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ネットで調べてみると、TLR200用のスライダーを流用している事例があったので、他の部品と共に購入しておいた。但し内径が違うので加工が必要だ。
新品のスライダーを袋から出してスイングアームに嵌めてみると、なるほどブカブカだ。内径が2~3ミリ大きいので、ゴム板を三日月状に少しずつ成形しながら嵌め込んでみたら、ピタリと収まったので組み付けに掛かったら、ダストシールキャップが嵌まらない。外してよくみたらキャップの厚み分だけゴムを削る必要がある事が分かったが、そうすると歪な形のスライダーの内径との接触面が無くなってしまう。それでも何とかなるかもと思い限界まで削っていたらゴムが砕けた。今までの苦労が水の泡だ。腹が立ったので全部ゴミ箱に投げ捨ててやった。
少々ガタがあっても走る時は常時チェーンがあたっているので、音が出るような事は無いと思いそのまま取り付ける事にして、チェーンテンショナーの分解に掛かる。テンショナーのガイドは錆が蔓延していたが奇跡的にスプリングは錆びていなかったので、購入しなかった。ガイドをシルバーで塗装し、砕けたスリッパーからカラーを取り出し磨いて置く。スリッパーは新品に交換し、組立てる。
これでスイングアームの取り付け準備ができたので、車体に組み込んで完成である。スイングアームを取り付けた事により、車体のバランスが取れて来てバイクらしくなって来たので、満足である。
夕食の焼き鳥と本醸造福正宗を飲みながらチェーンスライダーの事を未練がましく考える。走行時は常時チェーンが当たっていてもガタがあったらやはり音が出るような気がして来た。やはり何とかせねば。
翌朝、直ぐにスイングアームを外し、スライダーの嵌まるパイプ部分にビニールテープを半分に切って巻き付け、ガタを無くした。スライダーはガッチリ嵌まっているが、ビニールテープの嵩ましなので、耐久性は分からないが、当分は大丈夫だろう。
スイングアームのパイプ部分に嵌めるとブカブカのTLR200用チェーンスライダー
TLR200用のチェーンスライダーとゴム板
板厚がるのでボール盤で穴開け加工したゴム板
スライダーと切り出したゴム
スライダーに嵌めたゴム
スライダー、フォークカラー、ダストシールキャップ、ピポットボルト
分解したテンショナーの部品
新品のスリッパーと砕けたスリッパー
ブカブカのスライダーを取り付けたスイングアーム
ビニールテープを巻いて取り付けたスライダー
フレームに取り付けたスイングアーム
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