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2026.09.02
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第8話

食事の前に手を洗いに行った姜暮(ジャンムー)は腰に蛇のタトゥーがある女を見つけた。
姜暮は通り過ぎようとしたが、ちょうど通話が終わった女に捕まってしまう。
「格闘技場にいた子ね?…私が誰だか分かる?」
「…小青蛇(シャオチンショー)!」
「失礼ね!このタトゥーは龍よ」
「小青龍(ロン)!」
「ふふ、あなたって子うさぎみたいで可愛い、私は万青(ワンチン)、あなたは?」

万青は靳朝(ジンジャオ)とどんな関係か迫ったが、運悪く靳朝に見つかってしまう。
「何してる?」
すると万青は仲良くなったふりをして姜暮を連れて店に戻り、半ば強制的に自分の隣に座らせてしまう。

三頼(サンライ)は靳朝が姜暮のために買ってきた鶏肉でスープを作ってくれた。
喜ぶ姜暮だったが、万青が自分の差し入れの豚足を押し付けてくる。
手がべとべとになり顔を歪める姜暮、しかし金瘋子(ジンフォンズー)が姜暮に鶏のスープを取り分けてくれた。
( ˶´꒳​`˵ )<ありがとう…美味しいわ

万青は皆に可愛がられる姜暮に嫉妬、靳朝との関係を聞いた。
しかし三頼も金瘋子も妹だと答え、はぐらかされてしまう。
その時、靳朝が新しい皿とナイフを持って戻って来た。

靳朝は姜暮の豚足を引き受け、食べやすいように小さく切り始めた。

呆然とする姜暮、すると靳朝が突然、ナイフを机に突き刺し、不満をあらわにした。
「どうした?!」
隣にいた三頼は何が起こったのか分からなかったが、靳朝は黙って豚足の皿を姜暮に渡す。
「…食べたら帰れ」
「その前に宿題を終わらせてくる!」


三頼は姜暮にココナッツジュースを差し入れした。
「三頼哥…あの人は彼女なの?」
「ありえない、万青は万記(ワンジー)自動車の社長の娘だぞ」

万青は帰り際、靳朝を呼び止め警告した。
「お金なら私が渡すからもう手を引いて、闇の深さを知っているの?
 あなたを危険にさらせないわ、あなたが心配なのよ!
 …はっきり言う、あなたの探している部品、パパが買い占めたわ
 私に従うなら譲ってもいいけど」
「助けはいらない、何とかする」
その時、靳朝は車の影で聞き耳を立てている姜暮に気づき、話を終わらせた。
「ここへは来るな、帰れ」
「勝手にすればいいわ」

靳朝と万青の話を盗み聞きしていた姜暮。
ふいに静かになって恐る恐る様子を見ようとしたが、その時、靳朝が現れた。
「入ってくるな、ここはものが散乱している」
「彼女はいいのに?!」
「…何だ、拗ねているのか?」
靳朝は姜暮が嫉妬していると思うと可愛かったが、姜暮は急に黙り込んでしまう。
…金瘋子は万記の人間だったのね、でも営業妨害の件で祥子(シアンズー)を叱ったと言ってた、靳朝が話題を変えたのは小青蛇が聞いていたからだわ、彼女は靳朝と敵対する万社長の娘なのに、靳朝のこと心配しているみたいだった、きっと靳朝のことが好きなのね、でも靳朝にその気があれば追い返さないはず…
しかし靳朝は姜暮が怒っていると誤解し、このガレージは散らかっていて汚れていると釈明した。
「悪事って何のこと?」
「何でもない」
詮索されたくない靳朝は帰れと言った。
すると姜暮は三頼が靳朝が来るのを待っているという。
「今日もここに?」
「だってパパの家はエアコンが壊れて暑いの…」
姜暮は急いでバックヤードに入り、ドアを閉めてしまう。



翌朝、姜暮は寝坊し、大慌てでバックヤードを飛び出した。
その時、ちょうど中庭に停まっているバイクが目に入り、靳朝にねだって送ってもらうことにする。
無事に学校に到着。
靳朝は慌てる姜暮のヘルメットを脱がせ、鏡を見せてボサボサの髪の毛を直すよう促した。
「行ってくる!」
「待った!…朝食だ」
すると姜暮は照れくさそうにポケットからチラシを出した。
「学校の公開日があるの…じゃあね!」



一方、林歳(リンスイ)は相変わらずRX7のオーナーを探していた。
するとふと3ローターの持ち主を知る姜暮のことを思い出し、靳記(ジンジー)中華料理店に向かう。
姜暮の姿はなかったが、ひとまず店に入って注文した林歳。
その時、偶然にも靳朝が店のビールの補充にやって来た。
靳朝は林歳に気づいたが、怪訝そうな顔でそのまま帰ってしまう。
…運転する姿がある人に似てる…
林歳はあの時、姜暮が思い浮かべた相手が靳朝だと気づいた。

靳朝の想い人のヒントとなるキーホルダーを見つけられない姜暮。
…例のキーホルダーは靳朝が持っているはず…
その夜、姜暮が学校から戻ると、ちょうど靳朝が車を整備していた。
「鍵を貸して、冷房の修理は時間がかかるんだって、今日も多分、泊まるわ」
車内に頭を突っ込んでいた靳朝は姜暮の声に気づいて体を起こした。
「大丈夫、自分で取るから」
姜暮は靳朝の作業着のポケットに手を突っ込んだが、何も入っていない。
「何してるんだ?」
「はっ!何もしてないもん!」
ポケットの場所が場所だけに急に恥ずかしくなった姜暮は怒ってバックヤードに入ってしまう。
その様子を偶然、三頼が見ていた。
「またいじめたのか?」
「なんで怒ったのか分からん、急に手を入れてきたんだ」
三頼は姜暮が何を探していたのか気づき、吹き出すのをこらえた。
「次から小銭でも入れとけばいいのか?」
(´゚艸゚)∴ブッ!<俺、帰るわ




今日は休講日、姜暮は工場のみんなと一緒に昼食を取っていた。
すると靳朝が学校の公開日のため、実家から持ってきた制服を姜暮にプレゼントする。
三頼たちはその制服が靳朝の宝物だと知っていた。
それを姜暮に渡したとなればその意味は明白、鉄公鶏(ティエゴンジー)と小陽(シャオヤン)に囃し立てられてしまう。

姜暮は靳朝の昔の制服を来てシャークン高校の娜娜(ナナ)を訪ねた。
ちょうどバンドのセッティング中だった娜娜、すると姜暮の制服を見て目を丸くする。
「あなたの哥哥、本当に優秀だったのね、いや超秀才よ!」
娜娜の話によれば成績が地区レベル以上の入賞者は賞状と奨学金と特別な制服がもらえるという。
制服のデザインは同じだが、胸のワッペンが金色で星が付いていた。
「ここ数年で星が付いたのは確か1人だけ、あなたの哥哥・靳朝だったのね!」

姜暮は奨学金がありながらなぜ靳朝が進学を諦めたのか気になった。
「この制服、何の試験で入賞したの?」
「物理の選抜だ」
「それで?どうして大学入試を受けなかったの?」
しかし靳朝は黙って仕事に戻ってしまう。
そこへ三頼がやって来た。
「有酒(ヨウジウ)なんか放っておいて遊びにおいで!」

三頼のペットショップでゴールデンレトリバーの西施(シーシィ)が子供を産んだ。
「おめでとう、CC」
するとなぜか子犬が1匹だけ別のケージに入っている。
実は生まれた時に虫の息だったせいで母親が育児放棄していた。
「子供の頃、似たような子犬を拾ったわ、でも飼えなかったの」
姜暮は昔を懐かしんだ。
あの時、どうしても犬を捨てられず、靳朝と2人でこっそり犬を飼うことにする。
しかし数日後、犬はいなくなっていた。
「閃電(シャンディェン)て名前をつけたけど、結局、見つからなかったの」
その時、靳朝が車で迎えに来た。
「行くぞ!」
子犬と離れがたい姜暮、その様子を観た三頼は犬を飼いたければ靳朝に頼んでみろとそそのかした。

靳朝は姜暮と一緒に水上市場で買い物していた。
黙り込んでいる姜暮の様子から何か話があると気づいた靳朝、すると姜暮は三頼の店に母犬に見捨てられた子犬がいたと切り出す。
「飼いたいのか?…生まれた4匹のうち2匹は買い手が決まった
 三頼は売れ残りを俺の所に預けたいんだよ、そうすれば餌代が浮くからな」
「私が餌代を出すからしばらく預かって、それならいいでしょう?」
「しばらくって?…この国を出る時、連れて行けるのか?
 手放すなら最初から飼うな、情が移る」
靳朝の冷たい態度に姜暮は深く傷つき、10年分の鬱憤が爆発した。
「それが本音なんだ、離ればなれになったら他人も同然
 本当の兄妹じゃないなら連絡したって情が移って厄介なだけ、ってこと?」
姜暮は怒って歩き出した。
「おい!…なぜそんなに怒るんだ?子犬を飼うなって言っただけだろう?」
「親に捨てられた可哀想な子なのよっ!」
すると姜暮は独りで帰ってしまう。



姜暮を怒らせてしまった靳朝。
その夜、仕方なく三頼の店に向かった。
「犬を預かる」
「姜暮の頼みなら聞くんだ?(´゚艸゚)∴ブッ
 もし姜暮に好きだと言われたら、他の女みたいに冷たくあしらえるか?」
靳朝は一瞬、そんな考えが頭をよぎったが、すぐ払拭した。

翌日、姜暮は気まずそうに飛馳(フェイチー)自動車へやって来た。
すると三頼が子犬と一緒に出迎える。
「君の子だよ」
「私の子?…靳朝が飼うって言ったの?!」
喜んだ姜暮は子犬を連れて工場にいる靳朝の元へ急いだ。
「預かってくれるのね!名前は閃電にする、お世話するためにしばらく泊まらなくちゃ~」
しかし照れ臭い靳朝は黙ったまま何も言わなかった。
そこで姜暮は時代劇のごとく拱手(キョウシュ)、頭を下げて礼を尽くす。
「預かってくれて感謝します!」
「こういう時は何と呼ぶんだ?」
「グァッ…」
「聞こえない」
「哥ーっ!」
鉄公鶏と小陽はそんな仲睦まじい靳朝と姜暮の様子を眺めながら目を細めた。

仲直りして早速、閃電と遊び始めた姜暮。
そこへ万青の車が突っ込んできた。
「キィャアァァァァァァァァァァ!」
「驚いた?心配しないで、ひいたりしないわ、靳朝の犬?」
「私の犬よ、預かってもらってるの(ブスッ」
「あなたも?あなたも預かってもらってるの?」

万青は靳朝を呼びつけ、門の前で立ち話を始めた。
なかなか靳朝が戻らず面白くない姜暮。
そこで小陽からもらった林檎を手に2人の元へ向かう。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)ムームーwww





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最終更新日  2026.09.03 20:14:43
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