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2021.10.30
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第41話「願いを託して」

景宗(ケイソウ)・耶律賢(ヤリツケン)は自らの死期が近いことを悟り、着々と準備を始めた。
まずは耶律休哥(ヤリツキュウカ)を大于越(ダイウエツ)に封じ、間近に迫った秋捺鉢(ナバ)にも行きたいという。
燕燕(エンエン)は今の体力では長旅に耐えられないと心配したが、景宗は死ぬなら馬の背の上や大空の下で死にたいと訴えた。
「はお、あなたが出たいならすぐ準備するわ」

景宗は病を押して側近を書斎に集めた。
秋捺鉢の行幸を断行すると聞いた韓徳譲(カントクジョウ)は何か考えあってのことだと気づく。
実は景宗は未だ謀反心を捨てられない耶律喜隠(ヤリツキイン)が気がかりだった。

景宗は間近に迫った秋捺鉢を利用して黒山(コクザン)や祥古(ショウコ)山を再現させ、膿を出し尽くすつもりだった。
「どうか万全の準備を頼む、激しい争いになるぞ…」

皇太妃・胡輦(コレン)は景宗が秋捺鉢へ出かけると知って驚いた。
燕燕はどうしても行くと言って譲らないと話し、二姐の趙(チョウ)王妃・烏骨里(ウグリ)も連れて行きたいという。
「二姐は人に操られやすい、私が不在の隙にまた利用されでもしたら大変なことになるわ
 でも命は下したくない、だから…」
すると胡輦は自分から話してみると言った。
「きっと大丈夫よ」

大姐から秋捺鉢に誘われた烏骨里は燕燕が自分を警戒しているためだと分かった。
しかし胡輦は燕燕と仲直りすれば喜隠を許してもらえると匂わせる。
烏骨里はようやく笑顔になり、やはり大姐は自分の味方だと喜んだ。

 喜隠は罪を犯したけれど、あなたたちの夫婦仲はよかったはず」
すると胡輦はあまり焦らないよう釘を刺し、烏骨里に期待を持たせて帰ってしまう。
そんな2人の会話を立ち聞きした留礼寿(リュウレイジュ)は悠長な母の思惑に思わず失笑した。

これまで母と離れたことがない留礼寿が秋捺鉢には行かないと言った。
烏骨里は騒ぎを起こさぬよう言い聞かせて出発したが、早速、留礼寿は撒懶(サツラン)に配下を集めるよう命じる。

「不意打ちを食らわす」
留礼寿は都を守る南院大王・耶律斜軫(ヤリツシャシン)をあなどり、速戦即決で上京(ジョウケイ)を奪い父を迎えると決めた。

景宗は無事に焦山(ショウザン)行宮へ到着したが、咳はひどくなる一方だった。
心配する燕燕だったが、そこへ韓徳譲が駆けつけ耶律斜軫からの密書を渡す。
…留礼寿が謀反、耶律斜軫…
景宗は激怒し、今度こそ喜隠を容赦できないと言った。
驚いた燕燕はひざまずいて嘆願したが、景宗は姉を思う燕燕に免じて1度だけ機会を与えるという。
そこで燕燕は胡輦の天幕へ駆けつけた。
実は留礼寿が謀反を企て、祖州の喜隠は捕らえられたという。
「急いで二姐と戻って留礼寿を説得して」

留礼寿は門衛を襲撃、配下を従えて城門前に雪崩れ込んだ。
「皇宮を占拠し、大臣どもを捕らえよ!その後、父上をお迎えし即位していただく!」
しかし突然、皇宮から斜軫の配下が現れ、背後では門が閉まり、留礼寿たちはあっという間に包囲されてしまう。
すると驚いたことにそこへ祖州にいるはずの父が連行された。
「父上!」
「逃げろ!早く!」
「留礼寿!貴様らの企みなど陛下はお見通しだ、父親は私が連れて来た、下馬して投降せよ」
その声は城楼に現れた斜軫だった。
侍従・阿辛(アシン)は今すぐ投降すれば景宗が父子とも助けてくれると伝えたが、留礼寿は攻撃を命じてしまう。
仕方なく斜軫は射撃を指示、皇后の命により殺してはならないと叫んだ。

上京は急な雨に見舞われた。
留礼寿が激しく抵抗したせいでその場は戦場と化し、喜隠は争いのどさくさに紛れて息子を助けに向かう。
しかしやがて弓矢が留礼寿の喉元に命中、喜隠は息子を抱きしめながら号泣した。
そこへ必死に馬を駆けて来た烏骨里たちが到着したが、その時、喜隠の背中に一斉に射撃隊が矢を放ってしまう。

烏骨里は足がもつれ、何度も転びながらようやく夫と息子の元へたどり着いた。
すでに絶命した留礼寿、すると虫の息となった喜隠がうっすら目を開ける。
「私の野心のせいで君の人生を台無しに…我らの子を失ってしまった…」
「一緒に老いると約束したわ…一緒に孫の顔を見ると…忘れたの?…ゥッ…」
「私は…君との約束を1つも果たせなかったな…
 最後に約束してくれ…己を…大切にして…しっかり生きると…君はまだ若い…
 別の男に嫁いで子を産み、幸せになってくれ…」
「嫌よ!」
しかし喜隠は烏骨里と踊った跳月(チョウゲツ)大会の夜を思い出しながら旅立った。
「喜隠?…喜隠!…喜隠!ああぁぁぁぁ~!」
胡輦は烏骨里が喜隠を胸に出して絶叫する様子を見ながら、何と残酷な運命なのかと胸が締め付けられた。



一方、焦山の行宮では病床の景宗の前に臣下たちが集まり、遺詔を聞いた。
「″梁(リョウ)王・隆緒(リュウショ)は皇后の長子であり年は12歳、聡明で文武に優れるゆえ皇帝にふさわしい
 群臣は忠心をもって幼帝の補佐に励むように、なお軍や国の大事については皇后が採決を行う″」
すると景宗は燕燕と梁王、韓徳譲の3人だけを残して人払いした。
「文殊奴(モンジュド)、お前は遼の君主となるのだ…怖いか?」
「いいえ…シクシク」
「2つのことを胸に刻んでおくように…将来、明君となるならこの言葉を覚えておくのだ
 ″大学の道は明徳を明らかにし、民を新にし、至善に止(トド)まるにあり″」
それはかつて燕燕が景宗に言った言葉だった。
「2つ目だ、韓徳譲はお前の父と母が誰よりも信頼する人物だ…父に対するのと同じく大切に敬え
 …決して背いてはならぬ、よいな?」
「分かりました…(TωT)」



景宗は息子を下げ、韓徳譲をそばに呼んだ。
「かつて私は己の欲のために燕燕を無理に妃とした…私はお前を裏切った…
 だがお前たちは決して私を裏切らなかった…今日の遼があるのは2人のおかげだ…」
すると徳譲は過去を水に流すと伝え、心を尽くして幼帝と皇后を補佐すると約束した。
今回ようやく長く続いた懸案を取り除いた景宗、しかしまだ多くの困難が待ち受けているだろう。
「お前に燕燕と我が子を…託したい…」
「心配ない、私が必ず皇后と幼帝を守ってみせる」
その言葉を聞いた景宗は安堵し、燕燕には自分の死後、思うように生きて欲しいと願った。
「燕燕…」
景宗は最後の力を振り絞って燕燕の手を取り、徳譲に渡そうとしたが、そこで力尽きてしまう。



…乾亨(ケンキョウ)4年、景宗・耶律賢は雲州の焦山で病死、35歳であった
…同年、梁王・耶律隆緒が即位し、統和(トウワ)と改元される
…廟号は聖宗である

燕王府では韓匡嗣(カンキョウシ)が危篤となり、夫人が悲しみに暮れていた。
しかしそこへ景宗崩御の知らせが届く。
韓匡嗣は息子を煩わせまいと、自分が死んでも上京に戻ってから伝えて欲しいと頼んだ。
「陛下…あなたのような明君に仕えられて我が生涯に悔いはありません
 願わくはこの先も…陛下と共に…」
すると韓匡嗣は景宗のあとを追うように旅立った。

焦山で梁王が即位、皇后が摂政となった。
しかし即位式の途中で蜀(ショク)王・耶律道隠(ヤリツドウイン)が横槍を入れる。
「皇后、先帝の崩御には心をお痛めのことでしょう
 しかし新帝即位については議論の余地があります」
実は遼では幼帝即位の先例がなく、開国以来、年長の親王が帝位を継いでいた。
掟に従うべきだと訴える道隠、すると韓徳譲が皮室軍を率いて現れ、真っ先に即位の祝辞を述べてしまう。
恐れおののいた臣下たちは慌てて拝礼すると、さすがに道院も幼帝を受け入れるしかなかった。

上京に戻った燕燕は早速、韓徳譲と協議を始めた。
先帝の崩御を狙い南朝が攻めてくる可能性がある。
そんな中、韓徳譲の元に父の訃報が届いた。
燕燕は先帝と時を同じくして亡くなったことに驚き、燕王の先帝への忠心は他に並ぶ者がいないと感慨深い。
一方、渤海(ボッカイ)妃・玉簫(ギョクショウ)は我が子の成長に目を細めながら、愛する人を失った悲しみに打ちひしがれていた。

つづく


(´-ω-`)なぜか泣けなかったわ…





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最終更新日  2021.10.30 21:31:58
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