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第一朗読ローマ 8・31b−39使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。 「わたしたちは、あなたのために 一日中死にさらされ、 屠られる羊のように見られている」と書いてあるとおりです。しかし、これらすべてのことにおいて、わたしたちは、わたしたちを愛してくださる方によって輝かしい勝利を収めています。わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。 福音朗読ルカ 13・31−35ルカによる福音 ちょうどそのとき、ファリサイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに言った。「ここを立ち去ってください。ヘロデがあなたを殺そうとしています。」イエスは言われた。「行って、あの狐に、『今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべてを終える』とわたしが言ったと伝えなさい。だが、わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外の所で死ぬことは、ありえないからだ。エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。見よ、お前たちの家は見捨てられる。言っておくが、お前たちは、『主の名によって来られる方に、祝福があるように』と言う時が来るまで、決してわたしを見ることがない。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です教会暦と聖書朗読(2020年度) 主日A年・週日第2周年 [ カトリック中央協議会出版部 ]
2019.10.31
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勝運、財運のご利益で知られる勝林寺は、東福寺の塔頭で天文19年(1550)に創建、毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれています。一本造の毘沙門天立像は10世紀後半頃の作で、長らく東福寺仏殿の天井裏に密かに安置されていました。秋の特別拝観では毘沙門天のほか、数多くの平安時代の仏像、また良縁にご利益があると女性に人気の「吉祥紅葉」が見られます。期間中は昼夜入れ替えなしのライトアップも行われ、昼から夜へ移ろうさまをゆっくり堪能いただけます。日程:2019年11月16日(土)~12月1日(日)10:00~19:30(受付終了19:00)料金:600円(寺宝の説明付き)場所:東福寺 勝林寺
2019.10.31
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10月31日の花言葉はオケラで「親しみやすい」です。ホソバオケラ(細葉朮、学名:Atractylodes lancea)はキク科の植物の1種。別名はソウジュツ。概要中国華中東部に自生する多年生草本。花期は9〜10月頃で、白〜淡紅紫色の花を咲かせる。中国中部の東部地域に自然分布する多年生草本。通常は雌雄異株。但し、まれに雌花、雄花を着生する株がある。日本への伝来は江戸時代、享保の頃といわれる。特に佐渡ヶ島で多く栽培されており、サドオケラ(佐渡蒼朮)とも呼ばれる。生薬本種またはシナオケラ Atractylodes chinensis の根茎は、蒼朮(そうじゅつ)という生薬である(日本薬局方での定義による)。中枢抑制、胆汁分泌促進、抗消化性潰瘍作用などがあり、平胃散や消風散などの漢方方剤に使われる。日本では江戸時代に、焚蒼(たきそう)といって、根茎に火をつけて煙を部屋に出させることで、梅雨時に衣服や和本などのカビや蚊などの虫害を防ぐことが行われていた。
2019.10.31
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第一朗読ローマ 8・26−30使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、“霊”は〕弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。 福音朗読ルカ 13・22−30ルカによる福音 〔そのとき、〕イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。家の主人が立ち上がって、戸を閉めてしまってからでは、あなたがたが外に立って戸をたたき、『御主人様、開けてください』と言っても、『お前たちがどこの者か知らない』という答えが返ってくるだけである。そのとき、あなたがたは、『御一緒に食べたり飲んだりしましたし、また、わたしたちの広場でお教えを受けたのです』と言いだすだろう。しかし主人は、『お前たちがどこの者か知らない。不義を行う者ども、皆わたしから立ち去れ』と言うだろう。あなたがたは、アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが神の国に入っているのに、自分は外に投げ出されることになり、そこで泣きわめいて歯ぎしりする。そして人々は、東から西から、また南から北から来て、神の国で宴会の席に着く。そこでは、後の人で先になる者があり、先の人で後になる者もある。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です村上茂の生涯 カトリックへ復帰した外海・黒崎かくれキリシタンの指 (聖母文庫) [ ロジェ・ヴァンジラ・ムンシ ]
2019.10.30
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臨済宗南禅寺派の門跡寺院で、承応3年(1654)御水尾天皇が皇女を開基として創建した通常は非公開のお寺です。谷御所、鹿ヶ谷比丘尼御所ともよばれ、往時の尼宮たちの雅な暮らしを偲ばせる御所人形など貴重な寺宝が残されています。本堂は江戸幕府11代将軍・徳川家斉が寄進したもので、如意輪観音像を安置。格調高い池泉観賞式庭園があり、樹齢350年を超えるタカオカエデなど色鮮やかな紅葉が見事な美しい庭園です。日程:2019年11月16日(土)~12月1日(日)10:00~16:30(受付終了16:00)お問合せ:075-213-1717(京都市観光協会)料金:600円場所:霊鑑寺
2019.10.30
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10月30日の花言葉はナギナタコウジュで「匂い立つ魅力」です。ナギナタコウジュ(薙刀香薷、学名:Elsholtzia ciliata [1][2])は、シソ科ナギナタコウジュ属に分類される1年生草本の植物。北海道から九州、アジアの温帯に分布し、山の道端に生える1年生草本。全体に香気(臭気)がある形態茎は四角形の断面で軟毛があり、分枝が多く高さ 30 - 60 cm になる[2][4]。葉柄は 0.5 - 2 cm で、葉身は卵形から狭卵形で長さ 3 - 9 cm になる。開花期は 9 - 10 月で、花穂に花が一方向にだけ向いて着く。苞は扁円形で中央が最大幅となり、その背面はほぼ無毛となっていて、縁に短毛がある。花冠は約 5 mm で淡紅紫色で毛が多い。利用アイヌはナギナタコウジュを「エント」と呼び、刈り取って乾燥させたものを煮出して茶のように飲用していた。
2019.10.30
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10月29日の花言葉はウメモドキで「明朗」です。ウメモドキ(梅擬、学名:Ilex serrata)とは、モチノキ科モチノキ属の落葉低木。分布中国と日本の本州、四国、九州の落葉広葉樹林内に分布する。広島県では、吉備高原から中国山地の湿原や湿った林下に分布する。表六甲の中腹から裏六甲にかけて、広い範囲に点々と分布している。熊本県阿蘇郡の旧阿蘇町(現在の阿蘇市)の町の木であった。山形県でレッドリストの絶滅寸前、千葉県で危急種の指定を受けている種である。特徴木の高さは2-3 m、雌雄異株である。葉は互生し、長さ3-8 cm、幅1.5-3 cmの楕円形で、先端が尖り葉の縁は細かい鋸歯形状である。葉の裏に毛がある。 花は、淡紫色で5-7月頃、咲かせる。果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っている。このため落葉後の赤い実が目立つ。庭木、鉢植、盆栽、活け花に使われるが、鑑賞の対象は花より果実である。和名は、葉がウメの葉に似ていることや花も梅に似ているころに由来する。別名が、「オオバウメモドキ」。11月8日の誕生花である。
2019.10.29
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紅葉の名所として名高い東福寺から泉涌寺の間には約30の窯元があり、大正初期から約百年にわたって京焼・清水焼一筋に作陶しています。紅葉の美しい季節、窯元大陶器市が開催され、市価よりお得な価格でお気に入りの陶器を手に入れることができます。土・日曜は京焼・清水焼がもらえるスタンプラリーや体験イベントなどもあります。日程:2019年11月16日(土)~24日(日)10:00~16:30場所:東福寺~泉涌寺エリア電話:075-531-5678(青窯会会館、11:00~16:00 土日祝休)
2019.10.29
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第一朗読ローマ 8・18−25使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。被造物は、神の子たちの現れるのを切に待ち望んでいます。被造物は虚無に服していますが、それは、自分の意志によるものではなく、服従させた方の意志によるものであり、同時に希望も持っています。つまり、被造物も、いつか滅びへの隷属から解放されて、神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれるからです。被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。被造物だけでなく、“霊”の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり、体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。わたしたちは、このような希望によって救われているのです。見えるものに対する希望は希望ではありません。現に見ているものをだれがなお望むでしょうか。わたしたちは、目に見えないものを望んでいるなら、忍耐して待ち望むのです。 福音朗読ルカ 13・18−21ルカによる福音 〔そのとき、〕イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」 また言われた。「神の国を何にたとえようか。パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です【新品】【本】カトリックの信仰 岩下壮一/著
2019.10.29
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第一朗読エフェソ 2・19−22使徒パウロのエフェソの教会への手紙 〔皆さん、〕あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。 福音朗読ルカ 6・12−19ルカによる福音 そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。 イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から、イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。汚れた霊に悩まされていた人々もいやしていただいた。群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていたからである。 シモンの名は、使徒の名簿の11番目に記されている。シモンについては、「熱心党のシモン」と呼ばれていたことのほかは何も知られていない。タダイとも呼ばれるユダは、最後の晩餐のとき、「主よ、わたしたちにはご自分を現そうとなさるのに、世にはそうなさらないのは、なぜでしょうか」(ヨハネ 14・22)とイエスに尋ねた使徒である。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です【新品】【本】新・カトリックと日本人 世界最大の宗教を理解するための本 坂本尭/著
2019.10.28
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臨済宗大本山妙心寺の塔頭、大雄院は尾張徳川家の家老・石河光忠が父光元の菩提を弔うために慶長8年(1603)に建立されました。山門・庫裏・方丈が京都府指定文化財で、方丈の襖72面は江戸期の有名な漆工芸家・美術家の柴田是真によるもの。大雄院では、是真が残した傑作、明治宮殿の花の丸天井を襖絵として復活させる襖絵プロジェクトを行っています。秋の特別拝観では完成した10面の襖絵を見ることができ、その美しさと技術の高さは必見です。200年前に描かれた是真の肉筆画と今回復活した新しい是真の襖絵、見比べてみるのはいかがでしょうか。日程:2019年11月15日(金)~12月1日(日)10:00~16:00(受付終了)料金:600円場所:妙心寺 大雄院
2019.10.28
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臨済宗大本山妙心寺の塔頭、大雄院は尾張徳川家の家老・石河光忠が父光元の菩提を弔うために慶長8年(1603)に建立されました。山門・庫裏・方丈が京都府指定文化財で、方丈の襖72面は江戸期の有名な漆工芸家・美術家の柴田是真によるもの。大雄院では、是真が残した傑作、明治宮殿の花の丸天井を襖絵として復活させる襖絵プロジェクトを行っています。秋の特別拝観では完成した10面の襖絵を見ることができ、その美しさと技術の高さは必見です。200年前に描かれた是真の肉筆画と今回復活した新しい是真の襖絵、見比べてみるのはいかがでしょうか。日程:2019年11月15日(金)~12月1日(日)10:00~16:00(受付終了)料金:600円場所:妙心寺 大雄院
2019.10.28
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10月28日の花言葉はセンブリで「はつらつとした美しさ」です。センブリ(千振、学名:Swertia japonica (Schult.) Makino)は、リンドウ科センブリ属の二年草。薬草として利用され、生薬名及び別名は当薬(とうやく)という。分布中国、朝鮮半島、日本に分布する。日本では、北海道西南部、本州、四国、九州にかけて広く分布し、日当たりの良く、やや湿り気のある山野の草地に生育する。田中澄江は『花の百名山』の著書で、高鈴山を代表する花として紹介し、『新・花の百名山』の著書で熊野路を代表する花として紹介した。特徴草丈は普通5-30 cm。茎は薄紫色を帯び、太さは1-2 mmで断面は四角く、直立し根元から数本に分かれて生える。1-3 cmほどの細長い線形の葉が対生する。発芽した芽がロゼット状の根生葉となりそのまま越冬し、翌年の8-11月に多数の花を咲かせる。白い花冠は深く5裂し、縦に紫色の線があり、基部に蜜腺溝がある。蜜腺の周囲には細い毛が生える。5枚の萼片は、線形で尖り、長さは5-11 mm。朔果は花冠よし少し長く、種子はやや円い。根は黄色を帯びる。花、葉、茎、根はすべて苦い。葉の幅が広い変種のヒロハセンブリ(学名:Swertia japonica (Schult.) Makino var. latifolia Konta)が東京都の八丈島で確認されている。花冠が薄紫色の近縁種のムラサキセンブリ(紫千振、学名:Swertia pseudochinensis H.Hara)がある。利用1856年に飯沼慾斎は『草木図説』でセンブリについて、「邦人採テ腹痛ヲ治シ、又ヨク虫ヲ殺ス」と書いている。薬には開花期の全草が用いられる。乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む。薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、発毛など。マスカラや眉墨などの化粧品に配合されている。日本薬局方に収載されている苦味チンキやセンブリ末の材料のひとつである。ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つとされていて、最も身近な民間薬の一つである。センブリの名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」ということからつけられたとされている。その由来の通り非常に苦味が強く、最も苦い生薬(ハーブ)といわれる。苦味成分はスウェルチアマリン (swertiamarin)、スエロサイド (sweroside)、アマロゲンチン (amarogentin)、アマロスエリン (amaroswerin)、ゲンチオピクサロイド (gentiopicroside)、などの苦味配糖体(くみはいとうたい)である[9]。中でもアマロスエリンは天然物で屈指の苦い物質である。ドクダミやゲンノショウコと共に有名な薬草である。生薬名「当薬」も和語である。日本固有の生薬であり、漢方薬には用いられない。観光地のおみやげ店などで、乾燥したものが売られていることを見かけるが、乾燥品は医薬品と見なされるので、医薬品医療機器等法の許可なく販売すると同法違反になる。センブリを使ったセンブリ茶は非常に苦い。山野草として苗が市販されている。センブリの生産医薬品などに利用されているセンブリは全量日本国内で生産されている。従来は野生の株の採集のみを行っていたが、昭和50年台初頭から長野県で本格的な生産が始まり、その当時の価格は1 kgあたり30,000円ほどであった[9]。1973年(昭和48年)から長野県の野菜花き試験場佐久支場で、発芽技術などのセンブリの栽培技術研究が開始された[12][13]。1981-2002年の国内総生産は年間30 t程度が最大で、長野県と高知県の農家で契約栽培されている。2007年には、長野県ではセンブリさび病(学名は Uredo sp. だが未確定)などにより生産量が大幅に減少した。「センブリ」にまつわる話当薬を胃薬に用いるようになったのは、蘭学に影響しているといわれている。シーボルトが、近江路の製薬所で俵に入ったセンブリを「ゲンチアナ」と間違えたという有名な逸話がある。ヨーロッパでは、ゲンチアナのような苦い薬を、胃腸薬に使用していた。しかし、上記の苦味配糖体以外には、特に薬効成分は含まれておらず、苦味が舌を刺激して、食欲増進などに効果があると言われるほかには、特に胃の疾患には効果がない。それでも胃の万能薬としてもてはやされているのには、「苦ければ胃によく、漢方薬である」という誤解が氾濫しているからだと考えられる。しかし近年、センブリのもつ胃腸への作用は、センブリの成分であるスウェルチアマリンがドーパミンD(2)レセプターを阻害することで起こるということが研究によりわかっている。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21571047 また、センブリのメタノール抽出物は抗コリン作用で胃腸に働きかける。その効果を詳細に調査するためにカラムクロマトグラフィーで分画し、その成分を調べたところ30%のスウェルチアマリンが含まれていることが報告されている。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1943170
2019.10.28
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第一朗読シラ 35・15b−17、20−22aシラ書主は裁く方であり、人を偏り見られることはないからだ。貧しいからといって主はえこひいきされないが、虐げられている者の祈りを聞き入れられる。主はみなしごの願いを無視されず、やもめの訴える苦情を顧みられる。御旨に従って主に仕える人は受け入れられ、その祈りは雲にまで届く。謙虚な人の祈りは、雲を突き抜けて行き、それが主に届くまで、彼は慰めを得ない。彼は祈り続ける。いと高き方が彼を訪れ、正しい人々のために裁きをなし、正義を行われるときまで。 第二朗読二テモテ 4・6−8、16−18使徒パウロのテモテへの手紙 〔愛する者よ、〕わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。 わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。彼らにその責めが負わされませんように。しかし、わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。そして、わたしは獅子の口から救われました。主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。 福音朗読ルカ 18・9−14ルカによる福音 〔そのとき、〕自分は正しい人間だとうぬぼれて、他人を見下している人々に対しても、イエスは次のたとえを話された。「二人の人が祈るために神殿に上った。一人はファリサイ派の人で、もう一人は徴税人だった。ファリサイ派の人は立って、心の中でこのように祈った。『神様、わたしはほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、また、この徴税人のような者でもないことを感謝します。わたしは週に二度断食し、全収入の十分の一を献げています。』ところが、徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。『神様、罪人のわたしを憐れんでください。』言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人であって、あのファリサイ派の人ではない。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリック教会論への招き 増田祐志/著
2019.10.27
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本尊の身代わり不動尊に家内安全や無病息災、諸願円満を祈願します。赤穂浪士・大石内蔵助が好機を待ち続けていた山科から詣でて、大願成就を祈ったのが法住寺です。邦楽と御詠歌が奉納され、稚児行列などが行われます。その後、天狗が先導する赤・青・黒の3匹の鬼が松明・剣・まさかり・槌を振るいながら拍子を合わせて護摩の周りを踊り歩く鬼法楽や山伏問答と続き、採燈大護摩供が焚き上げられます。笹酒やうどんのお供養もあります。日程:2019年11月15日(金)大護摩供14:00~(前後催しあり)料金:護摩木1本200円、御祈祷3,500円~場所:法住寺
2019.10.27
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10月27日の花言葉はヨメナで「隠れた美しさ」です。ヨメナ(嫁菜、学名:Aster yomena)はキク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。分布本州中部以西、四国、九州に分布する。中国には一部で帰化しているらしい。道端にごく普通の植物であるが、山間でも見かける。やや湿ったところを好む。特徴道端で見かける雑草に類する植物で、秋に薄紫か白い菊の花をつける。ただし、よく似た姿のキク類は他にもいくつかあり、一般にはそれらをまとめてヨメナと呼んでいることが多い。いわゆる野菊に類するものである。地下茎があり、小さな群落を作る。茎は高さ50-100cm位になり、上の方で枝分かれして、小さな茂みを作る。葉は卵状楕円形で、粗く低い鋸歯がある。色は深緑で、つやがあまりない。周辺には浅くて大きな鋸歯がある。秋に茎の先端から花茎を伸ばし、その先端に花をつける。花茎は基部で少し枝分かれする。花はいわゆる野菊の花である。外側にはサジ型の白い舌状花が並び、内側には黄色い管状花が密生する。花が落ちるとあとには種子(実際は果実)が並んでいるのが見える。種子にはタンポポのような冠毛は全くなく、タイルが並んでいるような外見となる。ヨメナの染色体数は2n=63で、これは中国から九州に入ったオオユウガギク(2n=72)と南から侵入したコヨメナ (2n=54) の交配で生まれたと考えられている。利用若芽を摘んで食べる。古くは万葉集の時代から使われていたようで、オハギ、あるいはウハギと呼ばれている。ヨメナご飯なども有名。名前の由来は嫁菜とも夜目菜とも言われ、はっきりしない。一説には、美しく優しげな花を咲かせるため「嫁」の名がつくといわれている。なお、のぎくをヨメナの別名とする記述が国語辞典関連ではよく見られるが、植物図鑑ではヨメナの別名としてノギクを挙げた例はない。雑草に類するものであり、見れば美しいと思うかもしれないが、積極的に育てられるものではない。駆除しようとすると地下茎があるから厄介者である。
2019.10.27
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10月26日の花言葉はモヨウビユで「燃え上がった情熱」です。ヒユ科(Amaranthaceae)は双子葉植物の分類群。ほとんどが草で、世界に70属800種ほど(日本には5属10数種)あり、特に熱帯に多い。花は小さい風媒花で総状・穂状などの花序をなす。花被は5枚、子房上位。利用観賞用に栽培するものとして、ケイトウ(鶏頭)、ハゲイトウ(葉鶏頭)、センニチコウ(千日紅)などがある。一部のものは食用にされる。ヒモゲイトウ(センニンコク[仙人穀]、属名アマランサスでも呼ばれる)は南米で穀物として利用され、日本でもわずかに栽培された。ハゲイトウに近縁なヒユなどは野菜として利用され、よく似たイヌビユ、ハリビユなどは雑草としてよく見られる。
2019.10.26
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大正14年に完成した、下鴨神社の南に位置する豪商・旧三井家の別邸(重文)。格調高い「玄関棟」に続く「主屋」は、南に広がる庭園と一体となった開放的な造りで、庭園には燈籠や巨石が配され、泉川から水を引いた瓢箪型の池が作られています。この秋は、通常公開されている玄関棟および主屋一階・庭園に加えて、通常非公開の主屋二階を特別公開。二階からの庭園の眺めをお楽しみいただけます。日程:2019年11月14日(木)~12月3日(火)9:00~17:00(受付終了16:30)料金:900円場所:旧三井家下鴨別邸
2019.10.26
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第一朗読ローマ 8・1−11使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません。キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。なぜなら、肉の思いに従う者は、神に敵対しており、神の律法に従っていないからです。従いえないのです。肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、“霊”は義によって命となっています。もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。 福音朗読ルカ 13・1−9ルカによる福音 ちょうどそのとき、何人かの人が来て、ピラトがガリラヤ人の血を彼らのいけにえに混ぜたことをイエスに告げた。イエスはお答えになった。「そのガリラヤ人たちがそのような災難に遭ったのは、ほかのどのガリラヤ人よりも罪深い者だったからだと思うのか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。また、シロアムの塔が倒れて死んだあの十八人は、エルサレムに住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思うのか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。」 そして、イエスは次のたとえを話された。「ある人がぶどう園にいちじくの木を植えておき、実を探しに来たが見つからなかった。そこで、園丁に言った。『もう三年もの間、このいちじくの木に実を探しに来ているのに、見つけたためしがない。だから切り倒せ。なぜ、土地をふさがせておくのか。』園丁は答えた。『御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください。』」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリック入門
2019.10.26
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10月25日の花言葉はダンギクで「忘れ得ぬ思い」です。カリガネソウ属(雁草属、学名:Caryopteris、英名:bluebeard)はシソ科に属する植物の属の一つ。クロンキスト体系ではクマツヅラ科に属していた。東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に分布する。直立または蔓状に伸び、草丈1-4m前後に生長する草本である。葉は対生し、広卵形または披針形で、縁は全縁または鋸歯(ギザギザ)がある。芳香を持つ種が多い。花は集散花序または密錐花序に付き、単独で咲くものは稀である。花弁と萼は 5枚であることが多く(4ないし 6 枚もある)、花弁は青紫色または白色で、チョウやハナバチなどによって受粉する。大きく広がって咲き、凹形で縁に飾りが付く。雄蕊は 4本で大きく突き出る。子房室は4つあり、通常は4つの種子が結実する 。数種が観賞用に栽培され、ハナシキブは園芸種が作出されている。
2019.10.25
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紅葉の名所・嵐山。百人一首にも歌われている小倉山の紅葉の美しさをたたえ、毎年11月の第2日曜日に行われます。天龍寺船など嵯峨嵐山の社寺にちなんだ船をはじめ、今様船、平安管弦船など全10数隻の美しく飾られた船が、優雅な平安絵巻を大堰川の川面に再現します。河畔では島原太夫道中や嵯峨大念仏狂言の上演などもあります。日程:2019年11月10日(日)10:30~、13:00~(雨天中止)料金:無料(茶席などは有料)場所:嵐山渡月橋上流一帯電話:075-861-0012(嵐山保勝会)
2019.10.25
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第一朗読ローマ 7・18−25a使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを知っています。善をなそうという意志はありますが、それを実行できないからです。わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。もし、わたしが望まないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。それで、善をなそうと思う自分には、いつも悪が付きまとっているという法則に気づきます。「内なる人」としては神の律法を喜んでいますが、わたしの五体にはもう一つの法則があって心の法則と戦い、わたしを、五体の内にある罪の法則のとりこにしているのが分かります。わたしはなんと惨めな人間なのでしょう。死に定められたこの体から、だれがわたしを救ってくれるでしょうか。わたしたちの主イエス・キリストを通して神に感謝いたします。 福音朗読ルカ 12・54−59ルカによる福音 〔そのとき、イエスは群衆に言われた。〕「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。 あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。あなたを訴える人と一緒に役人のところに行くときには、途中でその人と仲直りするように努めなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官のもとに連れて行き、裁判官は看守に引き渡し、看守は牢に投げ込む。言っておくが、最後の一レプトンを返すまで、決してそこから出ることはできない。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です教会の祈り 新しい聖務日課 [ 日本カトリック典礼委員会 ]
2019.10.25
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10月24日の花言葉はカッコウアザミで「信頼」です。カッコウアザミ属(カッコウアザミぞく、学名:Ageratum)は、キク科の1属である。学名よりアゲラタム属、アゲラタムとも呼ばれる。属名は a(否定の接頭語)+ geras(古くなる)で、長い間鮮やかな青紫の花色が保たれることによる。主な栽培種戦前から栽培されていたのは、カッコウアザミ Ageratum conyzoides であったが、現在栽培されているのは、ほとんどがオオカッコウアザミ Ageratum houstonianum である。性状メキシコ原産の、半耐寒性常緑多年草または亜灌木であるが、園芸上は春播き一年草としている。草丈は、F1(一代交配種)の矮性種で15〜20cm、切り花用種や四倍体の「ブルーミンク」などは、70cmくらいになる。全草に粗い毛が生えている。茎は直立だが、根元からよく分枝し、匍匐状になることもある。葉は直径10cmくらい、ほぼ円形で対生する。花は、1cm位の頭花が円錐状に十数輪またはそれ以上まとまって咲く。花の色は、明るい青紫が基本であるが、白やうす桃色の品種もあり、最近かなり濃い紅色のものも出ている。栽培微細種子なので、タネは丁寧に播くようにする。苗ものは4月にはいると売り出されるが、これは1月か2月に温室で播いたもので、一般家庭で播く場合は、ソメイヨシノが散り始めた頃がよい。花壇に定植する時は、比較的排水の良いところを選ぶ。肥料、特に窒素肥料が多いと、葉はよく茂るが、花数が少なくなるので、肥料は控えめにしたほうがよい。
2019.10.24
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江戸時代初期、才色兼備と評判を集めた大坂新町の名妓・夕霧太夫。若くして病没した彼女は嵯峨野生まれと伝えられ、清凉寺の北側に墓地が作られました。井筒八ッ橋本舗主催で執り行われる夕霧祭では、本堂で法要が営まれた後、島原の太夫による優雅な舞や艶やかな道中が繰り広げられます。道中を終えた太夫は夕霧の墓地に参拝し、同日に開催される「嵐山もみじ祭」に合流します。日程:2019年11月10日(日)10:00~11:00(予定)お問合せ:0120-21-2120(井筒八ッ橋本舗)料金:無料(本堂内で法要・舞奉納を見学する場合拝観料400円)場所:清凉寺[嵯峨釈迦堂]
2019.10.24
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第一朗読ローマ 6・19−23使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、わたしは〕あなたがたの肉の弱さを考慮して、分かりやすく説明しているのです。かつて自分の五体を汚れと不法の奴隷として、不法の中に生きていたように、今これを義の奴隷として献げて、聖なる生活を送りなさい。あなたがたは、罪の奴隷であったときは、義に対しては自由の身でした。では、そのころ、どんな実りがありましたか。あなたがたが今では恥ずかしいと思うものです。それらの行き着くところは、死にほかならない。あなたがたは、今は罪から解放されて神の奴隷となり、聖なる生活の実を結んでいます。行き着くところは、永遠の命です。罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスによる永遠の命なのです。 福音朗読ルカ 12・49−53ルカによる福音 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。今から後、一つの家に五人いるならば、三人は二人と、二人は三人と対立して分かれるからである。 父は子と、子は父と、 母は娘と、娘は母と、 しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、 対立して分かれる。」 【任意・10月24日 聖アントニオ・マリア・クラレ司教】1807年、スペインのサレントに生まれる。司祭に叙階されて数年間は、説教をしながらカタロニア地方を巡回した。クラレチアン宣教会を創立し、キューバ島の司教に任命され、人々の救霊のために大いに貢献した。スペインに戻ると、教会に反対する人々から多くの苦難を受けたが、それを耐え忍んだ。1870年、フランスのフォンフロアードで死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリックの信仰生活がわかる本/景山あき子【合計3000円以上で送料無料】
2019.10.24
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10月23日の花言葉はシコンノボタンで「平静」です。シコンノボタン(紫紺野牡丹、学名:Tibouchina urvilleana)は、ノボタン科ティボウキナ属(和名シコンノボタン属)の常緑低木。別名スパイダーフラワー特徴中南米原産の常緑低木。庭木、鉢植えとして親しまれる。葉は対生で楕円。産毛で覆われ、ビロードのような手触りがする。本来は常緑だが日本では冬に落葉することが多い。花は五弁で、紫色の大輪花。オシベが長く飛び出しているのが特徴。一日花だが、花つきがよく、毎日多くの花を次々と咲かせる。花期は夏と秋だが、温度さえあれば冬でもわずかながら咲きつづける。南国原産にしては耐寒性がある。流通上はノボタンとシコンノボタンが混同されているが、ノボタンは短いオシベが黄色で長いオシベは紫色、シコンノボタンは長短のオシベが共に紫色である。必ず日当たりに植える。3メートルぐらいにまで大きくなるが、強風で枝が折れたり、姿が乱れるので、必ず支柱をたてる。風には弱い。剪定時期は4、5月。小さく仕立てて鉢植えにすることも可能。その場合冬は室内に取り込む。挿し芽で簡単に増やせる。
2019.10.23
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五穀の豊饒と稲荷大神の神恩に感謝する伝統ある祭事です。本殿祭において本殿前庭上にて新藁を忌火でもって焚き上げる神事が行われ、引き続き、全国崇敬者から奉納された十数万本の火焚串が神苑祭場で焚き上げられます。この火焚神事では次々と火焚串が火床に投げ込まれていく中、宮司以下神職・参列者が大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来を祈ります。18:00からは本殿前の庭燎(ていりょう)の明かりの中、「御神楽の人長舞(にんじょうまい)」が奏されます。日程:2019年11月8日(金)13:00~料金:無料場所:伏見稲荷大社
2019.10.23
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第一朗読ローマ 6・12−18使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕あなたがたの死ぬべき体を罪に支配させて、体の欲望に従うようなことがあってはなりません。また、あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から生き返った者として神に献げ、また、五体を義のための道具として神に献げなさい。なぜなら、罪は、もはや、あなたがたを支配することはないからです。あなたがたは律法の下ではなく、恵みの下にいるのです。 では、どうなのか。わたしたちは、律法の下ではなく恵みの下にいるのだから、罪を犯してよいということでしょうか。決してそうではない。知らないのですか。あなたがたは、だれかに奴隷として従えば、その従っている人の奴隷となる。つまり、あなたがたは罪に仕える奴隷となって死に至るか、神に従順に仕える奴隷となって義に至るか、どちらかなのです。しかし、神に感謝します。あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従うようになり、罪から解放され、義に仕えるようになりました。 福音朗読ルカ 12・39−48ルカによる福音 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒がいつやって来るかを知っていたら、自分の家に押し入らせはしないだろう。あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」 そこでペトロが、「主よ、このたとえはわたしたちのために話しておられるのですか。それとも、みんなのためですか」と言うと、主は言われた。「主人が召し使いたちの上に立てて、時間どおりに食べ物を分配させることにした忠実で賢い管理人は、いったいだれであろうか。主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。確かに言っておくが、主人は彼に全財産を管理させるにちがいない。しかし、もしその僕が、主人の帰りは遅れると思い、下男や女中を殴ったり、食べたり飲んだり、酔うようなことになるならば、その僕の主人は予想しない日、思いがけない時に帰って来て、彼を厳しく罰し、不忠実な者たちと同じ目に遭わせる。主人の思いを知りながら何も準備せず、あるいは主人の思いどおりにしなかった僕は、ひどく鞭打たれる。しかし、知らずにいて鞭打たれるようなことをした者は、打たれても少しで済む。すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される。」 【任意・10月23日 聖ヨハネ(カペストラノ)司祭】1386年、アブルッツィ地方(イタリア中部)のカペストラノに生まれる。ペルージアで法律の勉強に励み、しばらくの間、判事を務めた。フランシスコ会に入り司祭に叙階されると、キリスト者の道徳を高め、異端と戦うためにヨーロッパ全土で説教活動を行った。1456年、ウィラク(現在のクロアチアのイロク)で死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です「山の教会」・「海の教会」の誕生 長崎カトリック信徒の移住とコミュニティ形成 [ 叶堂隆三 ]
2019.10.23
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洛中洛外の飲み屋さんを紹介するシリーズ、今回は下鴨の「FILE CAFE」さんです。北大路通に面した好立地に最近オープンしたお店です。以前ここは銀行だったように記憶しています。今回はランチタイムでしたので軽くペルエールを頂き、デンマーク料理のお店のようですのでスモークサーモンを選びました。ジャガイモのポタージュや付け合わせがついてランチメニューはリーズナブルで北欧とドイツ料理が融合した感じで私の嗜好によく合います。なによりサーモンの下のしっとりとした黒パンが最高です。店名:ファイルカフェ (FILE CAFE) ジャンル:カフェ、ケーキ 予約・お問い合わせ :075-708-2254 住所:京都府京都市左京区下鴨西本町30交通手段:北山駅から853m営業時間・定休日:営業時間 11:00~23:00定休日:水曜日ペールエール4本セット【普通のビールがまるで水ワインに負けない香りと味わい】【本州送料無料】【サンクトガーレン直営店】
2019.10.22
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第一朗読ローマ 5・12、15b、17−19、20b−21使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだのです。すべての人が罪を犯したからです。 一人の罪によって多くの人が死ぬことになったとすれば、なおさら、神の恵みと一人の人イエス・キリストの恵みの賜物とは、多くの人に豊かに注がれるのです。一人の罪によって、その一人を通して死が支配するようになったとすれば、なおさら、神の恵みと義の賜物とを豊かに受けている人は、一人のイエス・キリストを通して生き、支配するようになるのです。そこで、一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです。しかし、罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。こうして、罪が死によって支配していたように、恵みも義によって支配しつつ、わたしたちの主イエス・キリストを通して永遠の命に導くのです。 福音朗読ルカ 12・35−38ルカによる福音 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。主人が婚宴から帰って来て戸をたたくとき、すぐに開けようと待っている人のようにしていなさい。主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれる。主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。」 【任意・10月22日 福者ヨハネ・パウロ2世教皇】教皇ヨハネ・パウロ2世(カロル・ヨゼフ・ヴォイティワ)は1920年にポーランドのワドヴィッチに生まれた。司祭叙階の後、ローマで神学を修めて帰国し、司牧活動や神学教育に携わった。クラクフ教区の補佐司教を経て、1964年に同教区大司教に任命され第2バチカン公会議に参加。1987年10月16日、ローマ教皇に選出され、ヨハネ・パウロ2世を名乗った。とくに家庭、青年、病者に対する使徒的熱意にあふれ、世界各地へ司牧訪問を行った。教導職の努めを多くの分野で果たし、『カトリック教会のカテキズム』ならびにラテン教会と東方教会の『教会法典』を公布した。2005年4月2日(復活節第2主日〔神のいつくしみの主日〕の前晩)にローマで死去。(カトリック中央協議会刊『毎日のミサ』2013年10月号 より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です明治期長崎のキリスト教 カトリック復活と
2019.10.22
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10月22日の花言葉はアキチョウジで「秘めやかな思い」です。ヤマハッカ属(ヤマハッカぞく、学名:Isodon、シノニム:Rabdosia、和名漢字表記:山薄荷属)はシソ科の属の一つ。特徴ふつう多年草、ときに低木。葉は対生し、まれに輪生し、縁には鋸歯がある。花は6個内外が仮輪をつくり、まばらな総状花序または円錐花序をつくる。花時の萼は鐘形でほぼ等間隔に5裂するが、果時には大きくなり、上唇が3浅裂、下唇が2裂する唇形になる。花冠は筒部背面がふくらみ、上唇が3-4裂して立ち、下唇はボート状になって前に突き出す。雄蕊は4個で、うち2個が長く発達し、下方に傾いてボート状になった花冠の下唇に抱かれる。果実は分果で、卵形から楕円形になり、基部に小型の着点がある。分布世界に約150種[1]あり、日本を含む東アジア、東南アジア、ヒマラヤ、アフリカに分布する。日本には7種が分布する。本属のほとんどの種間で、それぞれの自然雑種が報告されている。
2019.10.22
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第一朗読ローマ 4・20−25使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、アブラハム〕は不信仰に陥って神の約束を疑うようなことはなく、むしろ信仰によって強められ、神を賛美しました。神は約束したことを実現させる力も、お持ちの方だと、確信していたのです。だからまた、それが彼の義と認められたわけです。しかし、「それが彼の義と認められた」という言葉は、アブラハムのためだけに記されているのでなく、わたしたちのためにも記されているのです。わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方を信じれば、わたしたちも義と認められます。イエスは、わたしたちの罪のために死に渡され、わたしたちが義とされるために復活させられたのです。 福音朗読ルカ 12・13−21ルカによる福音 〔そのとき、群衆の一人がイエスに言った。〕「先生、わたしにも遺産を分けてくれるように兄弟に言ってください。」イエスはその人に言われた。「だれがわたしを、あなたがたの裁判官や調停人に任命したのか。」そして、一同に言われた。「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである。」それから、イエスはたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作だった。金持ちは、『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、やがて言った。『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、こう自分に言ってやるのだ。「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です【新品】【本】宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史 永田諒一/著
2019.10.21
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“秋は紅葉の永観堂”とうたわれる永観堂は、正式には禅林寺といいます。毎年、境内が赤や黄色に彩られる季節に開催されている「秋の寺宝展」は、同寺の所蔵する寺宝を間近に見ることができ、境内の美しい紅葉と共に貴重なお宝が見られます。また夜間にはライトアップも開催され、昼間とはまた違う景色を楽しむことができます(ライトアップは阿弥陀堂、画仙堂と庭園のみの拝観)。日程:2019年11月6日(水)~12月4日(水)9:00~17:00(受付終了16:00)、17:30~21:00(受付終了20:30)(入替制)料金:1,000円(ライトアップは600円)場所:永観堂[禅林寺]
2019.10.21
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10月21日の花言葉はオヤマリンドウで「正義」です。オヤマリンドウ(御山竜胆 Gentiana makinoi)は、山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年生植物。秋の湿原を代表する花の一つ。特徴中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に生える多年草。エゾリンドウに似るが少し小さい。日本の特産種である。葉の形は広披針形で、10 - 20対が互生する。根茎は太く、株から複数の茎が直立し、高さ60cm程度となる。茎の先端部に、複数の濃紫色の花をつける。 花は細長くすぼまった形で長さ2 - 3cm、花弁はわずかに開くのみである。花期は8 - 9月。
2019.10.21
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10月20日の花言葉はアキノキリンソウで「安心」です。アキノキリンソウ(秋の麒麟草、Solidago virgaurea var. asiatica)とはキク科アキノキリンソウ属の多年草である。高さは70から80cm程度となり、8-11月に総状の黄色い花を多数つける。葉は互生する。茎の下部の葉は先端がとがる楕円形で、茎の上部では披針状。北海道から九州、それに朝鮮に分布。山地や丘陵部の日当たりのよい場所に生える。かつては里山に囲まれた水田の周辺、ため池の土手などにごく普通に見られ、秋草の代表でありリンドウ等と共に小学校の教科書や絵本などでよく紹介された。しかし、そのような環境の減少や荒廃と共に見られる場所が少なくなり、「秋の道ばたの黄色い花」はセイタカアワダチソウに取って代わられた感がある。アキノキリンソウの若葉は食用可であり、水にさらした後和え物やおひたしにする。また、陰干しにしたものは薬用にもなる。近縁種など変異の多い種でもある。基本亜種はヨーロッパ産のヨウシュアキノキリンソウ。亜種のミヤマアキノキリンソウと比較して、花は散房状で総苞片は4列であることが異なるが、中間型もあり厳密な区別は難しい。オオアキノキリンソウも別亜種で、北海道から本州北部の海岸に生える。別種ながら関係のあるものとして、アオヤギバナとイッスンキンカがある。
2019.10.20
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白砂と杉苔の枯山水庭園「紫雲の庭」と、鮮やかな紅葉と池が見事に調和した回遊式庭園や伝運慶作の文殊菩薩像、伊藤若冲筆「群鶏図押絵貼屏風」のほか、法然上人ゆかりの寺宝などを特別公開します。山門の天井一面には「蟠龍図」が描かれ、釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されています。楼上からは、市内を一望することができます。日程:2019年11月4日(月・振休)~12月8日(日)9:00~16:30(受付終了16:00)お問合せ:075-213-1717(京都市観光協会)料金:御影堂・大方丈・庭園800円、山門800円 セット券(御影堂・大方丈・庭園/山門)1,400円場所:金戒光明寺
2019.10.20
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第一朗読出エジプト 17・8−13出エジプト記 マレクがレフィディムに来てイスラエルと戦ったとき、モーセはヨシュアに言った。 「男子を選び出し、アマレクとの戦いに出陣させるがよい。明日、わたしは神の杖を手に持って、丘の頂に立つ。」 ヨシュアは、モーセの命じたとおりに実行し、アマレクと戦った。モーセとアロン、そしてフルは丘の頂に登った。モーセが手を上げている間、イスラエルは優勢になり、手を下ろすと、アマレクが優勢になった。モーセの手が重くなったので、アロンとフルは石を持って来てモーセの下に置いた。モーセはその上に座り、アロンとフルはモーセの両側に立って、彼の手を支えた。その手は、日の沈むまで、しっかりと上げられていた。ヨシュアは、アマレクとその民を剣にかけて打ち破った。 第二朗読二テモテ 3・14〜4・2使徒パウロのテモテへの手紙 〔愛する者よ、〕自分が学んで確信したことから離れてはなりません。あなたは、それをだれから学んだかを知っており、また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、十分に整えられるのです。 神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。 福音朗読ルカ 18・1−8ルカによる福音 〔そのとき、〕イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。「ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいた。ところが、その町に一人のやもめがいて、裁判官のところに来ては、『相手を裁いて、わたしを守ってください』と言っていた。裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかった。しかし、その後に考えた。『自分は神など畏れないし、人を人とも思わない。しかし、あのやもめは、うるさくてかなわないから、彼女のために裁判をしてやろう。さもないと、ひっきりなしにやって来て、わたしをさんざんな目に遭わすにちがいない。』」それから、主は言われた。「この不正な裁判官の言いぐさを聞きなさい。まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」 聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリック シリーズ世界の宗教 / スティーヴン・f.ブラウン 【本】
2019.10.20
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第一朗読ローマ 4・13、16−18使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。従って、信仰によってこそ世界を受け継ぐ者となるのです。恵みによって、アブラハムのすべての子孫、つまり、単に律法に頼る者だけでなく、彼の信仰に従う者も、確実に約束にあずかれるのです。彼はわたしたちすべての父です。「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となりました。 福音朗読ルカ 12・8−12ルカによる福音 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「言っておくが、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる。人の子の悪口を言う者は皆赦される。しかし、聖霊を冒涜する者は赦されない。会堂や役人、権力者のところに連れて行かれたときは、何をどう言い訳しようか、何を言おうかなどと心配してはならない。言うべきことは、聖霊がそのときに教えてくださる。」 【任意・10月19日 聖ヨハネ・ブレブーフ 聖イザーク・ジョーグ司祭と同志殉教者】1642年から1649年にかけて、北アメリカにキリスト教を広めることに努めていた8人のイエズス会士が、残酷きわまる拷問の末、ヒューロン族とイロクワ族によって殺害された。イザーク・ジョーグは1647年10月18日、ヨハネ・ブレブーフは翌年の3月16日に殉教した。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)【任意・10月19日 聖パウロ(十字架の)司祭】1694年、リグリア(イタリア北西部)のオバダに生まれ、青年時代は父の商売を助けた。やがて完徳の道に心をひかれるようになり、すべての持ち物を放棄して貧者と病者に仕え、仲間を集め、御受難修道会を創立した。司祭になると、人々の救霊のためにいっそう働き、いくつかの修道院を建て、使徒的な働きに専念し、厳しい苦行に励んだ。1775年10月18日、ローマで死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です信仰の門 自発教令 「信仰年」開催の告示 / 原タイトル:PORTA FIDEI (単行本・ムック) / 教皇ベネディクト十六世/著 カトリック中央協議会司教協議会秘書室研究企画/訳
2019.10.19
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真如堂の正式な名称は「真正極楽寺」。阿弥陀様に感謝し極楽往生を願う行事で「お十夜(じゅうや)」と呼ばれています。十日十夜の間、念仏を唱え続けることは「仏国土で千年善いことをしたことに勝る」という教えに基づく重要な仏教行事です。最終日の15日には、ご開帳されたご本尊を間近で参拝することができます。中風よけの小豆粥(400円、持ち帰り500円)の接待もあります。日程:2019年11月5日(火)~15日(金)結願大法要15日14:00~、ご開帳法要15日17:00~ 料金:15日本尊結縁500円(9:00~16:00) 場所:真如堂[真正極楽寺]
2019.10.19
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10月19日の花言葉はオオケタデで「思いやり」です。タデ科(たでか、Polygonaceae)は双子葉植物の科の1つである。50–60属、約1100種。種数の多い属としては、約250種のエリオゴヌム属 Eriogonum 、約200種のギシギシ属 Rumex 、約130種のハマベブドウ属 Cocoloba 、約100種のイヌタデ属 Persicaria がある。かつては300種を有すタデ属 Polygonum s.l. があったが、約8属に分割された。日本には3-12属約70種が自生または帰化する。特徴草本または低木(つる性もある)で、北半球の温帯を中心に世界的に分布する。花は子房上位で放射相称、萼と花弁の区別はなく花被片は4から6個で、花後も宿存して果実を包むものが多い。総状または穂状花序をなす。果実は偏平または3稜形で種子を1個含む。托葉があり、鞘状に茎を抱くものが多いが、広がって本物の葉と同じくらい大きくなるものもある。利用最も経済的に重要なものは、穀物のソバである。また野菜・香辛料とされるルバーブやヤナギタデ(普通タデと呼ばれる)、また漢方薬などの薬用にされるダイオウ(大黄)やツルドクダミ(何首烏)がある。雑草とされるものの中にも、ヨーロッパで野菜とされるスイバや、山菜のイタドリがある。アイは染料として使われている。またミズヒキやタデ類の一部などが観賞用に栽培される。
2019.10.19
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第一朗読二テモテ 4・10−17a使徒パウロのテモテへの手紙 〔愛する者よ、〕デマスはこの世を愛し、わたしを見捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行ってい〔ます。〕ルカだけがわたしのところにいます。マルコを連れて来てください。彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです。わたしはティキコをエフェソに遣わしました。あなたが来るときには、わたしがトロアスのカルポのところに置いてきた外套を持って来てください。また書物、特に羊皮紙のものを持って来てください。銅細工人アレクサンドロがわたしをひどく苦しめました。主は、その仕業に応じて彼にお報いになります。あなたも彼には用心しなさい。彼はわたしたちの語ることに激しく反対したからです。 わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。彼らにその責めが負わされませんように。しかし、わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。 福音朗読ルカ 10・1−9ルカによる福音 〔そのとき、〕主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」 異教徒の家庭に生まれたが、やがて改宗し、使徒パウロの同志となり、パウロの教えに従って福音書を書き記した。さらに、初代教会について『使徒言行録』と題する書物を書き、パウロが最初にローマに赴くまでの初代教会のさまざまな出来事を書き記した。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですともにこの道を改訂版 キリスト道入門書 [ カトリック長崎大司教区 ]
2019.10.18
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王朝の雅を今に伝える曲水の宴は、城南宮の「神苑 楽水苑 平安の庭」で催されます。平安貴族の風雅な遊びを再現しており、色とりどりの平安装束を身につけた7人の歌人たちが遣水(やりみず)の川辺に座り、おしどりをかたどった羽觴(うしょう)に盃を載せて流し、当日の題にちなんだ和歌を詠んで短冊にしたため、羽觴を取り上げ盃のお神酒を飲み干します。宴の間には白拍子の舞なども披露され、ゆったりとした時の流れる空間をいっそう雅な雰囲気にしています。日程:2019年11月3日(日・祝)14:00~料金:無料場所:城南宮
2019.10.18
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10月18日の花言葉はホトトギスで「永遠にあなたのもの」です。ホトトギス属(ホトトギスぞく、杜鵑草属、学名 Tricyrtis)は、ユリ科植物の属のひとつ。後述の種があり、概ね次のような特徴を持つ多年生草本植物である。特徴山野の林下や林縁、崖や傾斜地などの、日当たりの弱いところに自生する。葉は互生し、楕円形で長く、葉脈は縦方向で、表面には毛が生える。花期は初夏から秋にかけてで、雌雄同花で上向きに咲き、花弁が 6枚で直径数cm程度のもので 2-4日程度咲くことが多い。ジョウロウホトトギス類は黄色く下方向に向く釣鐘型の花を 4-5日ほどつけるものが多い。園芸植物日陰で育つ、秋の花として園芸植物として利用されている。園芸品種としてはシロホトトギス(Tricyrtis hirta f. albescens)などがあるほか、ホトトギスとタイワンホトトギスの交配種も「ホトトギス」として出回っている。秋ごろに鉢植えが出回るのを購入するのが一般的。庭に植えるとランナーを伸ばして増える。春ごろに株分けで増やす。分布東アジア(日本、台湾、朝鮮半島)に分布し、19種が確認されている。そのうち日本では 13種(変種を除く)が確認されており、うち 10種は日本固有種である。 日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されている。
2019.10.18
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第一朗読ローマ 3・21−30a使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。それは、今まで人が犯した罪を見逃して、神の義をお示しになるためです。このように神は忍耐してこられたが、今この時に義を示されたのは、御自分が正しい方であることを明らかにし、イエスを信じる者を義となさるためです。 では、人の誇りはどこにあるのか。それは取り除かれました。どんな法則によってか。行いの法則によるのか。そうではない。信仰の法則によってです。なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか。異邦人の神でもないのですか。そうです。異邦人の神でもあります。実に、神は唯一だからです。 福音朗読ルカ 11・47−54ルカによる福音 〔そのとき、イエスは言われた。〕「あなたたちは不幸だ。自分の先祖が殺した預言者たちの墓を建てているからだ。こうして、あなたたちは先祖の仕業の証人となり、それに賛成している。先祖は殺し、あなたたちは墓を建てているからである。だから、神の知恵もこう言っている。『わたしは預言者や使徒たちを遣わすが、人々はその中のある者を殺し、ある者を迫害する。』こうして、天地創造の時から流されたすべての預言者の血について、今の時代の者たちが責任を問われることになる。それは、アベルの血から、祭壇と聖所の間で殺されたゼカルヤの血にまで及ぶ。そうだ。言っておくが、今の時代の者たちはその責任を問われる。あなたたち律法の専門家は不幸だ。知識の鍵を取り上げ、自分が入らないばかりか、入ろうとする人々をも妨げてきたからだ。」イエスがそこを出て行かれると、律法学者やファリサイ派の人々は激しい敵意を抱き、いろいろの問題でイエスに質問を浴びせ始め、何か言葉じりをとらえようとねらっていた。 イグナチオはペトロの2代後の司教としてアンチオケの教会を治めた。野獣の餌食となる刑を受けるためにローマに護送され、107年にトラヤヌス帝の治世のもとで殉教した。ローマへ向かう旅の途中で、各地の教会に7通の手紙を送り、キリスト、教会の構造、キリスト者の生活などについて優れた教えを説いた。アンチオケではすでに4世紀から、この日を彼の記念日として祝っていた。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリックとプロテスタント どこが同じで、どこが違うか [ 徳善義和 ]
2019.10.17
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狸谷山不動院は真言宗の山寺で、立教開山を記念して山伏による大護摩祈祷が行われるのが「秋まつり」です。この大護摩に加え、本尊・不動明王とさらなる御縁をいただく「おつながり参拝」も開催されます。これは不動明王の右手の剣から紐を結び、それを本殿下の柴燈護摩道場まで引き寄せ、その紐に触れて参拝者が自ら祈りを捧げるというものです。また、「力だんご」の無料接待(先着1,000名)もにぎわいを見せます。日程:2019年11月3日(日・祝)力だんご接待10:00~、大護摩祈祷11:00~ 料金:入山料500円、当日限定おつながり布まもり500円 場所:狸谷山不動院
2019.10.17
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10月17日の花言葉はフジバカマで「あの日のことを思い出す」です。フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)とはキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。秋の七草の1つ。特徴本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布している。原産は中国ともいわれるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。8-10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける。また、生草のままでは無香のフジバカマであるが、乾燥するとその茎や葉に含有されている、クマリン配糖体が加水分解されて、オルト・クマリン酸が生じるため、桜餅の葉のような芳香を放つ。中国名:蘭草、香草英名:Joe-Pye weed;Thoroughwort;Boneset;Agueweed(ヒヨドリバナ属の花)かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されている。また「フジバカマ」と称する植物が、観賞用として園芸店で入手でき庭にも好んで植えられる。しかし、ほとんどの場合は本種でなく、同属他種または本種との雑種である。薬草としての藤袴有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有している。利尿剤、風呂の湯に入れる意匠満州国の国章
2019.10.17
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10月16日の花言葉はヒヨドリバナで「清楚」です。ヒヨドリバナ(鵯花、学名:Eupatorium makinoi )とはキク科の多年草。日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったとされる。特徴高さは1-2mほどになる。葉は対生し、短い葉柄をもつ。葉の両面には、まばらに縮れた毛があり、裏面には腺点がある。葉の形は卵状長楕円形で先が短く尖り、長さは10-18cm、幅は3-8cmになる。頭花は、ややまばらな房状につき、少数の筒状花からなる。花期は8-10月頃である。総苞は、長さ5-6mmになる。白色の冠毛をもつそう果は、長さ3mmになり、腺点と毛がある。フジバカマに似ているが、フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けないので区別できる。ヒヨドリバナは、無性生殖型と有性生殖型があり、形態に変異が多い。
2019.10.16
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円山・四条派の近世から近代への系譜をたどる大展覧会を開催します。18世紀、様々な流派が百花繚乱のごとく咲き乱れる京都で、円山応挙は写生画で一世を風靡し、円山派を確立しました。また、与謝蕪村に学び応挙にも師事した呉春によって四条派が誕生しました。この二派は円山・四条派としてその後の京都の主流となり、長沢芦雪、岸竹堂、竹内栖鳳、上村松園など近代にいたるまで京都画壇に大きな影響を及ぼしました。本展では、自然、人物、動物といったテーマで、日本美術の中で重要な位置を占める円山・四条派の系譜がいかに近代日本画へ継承されたのかを探ります。日程:2019年11月2日(土)~12月15日(日)9:30~17:00(受付終了16:30)※金曜・土曜日は~20:00(受付終了19:30) 料金:1,500円 場所:京都国立近代美術館休館日:月曜日(11月4日は開館、5日休館)
2019.10.16
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第一朗読ローマ 2・1−11使徒パウロのローマの教会への手紙 すべて人を裁く者よ、弁解の余地はない。あなたは、他人を裁きながら、実は自分自身を罪に定めている。あなたも人を裁いて、同じことをしているからです。神はこのようなことを行う者を正しくお裁きになると、わたしたちは知っています。このようなことをする者を裁きながら、自分でも同じことをしている者よ、あなたは、神の裁きを逃れられると思うのですか。あるいは、神の憐れみがあなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と寛容と忍耐とを軽んじるのですか。あなたは、かたくなで心を改めようとせず、神の怒りを自分のために蓄えています。この怒りは、神が正しい裁きを行われる怒りの日に現れるでしょう。神はおのおのの行いに従ってお報いになります。すなわち、忍耐強く善を行い、栄光と誉れと不滅のものを求める者には、永遠の命をお与えになり、反抗心にかられ、真理ではなく不義に従う者には、怒りと憤りをお示しになります。すべて悪を行う者には、ユダヤ人はもとよりギリシア人にも、苦しみと悩みが下り、すべて善を行う者には、ユダヤ人はもとよりギリシア人にも、栄光と誉れと平和が与えられます。神は人を分け隔てなさいません。 福音朗読ルカ 11・42−46ルカによる福音 〔そのとき、イエスは言われた。〕「あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。薄荷や芸香やあらゆる野菜の十分の一は献げるが、正義の実行と神への愛はおろそかにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もおろそかにしてはならないが。あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。会堂では上席に着くこと、広場では挨拶されることを好むからだ。あなたたちは不幸だ。人目につかない墓のようなものである。その上を歩く人は気づかない。」 そこで、律法の専門家の一人が、「先生、そんなことをおっしゃれば、わたしたちをも侮辱することになります」と言った。イエスは言われた。「あなたたち律法の専門家も不幸だ。人には背負いきれない重荷を負わせながら、自分では指一本もその重荷に触れようとしないからだ。」 【任意・10月16日 聖ヘドビッヒ修道女】1174年頃、バイエルンに生まれる。シレジア侯と結婚し、7人の子どもをもうけた。敬虔な生活を送り、貧者や病者の世話をし、彼らのために病院を設立した。夫の死後、トレジェビツェの修道院に入り、1243年に同地で死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)【任意・10月16日 聖マルガリタ・マリア・アラコクおとめ】1647年、フランスのオータン教区内に生まれる。パレー・ル・モニアルの訪問会修道院に入り、完徳の道に励み、神秘体験を得、特にイエスのみ心への信心に関する啓示を受け、その信心を教会に広めるために大いに努めた。1690年10月17日に死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用です福音み〜つけた!(高校編) 「宗教」「倫理」を考えるために [ 日本カトリック教育学会 ]
2019.10.16
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第一朗読ローマ 1・16−25使徒パウロのローマの教会への手紙 〔皆さん、〕わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。 不義によって真理の働きを妨げる人間のあらゆる不信心と不義に対して、神は天から怒りを現されます。なぜなら、神について知りうる事柄は、彼らにも明らかだからです。神がそれを示されたのです。世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには弁解の余地がありません。なぜなら、神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず、かえって、むなしい思いにふけり、心が鈍く暗くなったからです。自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えたのです。 そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ、そのため、彼らは互いにその体を辱めました。神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えたのです。造り主こそ、永遠にほめたたえられるべき方です、アーメン。 福音朗読ルカ 11・37−41ルカによる福音 〔そのとき、イエスは話しておられたが、〕ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。」 1515年、スペインのアビラに生まれる。カルメル会に入会して優れた完徳の道を歩み、多くの神秘体験を得た。同会の改革に着手し、多くの苦難を味わったが、不屈の精神でそれを克服した。自らの霊的体験にもとづく優れた教えを収めた書物を著した。1582年にアルバで死去。(カトリック中央協議会刊/日本カトリック典礼委員会編・監修『毎日の読書』より)聖書本文は 日本聖書協会刊「新共同訳聖書」からの引用ですカトリック入門 [ ローレンス・S.カニンガム ]
2019.10.15
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