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昨日、私は旦那の古くなった下着や靴下などを整理していた。靴下の穴が開いたら、自分で捨ててくれればいいのに、うちの旦那ときたら、分かっていても捨てない。別に意味はなく、ただ捨てるにしても面倒くさいのだ。パンツやランニングも穴は開いてないにしても、ちょっと古くなったものは全部捨てて、新しい下着を入れておいた。下着の整理をしていて思い出したことがある。昔、まだ結婚してなかった頃の話だ。私と旦那は恋愛中、半年ほど日本と韓国で遠恋をしていた時期があった。3ヶ月ぶりくらいに私は旦那に会いにソウルに来たときである。旦那は学生だし、私もお金ないしで、お泊りは旅館。聞こえは良いが、韓国の旅館と言えば、単なるラブホテルである。場所は、ソウルの中心街である鐘路であった。朝起きて、パンが食べたい!と思った私は、旦那に買ってきてと頼んだ。どうせ一走り行って来るだけだと、旦那はパンツもはかずにGパンをはき、裸の上にジャンパーを羽織って行った。(確か11月ごろだった。)戻ってきてパンを食べて、そろそろ出掛ける仕度に取り掛かった。その日は私が日本に戻る日で、昼には出発しなければならなかったのだ。ところが、何か一生懸命探していた旦那は「あれ?パンツがないなあ!」と言い出した。私も一緒になって探したのだが、本当に見つからない。旦那は「ひょっとして・・・!」と何か思い当たったようだった。朝、パンを買いに行った時、横断歩道でパンツのようなものが落ちていたというのだ。旦那は「こんなところにパンツなんか落としていく馬鹿がいるんだなー。」なんて思っていたらしい。「・・・・・・。」私は言葉を失った。正しくその馬鹿は旦那であった。鐘路という、ソウルのオフィスビルが立ち並ぶ中心街の道路の真ん中にパンツを落としてきたのだ。みんながじろじろ見る中で旦那がパンツを拾う姿を想像すると、さすがに、「とりに行って来れば?」なんて言えなかった。時間もなかったので、結局旦那はパンツをはかずにGパンをはいて出発した。「これで又しばらく会えない!」と悲しみに浸るはずだったのだが、この事件のおかげで私は出発ぎりぎりまで馬鹿うけして、悲しむどころではなかった。今思い出しても笑える事件だ。それにしてもあのパンツどうなったのかなあ。
2003年10月29日
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昨日の夜、なんと私の期待通り!!旦那が松茸を持って帰ってきてくれた。何でも社長は旦那に4本くれたそうだが、そのとき同僚も隣にいたらしく、自分ひとりだけ持って帰るのも気が引けるということで、となりの同僚に2本あげたらしい。ちょっと惜しい気もするが、まあ、はなかなか食べられない高級なものなので、2本でも満足するしかない。そこで、今日は早速松茸ごはんを作った。日本だったら、松茸の香りを生かし、味付けを薄めにするのが一般的だが、韓国ではどうなのだろうか?以前、旦那の実家に行ったときに、義母が松茸を1本買ってきたことがあった。どう料理するのか、と私も興味津々で見つめていたのだが、義母はなんとそれを朝鮮かぼちゃ(ズッキーニ)のナムルに入れるのだ!と言った。私のホームの料理レシピにも掲載しているのだが、ナムルは和え物のことで、韓国のナムルの味付けはほとんど決まっている。にんにく、塩またはしょうゆ、コチュカル(とうがらしの粉)ゴマ油だ!!義母は、ズッキーニと玉ねぎと薄く切った松茸を炒め、にんにくのすりつぶしたものをどっさり入れ、しょうゆ、コチュカルもたっぷり入れる。その時点で私は、「わっ!もったいない・・・。」と思ったが、義母はお構いなしだ。最後に香りづけのゴマ油までしっかり入れていた。これじゃあ、松茸の香り台無しだ!!韓国人はみんな松茸にもにんにくとかゴマ油、コチュカルを入れて食べるのだろうか?それとも、うちの義母だけがそうなのか?旦那はそのとき、ズッキーニのナムルに松茸が入っていることさえ知らなかった。完全に「しいたけ」だと思っていたらしい。そりゃそうだろう!にんにくにコチュカルにゴマ油だ!しいたけだろうが、松茸だろうが、しめじだろうが、小さくカットして入れてしまえば分からない。自分で言うのもなんだが、今日の松茸ご飯はほんとおいしかった。さっすが、一番高いものを選んだだけあって香りもいいし、弾力もあって、私も旦那も3杯ずつおかわりしてしまった。旦那は、「松茸なんてどこがおいしいんだ?」なんて言っていたのだが、日本の味付けには大満足のようだ!誰かがくれない限り、うちで買うことは絶対にあり得ないから(笑)、当分は食べる機会なんてないだろうなあ。
2003年10月25日
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今日はなんと朝5時からソウルの京東市場に行って来た。この寒い朝に息子を連れてだ!旦那の会社では現在日本から取引先の人が来ている。なんでも今日帰るという事で、みやげに松茸をもっていきたいと言うのだった。実は、私も10月初に帰省のとき、松茸をみやげに持って帰った。今まで、何を持って帰っても実家には不評だったのだが、今回は大いに喜んでくれた。その話を旦那が会社でした模様。旦那の会社もこの10数年、日本と取引をしているのだが、なぜだか、おみやげに松茸は思い浮かばなかったようだ。こりゃいい考えだ!ということで、社長に「買ってきてくれ!」と頼まれたらしい。だが、韓国とは言え、馬鹿にできない!!どの店でも1キロ15万から25万ウォン程度(1万5千~2万5千円)する。私が帰省したときは、とてもそんな高いの買えんわ!と思い、1万円くらいで虫食いの安いものを買って帰った。虫食いで穴が開いてたけど、香りもあって、うちの家族は結構喜んでいた。旦那は会社に頼まれたものの、松茸には全く興味のない人間で、一人じゃ不安だと言ったので、私と息子も一緒についていった。市場では誰もが「こんな寒いのに赤ちゃん連れて・・・」と同情の声があちこちからかかってきた。今回はこの間とは違う店で買ったのだが、1キロ22万ウォンを2キロ買うということでキロ単位20万ウォンにまけてもらった。1キロは日本の人が持ち帰り、もう1キロは社長が家に持って帰るらしい。外からはあんまり香りがないのだが、割ってみると結構いい香りだ。店の人の話によると、韓国の松茸シーズンは5月から11月初めくらいまでということだ。それ以外の時期で売ってるものは冷凍ものだとか・・・。また、どの店にも中国産と韓国産が並べられていて、韓国産だと値段がかなり高くなる。「韓国産は香りがいい!」なんて言ってたけど、やっぱり日本産に比べるとかすかなものしかない。荷物もあるので、旦那は今朝は早めに出て行った。「朝早くからご苦労さんだった!何本か家に持って帰りなさい!!」なんて、社長が言ってくれないかしら・・・。私としてはちょっと期待してるんだけどなあ・・・。
2003年10月24日
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今週からアルバイトで日本語を教える学生が新たに加わった。以前から教えている学生の会社の上司だ。月曜日にその上司の家に電話すると誰も出ない。仕方なしに携帯の方に連絡すると、その上司は「えっ!誰ですか?」と・・・。日本に帰る前に連絡しておいたのだが、やっぱり授業のことなんてすっかり忘れていたようだ。「あっ!先生!すいません!すいません!すっかり忘れていました。」とあっさり言われてしまった。私が「お家に電話したら誰もいらっしゃらなかったもんで・・・、外出中なんですか?」と聞くと、彼は「今日は耳がぬけた日なんですよ!」と・・・・「え?耳がぬけた日?!!」私は初めて聞くこの言葉に、聞き間違えたかと思った。彼は日本語全くの初心者で、このときの会話は全て韓国語だったのだが、何のことだかさっぱりであった。「それって何のことですか?」と聞くと、彼は「あー、誕生日なんですよ!私の・・・」と言った。後から、旦那に「なんで誕生日のことを「耳がぬけた」って言うの?」と聞いてみた。旦那は「ほら~、赤ちゃんが生まれるとき、とりあえず耳が出ればす~っと体が出てくるじゃないか」と・・・。確かに、出産は赤ちゃんの頭さえ抜ければあとは楽だけど・・・。そのことがなんで誕生日のことなわけ?「なんで?」と旦那に聞くと、「さあ、よく分からんけど、耳が抜ければ、もう誕生したものと同じってことだろう。」と・・・。耳が抜けた時点で、赤ちゃんが誕生しただなんて、いかにもせっかちな韓国人らしい言葉だ。その言葉に思わずふきだしてしまった。
2003年10月22日
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実家の母は最近アルバイトをしているらしく、最近は退職した父が家事を全部任されている。買い物、ごはん、そうじ、洗濯、犬の世話など、家事という家事は全てこなしているのだ!母は丸一日仕事というわけでもないし、休みも結構あるのだが、驚いたことに家事を一切手伝わず、時間があれば趣味の園芸に没頭していた。うちの母はほんといい旦那を捕まえたって感じだ!日本の実家に滞在中、兄一家が遊びに来てくれた。兄はもうじき3歳になる娘がいるのだが、噂には聞いていたが、なんともおもしろい子だ。やっぱり女の子というのは、愛嬌があってかわいらしい。皿洗いをしているうちの父に何やら一生懸命話しかけている。私がこっそり台所を覗くと、彼女は「じじ、お友達とけんかしたらあかんよ!仲良く遊ぶんやよ。それからみかん狩りに行っておしっこしたくなったら、ちゃんと先生に言うんやよ!分かった?」などと、彼女の説教は延々と続いていた。皿洗いをしながらも、その度に父は「はい。分かりました!あいり先生!」と答えていた。彼女は2歳になってから保育園に週に2回通っているのだが、みんなの前で話をする先生に強い憧れがあるようだ。私の母に対してはそんなこと言わないのだが、なぜか私の父の前では先生ぶっている。父の話によると、生徒は父だけでなく、4匹いる犬のうち、じゅっちゃんこと、ジュジュもあいり先生の生徒だと言う。笑えたのは、彼女が「今から名前を呼ぶから大きな声で返事しなさい!」と言って、「じじ!」「はーい!」(うちの父が答える)「じゅっちゃん、じゅっちゃん、返事しなさい!」と言うので、仕方なしに父が代わりに返事をしていると言っていた。家事から孫の世話から、うちの父って何かと大変そうだ。
2003年10月19日
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2週間という長期休暇を終えて、とうとうソウルに戻ってきた。働いてるときは休みなんかとれなくてせいぜい3日くらいだったけど、子供を産んで専業主婦となると、休みなんていくらでも作れるが、姑の目もあるのでこれ以上は無理である。一緒に暮らしてないにも関わらず、毎度のことかなりの嫌味を言われた。「うちの息子のごはんはどうするの?」とか「1週間くらいじゃ駄目なの?」とか・・・。色々話を作って、2週間じゃないと駄目なんです!というと、「1週間分くらいのお味噌汁を作って、ビニール袋に分けて、冷凍しておきなさい!」と言われた。お義母さん、今は韓国でもインスタントの味噌汁があるんですって!!味噌汁をビニール袋に入れて冷凍するなんて、思いもよらなかった(笑)とりあえず、今回はインスタント食品を大量に買っておいたので、旦那も自分でご飯だけ炊いて、何とか生き延びていたようだ。たとえ嫌味は言わたとしても、日本にいれば里帰りに2週間なんてほとんど無理だろう。海外にいるという言い訳で、認められるから結構お得だ!!昨日はうちの旦那は会社の休みをとって、空港まで迎えに来てくれた。息子に会いたくて仕方ない!って感じだ。なのに、息子は旦那の顔を見たとたん大泣き!!息子にとっては2週間って無茶苦茶長い時間だったのね。パパの顔をすっかり忘れてしまい、人見知り泣きをし始めた。今日になっても、旦那にはまだぎこちない笑いを見せている。気持ちを新たにソウル生活、がんばろうっと。
2003年10月18日
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ここ最近結構忙しくて、なかなか日記も書けないまま、長期休暇に入ってしまう。明日から、息子と二人で実家に里帰りだ。旦那には悪いが、2週間羽を伸ばしてくるつもりである。まあ、久々に旦那も独身生活を満喫できるのだから、旦那にとってもいい機会だろう!しばらく日記を更新できなくなるけど、こっちに戻ってきたら、またみなさん、遊びにきてください!!
2003年10月02日
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