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2021.03.27
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第28話「内通者」

借金の取り立てを任された四皇子。
弟の十皇子でさえ容赦なく取り立てられる中、ついに貝勒(ベイレ)の屋敷に四皇子がやって来た。
するとちょうど趙鳳初(チョウオウショ)たちが劇場に戻るため、荷物を運び出そうとしてる。
四皇子は劇団の大きな荷物を怪しみ、箱の中を改めるよう命じた。
貝勒はこれで万事休すと頭を抱えたが、中身が全て劇団の道具だと判明する。
仕方なく引き上げた四皇子、貝勒は胸を撫でおろしたが、なぜ自分の銀子がなかったのか困惑した。
実は趙鳳初は万全を期すため、貝勒にも内緒で昨夜のうちに運び出しておいたという。


貝勒と趙鳳初に財物を預けておいた八皇子と九皇子は喜んだが、十皇子は自分だけ取り立てられて面白くない。
「ふん、財産を赤の他人に預けられるか!しかも卑しい役者など信じられぬ!」
八皇子は減らず口を叩く十弟を叱ったが、当の本人は我関せずだった。
趙鳳初は今回、運び出せたのはほんの一部で、財物をこのまま都に置いておけば四皇子に見つかるだろうと警告する。
そこで屋敷にある財物を全て自分が都の外へ運び出すと持ちかけた。
九皇子と十皇子は危険すぎると反対したが、八皇子はあの四兄に一杯食わせた趙鳳初なら信じられるという。
「貝勒府のあとは私たちの屋敷だろう…もう時間がない、趙老板にお願いしよう」
しかし十四皇子と茗蕙(メイケイ)はどこか趙鳳初を信じられなかった。

十四皇子は趙鳳初がひとりになったところで声をかけた。
「どうやって運ぶのか計画の全容を聞かせてくれ」
「明かせません、容赦ない四爺に対抗するには危険でも意表を突く策を採らねば」

「ふっ、お互い様です…では準備がありますので」

帥府園(スイフエン)、茗薇(メイビ)は珍しく物思いにふけっている侍女・七香(シチキョウ)を見つけた。
そこで不意をつき、七香が大事そうに持っている容器を取り上げてしまう。
「これは何?」
「はっ!返してください!哥哥からもらったのです!」

茗薇はふざけて容器を返さなかったが、十三皇子に叱られてしまう。
「小薇、2度とするな」
十三皇子は器を返してやると、七香は兄が迎えに来れば福晋(フジン)と一生、会わなくて済むと言い放った。

その夜、十三皇子は十四皇子からの誘いで趙鳳初の舞台を見に行った。
そして観劇の後、その足で四皇子を訪ねる。
「四哥、我らの内通者がばれたようだ」
「趙鳳初が?」
十三皇子は十四弟から観劇に誘われて趙鳳初との関係を探られたと報告、目を付けられた趙鳳初が心配だと訴えた。
しかし今さら後戻りもできず、四皇子は一度も失敗したことがない趙鳳初を信じると決める。
「これまでの努力が水の泡になる、20万の兵が前線で命を削っているのだ
 この銭がなければ戦えぬ、だから一か八かやってみるしかない、危険でもやるのだ」

十三皇子は郊外に趙鳳初を呼び出した。
「今すぐ計画を中止しして引き揚げろ、十四弟に勘づかれた、君の身が危ない」
実は趙鳳初も十四皇子のことは気づいていたという。
しかし十三皇子にあえてほのめかしたのなら、まだ成功の機会があるはずだ。
十三皇子は十四皇子が手強い相手だと言い聞かせたが、趙鳳初はこの資金回収がいかに大事か分かっていた。
「私を信じてください」
趙鳳初は長年、八皇子に仕えて信頼を得たことから、十四皇子の疑念を逆手に取るつもりだという。
「…十分、尽くしてくれた、今の状況はかなり危うい、七香に哥哥を失わせてはならぬ」
造花を見ては兄が迎えに来るのを待っている七香、十三皇子はそんな七香を悲しませることはできなかった。
すると趙鳳初は決して失望させないと説得し、その代わり十三皇子にも協力を頼みたいという。

十三皇子は茗薇に七香が大事そうに持っている造花の秘密を教えた。
あの花は兄からの贈り物で、その兄は四兄と自分のために危険な務めに就いているという。
兄は妹を安心させるため毎年、七香図(シチキョウズ)の花を1つずつ送っていた。
そして七つの花が揃ったら、2人で新天地へ行く約束だという。
「あと1つ、花が届けば旅立てるんだ」
実はその兄とは趙鳳初だった。
茗薇は趙鳳初が四皇子の間者で、しかもその秘密が八皇子派に露呈しそうだと知る。
しかし十三皇子は必ず趙鳳初を守ってみせると約束し、茗薇にも協力を頼んだ。

↓( ・ノェ・)ヒソヒソヒソ…


茗蕙は徳妃への挨拶に長春(チョウシュン)宮を訪ねた。
すると魚寧(ユーニン)こと茗薇が徳妃の好物の菓子を届けにやって来る。
徳妃から十三皇子の近況を聞かれた茗薇は、四兄と一緒に国庫資金の回収に忙しく、その働きぶりが朝廷でも称賛されていると言った。
「でも恨みを買う仕事だから心配だわ…」
「娘娘(ニャンニャン)ご心配なく、″小エビを捕らえ次は大魚だ″と…」
「今のはどういう意味?借金の回収がなぜ魚と関係あるの?」
茗蕙は茗薇の言い回しが引っ掛かった。
しかし茗薇は小耳に挟んだだけで、自分にも意味は分からないという。

長春宮をあとにした茗蕙と茗薇、すると茗蕙は改めて思わせぶりな言葉の意味を確認した。
「さっきの話の意味は何?小エビとか大魚とか…
 まあ戸部には何の力もないわ、四爺も十三爺も無駄骨ね」
「そうかしら?最後に笑うのはどちらかしらね?」
「やけに自信満々だけど、ただの虚勢でしょう?」
「ふっ、どれだけ用心しても噂は必ず漏れるものよ?あなたたちの所業は分かってる」
すると茗薇は不敵な笑みを浮かべ、帰ってしまう。

その夜、茗蕙は十四皇子の身支度を手伝った。
「爺、今夜は十分、注意してください、金子を運ぶ者たちは信頼できるの?」
茗蕙は一抹の不安がよぎり、思わず口を出してしまう。
すると十四皇子は福晋の本分を守るよう釘を刺し、出かけて行った。
茗蕙は大人しくしていると約束したが、胸騒ぎがしてひとり金庫を確認に行ってしまう。
見張り番は誰も入れないと制したが、茗蕙は半ば強引に入って行った。
そこへ見張り番を倒した趙鳳初が現れる。
「金庫の場所を教えてくれて礼を申します」
「やはりお前が内通者だったのね」
しかし警戒していた十四皇子が駆けつけ、趙鳳初を捕らえた。
「ここで貴殿に会いたくなかったが、やはり来たか…」



趙鳳初がこつ然と消えた。
四皇子と十三皇子は趙鳳初が捕まったと気づき、対抗して八皇子一派である貝勒を連行する。
これに八皇子たちは動揺した。
八皇子は貝勒が口を割るのを見越し、すでに父にどう言い訳するか悩んでいる。
しかし十四皇子は軟弱そうな貝勒が実は義理堅く気骨があると安心させた。
一見、自分たちが不利に見えるが、時間を稼げれば風向きが変わって相手が負けるという。
「ふっ、四哥がどれほど冷酷で強硬な手を使うのか見せてもらおう」

十三皇子は貝勒府を捜索したが、金庫も趙鳳初も一向に発見できなかった。
肩を落として貝勒府を出る十三皇子、その時、危うく屋敷に戻って来た馬車にひかれそうになってしまう。
御者は慌てて謝罪すると、十三皇子は注意だけして見逃した。

茗薇が心配して待っていると、十三皇子がようやく帥府園に帰って来た。
しかし貝勒はどうしても口を割らず、趙鳳初の居場所も依然、分からないという。
「鳳初に万一のことがあれば七香に何と言えばいいんだ…」
「大丈夫、貝勒がこちらにいる限り、鳳初が殺されることはないわ、助けられる」
茗薇は十三皇子を励ましていたが、ふと十三皇子の裾にくっついた蒼耳子(ソウジシ)に気づいた。
「城外へ行ったの?」
「いいや、貝勒府を捜索してそのまま戻った」
「変ね…」
茗薇は徳妃の側仕えだった頃、太医から蒼耳子は南山(ナンザン)にしかないと聞いたことがあるという。
すると十三皇子は馬車と接触したことを思い出し、その時に付いたと気づいた。
「あの馬車は南山へ行ったんだ!」

一方、拘束された貝勒は厳しい拷問にも耐え、二日経っても口を割らなかった。
すると四皇子は貝勒の鎖を外し、酒と料理を差し入れる。
貝勒は早速、杯を手にしたが、四皇子は咄嗟に止めた。
「待て…空腹で飲むな」
四皇子は貝勒を気遣って小皿に料理を取ってやる。
しかし貝勒は審問するのが四従兄だろうと皇帝だろうと何も話すつもりはないと断言した。
「金庫の場所は飲み込みました、もう出てこない…何をしても無駄ですよ」
貝勒は義理を貫いて死ぬなら悔いはないという。
「四爺、私をここで殺すか、もしくは何もなかったように私を釈放するかです」
四皇子は最後に機会を与えたが、貝勒は頑なだった。
そこでやむを得ず杯を勧める。
「…この酒は貝勒府の酒には劣るが、共に飲もう」
貝勒は拷問で血だらけになった手で杯を空けたが、ふと気づくと四皇子は飲んでいなかった。

貝勒は急に苦しみ出し、毒酒だと気づいた。
「のどを痛めつけた、2度と舞台には立てぬぞ?吐かぬなら次は手を潰す
 お前の大事なものを1つずつ奪ってやる」
四皇子は死ぬより辛いめに遭わせると脅して帰ることにする。
「老四!恥知らずめ!…ウグッ!…ロクな死に方しないぞ!呪って…や…る…グッ…」

つづく


|ω・`)え?…急に金庫って何?話が全然、分からない…私、見過ごしてる?w





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最終更新日  2021.03.27 12:25:29
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