わり、貝勒も着替えを済ませて宴席に加わった。
四皇子は十三皇子と2人で杯を傾けながら、茗薇を救ったのは確かに十三弟のためだったと釈明する。
「だがその後…」
「四哥、もう過ぎたことです」
十三皇子はこうして再び茗薇と暮らせるのは四兄のおかげだと感謝した。
すると貝勒が2人の卓に現れ、十三皇子を強引に八皇子たちの席に連れて行ってしまう。

十三皇子は貝勒の顔を立てて八皇子たちと乾杯すると、すぐ戻ることにした。
しかし十四皇子に引き止められ、2人は自然と飲み比べの様相となる。
茗薇は遠目からそんな十三皇子の姿を目を細めて見ていたが、そこへ茗蕙が現れた。
「確か兆佳氏魚寧だったわね、雅拉爾塔茗薇でないならもう妹ではないわ
 姐妹の情がないと責めないでね」
「情なんてもともとなかったでしょう?ふっ」
すると茗蕙は十三皇子と十四皇子の飲み比べはどちらが勝つと思うか聞いた。
茗薇はたかがお酒の遊びに勝ち負けなどないとあしらったが、茗蕙は愛新覚羅(アイシンギョロ)の男たちは勝負が好きだという。
「妹妹、最後に勝つのは誰か私と賭けをしてみない?」
歴史を知っている茗薇にとって無意味な賭けだが、かと言って結果を教えても茗蕙が信じるとは思えなかった。
「阿哥たちの争いを煽るようなことを言って…皇上が知ったらどう思うかしら?」
茗薇は呆れて席を立った。

裏庭に出た茗薇は偶然、涼亭でひとり茶を飲んでいる趙鳳初を見つけた。
すると趙鳳初は十皇子に絡まれた際に助けてもらったと感謝する。
「正義感の強い方ですね、敬服します」
「ただ無謀なだけなんです…テヘ」
そこへ茗薇を探していた十三皇子が現れ、趙鳳初は拝礼して先に下がった。
「親しみやすいけど気品があるわ~ただ者じゃないわね」
「…ああ、そうだ」
その様子を偶然、茗蕙が見ていた。

茗蕙は十三皇子と趙鳳初の関係をいぶかしんだ。
そこでべろんべろんに酔っ払った貝勒に探りを入れてみたが、要領を得ない。
「貝勒、飲み過ぎですよ?」
趙鳳初は茗蕙を警戒して声をかけた。
すると十四皇子が茗蕙を迎えにやって来る。
「趙老板?芝居の続きが楽しみね…」
茗蕙は意味ありげにそう言って引き上げた。

清軍は多数の犠牲を出しながらジュンガルの反乱を鎮圧できず、青海まで攻め込まれていた。
朝議で皇帝から叱責された兵部尚書は軍費不足でなす術ないと上奏し、兵糧も武器もない状況で勝利するのは困難だと訴える。
皇帝は十分な銀子を割り当てていると言ったが、たまり兼ねた戸部尚書が自分の責任だと名乗り出た。
実は貸し出した銀子の取り立てができず、予算が不足しているという。
すると四皇子が長年の問題だったと明かし、皇族や大臣たちが無条件で銀子を借りたまま、権力を笠に着て借金を返していないと告発した。
これに皇帝は激怒、焦った九皇子と十皇子は十四皇子に目配せする。
「皇阿瑪、私が皇子として借金の取り立てをしたいと存じます」
十四皇子は兄たちを助けるため立候補したが、四皇子が十四皇子では問題だと反対した。
そこで十三皇子はすかさず十四皇子が重責を担うなら自分も手伝うと希望し、わざと取り立てが面白そうだと茶化す。
そのせいで皇帝は何かと張り合う十三皇子と十四皇子では心許ないと判断、公平公正で冷静沈着な四皇子を指名した。

四皇子は情け容赦なく借金を取り立てた。
大臣たちは文句も言えずに従ったが、十皇子は自ら前庭に居座って取り立てを邪魔する。
「すぐに返せば済む話だ、兄弟の仲も傷つかぬ」
「屋敷の物に手を出したいなら私の屍を越えよ!」
しかし四皇子は配下に命じて十弟を椅子ごと門まで移動させ、拘束してしまう。
やがて野次馬が集まり出し、戸部への借金返済で貝勒や親王さえ差し押さえられていると噂した。
さすがは四阿哥だな~>(*´・д・)(・д・`*)<ねー
面目丸潰れの十皇子は激昂し、父に訴えてやるとわめく。
すると四皇子はひるむことなく、配下に十皇子を皇帝のもとへ運べと命じた。



徳妃は皇帝に茶を献上し、今回の取り立てで四皇子が恨みを買っていると心配した。
四皇子は真面目だが融通の利かないところがあり、十皇子に強引な手段を取ったと噂になっているという。
「このまま続けさせては阿哥たちの仲に傷がつくかと…」
しかし皇帝は長年の問題をあえて明るみに出した胤禛(インシン)だからこそ解決できると安心させた。
実は誰もが隠していたが、皇帝は国庫が空であることを知っていたという。
「朕は国の主として各勢力の均衡を保たねばならぬのだ
 決断力のある胤禛こそが本件を片付けるのにふさわしい
 阿哥らの仲を損ねるかどうかについても考えがある」

貝勒は趙鳳初に頼んで金品を持ち出してもらうことにした。
しかしちょうど荷物を運び出している時、四皇子がやって来る。
貝勒は確かに借金はあるが返せる銭がないと訴えたが、四皇子が大きな荷物に目をつけた。
「これは何だ?」
「四爺、これは劇団の衣装と道具です」
すると四皇子は趙鳳初の荷物を開けるよう命じた。

つづく


|ω・`)まさか…14が手に入れたいのは小薇!なんてことはないよねえ…
4もまだ未練がありそうだし…なぜそこまでこだわるのかイマイチ分からないわ〜





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最終更新日  2021.03.25 22:12:45
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