笏取り虫

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2025.05.27
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カテゴリ: Touring

天候不良のため延期されていた笏取り虫ツーリングが5月26日に開催された。月曜日とあって参加希望者が減って今回は、ディアベル、ルマンⅡ、ハーレー、V7の4台でのツーリングとなった。
午前6時30分、V7を駆って第一集合場所のディアベル宅へ向かう。気温は14°と少し肌寒いが震えるような事はない。予定の7時にルマンⅡを交えて3台で出発。丁度、通勤時間帯とあってクルマが多いので、矢掛まではクルマの後についてノロノロと走る。矢掛を過ぎると、クルマも減って、追い越しも可能なセンターラインが破線に変わると、ディアベルが本領発揮する。
コーナーのRに合わせて、バイクのバンクをピタリと合わせスルスルと抜けて行くが、コーナーの出口のスピードが速い。タイヤと排気量の余裕もあるのだろうが、あの美しいコーナリングはやはりテクニックだろう。その後をTT100GPの細いタイヤを履いたルマンⅡがピタリと追従する。同じくコーナリングがぶれない。脱帽である。
私はと言えば、コーナーのRの読みが甘いので、コーナリングスピードが落ち、オマケに右カーブが苦手なので、更にスピードが落ちるのだ。しかし、ここでは焦らない。技量が違う者と同じように無理をして付いて行こうとすると、必ず事故を起こす。そこは自分のペースで楽しんで走れば良いのだ。それにしてもいつもの道である矢掛成羽線と成羽神郷線は走りやすい快走路だ。
ハレーとの待ち合わせ場所である第二集合地点のレストランしんごうに到着してエンジンを切った瞬間、隣にハーレーが滑り込んで来た。Goodタイミングだ。
休憩の後、県道8号を日南に向けて北上。ディアベル、ルマンⅡはすっ飛んで行ってしまったので、ハーレーの後に付いて次回のキャンプツーリングについてインカムでしゃべりながらゆっくりと走る。タイトなコーナーでは大きく重い車体のハーレーはコーナリングポイントを決めるのが難しそうで、車体がふらつき、後で見ているとヒヤヒヤする。ハーレーはこんな道は苦手だろうし第一似合わない。安全第一である。
道の駅にちなん日野川の里で先行車2台と合流し休憩。ここからはR183、県道9号、102号、101号と乗り継ぎ、R9号へ出るまでは初めて走る道だったが、信号も殆ど無く快走路が続く。山間の田んぼでは農作業を行う姿が多く見られ、新緑の山々は目の保養になる。気温は依然として14°~16°と昼近くになってもなかなか上がらない。天気予報では今日は晴れの予報だったが、太陽が見えないのが原因だろう。
R9から米子に入り、弓ヶ浜の反対側を走り、航空自衛隊美保基地南地区展示場にあるF-4EJ改ファントムⅡを見学する予定であったが、道路脇のフェンス越しに見えた輸送機2機と共に展示されていたファントムは余りにもボロだったので、見学する気にもなれずそのままスルー。江島大橋(通称ベタ踏み坂)に向かう。この坂は遠くから望遠レンズで撮ると、恐ろしい急勾配をクルマが登って行くように見えるのでこの名が付いたようだが、実際に走ってみると、そうでもない。橋を渡ったら大根島だ。
下って直ぐの所にお目当ての「うなぎ処山見世」がある。2階建ての大きな店舗に広い駐車場、角にはうなぎ神社も祀っている高級店のようだ。自動ドアで入店すると、礼儀正しい店員が席に案内してくれた。まだ11時過ぎとあってか、先客は2組のみ。大きなテーブルにゆったりと座り鰻丼を注文。ご飯大盛りで吸い物に肝も追加した。ハーレーさんとルマンⅡさんは特上鰻重だ。鰻はフワフワだが皮はパリパリでタレも丁度良くお腹一杯美味しく頂いた。
腹ごしらえも出来たところで、中海の堤防道路に向かう。この堤防は中海を干拓する計画のため作られたのだが、途中で計画が中止され堤防道路だけが残ったと言う訳だ。何も無い堤防道路を対岸に向けて走るが、途中には駐車場所も無いので対岸近くまで一気に走る。
次は古事記に出て来る黄泉比良坂(よもつひらさか)へ向かうべく、そのまま松江方面にバイパスを走るとナビが川津ICに入れと指示を出すが無視してそのまま走るとリルートしない。間違いに気づき、Uターン。再び川津ICに戻り、松江JCTからR9バイパスに乗り東出雲ICまでの無料区間を走り黄泉比良坂へ向かう。今日は月曜日なので一番上の駐車場は空いていると踏んで行ってみると、小さな駐車場には自転車が2台、やはりガラガラだ。
黄泉比良坂はこの世とあの世の境目にあるとされる坂で伊邪那岐命が黄泉の国から黄泉比良坂を通って命からがら現世に戻って来た時に塞いだとされる千引の岩がある。神話に思いを馳せながら散策し、近くに鎮座する黄泉比良坂に因んだ揖夜神社(いやじんじゃ)に参拝。改修を終えた荘厳な社殿を拝し、帰途につく。最後にR9沿いの道の駅あらエッサーで休憩、お土産を買いたい人は買い物を済ませ、米子西ICからR9へ乗り、米子JCTから米子道へ、上野PAで最後の休憩。走行距離から計算して残り少なくなったガソリンに不安があったが、自宅までの距離を勘案すると何とか持つ踏んで、出発。V7が先頭で距離を見ながらスピードを決める。久世ICでハーレーさんと分かれ、中国道の真庭PA辺りで燃料警告灯が点灯するも岡山道と乗り継いで、最寄りのICまで到着。ガソリンは十分大丈夫だった。5時30分に来客予定があったが5時過ぎに無事帰着。5月らしい爽やかなツーリングとなった一日であった。

到着したハーレーとレストランしんごうにて

道の駅にちなん日野川の里にて

うなぎ処山見世から見たベタ踏み坂

うなぎ処山見世のうなぎ神社

鰻丼「松」大盛り、肝付き

中海に続く堤防道路/遠くに大山が見える

黄泉比良坂と千引の岩

揖夜神社拝殿に掛かる立派な注連縄

改修を終えた大社造りのこけら葺本殿

道の駅あらエッサーにて






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Last updated  2025.05.27 09:38:48
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