マルチェッロ: Quando s'è come voi non si vive in compagnia
そいつはもう無理かもしれないね
ミミ: そうよね
マルチェッロ: あいつが起きたようだ。頼むよ、もう帰ってくれ。
ミミは隠れる
ロドルフォが出てくる。
ロドルフォ: ここにいたのか
マルチェッロはロドルフォを罵倒する
ロドルフォはマルチェッロの襟首をつかむが離す。
ロドルフォもミミへの不満をぶちまける。
マルチェッロ: 本心じゃないだろ?
ロドルフォ: ああ。 Amo Mimì sovra ogni cosa al mondo ほんとは…あいつを世界で一番愛してる ma ho paura でも、怖いんだ、 Mimì è tanto malata あいつはひどい病気なんだ La povera piccina è condannata! ミミはもう死の宣告を受けている
マルチェッロはミミが聞いているのに気が付き、それとなくロドルフォを離そうとするが…
ロドルフォ: Mimì di serra è fiore. ミミは温室の花だ Povertà l'ha sfiorita 貧乏がその花を枯らしてしまったのだ per richiamarla in vita よみがえらせるには non basta amore! 愛だけでは無理なんだ
ミミ: あたしは死ぬのね
ミミが咳き込んで出てくる
ロドルフォ: Che? Mimì!
ミミに気が付き近寄るロドルフォ
ムゼッタの笑い声でマルチェッロは居酒屋の方を見る マルチェッロは走っていく
ミミ: D'onde lieta uscì
Se... vuoi... serbarla a ricordo d'amor! もし、よかったら、二人の記念に持っていてください
拍手を挟まずすかさずロドルフォが続ける。
ロドルフォ: Dunque è proprio finita?
2人: Mentre a primavera c'è compagno il sol!
ムゼッタが飛び出してきてしもてがわでマルチェッロとものすごい喧嘩をしている
かみて側の二人はしっかり抱き合っている
春になったら別れましょう…
ムゼッタ: Pittore da bottega! 看板絵描き!
マルチェッロ: Vipera ! まむしめ!
ムゼッタ: Rospo !
マルチェッロ: Strega !
しもての花道を走り去るムゼッタ マルチェッロは激怒しながら店に戻る
ロドルフォとミミは抱き合ったままかみてに消える。
誰もいない。また雪が降りだした。
第3幕了
第4幕 第1幕と同じ部屋
ロドルフォは中央のテーブルで仕事している マルチェッロはかみてがわで絵を描いている
二重唱 O Mimì tu più non torni
マルチェッロ: Io non so come sia
ロドルフォ: poich'è morto amor
二人はかみてとしもてに離れて重唱する
ショナールとコッリーネが食材を仕入れて帰ってくる
コッリーネ: È un piatto degno di Demostene: デモステネスにふさわしい一皿でございます。 un 'aringa ニシン(aringa)料理、なーんちゃって