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「犬も歩けば棒にあたる」というのは、誰でも知っていることわざですが、その意味するところは何なのでしょうか?思いがけない災難がふりかかってくることの例え?いや、この愛らしいことわざの中にそんな禍々しい響きは感じられませんよねぇ。偶然出会いがあるというような意味でしたっけ?そうだとすると「棒にあたる」というのは例えとしてどうなのかと。そもそもこれってことわざなんでしたっけ?たまたま手元にKKベストセラーズの「親子でおぼえることわざ教室」という本があったので紐解いてみました。「犬も歩けば棒に当たる」1.何かをしようとすると思いもかけなかった災難にあう。2.行動していると思いもかけない幸運に出会う。解説によると、「いろはかるたに代表されることば。江戸時代から二つ意味があったが、時代によってとらえられ方は違っていた。江戸時代は良い意味の方が優位」やはり両方あったんですね。でも、このことわざって、なかなか使い方が難しいですよね。「今朝散歩をしていて一万円札を拾ったよ。」「へえ。『犬も歩けば棒にあたる』の例えどおりですね!」「(俺は犬かよ…)」とか、「聞いて聞いて。昨日散歩してたら上からカラスの糞が降ってきて頭に直撃しちゃったの!。」「それは災難でしたね。『犬も歩けば棒にあたる』というヤツですね。」「(ムカッ)」とか…。もっぱら自分や身内のことを謙遜して言うようなときに使うんですかね。朝からヒマねた失礼しました。
2013年02月28日
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最近、家に持ち帰って仕事をすることはほとんどありません。セキュリティ等の問題もあるし、子どもたちがいて落ち着いて作業できないということもあります。なので、仕事が間に合わないときは素直に休日出勤することにしています。仕事で使わなければ必要ないでしょ、ということで、昨年買い換えた自宅のPCについては、デスクトップ、ノートともにマイクロソフトオフィスは入れませんでした。しかし、全く無いとなるとそれはそれで不自由なものです。ワインの原稿などで時折り自宅でワードを使いたくなることがありますし、カミサンもPTAの仕事でエクセルを使う機会があるとかないとか。と言っても、重要なのは費用対効果。ごく稀にしか使わないのに、3万超も出してマイクロソフトオフィスを買う気にはとてもなりません。楽天で検索すると、OEMバラシと思しきものがやたら安く売り出されています。しかし、プリインストール版のライツはそれぞれのPCに紐ついているはずですから、バラして売るのは厳密にはライセンス違反ですよねぇ。PCをリカバリしたときなどに再インストールできるのかも不安です。合法的に安く買える方法はなにかないかと探していて、アマゾンでこれを見つけました。中国語版マイクロソフトオフィス。3台のPCにインストールできて価格は6k台。合法と言って、いいんですよね??「家庭和学生版」とありますが、これはアカデミックパックではなくて、非商用利用ならば使ってよいものだそうです。(Home&Studentパック)併行輸入品という若干のうしろめたさはつきまとうものの、一応正規版ということだし、どんなものだろうかという興味もあって半ば人柱感覚で購入してみました。インストールの顛末や使い勝手などはまた後日。
2013年02月26日
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寺田倉庫に預けっぱなしのまま存在自体を失念していた06年のポマール・ノワゾンを飲んでみて、そのすばらしさに圧倒されたことと、06年をもって引退してしまったことで、これは買っておかなければと、すぐに追加購入したジャン・ガローデ。購入したのはタカムラさん(ミレジム)から4本、ワインホリックさん(ラシーヌ)から3本の計7本でした。ところが最初に飲んだオー・コート・ド・ボーヌ06年が死にかけたような香味。残りの6本のボトルについても不安になったので、まずは安価な銘柄からということで、モンテリを開けてみました。ちなみにこのボトルはラシーヌ→ワインホリック扱いのものです。抜栓すると、コルクはほとんど上に染みてきておらず、急激な温度変化にさらされなかったことがわかります。想像以上に濃厚な色調。グラスに鼻を近づけると、イイ香りが出ていてホッと一安心しました。赤と黒の中間ぐらいのコンポート的フルーツ、紅茶、木質、それにスーボワがうっすらと。飲んでみると味わいは強く硬い。まだ若くて硬いというのではなく、タンニンがかなり目立ち、酸も鋭角的で、作りがややギスギスした感じなんですよね。ポマールで感じられたこの作り手のしなやかさや優美さが感じずらいのが残念です。飲み進むうちに、なんとなくボルドーっぽい木質的でタニックなニュアンスも感じられるようになってきました。期待に答えてくれる味筋ではありませんでしたが、とりあえず状態が良好だったので安心しました。こういうテロワールなんでしょうか。<翌日>…と書いたのですが、翌日に残りを飲んでみると、タニックなのは相変わらずながら、テクスチャーがとてもなめらかになって、「らしさ」が出てきました。初日はやや還元状態だったということなんでしょうかね。★★★残りは、ポマール・ノワゾンの05、06がそれぞれ2本ずつと、ボーヌ・クロデムーシュ06年が1本。ワイン会に持参するランクのワインでもないので、自宅で週末などに開けていこうと思います。★楽天でジャン・ガローデを検索。★★ジャン・ガロデと表記してあるところも。★
2013年02月24日
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サントネーに拠点を置く、小規模生産のドメーヌです。量産よりも良質なものを作る事にこだわり、非常に手間ひまのかかるリュット・レゾネ(減農薬栽培)を採用しています。テロワールの特徴を最大限に引き出す為、除草剤は一切使用せず、丹念に耕作することで畑を活性化させ、完熟した最高のブドウを収穫しています。熟成にはオーク樽のみを使用し、発酵は自然酵母のみという徹底ぶり。果実実たっぷりで繊細さと上品さを併せ持った、実直で素直な味わいはコストパフォーマンス抜群の1本です。たぶん本ブログ最安ブルピノじゃないでしょうか。ヴェリタスさんの福袋7本セットに入っていたものですが、単体の価格は税込み1100円。毎度のことながらこうした安いプライスレンジで新しい作り手を見つけてくるヴェリタスさんの熱意と努力には頭が下がります。私が安いブルピノに抱くイメージは、薄くてなんだか埃っぽいような香りしかしなくて、飲んでみてもエキス分が少なく、軽く着色されたアルコールを飲んでいるような、そんな感じだったのですが、ここ最近飲んでいる安価なピノはどれもなかなかよくできていました。ビンテージの恩恵もあるのかと思いますが、それを抜きにしても、醸造技術や全体の水準がずいぶん底上げされているのだなあと改めて思ったりもしたものです。で、このボトルですが、「まあまあ」です。ラズベリー、カシス、紅茶、それに少しばかり動物的な香りも感じられるのは07年とややビンテージが古いことによるものでしょう。味わいは全般にややドライな感じがありますが、そこそこコンパクトにまとまっています。積極的に買い込む理由を見つけ出すのは難しいものの、この価格ならことさらネガティブになる理由もない、そんなところでしょうか。同じような価格帯の、例えば新世界や南仏の濃厚系銘柄と比べると和食にあわせやすいのはいいですね。ちなみにこの日の肴はさばの味噌煮でした。★★
2013年02月21日
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「ゆるキャラと 思えば愛しい 肥えた妻」今年のサラリーマン川柳は62番目のこれに投票したいと思います。http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/best100.htmlジャッキー・トルショー翁の畑を引き継いだことで一躍有名になったダヴィッド・デュバン。畑は引き継いだけれども、造り自体はトルショーにの面影はまったくないと言う話も聞きます。私も09ビンテージを何本か買って低位グレードから開けてみましたが、正直あまり感心しない味わいでした。それで、10VTについてはリリースの案内が来てもパスしていました。そんなところにこんどは、10年のダヴィッド・デュバンはイイらしい、というウワサを耳にしました。いったいどっちなんだYO!ということで、まずは裾モノから試してみることにした次第。グラスに注ぐと鮮やかなルビー色ですが、色調自体はかなり淡めです。香りはラズベリーやイチゴなどのフレッシュな果実、ハーブ、紅茶、それに少し動物っぽいニュアンス。色調や香りから「酸っぱい」味わいを予想しましたが、飲んでみると、意外に粘っこいエキス分があり、酸味主体ながらも果実味とのバランスが良好です。なにより液体の透明感は09VTではなかったものです。上位グレードはどんな感じなのか、ためしてみたくなりました。★★★★楽天でダヴィッド・デュバンを検索する★
2013年02月20日
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子どもが小学校高学年になって、帰宅すると居間で勉強していることが多くなりました。それはそれでよいことなのですが、ひとつだけ困ってしまうのはテレビを見られなくなることです。もう一台テレビはあるのにはあります。しかし、この冬場に寒々とした一階の部屋(ワインセラーのある部屋です)でひとりでテレビを見る気にもならず、なにかよいソリューションはないかと思っていたところ、これを見つけました↓。【送料無料】 ソニー・コンピュータエンタテインメント nasne (ナスネ)価格:16,800円(税込、送料込)ナスネ。いわゆるネットワークレコーダーというヤツですね。アンテナ端子から同軸ケーブルを這わせて、あとは無線LANルータに有線でつなげば設置完了。設定は思いのほか簡単でした。さっそく我が家のデスクトップとノートの2台のVAIOで試してみましたが、どちらでも問題なく視聴可能。それどころか、iPhoneやiPadでも視聴できます。無線経由だとライブ視聴はやや厳しいですが、録画したものであれば全く問題ありません。値段はグランクリュ一本分ぐらいですからね。これはいい買い物をしました。★楽天でnasneを検索★
2013年02月18日
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RWG誌のコラムの原稿とYOLの原稿の締め切りが同時に迫っています。毎回毎回、もっと早くからやっておけばと思いつつ、結局直前に書くことになってしまいます。年に4回の胸突き八丁。とりあえず6000字ぐらい書いたところで今日は店じまいしてワインを飲むことにしました。明日一日あるので間に合うでしょう。開けたのは子どものVT用にリリース時に買い込んだ03年のデュジャック。同時に購入したグランクリュの開け時を計ることもあって、今回村名を飲んでみました。グラスに注ぐと、村名とは思えない濃さです。ブラックベリーやカシス、シナモン、八角などの華やかなスパイス類、それに皮革系の熟成香。飲んでみると黒くインキーな味わいで、カラメル的な焦げっぽいニュアンスを感じます。良くも悪くもこのビンテージの特徴がよく出ています。酸が緩いということはない一方で、タンニンは膨大な量で粉っぽくまだ飲み頃には早いと思わせます。今日はまだ厳しい味わいですが、明日になればこなれそうな予感もしますね。それにしても、ブラインドではこれがデュジャックとは絶対に答えないだろうなぁ。翌日:…と思ったのですが、二日目も傾向は変わらず、なんだかボルドーを飲んでいるような気分になりました。03のブルはやはり厳しいなあと実感させられます。★★★楽天でデュジャックを検索。★
2013年02月16日
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昨日はバレンタインデーでしたね。我が家の戦果は、上の子=11個、下の子=3個、私=1個。ちなみに、上の子は女の子です。(^^;私の一個というのは、上の子からもらったものです。子どもが小学校の図書室から借りてきた本。内容はこんな感じで結構面白いです…。(^-^)サカナつながりで、こちらはクック&ダインさんの干物セット。以前Andyさんに教えていただき、以来時々購入してます。三茶の駅前にも「コメダコーヒー」ができました!朝はコーヒー頼むとパンとタマゴがついてきます(サラダは別料金)。ここでノートパソコンを持ち込んで原稿書くのが最近の私のお気に入りのスタイルなんですが、問題はいつも混んでいること。週末は朝9時に行っても順番待ちの列です。おまけに居心地がいいからみな長居するし…。
2013年02月14日
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ACブル一気飲み、まだまだ続きます。(^-^)以前試飲で飲んだこの作り手のACブルの印象から薄くてエキス分の乏しい液体を想像していましたが、なんのなんの。グラスに注ぐと村名と見紛うばかりのしっかりしたルビー色です。香りは赤と黒の中間系果実、土、スパイス。それとこのボトルに関しては若干ブレタノ系のニュアンスを感じます。口に含むと思いのほかジャミーな果実のアタック、酸は行儀よく仕立てられており、タンニンも穏やかです。やや果実味に品がないのが残念ですが、裾モノゆえその辺は凝縮感とトレードオフということなんでしょう。というわけで、これ自体は単調な香味ながらも、思わず上位グレードを買ってみたくなる、そんなモンジャール・ミュニュレの裾モノでした。★★☆
2013年02月13日
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今回の私のレビュー担当ワインたち。前号は入院騒ぎでコラム以外執筆しなかったので、2号ぶりのレビューです。
2013年02月12日
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腸管出血による突然の入院から4ヶ月が経過しました。現在、体調はいたって良好です。退院当時4キロ減っていた体重も今ではすっかりもとに戻り、貧血傾向もなくなりました。本当はダイエットがてら2キロ減ぐらいのところでキープしたかったんですけどね。当ブログでも書いているとおり、ワインも以前と同様のペースで飲めるようになりました。そんな中、3週間も前のことになりますが、友人たちが私の復帰祝いを兼ねてワイン会を催してくれたのでした。なぜアップするのがこんなに遅れたのかというと、久しぶりのワイン会で激しく酔っぱらってしまったことに加えて、正直自分自身のスキルやボキャブラリーが乏しいシャンパーニュとローヌの壮麗なワインたちがメインどころだったことで、後で思い出して文字で表現することに気後れしてしまったんですよね。曲がりなりにも自分の復帰祝いを兼ねた会だったこともあり、テキトーなコメント書き連ねるのもとっておきの銘柄を持参していただいた方々に申し訳ないというプレッシャーもありました。ふだんこんなことはあまりないのですけど…(^^;とはいえ、アップしないままだと、数年後には完全に自分の記憶と記録から抹消されてしまうので、おざなりで申し訳ないと思いつつ、とりあえず写真と一行コメントだけこっそりと備忘録を兼ねて載せておくという次第ですゴッセ・セレブリス98力強い泡。凝縮感のある果実味。スケール大きく壮麗なシャンパーニュ。ドンペリニヨン・レゼルブ・ド・ラベイ90泡は衰えていてほとんどスティルワインのような感じ。クリーミーでなめらか。目の細かい鑢をかけたようなテクスチャーと球体のような丸い酒躯。至福。ジャックセロス・ブランドブラン・エクストラブリュット99ブランドブランにして濃厚なコクと旨み感がスゴイ。口の中での抑揚が半端ではない。ドンペリゴールドと対極にあるようなアプローチだけれどもどちらもすばらしい。※前述の通り、この3本の対比は本当に素晴らしかったのですが、私、泡モノについてのボキャブラリーが貧困なんですよねぇ。本当はYOLのネタにもしたかったのですけど…。★ジャック・セロスを楽天で検索★★レゼルブ・ド・ラベイを楽天で検索★ムルソー・クロドラバール96プレマチュアの年だけれどもこのボトルはいたって健全。ややモカっぽさも出て綺麗に熟成。酸は強めだけれども突出しておらず、バランス良好。シャンボールミュジニー・レクラ2000(ルーミエ)私の持参品でしたが、意外なことにまだ若い。やや大人めの香りとミネラリーで密度感のある緻密か香味。フィネスものだけあって状態良好。ヴォルネイ・クロデシェーヌ88(カミーユ・ジルー) ブランデーチックな派手目な熟成香。獣っぽい方向にふれていないのがいい。各要素のバランスもとれていてレベルの高い一本。誰の畑かな?シャトーヌフデュパプ・キュベ・マリーブーリエ2000(アンリ・ボノー)非の打ち所の無いワイン。フローラルな熟成香り。力強さと華やかさを高次元で両立。ピノと間違えそうな香味。正直こんなにすばらしいと思わなかった。シャトーヌフデュパプ98(ラヤス)絡みつくような甘くトーンの高い香りがとにかくすばらしい。味わいはやや酸が緩く、ヌメッとしたところもあるが、上品にまとまっている。Ch.トロロンモンド64ドライ系のホッコリした小豆のような香り。肉付きよくリッチで、思いのほか若々しい味わい。めくるめくような感動はないけれども順当に年を重ねた安定感。※どれもすばらしいワインでした。特にアンリ・ボノーのマリー・ゴールドは普段滅多に飲まない事もあり、目から鱗の一本でした。今までCNPはラヤス以外はあまり好みでないと公言していましたが、撤回しなければなりませんね。★楽天でアンリ・ボノーを検索★★楽天でラヤスを検索★
2013年02月10日
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マルキ・ダンジェルヴィルといえばヴォルネイの大御所のひとりですが、私はあまり縁がないのか、そもそも飲む機会に恵まれない上に、たまに飲んでもあまりピンとくるボトルに出会えずにいます。熟成に時間のかかるつくり手のようなので、私のような早飲みは真価を発揮する前に開けてしまっているのかもしれません。今回はヒロヤさんで他の何本かのACブルと一緒に買ってみました。輸入元は例によってフィネスさんです。グラスに注ぐと、輝きのあるクリーンなルビーの色調。濃さは中程度からやや淡め。香りは赤系果実やオレンジピール、紅茶、それに皮革や木質的なニュアンスも感じられます。飲んでみると、伸びやかな酸のアタックがあり、果実味もクリーンで上質なものです。ブル好きに支持されそうな、酸が引っ張る感じの透明感のあるスリムな酒躯。ただ、タンニンの質が、決して粗くはないのですが、今の時点ではなんとなく皮膜のようにひっかかるところがあります。裾モノとあって長年寝かせるようなボトルではありませんが、1~2年置くととこの辺は変わってくるのかもしれませんね。★★★★楽天でダンジェルヴィルを検索★
2013年02月09日
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先日06VVを飲んで好印象だったマルク・ロワ。賛否両論ある作り手のようですが、見極めるためにはもう何本か飲んでみたほうがよさそうです。といっても、今回購入したのは10VTなので、開けるのはかなり先になりそうですが。★楽天でマルク・ロワを検索。★
2013年02月07日
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SBさんの「ぶっかけおかずわさび」がなくなったので買いに行ったら、ただの「おかずわさび」へと密かにモデチェンしてました。食してみると、「ぶっかけ~」が食べるラー油っぽいイメージだったのに対して、新しい「おかずわさび」は油が少なくふりかけっぽい感覚です。わさびらしさという意味では、新版の方がはるかにツーンと来ますね。わたし的には前の「ぶっかけ~」のほうが好きですけど。最近シャーボを愛用している話は前にも書きました。通常のインクとゲルインクとを選べるので、私はもっぱらゲルインクを使っていますが、減りが早いのがつくづく口惜しい点です。(大体ひと月ぐらいでなくなってしまいます。)替芯は安いといっても100円程度しますので、冷静に考えれば結構不経済ですよね。。ちなみに写真下に移っているのは、シャーボではなくて、3色ボールペンタイプの「トレッチェント」です。残念ながら完成度はシャーボの方がはるかに上と感じます。共用部品は多いはずなのに、なんでこんなに違うのかと不思議なくらい違います。12月に行った奈良の土産。せんとくんの小物入れ…のはずなんですが、どうみても「生首」ですよね、これ。
2013年02月06日
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ヴェリタスさんのACブル7本1万円福袋に入っていた銘柄。この福袋、シャルロパン・パリゾ、ベルトラン・アンブロワーズ、モンジャール・ミュニュレの3本で7k分ぐらいにはなるので、あとの4本はオマケでもいいやぐらいのつもりで買いました。先日開けたヴァンサン・ドニ・ベルトーがそこそこ期待以上の味わいだったので、まあこれで元は取れたかなと。この日開けたのは、全く未知の作り手による3本のうちの1本です。ヴェリタスさんの解説によると、デュフルール・フレールはNSGに本拠を置く400年以上の歴史を持つ家族経営のドメーヌ。現在、「 マルク氏 」とその従兄弟「 フランソワ・グザビエ氏 」が力を合せて運営しています。400年以上の歴史があり、そのノウハウは代々引き継がれ、伝統を重んじたワイン作りを行っています。ブドウの栽培には有機肥料のみを使用し、できる限り農薬と殺菌剤の使用を制限したこだわりの自然派です。自然の力を高めさせるため除草剤の使用も一切していません。丁寧に摘み取られたブドウは、樽で18~24ヶ月の熟成(新樽率30~100%)を行います。バラでの小売価格を調べてみると、なんと1300円という激安ブルピノです。「とりあえずピノの味がすればOK」ぐらいの低い期待値を以って臨みました。色調は淡めのルビーで透明感があります。香りは赤系果実、ハーブ、ダージリンなど。口に含むと、エキス分は希薄なものの、酸タンニンともこじんまりとまとまっていて、それなりのバランスを保っています。褒める要素もないけれども、けなす要素もあまり見当たらない。ワインバーで出されると不満だけれども居酒屋やビストロで3Kぐらいで飲めると嬉しくなる、そんな銘柄です。同じACブルとはいえ、前回飲んだアランユドロノエラには及ぶべくもありません。でも、なんとなく味筋は近いというか、ユドロノエラの裾モノを希釈するとこんな感じになるかなとも思いました。週末はスキーに行っていたので、中二日開けてボトルに移した残りを飲んでみました。飲めなくなっているかなと思ったらどっこい、むしろ初日より良くなっていて驚きました。やや無味乾燥感の強かった初日に比べて、この日のほうが果実味がビビッドに感じられるようになっていました。というわけで、総じて悪くない裾モノブルピノです。2k以上の価値があるとは思いませんが、1.3Kであればお買い得でしょうね。こうした安くて優良な作り手を見つけてくるヴェリタスさんの努力には頭が下がります。★★☆
2013年02月05日
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今日は残念ながら一日中小雨模様でした。
2013年02月02日
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近所の酒屋で購入したユドロノエラの裾モノ。店頭に無造作におかれていたボトルですが、さすがに10VTとあって全くもって健全。コルクは真下の部分からほとんど染みあがっておらず、グラスに注ぐと透明感のある美味しそうな色調とともに心地よい赤系果実やハーブ、紅茶などの香りが漂ってきます。飲んでみると、裾モノとは思えないほどエキス分が充実していて、力強い酸とあいまって張りのある酒躯が見事です。なんとなくゴムっぽいようなニュアンスもあって、ブルというよりはどことなく新世界も想起させるような国籍不明感があります。タンニンはやわらかく、今まさに飲み頃。ACブルはこうでなくっちゃと思わせてれます。複雑さは少なく、余韻もあっさりとしているあたりは裾モノの限界ですが、2k台前半のピノとしては十分な内容。ユドロノエラ、やや地味ですけど相変わらずイイ仕事しますね。★★★★楽天でユドロ・ノエラを検索★
2013年02月01日
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