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昨日は出かけるついでに車を修理に出しに行った。というのは、その前日タイヤがペシャンコになっていたからである。1ヶ月ほど前も他のタイヤがペシャンコになっていたため、修理に出したのだが、またか!という感じであった。前回はパンクの修理で500円だったので、今回もそれくらいだろう!なんて思っていたのだが、修理のおじさんは、「変だな~、パンクした穴が見つからない!」とブツブツ言い出した。しまいにはタイヤを取って調べていたのだが、なんと横の部分に穴が開いていたため分りにくかったのだ。横の部分は修理不能ということで、結局タイヤを買うはめになり、500円のはずが、5000円の出費となってしまった。修理のおじさんの話によると、横に穴が開くというケースは少ない。どこかで擦ったか、誰かが穴を開けたかだと言っていった。家では週末くらいしか車を使わないため、どこかで擦ったとは考えられない。となると後者だ。帰ってから車の側を見てみると、鏡が割れた破片があちこちに散らばっていた。どうやら、子供(もしくは大人?)がいたずらで故意的にパンクさせた模様だ!全くこの近所はどうなってるんだ。昨日うちの3階に住むおじさんが、車から降りて自分の家に向かう途中に「わーっ!!」と大きな声で叫び声を挙げていた。いきなりだったので、頭がおかしくなったんじゃないか思ったくらいだ。向こうはこっちに気づいていない様子だったのだが、歩いている途中に私の存在に気づいてあいさつをしてきた。そして見られたと思って恥ずかしいのか、照れ笑いをしながら「ははは!教会がうるさくて・・・」と言った。家の隣にはとても大きな教会があるのだが、夜11時を過ぎているにも関わらず、窓全開でマイク、ピアノを使っての大合唱だ。日本なら、まずこんな事件は起こらないだろうが(防音設備がちゃんとしてあるだろうし、地域の住民のことを考えて夜は遅くまで音を出さないようにするのは常識だし・・・)、韓国じゃ、団体だろうが個人だろうが、周りのことを考えて静かにするようなところはあまり聞かない!話は変わるが、野球場でさえ、日本のメガホンなんか目じゃないようなうるさい風船棒をたたきながら応援するのだ。「9時以降は鳴り物禁止!」なんていう条例もないので、延長試合でも最後までうるさくしている。周りの人うるさくないんだろうか?と私の方が心配してしまう。3階のおじさんは、「家で出たごみを勝手に道路に捨てるわ、廃車にする金がないからか、人の家の前に不法駐車はするわ、教会はうるさいわ、ほんとこの近所は駄目だね~。嫌になるよ。」と言っていた。全くその通りである。それに加えて、うちは泥棒に入られるわ、タイヤをパンクさせられるわ!って感じだ。
2003年07月27日
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今日夕方5時頃、私はソファの上でうとうとしていたのだが、家の裏門をドンドンたたく音が聞こえた。旦那が出て行ったので、私は本格的に昼寝(夕寝?)しようとしていたのだが、どうも、裏玄関から誰かが入ってきた模様だった。うとうと状態で見てみると、なんと警察官だった。以前日記にも書いたのだが4ヶ月前、家に泥棒が入った。その泥棒を捕まえたと、警察官が来たのだった。話によると、今日近所で他の家に泥棒に入ろうとしたところを見つかり、警察署に連れて行く途中、うちの前で「この家にも以前入った!」と告白したようだ。10件くらい泥棒に入ったというが、我が家で盗んだものきちんと覚えていたようだ。「ビデオカメラと円を盗んだ!」と話しているのが聞こえた。家の中で、私と旦那は警察官に当時の様子をもう一度話し、用紙に色々書いた。それが終わって、家の外を見てみると、なんとも高校生、いや中学生とも見える子供2人であった。「貧しくて、お金がないから盗んだ!」となれば分らないでもないが、一人は丸々と太り、私よりも栄養とってるじゃん!よくそんなんで、家のトイレから侵入したわね?といった感じだ。犯人は捕まったとは言え、4ヶ月前じゃビデオカメラだって売ったに決まってる。警察からまだ連絡はないが、戻ってこないだろうと私は思っている。だけどさあ、日本円はともかく、ビデオカメラの中にはかわいい我が息子を撮ったテープが入っていたのよねえ。やっぱり戻ってきてほしいなあ。
2003年07月20日
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私達夫婦はお互い日本語、韓国語が出来る。以前はほとんど韓国語で話していたのだが、息子が出来てからは日本語もよく使うようになった。韓国語も日本語も漢字語を使うため、私の場合も日本で使う単語をそのまま韓国語に訳し、旦那の場合は韓国で使う単語をそのまんま日本語に訳しても、だいたいは通じる。例えば、会社だったら、韓国語なら「会」が「フェ」、「社」は「サ」なので「フェサ」というように、単語をそのまま韓国語読みすれば通ってしまう。ところが、漢字語でも日本では使わないものとか、韓国では使わないものとかがあったりするのでおもしろい。微妙に違ったりすると、お互い得意そうに「日本(韓国)ではそう言うかもしれないけど、韓国(日本)では、その漢字(言葉)使わないんだよ!」なんて鼻で笑ってやるのが我が家式だ。例えば日本語では「芸能界」だが、韓国語なら「演芸界」だ。「リストラ」は韓国語では「名誉退職」、「ストライキ」は「破業」、「浪人」は「再修生」、「スーツ」も使うには使うが、「洋服」というのが一般的だ。日本語では「豪雪」と言うが、韓国語では「爆雪」となる。また日本では「彼女(彼氏)を振る」だが、韓国語の場合は「蹴る」を使う。数え上げればきりがないのだが、韓国語の方がストレートな表現なのでおもしろい。
2003年07月18日
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3ヶ月前だったろうか。忘れてしまったが、3ヶ月ほど前にうちの旦那がある本を持って帰ってきた。日本語の本だったのだが、取引先の人から頼まれたらしく、翻訳してくれとのことだった。私も主人も今まで何度か翻訳の依頼を引き受け、アルバイトがてらにやっていたのだが、今回はあまり乗り気ではなかった。というのも、その本が宗教的な本だったからだ。依頼人も以前は取引先にいた人だったのだが、現在は会社を辞め、なにやらその宗教らしきものにのめりこんでいるようだった。引き受けたものの内容も内容で、何のことだかさっぱりって感じだったが、お金ももらえるかどうか分らないと旦那が言うものだから、ほとんど手抜き状態で、3ヶ月もかかってしまった。とりあえず訳したのを全部送ったのだが、今度は「一度会いたい!」と言って来た。もちろん「奥さんもご一緒に・・・」ということで。約束時間がちょうどお昼だったので、お金もらえなくても昼ごはんくらいはご馳走してくれるだろう!と思い、私も息子を抱えて一緒について行った。3ヶ月かかったとは言え、やっぱり無料というわけにはいかない!約束場所に行ってみると、「ある人の家に行こう!」と言われるままに、その家まで行った。なかなか大きな家なのだが、私達が行くと次々に人を呼んでくるではないか!もと尼さんとか、漢方医とか、あっという間に10人ほどがその家に集まり、わけの分らない話をし始めた。私も旦那も「あやしい!明らかにあやしい!」とは思いながらも、その場から動けなかった。2時間くらい経ってようやく、依頼人が私の旦那を呼んで、「こんなことになってすまない!居心地悪かった帰ってもいいんだよ!」と言ってきた。居心地が悪いも何も、何なんだ?この雰囲気は?って感じだった。お礼ももらったということだったので、即行帰るつもりだったが、2時を過ぎており、お腹ぺこぺこ状態だったため、その人たちとお昼だけ食べて帰ることになった。ようやくお昼をご馳走になり、帰りの車の中で封筒を見てみると、予想以上のお金が・・・。「えっ?何これ?」と私が言うと、旦那も「こんなにくれるとは思ってみなかったね!」と・・・。そして「それでもう1冊頼まれちゃった!」と・・・。お金はちゃんともらったにしても、やっぱり乗り気でない私。ひょっとして、うちの旦那もハマっちゃって会社辞めるってことにならないでしょうね?
2003年07月16日
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とうとう来月にはうちの息子も1歳の誕生日を迎える。韓国では1歳の誕生日を盛大に行うのだが、うちも例外ではないため、先週から式場巡りをしていた。盛大とは言っても、うちは私方の親戚はいないため、韓国ではかなり少人数である。どこの式場も30人以下は受け付けないため、うちもなんとか30人を招待するつもりだ。ちょうど家の近くに結婚式場があり、夏場はほとんど還暦パーティーや1歳の誕生パーティに使われていると聞いたので、早速見学に行った。他の式場よりホールが広く、何組かのパーティーを一緒に行うのだが、ホールが広いため、結構のんびり出来ることから、結局そこに決めた。韓国では結婚式をはじめ、還暦、1歳の誕生日など、何か行事があるときは大きな式場を借りて行う。料理はほとんどバイキングだ。昨日はそこに契約し、ついでに料理もご馳走になってきた。価格の割りに味はなかなかのものだった。なんといっても、そこではうなぎの蒲焼もあったため、私は思わず皿の上にご飯をてんこもりにし、うなぎを焼いてるおじさんに向かって「この上に乗っけてください!」と言ってしまった。韓国ではそのように食べないため、変な目で見られてしまったが、お構いなしである。そして、ここのバイキングのメニューで驚いたのが、バッタのから揚げだ!日本でも信州ではイナゴを食べると聞いていたが、実際バッタのから揚げを見たのは初めてであった。旦那も初めてだと言っていた。ゲテモノ好きな私は早速10匹ほど皿に入れて挑戦することにした。旦那は「何もこんなとこでそんなもの食べなくても・・・」と変な目で私を見ていたが、食べてみると結構おいしかったりする。皿に入れたバッタは全部食べてしまった。おすし、刺身、中華料理、カルビ、デザートと全てを味見してみた。普段外食もしない私にはここぞとばかりのチャンスだ!バイキングのため、お腹いっぱい色々なものが食べれて満足な1日だった。
2003年07月13日
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最近韓国の若者達の間で流行っているドラマがある。「屋上部屋の子猫」というドラマだ。舞台はソウルの坂の上にある一戸建ての屋上部屋。坂の上であり、屋上部屋なので冬は寒く夏は暑いため、家賃も比較的に安い。韓国ではお金のない学生達が借りる家はこのような家が多い。主人公の女の子は田舎からソウルに出てきて就職を目指すが、結局就職できず、現在はアルバイトとして働いている。彼女には司法試験の勉強に励む男友達がいるのだが、彼の家庭的な事情があり、彼女の家に転がり込むことになる。こうやって二人の同居生活はスタートする。主人公の女の子は彼のことを好きなのだが、彼はもっぱら他の女の子を追っかけ中、そしてアルバイト先の上司が彼女のことを好きになり・・・・とまあなかなか噛み合わないすったもんだを繰り返す。韓国では結婚前の男女が同棲というのは、日本に比べるとまだまだタブーである。私は結婚前に旦那と2年と3ヶ月の間、同棲生活を送っていた。その頃、会社の同僚の男性に一人暮らしかと聞かれ、「いや、彼と同棲している」と答えたところ、それは一つ屋根の下で暮らすという意味(同居)なのか、それとも寝床を一緒にしているのか?などと聞かれ、びっくりしたことがある。韓国語では「同棲」のことも「同居」と言うのだが、それにしても大人げない質問だ。それだけ「同棲」に対して理解が得られなかったのである。だが、このようなドラマが流行っているというのは人々の意識の変化だろう。それにしても、このドラマを見ていると私もその頃を思い出す。私が旦那と同棲を始めた頃ととても似ているからだ。私は韓国の田舎で学生していたがソウルで就職が決まり、坂の上の方にある一戸建ての屋上部屋を借りていた。その頃旦那はまだ学生だったし、引越ししてもテレビや洗濯機を買うお金もなかった。生まれて初めて洗濯板を使って洗濯した。(韓国じゃまだまだ愛用している人も多い)自分の母親でも洗濯板なんて使ったことがないと言っていたのに、「何で私がこんな苦労しなきゃいけないんだ!」と大泣きしたこともあったほどだ(笑)「同棲」に関してまだまだ否定的な意見も多いが、お金を貯められるし、一人で暮らすよりよっぽど安心できるし、メリットも多いと私は思うのだが・・・。
2003年07月03日
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今朝起きたらうちの息子の白いほっぺに真っ赤な大きな蚊にさされた痕があった。よく見ると両腕にも一つずつ蚊に刺されていた。寝るときにベープマットしたはずなのに・・・。だが、よく考えてみると私はいつも自分が寝るときにベープマットをつける。私が寝るのは11時頃である。息子が寝るのは9時過ぎであるから、おそらくその2時間の間に刺されたに違いない。思えば自分勝手な親である。普通息子のことを思って、息子が寝るときにつけてあげるのが親ってものだ。今までは蚊に刺されなかったから知らなかったものの、私がベッドに入るまでの2時間、息子は蚊のいい標的だ。ばかな親二人はぐっすり眠り、我が息子は小さい体に3つも蚊に刺され、かゆい思いをしている。ばかな親をもつ息子は苦労するに違いない。それにしても、ほんとごめん!これからは気をつけるからね。
2003年07月01日
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この間うちの旦那が息子の頭を見てつぶやいた。「こいつ、頭のつむじが二つある・・・・」と。私は「えっ?知らなかったの?」と旦那に言ったのだが、旦那は変なことを言い出した。「韓国ではさあ、つむじ二つあると2回結婚するってことなんだけど・・・」ちょっと驚いた私は「・・・・。そ、そうなの。」と。すると旦那は「いいよな~。お前2回も結婚できて・・・」と息子の頭をなでながら言った。私は旦那に「実は私も二つあったりして・・・」と言うと、旦那の笑顔は消え「えっ?マジで?」と。そうなのだ。私が中学生くらいのときに美容院で、「あっ!つむじが二つあるね」と言われたことがあるのだ。そしてこのことを韓国の友人に聞いてみると、「当ってるよ。うちの弟つむじ二つあったんだけど、先週離婚したし・・・」とさらりと言ってくれた。まんざらうそでもないようだ。今度はこのことを旦那に話すと「いいね、2回も結婚できて・・・」と嫌味たっぷりに言うと、「だけどこのことは韓国のお義母さんには言うなよ!」と。迷信という迷信はすべて信じているお義母さんがこのことを知ったら・・・。絶対に秘密にしておくしかない。
2003年06月26日
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うちの息子も明日で10ヶ月だ。日本の実家から電話があり、「ハイハイすると目が放せんだろう!」などと言われると返す言葉がない。まあ確かに他の子供よりも遅いほうではあるが、元気なのでOKってことにしている。最近息子について気づいたことがある。私が台所で食事の準備をしている間は、テレビをつけておくことにしている。そうすると本人はちゃんと見ているのか大人しくしている。この間私が台所にいると息子のキャッキャッという笑い声が聞こえた。何見て笑ってるんだろうと思い覗いてみると、ドラマでおばちゃんが大泣きしているシーンだった。ご存知の人もいるだろうが、韓国ドラマは主人公が病気で死んだりとお涙頂戴シーンがとても多い。ちょうどその時も親よりも息子が先に死んでしまい、母親が大泣きしている場面であった。なのに、うちの息子はバカうけしていた。そのときは息子は変わった子だなあ、なんて思っていたのだが、今日も私が台所にいるときに息子の笑い声が聞こえた。今度は何だろうと思い、テレビを見ているとなんと戦争シーンだった。なんのドラマかは分らないが、ヘルメットをかぶった兵隊さんが、銃撃戦をしているところであった。私は急いでチャンネルを変えたのだが、なんとも息子にはびっくりだ。それにしても、あんたねえ。人の不幸見て笑っちゃ駄目でしょう。一体誰に似たのか、ちょっとひねくれていません?
2003年06月25日
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以前日記にも書いたことがあるのだが、私の家はごみに囲まれている。近所の人達は道路が汚れていても気にもしないのか、誰もそうじをしようとしない。昨日私がひとりで外を掃除していると、白バイに乗った警察官がうちの家に立っていた。今年3月に家は泥棒に入られてしまったのだが、それ以来は警察官がよく見廻りに来てくれる。非常にありがたいことである。だが、私が外掃除をしていてもその警察官は知らん顔で、白バイにまたがり何やら一生懸命勉強している感じであった。すると近所に住む人だろうか、30代前半くらいの男の人が警察官に近づいてきた。家の車の前と後ろ、そしてその後ろに止まっている車のことに関して話をしていた。3台とも廃車のように見えるが、この1年半くらいにどれも2回くらい車で出かけているのを私は見ている。つまりちゃんとした主がいるのだ。その男の人は、この3台の車が出かけるのは見たことがないから、多分不法放置だから何とかしてくれ!と警察官に言っているようだった。そして、私の家のすぐ横には大きな教会があるのだが、「毎日のように歌を歌うのでうるさすぎる、何とかできないのか?」とも言っていた。ずばり私が思っていた言葉である。私は宗教には無関心だが、横の教会は防音設備が全くなっていないにも関わらず、朝は5時から夜は10時過ぎまで歌を歌っているのでうるさくて仕方ないのだ。そのことに関して警察官がなんと答えたのかは、残念だが聞こえなかった。またその男の人は、「僕は日本で留学してたんだけど、日本の警察官と韓国の警察官は全然違うね。日本では警察官はもっと住民に身近な存在だ!」と話していた。「そうよ!その通り!兄ちゃん、もっと言ってやれ!」って感じだったが、警察官の方はあまりきちんと聞いている感じではなかった。その男の人が行くと、また知らん顔で白バイにまたがり何か本を読み始めた。その横では私が汗水たらして汚いごみを拾っているのに知らん顔だ。結局その警察官は2時間ほど家の前に白バイ止めて本を読んでいたが、そのまま帰っていった。それにしても、あんた一体何しにここに来たわけ?って感じだ。巡回にしては2時間も人の家の前で・・・。とりあえず、あの兄ちゃんの言うこと心にとめて、何とかしてくれるといいんだけどなあ。
2003年06月22日
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最近の息子は離乳食も結構すすんで色々なものを食べるようになった。だが、アトピー体質のため卵、肉、豆系統はぶつぶつができてかわいそうなので、ほとんど野菜中心である。毎日野菜入りのおかゆがメインだが、よく食べてくれるのでありがたい。息子は現在9ヶ月半になるが、昼間は布おむつを使っている。夜はさすがに量も多いので紙おむつだ。布オムツは日本から持ってきた40枚とこっちでもらった10枚を使っている。さすがに現在はあんまし使わないため、ほとんどはしまってしまったのだが・・・。韓国の布おむつは実におもしろい。大きさは日本のオムツのちょうど2倍くらいある。日本のオムツは、長方形の短い部分を縫って筒形にするのだが、韓国のオムツは長方形の長い部分を縫い合わせる。私は韓国の布オムツを数枚日本に持って帰ったのだが、それを見た親や親戚一同は大笑いであった。韓国の物干し竿はそんなに長いのか?と。そして、おむつバンドというものがある。日本ではオムツカバーは新生児用から5~10センチごとにと、サイズが豊富だが、韓国ではサイズがえらい少ない。したがって、オムツカバーをしてもゆるゆるなため、おむつの上にオムツバンドを使ってオムツを固定する。その上にオムツカバーだ。1000ウォン(100円ほど)と安いものだが、これが結構便利な品物だ。おかげで息子の場合も、新生児のときからオムツカバーは70を使っていたのだが、オムツをしっかり固定するため、何の問題もなかった。なんとも経済的である。私の場合、汚れたオムツは漂白してから、洗濯機で洗っているのだが、韓国の場合は煮沸消毒である。赤ちゃんの下着からおむつまで大きな鍋でぐつぐつ煮るのだ。料理している横で鍋でぐつぐつオムツを煮るのも、気分的にちょっとゴメンである。それにしても、子供が大きくなった後、あの鍋はどうしているのか、ちょっと気になったりもする。まさか、料理には使ってないだろうけど・・・。韓国でも若いママ達はほとんど紙おむつを使っている。私のように布おむつ兼用の人も珍しいほどである。うちの息子、いつになったらオムツがとれるのだろうか・・・まだまだ先のことだ。
2003年06月12日
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韓国では妊娠の前兆として、本人や周囲の人が「胎夢」という夢を見る。それは普通の夢よりも鮮明で、動物なら男の子、お花畑など植物系なら女の子と言われている。ただ、蛇は例外で蛇の夢は女の子を表すそうである。私と旦那の場合、結婚前に姑がこの「胎夢」を見て、私達が妊娠したのではないかと大騒ぎになったことがあったのだが、結婚していざ息子を妊娠したときは誰も「胎夢」を見なかったため、姑はなかなか妊娠を信じなかった。私はこういうのはあまり信じないので、ほとんど聞き流しているのだが、先日蛇が水溜りから生まれてくる夢を見た。なんとも鮮明なので夜中に目が覚めてしまった。日本だったら、宝くじでも買って来い!となるのだろうが、旦那にその話をすると、それは「胎夢」だ!と言う。女の子が生まれると言うのだ!だが私の場合は見覚えがない!じゃあ、誰?これが「胎夢」だったら、なかなか興味深い。ちなみに韓国では大金が転がり込んでくる夢は豚の夢である!どっちにしろ、何かいいことがあることを期待しよう。
2003年06月11日
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最近お天気がよければ息子を連れて家の周囲を散歩しているのだが、本当によく声をかけられる。やっぱり赤ちゃんを連れているだけで人との交流ができるのは得(?)である。うちの息子は現在9ヶ月を過ぎ、ますます顔立ちも大人っぽくなった。というよりちょっとおっさん系である(笑)6ヶ月くらいまでは、女の子ですか?とよく聞かれたものだが、最近は誰が見ても男の子と分るくらいだ。声をかけてくる人達は、うちの息子を見て決まって「ジャングンガミネ(将来は将軍様ね)」とか、「サジャンガミネ(社長さん向きね)」と言う。もちろんお世辞で言うに決まっているのだが、私のほうは聞いてて悪い気はしない。ほっほっほなどと喜んでいた。私は旦那に「やっぱり顔がかっこいいから、みんなそう言うのかな?」と聞くと、旦那は「馬鹿だな~、顔がでかいからみんなそう言うんだよ!」と・・・。えっ?そうだったの?確かに将軍とか社長は顔や体がでかいイメージがある。うちの息子は確かに顔がでかいともよく言われる。親が二人とも顔がでかいので仕方ないことだが、顔の小さい男が好まれる現代で、ちょっとかわいそうな気もする。
2003年06月05日
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いつも思うのだが、この国ではジャストサイズというものがなかなか見当たらない。私の体型はがりがりとまではいかないが、痩せている方である。日本では私のサイズより小さいサイズなんて山ほどあるのだが、韓国では一番小さいサイズだ。正確に何インチかなんて分らないのだが、店ではいつも「一番小さいサイズ下さい」で通っている。スカートやズボンに関しては、それでも腰周りが大きすぎて結局買えなかったことなんてざらである。背は高い方なので、日本では決して小柄な体型とは言えないのだが、私でさえ、これだけサイズがないとなると、日本から服を買いに来た若者達(すでにおばさん?)なんてサイズがなくて困ることはないのかと心配してしまう。そして傘である。こっちでは一般的に折畳み傘を愛用する人が多い。だが、朝から雨が降っているときとかは、大きい方の傘が便利だ。ところが、日本で言う大きい傘がなかなか見当らない。ここ韓国で折畳み傘の次によく見るのが、ゴルフ傘だ!そう、3,4人は楽に入れそうな・・・。初めて見た時は便利そうだ!なんて思ったのだが、実際使ってみると重くて手が痛くて仕方ない。おまけに持ち手の部分が日本の傘のように曲がってないので、腕にかけることもできず、ほんと不便だと感じた。私は結局日本から傘を持ってきた。次にティッシュペーパーである。日本では箱が昔よりも薄くなって、ますます上品になった(と私はおもっているのだが・・・)。韓国じゃあ、あの箱の3倍くらいの高さだ!部屋に置いても上品に感じない。また、ポケットティッシュに関してもそうだ。ガソリンスタンドでもらえるティッシュや駅で買うティッシュの大きいこと。まあたくさんあるので、便利は便利かもしれないが、持ち運びにはちょっと・・・である。話はずれるが、日本ではティッシュとハンカチは女性の常識であるが、韓国ではそれらを実際持ち歩いている女性はどれだけいるだろうか?化粧だけはばっちり決めているのに、夏場に汗をかいて、それをティッシュや(下手すると紙ナプキン)でふいている姿を見ると、同じ女性だが幻滅を感じてしまう。おまけにそのティッシュも誰かに借りているのだ!そして学生やOLが持っている手帳!これがまた、完全にビジネス手帳だ!これだけ小物がでかいと当然かばんもでかくなるわけで、韓国では大きなかばんがたくさんある。これまた余談だが、韓国では、かばん以外に何かを持つことを嫌う。例えば日本だとコンビニでお菓子を買ってそれをビニール袋でぶら下げて歩くのはよく見る光景だが、韓国ではあまり見られない。友人の話によると恥ずかしいから・・・と言っていた。したがって、何でもかんでもかばんに入れるわけだ。一度母におみやげにかばんを買って帰ったら、大きくて何でも入ると喜んでいた。例を挙げれば切がないのだが、ほんと、なかなかジャストサイズが見当らない。
2003年06月04日
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私は普段は塩系のスナック菓子を愛食しているのだが、たまに食後に甘いデザートを食べたくなるときがある。ところが、この甘系デザートが韓国ではなかなかあ目にかかれない。日本にいたとき、友達と外食するとごはんの後は欠かさずデザートを食べに行ったものだが、こっちでは食後は喫茶店でコーヒーを飲む程度。家の中なら必ず果物だ!まあ確かにキムチを食べた後はケーキを食べる気もあまりしないのだが・・・。高級住宅地域にはちゃんとしたケーキ屋さんもあるようだが(味は知らないが・・・)少なくとも私の住んでる付近にはケーキ屋さんを見たことがない。じゃあ、韓国はケーキを食べないかと言うとそういうわけではない。パン屋さんだ!韓国ではパン屋さんでケーキを売っている。近頃はパン屋さんでもチェーン店が出来てきたので生クリームのケーキやムースのケーキなども売っているが、それこそ近所の無名のパン屋さんでケーキを買うと、必ず失敗してしまう。大きいわりには安いので喜んでいると、やたらに甘いバタークリームだったりするのでびっくりしてしまう。おまけにスポンジ部分はパサッパサで「このケーキいつの?」と疑いたくなる。わたしはすでに3度程懲りずに失敗しているので、ケーキはとりあえずパン屋さんの有名チェーン店で買うことにしている。だが、ここでも一切れで売っているには売っているが、種類が少なく、おまけに値段も高いので、結局大きいのを買うハメになってしまう。昨日、私がアルバイトとして電話で日本語を教えている学生から、パン屋さん(有名チェーン店)の商品券が届いた。彼はそこの本社に勤務している。「遅くなったけど・・・、いつもありがとうございます」と書いてあった。5月15日は、韓国では先生の日!仕事が忙しく、最近は授業もままならないのだが、それでも合間をぬってわざわざ送ってくれたのだった。いつも文句ばっかりの私だが(笑)、今回は素直に喜んでしまった。本当の先生ならこんな風に物をもらわないのだろうが、私の場合はありがたくもらっておくことにした(笑)さっそく今日はケーキを買ってこようっと!!
2003年05月31日
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うちの息子もとうとう9ヶ月を過ぎてしまった。周りからはハイハイする?お座りする?つかまり立ちする?などと、息子にとっては大変高度な質問が来るため、私は返事に詰まってしまう。だが、その度に私は正直に「寝返りだけしかできないんです!」と答える。マイペースな息子に私もようやく慣れた感じだ。私の日本の友人はみんな1歳~2歳くらいの子供がいる。そしてみんなベッドで川の字になって寝ていると言う。もちろん私も例外ではないのだが、韓国の友人はと言うと「ベッドでどうやって川の字で寝れるんだ?」と聞いてくる。彼らはみんなベッドをしまって、床に布団をしいて寝ていると言っていた。子供が動きまわってベッドでは眠れないということだった。これを聞いた私は旦那に「やっぱり日本の子供は平均的に韓国の子供より大人しいんだ!」と言ったら、さすがに旦那は苦笑いだった。「そんなはずはないだろ!」と・・・。でも、韓国の姪っ子や甥っ子を見ててもそう感じるのだが、うるさすぎて一緒にいるのが嫌になるほどだ。私は日本では子供を見てそこまで感じたことは一度もなかった。また、テレビを見てても思うのだが、まだ3つ4つの女の子が長い髪を振り回してテクノダンスを踊っている姿を見るとやはりそう思わずにはいられない。これまた、日本ではなかなか見られない光景だろう。これでもやっぱり私の考えすぎなのだろうか?
2003年05月28日
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久しぶりの日記になってしまった。息子のビデオの編集をしていたら、日記書く暇もないくらい・・・全く親ばかである。義母はほぼ毎日のように電話があり、息子は元気なのか?と聞いてくる。10番目の孫とは言え、久しぶりの赤ちゃんだ!かわいくて仕方ないという感じだ。ばば馬鹿である(笑)義母の若い時代は生活も苦しく、食べたくても食べれない生活だったと言う。だからだろうか、義母はやたら食べることにこだわる。旦那の実家に帰れば必ずと言っていいほど、1日6食だ!今食べたと思ったのに、すぐまた何か食べ物を出してくる。旦那には3人の姉がいるのだが、結婚するときの条件が痩せていないことであった。冗談ではなく、本当にそうなのだ!太っていれば即行OKである。うちの息子は見た目はかなり太っている。ところが体重はと言えば、決して大きくはない。普通いや小さい方かもしれない。やはり母乳で育ってきたため、ミルクの子に比べれば、体重の増えがそれほど良くないようだ。先日息子の体重を義母に伝えると、近所の子供と比較するのだろう。私に牛乳やヨーグルトを与えろだの、母乳の回数を減らしてお粥をたくさん食べさせろだの、お菓子をいっぱいやれだの、かなりしつこく言うようになった。挙句の果て、息子が丸4日間便秘になり、親としてはかなり心配してお腹のマッサージをいっぱいしたり、水をたくさん飲ませたりしていたのだが、姑は大喜びであった。便秘をすれば、栄養が体につき、体重が増えるからだと言っていた。現在肥満も一種の病気だということを姑は知らないようだ。
2003年05月22日
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先週末、私たち親子は旦那の実家に行って来た。日曜日は旦那の会社の社長の親の結婚記念パーティーの手伝いのため、朝は4時に起きてソウルに戻ってきて、ほんと散々な週末だった。旦那の実家に帰るときはいつもすごい荷物を持って帰ることになるのだが今回は思ったより少なめである。その中のメインが漢方薬だった。というのも義母は私が出産後韓国に戻ってきてからずーっと気になっていたらしいのだ。韓国では出産後妊婦の体の回復に漢方薬を服用する人が多い。妊婦に限らず、韓国では漢方病院も普通の病院に劣らずたくさんあるので、一般の人々でも漢方薬を服用する人は結構いる。そうでなくても、韓国は一般的に薬の服用率が世界でもトップクラスだ。義母なんて、普通の病院でもらった薬から漢方薬まで毎日色々な種類の薬を服用している。そんなに色々飲んで大丈夫なのだろうか、とこっちが心配するほどだ。私は何度ももう体も回復したし、どこも悪くないので要らない!と繰り返してきたのだが、義母が病院で私の分の漢方薬を作ってきてしまったのだった。高いお金を出して・・・。生まれて初めて飲む漢方。まずくてまずくて涙が出る。1日3回、2週間も飲まなければならない。おまけに、豚肉、鶏肉、そばは服用している間は禁止だ。義母は2週間後には効き目が表れると言うのだが、今どこも悪くない私に一体どんな効き目が表れるというのだろうか・・・。私のためを思って高い金を出して作ってくれた漢方である。2週間がんばって飲むしかない。
2003年05月14日
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明日からは旦那の実家に行く予定だった。本当なら先週の連休にでも行きたかったのだが、連休の少ない韓国では連休となると人民大移動が半端じゃないため疲れるのが目に見えている、ということで、今週を予定していたのだ。1ヶ月前から、義父母に話していたのでさぞかし楽しみにしていることだろう!ところが、おととい旦那が「今週行かれないかも」などと言い出した。何でも会社の社長が、自分の親の結婚記念日(60周年!)ということで、式場を借りてパーティーを開くから手伝ってくれ!と言うことらしい。旦那は「今週は実家に帰るので・・・」と話したところ、「来週に延期してはどうだ?」などとしつこく言ってくるらしい。それにしても腹の立つ話しだ!そんなに大事な行事なら、なんでもっと早く言ってくれないのだろうか?会社の人は旦那以外はみんな来るらしい。挙句の果て会社の者からは「実家に帰るならなんで先週帰ってこなかったの?」と嫌味を言われたそうだ。今週こんな行事があると分っていたら、たとえ疲れたとしても勿論そうしたことだろう。韓国ではいつもそうだ!結婚式でさえ、2~3日前に声が掛かることもある。いつも急で、こっちとしてはそれに振り回されることがなんと多いことだろう。ちょっとは相手のことも考えてほしい。
2003年05月09日
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先週の土曜日は友人の息子が1歳の誕生日を迎えるということで、そのパーティーに行ってきた。日本でも子供が生まれるとお宮参りや初節句など色々な催し物があるが、ここ韓国でも100日祝いと1歳の「トルジャンチ」という行事は欠かせない。以前は子供が無事に1歳を迎えたということで、家でご馳走をこしらえ、親戚や友人などを招きお祝いしたと言うが、最近は結婚式、還暦祝い、1歳の誕生パーティーは、ほとんどが式場を借りてバイキング形式のパーティーを行う。私の友人も家の近所の式場で行うと言うことだったので、私は息子と旦那と一緒にその会場に向かった。日本だと一人一人に招待状が届き、招待されなかった場合は行かないのが普通だが、韓国では招待されなくても行っても構わない。どんな行事においても一人招待すれば、子供も含めて家族全員が出席しても構わないのだ。おいしいと言えばおいしい話である。会場に到着すると、ちょうど友人の息子が糸をつかんでいるところだった。テーブルの上には糸と1万ウォン札と鉛筆が置かれているのだが、子供が何をつかむかによって子供の将来を占うのである。糸の場合は長生き、1万ウォン札の場合は金持ち、鉛筆の場合は勉強がよくできる、といった具合だ。息子が糸をつかむと友人は明らかにがっかりした表情であった。親というものは欲が出るもので、いかにも「1万ウォン札をつかめよ!!」という思いが顔に表れている。私は久しぶりに友人に会い、バイキング料理もお腹いっぱい食べれて満足だった(笑)夕方5時半に始まり夜9時までだったが、その頃には友人の息子は眠たそうにしていた。まだ1歳の子供が何十人もの人に会い、さすがに疲れたのだろう。終わる頃には大人達だけがはしゃぎまくり、一体誰が主人公なのかも分らない状態だ。4ヶ月後には、私もこの行事をしなければならない。100日祝いは何とか逃れられたものの、「トルジャンチ」は逃れられないだろう。長時間、たくさんの人に愛想を振りまかなければならない息子もちょっとかわいそうだが、仕方ない。
2003年05月06日
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久しぶりの日記である。今週は忙しくなかなか日記が書けなかった。息子の熱は下がったのだが、熱が下がったと同時に体中赤いブツブツが出現した。病院では喉風邪という診断を受けたが、友人の話によるとそれは間違いなく「突然性発疹」と言う。ネットで調べてみると、確かに間違いなさそうだ。高熱が3~4日続き、熱が下がると赤い発疹が体中にできるが、それも2~3日で治ると書かれていた。その通り3日過ぎると、ブツブツも治まってきた。そして昨日、息子をお風呂に入れるために服を脱がしていたのだが、(我が家ではいつも食卓の上にバスタオルをひいて息子の服をぬがしたり、体を拭いたりしている。)私がほんの少し眼を離した間(隣の部屋にタオルを取りに行っていた)に「オギャー!!」と息子の泣き声が・・・。なんと息子はテーブルの上から床に落っこちていた。テーブルなので大人の腰くらいの高さから、落っこちたのだった。幸い頭を打った様子もなく、痛がるところもなく、怪我はないようだ。ほんと反省。最近寝返りするようになり、気をつけなければと思っていたのに・・・。今朝もベッドの側にあったティッシュペーパーを何枚も取り出し、食べていた。もう、一日中寝てばかりいる赤ちゃんじゃないんだね。これからはますます眼が離せなくなるだろう!
2003年05月02日
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昨日の午前中は病院に行ってきたのだが、息子の喉はまだ腫れたままだと言われた。ところが午後になってからは熱が下がり、今のところ落ち着いている。やっと一安心である。それにしても、うちの旦那はこういう肝心なときにいつも不在だ。先週金曜日から息子が熱を出し、旦那は土曜日から昨日まで日本から来たお客さんの観光案内をしていた。初めて息子が高熱を出したと言うのに、奴は観光、グルメ三昧だったのだ!朝は6時過ぎに起きて出かけ、夜は12時過ぎに戻ってくる!仕事とは言え、さすがにむかついた!まあ、旦那を責めても仕方がないのだが、その日本からのお客さんもお客さんだ!旦那の会社はそこの会社から輸入をしている。つまりうちの旦那の会社はお客さんである!その人は営業にも関わらず、今まで一度も韓国に来たことがなかった。それで仕事ではなく観光で来ることになったのだが、それならツアーにでも参加してくれ!って感じだ。旦那が初めて日本出張のときも空港まで迎えにも来てくれなかったくせに、自分が韓国観光のときは、うちの旦那に案内させ、滞在期間の交通費、食事代など一切旦那もちだ!最初から支払おうともしなかったと言う。もちろんその費用は旦那も会社に請求するのだが・・・。韓国の輸出企業とは大違いだ!語学は基本中の基本、接待にはとことん金を使い、おだてまくってアメリカや日本からオーダーをもらおうと必死だ。海外営業担当の人はかなり気苦労しているだろう。この差を見ると、やっぱりまだまだ日本は韓国を軽視してるんだなーとつくづく感じる。
2003年04月29日
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昨日息子はいつもよりなんとなく元気がなかった。だけど、あやせば笑うし、おっぱいも良く飲むのであまり気にしなかったのだが、迷った挙句、お風呂に入れたのがまずかった。夜お乳を飲ませていると、いつもよりも口の中が熱い!慌てて熱を測ってみると38度5分もあった。飲んだお乳もほとんど全部というほどたくさん吐き、かなり焦ってしまったが、本人は笑う力も残っているほどなのでそのまま朝まで様子を見ることにした。朝、熱を測ると39度。病院に連れていったら喉が腫れているとのことだった。元気がなかったのにお風呂入れちゃってごめんね。それから早く元気になってね。
2003年04月26日
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この間友達の紹介で中国から来ている駐在員の奥さんのお宅に伺った。さすが駐在員である。漢江を見渡せる高級マンションだ。彼女は韓国で中国語を教えている。韓国に来て3年以上経つと言うが、彼女が話す韓国語は片言であった。彼女は、最初は韓国が嫌で嫌で仕方なかったが、最近はすこしマシになってきた、と話していた。中国は男女平等である。女性も外で働くし、男性も家事をする。ところが、韓国は男尊女卑の考えがまだ根強く残っている。同じ様に働いているのに男性の給料が高く、女性の給料が安いのか。また、男性が家事をしないどころか、「水!」「飯!」と夫が言えば妻が動かなければならないこと、夫が出勤のときはネクタイまで結んであげるということに最初はかなりびっくりした、と言うことだった。ところが最近は少し韓国女性に影響されてか、中国にいるときよりもおしとやかになったと話していた。私はどうだろうか。彼女とは反対かもしれない。自分でもかなり凶暴化したと思っている。日本にいたときは、大声でけんかしたりすることはなかったが、こっちに来てからは見知らぬ人とも言い合いになったことがある。車を運転するときも、日本ではクラクションなんて鳴らしたこともなかったが、こっちに来ると乗るたびに3回以上は鳴らしてしまう。来た頃はみんな親切でいいな~と思ったが、知れば知るほど、住めば住むほど、言葉が分れば分るほど私とは合わない!!とつくづく感じる。今となっては愚痴しか出てこない(笑)まっ、そんなことばかり言っててはここで生活できないのだが・・・。今日はふと感じたことを書いてみました。
2003年04月24日
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先週私の旦那は日本の取引先からお客さんが見えるということで月~金まで飲めないお酒をたっぷり飲まされ毎日ベロベロになって帰ってきた。そして、今週末は別の取引先からお客さんが見えるというので観光に付き合うと言う。うちの旦那はそんな役ばかり押し付けられてくる。旦那の会社は従業員8人ほどの小さい会社だが、みんな長く働いている人達ばかりだ。去年旦那は平社員から係長になったと私に言ってきた。旦那も会社に入って4年目になる。それまでは旦那より下には誰も入ってこなかった。私は驚いて「うそー?じゃあ後輩でも入ってきたの?」と尋ねると、「ううん」と・・・。要するに、女子社員二人を除いて、全員肩書きがあるのだ!社長、専務、部長、課長、係長3人、そして女子社員二人である。この係長3人と言うのも旦那とみな同い年で、残り2人は旦那よりも長いのだが、私の旦那は大卒ということで、みんな一気に昇進だ!この話を聞いて私は大爆笑だったのだが、肩書き好きな韓国には結構ある話だ。小さい会社であるゆえ、人間関係がこじれると大変なので社長も頭を悩ませたに違いない。そしてこの女子社員二人も高卒で入社し8年くらい勤めているため、旦那が頼む雑用なんて素直に聞いてくれないそうだ。旦那よ、めげずに頑張ってちょうだい・・・。
2003年04月22日
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昨日は最近ご無沙汰していた韓国人の友人が遊びに来た。電話では何度か話していたのだが、彼女の家は私の家から2時間もかかることからどうもなかなか会えない。友人と言っても彼女は私よりも5つ年上だ!韓国風に言えばオンニ(お姉さん)である。オンニの話によると、最近は生きた気がしないと言う。何でも去年の暮れから旦那の父親と一緒に暮らし始めたと言うのだが、いまだ子供もおらず、自由奔放に生きてきたオンニにとってはかなりしんどいことのようだった。韓国の家で私が許せないことのひとつにトイレがリビングにあるということだ。日本人の感覚ならトイレは少し離れたところにあるのが普通なのだが、こちらではどこの家に遊びに行ってもトイレはなぜかみんなの集まるリビングにあることが多い。人が集まるときなんて、なかなかトイレにも行けない。オンニの家も例外ではなく、玄関に入ってすぐリビングがあり、トイレもリビングに接していると言う。彼女の家は狭く、部屋がないため義父は現在リビングで生活していると言うのだ。つまりトイレにもなかなか行けず、リビングにいるため、朝から晩まで顔を合わさない日はないと言う。出かけるときも気を使い、家に帰るときも気を使い、気が狂いそうだ!と話していた。おまけに金遣いが荒いらしく、友達を家に呼んではご馳走しているので、お金がいくらあっても足りないということだった。私の旦那は次男とは言え、いつ何が起こるか分らない。自分の親とも今となっては一緒に暮らすなんて考えられないのに、血のつながりが強いここ韓国で旦那の両親と同居なんてことになったら、正直私は自身がない。
2003年04月18日
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先週末姑から小包が届いた。その前日「大根キムチが出来たから送る!」と電話があったので、今回もまた何が送られてくるだろうか?などと思っていた。次の日宅配が来たのだが、大根キムチだけにしては箱がかなり大きい。おそるおそる開けてみると、まずビニール袋パンパンに入れられた白っぽい液体の凍った物が全部で7つ入っていた。それだけで箱の7割を占めていただろうか。そして、例の大根キムチが2キロほどと、大根の葉っぱのキムチ1キロほど。その他にナイロンの買い物袋が3つ。ひとつは生ワカメがどっぽり入っていて、あとの二つはねぎと菜っ葉だった。そして観光客が好きなごま油たっぷりののりが2袋。「お義母さん、キムチはほんとありがたいんですけど、それ以外の物は全部こっちで買えますってば!!」何度言っても姑は高い金を出して宅配便で送ってくれる。ビニール袋に入った白い液体は、後で鍋で溶かしてみるとどうも「ソロンタン」という韓国の牛肉スープのようなものだ。子供を育てているとご飯の準備もままならないだろうと、鍋に溶かしてすぐ食べれるようにと、わざわざこしらえてくれたようだった。韓国の冷蔵庫はもともと日本に比べて大きいのだが、それでもパンパンになってしまった。それにしても、スープ自体をビニール袋に入れて冷凍するという発想に驚かされる。日本で1週間分の味噌汁を一度に作り、冷めてからビニール袋に小分けし冷凍庫で凍らせる、といったことをする主婦は見たことがない!!楽といえば楽なのだが、やはり作りたての方が美味しいに決まっている。面倒くさくても食事の度に毎回作るのが日本人だ!ところが韓国では皆一日分どころか一度に1週間分ほどのおかずを作り、冷凍なり、冷蔵なりする。しょうゆや塩をたくさん入れるおかずが多いので日持ちするにはするのだが、私としては頂けないところもある。うちの姑はその手のプロだ。やたら何でも大量に作り冷凍する。プルコギ、ギョーザはもちろんのこと、チヂミ、スープ、てんぷらまで大量に作り冷凍する。だけど、わざわざ私(と言うより、旦那だろうが・・・)を思って作ってくださるんですもの、感謝!感謝!である。
2003年04月15日
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ソウルに戻ってきたものの、忙しくてなかなか日記が書けない状態!というのも、あの大人しかった息子が私がいなくなるとすぐに「ワーン」状態になるからだ!こっちは落ち着いてトイレにも行けない状態だ!それにしても、日本の実家に戻ったときになんとも不思議なことがあった。帰国した当日、息子は私の両親に人見知りをしてワンワン泣く始末だった。家に帰ってもマルチーズを4匹も飼っているためうるさくその声にびっくりしたのか、泣き止まず困っていた。ところが、私が息子を抱いて2階への階段を上がっていると途端にキャッキャと喜び始めた。そして2階に着くと辺りを見回して大喜びだ!実は、私と息子は産後のほとんどを2階で過ごした。期間にするとたった一ヶ月ほどだったのだが、そのことをかすかに覚えているのだろうか。生まれたての赤ちゃんはほとんど目が見えないというが、匂いやその部屋の雰囲気を感じとったのかもしれない。次の日、私が出かけている間、母に息子を見てもらったのだが、そのときも1階にいたときは泣き通しだったが、2階に上がると静かになり寝てしまったと言っていた。ちょうど話始める頃の子供に、ママのお腹にいたときのことを聞くと話してくれる、と聞いたことがある。実際、私の姪は今2歳半だが、「ママのお腹にいたときどうだった?」と尋ねると「チャプチャプしてたんだけど、お耳やお鼻に水が入ったの!」とか言っていた。疑い深い私は、どうせ親が「チャプチャプしてたの?」とか「お水入らなかった?」などと誘導尋問してそう答えるようになったんだろう!なんて思っていたのだが、息子の一件があって本当に覚えているかもしれない!と思うようになった。小さな赤ちゃんでも馬鹿にしちゃいけないんだと感じた出来事だった。
2003年04月11日
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うーん、久しぶりにソウルに戻ってきました!田舎に2週間ものんびり浸っていると、ほんと帰りたくなーい!というのが正直な気持ちだったけど、毎日ラーメンばかり食べている旦那をほっとくわけにはいかないので、予定どおり2週間でしっかり戻ってきました(笑)息子も実家にいた2週間の間に寝返りできるようになり(7ヶ月と3日で・・・)、たった2週間でもものすごく成長した感じです。早速旦那にも披露していました。だけど、まだもとに戻ることができないので、結局大泣きして助けなければならないんだけど・・・。気分新たにソウル生活がんばるぞー!!
2003年04月06日
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私は昔から朝何か悪いことが起きると、その日丸一日不幸が続くことがよくあった。昨日はまさにそんな一日だった!昨日は義父母が結婚式のため、ソウルに来るということで私達一家も義父母に会うためその結婚式場に行く日であった。ソウルは朝から雨でなんとなく心も沈む日曜日で、私は準備して車に向った。車の後部座席に座るため、息子を座席に寝かせ、私は車のドアを開けたままで中には入らずに座席の整理をしていた。ところが何を思ったのか、うちの旦那は私がまだ乗っていないにも関わらず、出発し始めたのだ!私は「まだ乗ってないって!ちょっと待ってってば!!!」と叫んだのだが、彼は他のことを考えているのか、ゆっくりと車を動かした!私が叫んでいるのにだ!車の後輪はもろわたしの足の上にのっかっり、旦那は私の方を向いた!「痛い!痛いってば!」と顔をしかめる私を見ても旦那はなんのことか分からず、タイヤが私の足の上に乗っかったままで止まっている。「動いてって!!」と叫ぶとほんのちょっとバックしたのだが、まだ私の足の上だ!「何やっとんやって!痛い!動いてってば!」と再び叫ぶと旦那はさっきのようにバックすればすぐはずれるのに、何を思ったか今度は前進した!おかげでまた私の足の上にどっしり乗っかり痛さは倍増だ!「あーっつ!!!イターイ!」と思い切り叫びまくってようやく、私の旦那は何が起こっているのか分かったのか車を前進させた。いくら軽自動車とはいえ、すぐ動けば問題なかっただろうが、私の足の上を行ったり来たりしたせいで足はじんじん痛む。私の左足のこうには青あざができ、腫れてしまった。それでも無事に出発したのだが、私の足を引いてしまった旦那は明らかに動揺して車の運転もままならない。私が「運転代わろうか?」と聞いたが、大丈夫と言う。何とか無事に義父母に会い、時間は過ぎた。朝10時前に家を出たのだが、帰る頃には6時をまわっていた。家に戻ると、旦那は「お前鍵かけていかんかったやろ!家のドア開いとるぞ!」と。そんなはずはない!と思い、家に入ってみると散らかってはいないが、どの引き出しもわずかに開いているのだ!私は慌てて引き出しを開けた。前日帰国の準備のため、パスポート、帰国のチケット、印鑑、日本円42,000と大切なものをまとめてしまっておいたのだ!お金の入っている財布を開けるとからっぽだった!「やられた!!」通帳も定期預金のがひとつだけなくなっていた!私は急いで旦那を呼び、2人で家の中を調べまわった。落ち着いてよくみると、トイレの小さな窓から入ったらしい痕跡があった。そこは鍵が壊れていて、私も家を丸一日開ける時は日本から持ってきた取り付けの鍵をかけるのだが、その日は夕方には帰ってくるため、取り付けずに出かけたのだ!旦那に警察を呼んでもらい、その間なくなった物を調べてみると、日本円42,000円、定期預金の通帳、デジタルビデオカメラがなくなっていた。重要な物はそれだけだった。警察と鑑識の人に来てもらい、調べてみるとおそらく子供達の仕業だろうと言う。手袋をして入ってきているので指紋はとれないが、この辺は子供らの泥棒が多いと言っていた。小さな窓から入れるのも子供くらいだ!改めてよく調べてみると、結構変なものがなくなっていた。*どっかの景品でもらった布製のペンケース(中の鉛筆は残っていた!)*親戚からもらった98フランスワールドカップの記念ジッポーライター*プレゼントでもらった男性用香水*日本からもってきた300円のゲーム機*解約した携帯電話(バッテリーもなく、型も古く、捨てるつもりだったが、コレクションにと思って飾っておいたもの)*パソコン用のイヤホン(ノートパソコンは盗られなかった!)*お土産用に買っておいたひまわりチョコ3袋旦那がなんと一枚だけクレジットカードを使わない財布に入れて置いていったのだがそれは残っており、実母や義母からもらった宝石もすべて残っており、パスポートや印鑑も残っていた。日本から持ってきたノートパソコンやMDラジカセなども盗られずにすんだ。通帳がひとつないが、印鑑が残っており今朝旦那が再発行したため無事だ。犯人が子供だったのが不幸中の幸いだ!以前知り合いが泥棒にあい、カード、ノートパソコンなどを盗られ、部屋がめちゃくちゃに荒らされていて、それだけでかなり嫌な気分だった!と聞いていたが、ここに入った子供はまだ純粋なところがあるのか、雨で汚れた靴をご丁寧に風呂のマットで拭いて部屋に入り、部屋はきれいだ!おまけにロッカーや引き出しもわずかに開いているだけで、出した物をまたきちんと戻している。帰ってきたときは泥棒が入った感じもしなかったほどだ!昨日は最悪な一日だったけど、これを機に私も反省しようと思う。出かけるときは小さな窓でも戸締まりはしっかりとし、大切な物はもっとちゃんとした所にしまうとか・・・。
2003年03月17日
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ほんとその通りだ。妊娠中まではマタニティーにも気を遣い、おしゃれしていたにも関わらず、子供が生まれるとこうも変ってしまうとは・・・。来週私は2週間ほど日本に帰省する。同窓会と単なる里帰りである。だが、姑にこんなことを言われてしまった。「日本帰る前に洋服何枚か買っていきなさい!子供の服ばかり買わないで・・・。年をとったらいくらきれいな服を着ても全然似合わなくなるんだから、若いうちにたくさんおしゃれしなきゃ駄目よ。それに同窓会があるのにおばさんみたいな格好で行ったらみんなから韓国にお嫁に行って苦労してるのね!なんて思われちゃうんだから。おしゃれしていけばみんな韓国で素敵な旦那様見つけて幸せにくらしてるんだなーって思うのよ」と・・・。最初の言葉は一理あるとして、私もうんうんうなずいていたが、二つ目の言葉には吹き出してしまった。何もそこまで見栄を張らなくても・・・・って感じだ(笑)でも確かにお義母さんの言うとおりだ。年をとればしわは増えるし、お腹は出るし、着たくたって着られない服が出てくるのは仕方ない!いくら子供を産んだとはいえ、まだまだおしゃれしても十分間に合うはずだ!早速今日は旦那に頼んで服を買いに行く約束をしてしまった!!
2003年03月15日
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先月からアルバイトとして日本語を教え始めた。日本人とは言え、当たり前のことを聞いてくるので説明するのが大変だ!今更のように一生懸命日本語を勉強するハメになった。ちょうど一ヶ月経ち、ようやく仕事にも慣れてきた。私の場合なんせ小さな息子がいるため、家から出るのは無理なので週に2、3回電話でのレッスンである。丸一年間仕事もバイトもせず、のらりくらりと専業主婦をしてきたのだが、このままでは家にこもりきりのトド状態。ちょっとでも生活にメリハリをつけ、お金にはならないが、経験になるので損はないと思い始めたアルバイトだ。現在の生徒は5人。皆社会人で年齢も20代から40代。仕事が忙しく語学の塾には通う暇もない人達だ!一人につき10分もしくは15分の授業で、最初はそんなので上達するのだろうか?なんて思っていたのだが、意外にもこの方法は悪くはない。顔を合わせるわけではないので耳だけに集中し、時間も短いため生徒さんも結構真剣だ!だからだろうか、話す度にその上達ぶりが分かる。先日40代の生徒に「先生の授業はとても楽しいですね。最近は妻からも私の日本語の声が大きくなった、と言われました。」と言われた。自信がなかった仕事だけに、その言葉が妙にうれしくてできる限りがんばってみようと思う。
2003年03月14日
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最近息子のことを日記に書いていない。6ヶ月半ばだが、相変わらず寝返りとも歩行器とも程遠い毎日である。昨日は予防接種を受けに保健所に行った。月曜日だからだろうか、たくさん人でにぎわっており、座る所がないため、廊下の椅子に座って待っていたのだが、周りの人達が話かけてきた。息子が何ヶ月なのか聞いてくるので私は「6ヶ月半です!」と答えた。すると、そこに集まっていた4人、みんな6ヶ月だと言う。お隣さんは旦那さまも一緒に来ていて、双子だと言っていた。「大変でしょう?」と尋ねると「2人で協力して世話をしているし、とても楽しい。」と笑っていた。確かに、どっちかが泣き出すと旦那様が子供をあやし、奥さんのほうは静かになった子供を抱っこするという具合に、旦那さんの奥さんへの気配りが見えて微笑ましい光景だった。私が息子の帽子をとると、周りの人が一斉に息子に注目した。「いやー、髪の毛多いねえ。眉毛も濃いし・・・」と。うちの息子は生まれたときから毛がふさふさだった。もちろん眉毛も濃く、大人並みだ!老けてみえるので、親としてはちょっと、という感じだが・・・。突然、息子が泣き始めた。そろそろ目もよく見えるようになったからなのだろうか、人見知りがひどくなってきたようだ。人に見つめられる度にうえーん!だ。いつも家の中で私と2人だけで、周りの人と接する機会の少ない息子。また、旦那が抱っこして泣いていても、私が抱っこすると静かになる。そりゃあママとしてはうれしい気もするが、これじゃあ、私の嫌いなマザコン状態だ!やっぱりみんなに可愛がられないとね。これから暖かくなったら外出もいっぱいして、みんなに抱っこしてもらって、他の人にも可愛がられる息子になってほしいなあ。
2003年03月11日
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昨日は夜ご飯を作るのが面倒くさくなって、外食にしようということになった。旦那に何が食べたいか?と聞くと、やはりごはん物が食べたいと言う。旦那は、ポリパブ(麦ご飯)定食が食べたいと言ったので、家の近くにある店に行ってみた。麦ご飯定食というのは、麦ご飯がどんぶりに入って出てきて、それとは別に野菜のナムル(あえもの)が出てくる。自分でそのナムルを好きなだけどんぶりに入れて、ごま油とコチュジャンを入れ混ぜて食べるものだ。要するにビビンバの麦ご飯バージョンだ。日本にいたときは麦ご飯なぞ食べる機会は全くなかったのだが、食べてみると結構おいしいもので、私もかなりお気に入りだったりする。だが、そこの店はイマイチだった。韓国ではよくあることなのだが、皿やどんぶり、湯飲みまでが全部プラスチックで出てきた!子供用じゃないんだから、プラスチックはないだろう!と思ったのだが、ここではそのような店は少なくない。ビビンバなのでスプーンでご飯を混ぜる度にカチャカチャと音がしてうるさい。韓国と言えば青磁など有名な陶器があるため、さぞかしお店でもそうだろう!なんて思うと大いに期待外れとなる。陶器は高貴な人達の文化であり、庶民にはあまりなじみがなかったために一般的にプラスチックが普及した、と誰かから聞いた。確かに、友達の家に行ったときもおかずが入っている器はプラスチックだった。もしあれが陶器の器で出てきたなら、もう少しおいしく思えただろうに・・・。陶器が一般化するのは一体いつになるのだろうか。
2003年03月09日
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私は専業主婦なので、普段はほとんど家の中にこもりっきりである。となると、どうしても一日中テレビの前に座りっきりなのだが、韓国には奥さま方の好きそうなテレビ番組がほとんどない!それどころか、日中はほとんど夜放送したものの再放送のため同じ番組を2度も3度も見なければならないのだ。不満その1:朝生がおもしろくない!日本ではおなじみの「目覚し・・・」や「ズームイン・・」といった主婦にとっては結構お得な情報を得ることのできる番組がない。不満その2:ワイドショーがない!日本のワイドショーは単なる芸能人のごたごたばかりを放映しているわけではない。主婦の知恵やお得な情報が得られるのだが、ここじゃあ、そんな番組はあまり見当たらない。不満その3:サスペンスドラマがない!日本では2時間できっちり終わるサスペンスドラマがよく放送されるが、韓国ではウケないのか放送されない。以前続きもののドラマでサスペンスらしきものがあったのだが、確かにおもしろくなかった。韓国にも私のような専業主婦がたくさんいるだろうに、なぜ主婦を対象とした番組がないのだろうか。今日も私は、再放送の番組とにらめっこである。
2003年03月06日
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先週末、近くのスーパーまで旦那と一緒に買い物に出かけた。その帰りにパン屋さんに立ち寄り、私はおやつ代わりにパンを買ったのだが、旦那はようかんを選んでいた。韓国のパン屋さんには必ずといっていいほど、ようかんがおいてある。日本の伝統菓子屋にある本格的ようかんではなく、一口ようかんだ!いつも思うのだが、私と旦那は一歳違いである。なのに、一緒に暮らしているとかなりの世代ギャップを感じてしまう。普通パン屋さんに行ったら、焼きたての菓子パンにはないようなものを選ぶのが若者(?)だと私は思うのだが、旦那は決まってようかんかアンパンもしくはクリームパンだ!思えば私が日本にいたとき、「パン屋さん行くけど欲しいパンある?」と尋ねると両親は決まって「アンパン!クリームパン!」と言っていた。次々に新製品が出ているにも関わらずだ。うちの旦那も同様、あまり冒険が好きじゃないらしく、いつも決まっている。それにうちは外食といえば必ず韓国料理である。以前一緒にスパゲティー屋に行ったら、量が少ないだとか食べた気にならないとかぶつぶつ文句を言われた。私は結構ファーストフードが好きなのだが、彼は「やっぱりご飯だろう!」と言う。2人で昔の話をすると、もう完全に別世界である。昔私が両親から聞いたような話を一つ違いの旦那から聞かされる。「昔テレビがなかった頃・・・」だとか、「中学生に入って初めてバナナを食べた時はおいしかった!」だとか、「昔はいもご飯や玄米ごはんばかり食べてた」だとか・・・。だからだろうか、最初は結婚を反対していたうちの両親は旦那に好感が持てる!なんて言い始めた。旦那よ!じいさんみたいなことばかり言わず、たまにはチーズパンとかにもチャレンジしてちょうだい!!
2003年03月04日
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最近のソウルはいい天気が続いていたので、私は息子を連れて散歩をしている。散歩をしていて気づいたのだが、家からそう遠くないところにカーセンターがある。大きな所ではないため、今まで気づかなかったのだがそこには洗車もしているようだ。よく見てみると、そこにはオレンジ色のジャンパーを着たアジュンマ(おばさん)達がせっせと高級車を磨いていた。「・・・・・。」日本なら若くてかっこいい(?)学生アルバイトがせっせと磨いていることだろう。「この国では、アジュンマが洗車するのかあー!!!」私は韓国に来て4年になるが、今までこんな光景は見たことがなかったため、かなり新鮮な発見だった。それにしても、わたしだったらおばさん達に洗車させる気にはならないだろうが・・・。真っ黒な高級車の周りでせっせと働くアジュンマ達。その年だとかなりの重労働に違いない。韓国アジュンマ、がんばれ!!思わず声援を送りたくなる、そんな光景だった。
2003年03月01日
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うちの息子もとうとう昨日で6ヶ月になった。6ヶ月までには寝返りもできるだろう、お座りもしたりして・・・という親の願いは結局息子には届かず、昨日を迎えてしまった(泣)一昨日仁川に住む中国人の友人から電話があった。彼女の息子は我が息子より1ヶ月あとに生まれたのだが、寝返りはもちろん、お座りもするそうだ!我が息子の体重は現在8.5キロ。結構重いほうかなと勝手に思っていたのだが、彼女の息子は5ヶ月で10.3キロだと言う。うちの息子は体が重くて寝返りできないんだ!なんていう言い訳も通じなくなってしまった。韓国で買った育児書には、6ヶ月までには90%が寝返りするようになると、書かれていて6ヶ月になる1週間前にはかなり焦っていたが、日本から持ってきた育児書を見たら7ヶ月までには90%ができると書かれてあった。「もうパパとママは待てんゾー!」と言っていたのだが、日本の育児書を見たとたん、「あと一ヶ月待ってあげるねー」と言っている。義父母や日本のじじとばばは「どっか体が悪いんではないか?」「病院行って聞いて来い!」とまで言われるようになった。息子よ!パパとママが笑顔で待っていられるのは残り1ヶ月だぞ!寝返り、お座り、歩行器、どれでもいいから一つだけでも成長を見せてちょうだい!
2003年02月27日
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うちの旦那は自他共に認めるキムチなしでは生きていけない人である。そしてもう一つ彼にはなくてはならないものがある。そう、「コチュジャン」である。韓国を代表する味噌、唐辛子味噌だ!!生唐辛子を食べる時もこのコチュジャンをたっぷりつけて食べ、きゅうりやにんじんを生でぼりぼりするときもこれをつけて食べる。そして刺し身を食べる時もそうだ。彼はワサビ醤油よりも、このコチュジャンたっぷり刺し身の方がうまいと言う。焼きスルメもそうだし、お餅、野菜のナムル。「・・・にはコチュジャンだろ!」と言うのが彼の口癖だ。キムチ同様、唐辛子がなくては生きていけないらしい。私は彼を「コチュラー」と呼んでいる。
2003年02月25日
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私は餃子が大好きだ!ここ韓国でも餃子を食べるが、イマイチ納得がいかない。韓国では、餃子は焼くより汁物に入れて食べることが多い。そのため、餃子の皮は日本の餃子に比べて分厚く、もちもちしていていい感じなのだが、あんが許せない。私は餃子はジューシーでなくてはならない!と思っている。一口ほおばると、肉汁がじゅるじゅるっと出てきて口をぱくぱくしながら食べる。これこそ、餃子というものだ!韓国の餃子は中にキムチを入れたりする。まあ、これは結構おいしくてイケルのだが、問題はあんに豆腐をいれることだ!豆腐をつぶして水気を搾って中に入れるのだが、こうすると、あっさり系の餃子になってしまいジューシーさがなくなってしまう。餃子と言えば本場中国だが、中国人の友人が韓国の餃子は餃子じゃない!とかなり憤慨していた。私は餃子は全部自分で作っている。もちもちした皮、ジューシーなあん。これでこそ餃子だ!
2003年02月24日
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私の故郷は北陸だ。冬は雪は多いが、気温はそれほど下がらず、下がってもマイナス2、3度くらいだ。それに比べれば、ソウルの冬はとても寒い。マイナス15度くらいまで気温が下がることもある。だが、家の中は暖かい。韓国の家のほとんどはオンドルと呼ばれる床暖房だ。家全体が床暖房のため、真冬でも家の中では半袖でもいいくらいだ。そんな環境のためか、日本人よりも韓国人の方が寒がりが多いようだ。韓国人の友達の家に行くとオンドルをがんがんつけていて、空気も乾燥し、私は頭が痛くなることさえある。それだけオンドルをつけていて、寝る時までも電気マットを使う人が多いから驚きである。ほんと熱くないのだろうか?と心配してしまうほどだ。日本では赤ちゃんに薄着をさせる。そうすることによって風邪を引かない子になると言われている。実際私も幼い頃は真冬でも裸になって乾布摩擦をよくしたものだ。ところが、ここ韓国ではそれは通じない。韓国では赤ちゃんの体を風に当てることさえ駄目だという。真夏でも赤ちゃんの服は長袖だし、家の中でも靴下を履かせると言う。ちょっと家の外に出かける時、私は息子の服の上に外出用の服を着せて出かけるのだが、必ずと言っていいほど、どこかのおばさんに怒られる!「子供は大人と違うんだ!そんな薄着で子供がかわいそうだ!」と何度怒られたことだろう。今年の正月、旦那の実家に行った時もそうだった。普段、家の中では薄着の息子だが、みんなに「子供は寒いんだ!」とパッチや靴下を履かされ、その上から毛布でぐるぐる巻にされていた。私から見れば、その方が汗をかいて風邪引きそうだ!と思ったぐらいだ。薄着と厚着。隣国なのにこうも違うから大変だ。
2003年02月23日
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昨日からうちの息子に離乳食を始めてみた。とは言っても、おかゆを作るわけでもなく、ただ単に自分のおかずから少しだけ与えるだけなのだが・・・。カレーライスに入っていたジャガイモを少しだけ口に入れてあげた。すると顔はかなりご機嫌斜めの表情になったが、それでも口をもごもごしていた。口から出てくるかなーと思ったけど、意外にも意外、なんとか食べてくれたようだ。あんまり焦ってしまうと、息子が嫌がりそうなので嫌がらない程度にあげて、少しずつ量を増やしていくことにした。それにしても、息子もキムチを食べるようになるのだろうか。韓国の最近の子供はキムチ嫌いな子が多いと言われている。西洋料理がどんどん取りいれられる中、韓国料理よりもハンバーグやスパゲティーを好む子供が多いそうだ。子供にはキムチは少し辛いため、水で洗ってあげると聞いたが、私としてはいくらキムチが体にいいと言っても所詮塩分の高い漬物だ。何も嫌がる子供に洗ってまでして食べさせなくてもいいのでは?と思ってしまう。私の旦那はキムチがなければ生きていけない!と言う。新婚旅行で1週間中国にいたときも2度も韓国料理屋に行った。キムチなしでは1週間もたない人だ。私は息子がそのようにならないことを祈っている。
2003年02月20日
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いつも愚痴ばかり言う私だが、韓国に来て良かったなと思うことがある。私の目から見ると韓国人は日本人に比べると顔の大きな人がたくさんいるということだ。私は日本にいるときは顔がでかいことを結構気にしていたのだが、韓国にいると全く気にならない。それどころか以前会社の同僚達と写真を撮る時、ある同僚に「XXX(私)の横に行きたくなーい!顔大きく見えるもん。」と言われたことまであるのだ。韓国人の顔を観察してみると、確かに面長、えら張りが多い。おまけに前髪をおろさない人が多いので(最近若い人達の間では前髪を下ろすのが流行っているが・・・)、なおさら顔がでかく見える。これは私の推測なのだが、それは食べ物の影響が強いと思う。にんにくやにんじん、白菜などの野菜を生で食べ、びっくりすることに栗やインスタントラーメンまでも生で食べる。おまけに韓国では焼きスルメを食べる機会も多い。そのくせ、ケーキやクッキーなどの甘いデザート系を食べる機会が少ない。日本にいたときは友達と外食すると、必ずと言っていいほど食事の後はデザートを食べにケーキ屋さんに行ったものだが、韓国の友人でそのように言う人は見た事がない。せいぜい食後にコーヒーを飲みに行く程度だ。考えてみると韓国料理を食べた後にデザートを食べる気にはならないのだが・・・・。コチュジャンやにんにくにケーキはちょっと・・・という気もする。したがって、固いものを好み、甘いものをあまり食べない韓国人はあごが発達してえら張りや面長が多くなるのでは?と考えている。旦那にそれを話したら「何でもにんにくのせいだな。じゃあ、同じくアジアでにんにくを食べる中国人はどうなるんだ?」と。私は中国に住んでいたことがあるのだが、中国人は顔の小さい人が多い。中国では生で食べる事を嫌がるので、食べ物はすべて火を通して食べる。「にんにくはにんにくでも柔らかくして食べるから・・・」と私は答えた。旦那もこれには納得!「顔の大きさは生のにんにくにあり!」2人の結論はこれにおさまった。
2003年02月17日
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今朝うちの息子にもようやく変化があった。もうじき6ヶ月にもなろうというのに寝返りもうたず、歩行器に乗ってもびくともせずにじーっとしている毎日。義母や義父からは毎日のように電話があり、「どうだ?寝返りうったか?大きくなったか?」と・・・。その度に私は返事に困ってしまう。今朝息子が私の指をかじっていたのだが、なんかいつもと感触が違う。「痛い!」そう思って息子の口の中を見てみると白いぎざぎざなものが歯茎に・・・。「歯だ!歯が生えてきた!」あまりにもうれしくて寝ていた旦那をたたき起こしてしまった(笑)。なかなか成長の兆しが見えなかった息子。まだ寝返りも駄目だし、歩行器も乗れないけど、歯が生えてきたのは成長している証拠だ!息子よ!早く大きくなってちょうだい!
2003年02月16日
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今週の月曜日からなんとなく鼻がぐずぐずしていた息子。そのうち咳やくしゃみが出てきて息をするたびに「ぜーぜー」と・・・。熱はなかったんだけどあまりにも苦しそうなので昨日は小児科に連れて行った。ところがいつも行く小児科が「修理中」(?)とのことで休診、早速もうひとつ目についた小児科に行くはめになった。看板には「内科・小児科」と書いてあったけど、中に入ってみると子供の姿は見当たらず、じじとばばばかり。なんか怪しいなあと思いながらも待合室で待っていると、そのうちに名前が呼ばれ、診察室に入った。すると、診察室の中にも丸椅子が5つほど並んでいて、その目の前で先生が診察!!えっ!普通カーテンのひとつくらいあるでしょう!って感じだけど、そんなものは見当たらず、私達患者5人の冷たい視線を浴びながら(冷たい視線は私一人だけかも?)先生は冷静に診察。見たくもないが、他の患者が診察の度に服をまくるところが見えてしまう。息子はともかく、私は絶対ここには来ないゾ!っと誓った。中には一応患者が横になるベッドはあるが、そこには患者達の荷物置きに・・・。先生の横には入ったばかりの看護婦だろう。先輩看護婦に指導を受けている。「子供の診察の時は、お母さん、子供さんの腕をしっかり支えてください!って絶対言わなきゃ駄目よ!ばたばたして診察できないんだから。」と・・・。いよいよ息子の番。新米看護婦が「お母さん、息子さんの腕、しっかり支えててください!」と、今習った事を一生懸命実施する。だけどうちの息子は大人しく、身動きひとつせず、他の患者さんに愛想を振りまいている。にも関わらず、しつこく同じことを言うのでうんざりだ!先生は聴診器を息子に当て口の中を診て、「風邪のようですね。熱はないけど子供はすぐに熱が出るから、外出をさけて暖かくしてお風呂には入れないでください。それと薬を出しますから1日4回飲ませてください。」と言った。3分だ!結構待たされた割にはあっけなく診察は終わり、おまけに言うことも当たり前のことだ。そして「ここは土曜日が休診で日曜日はしていますから、日曜日にもう一度来てください。」と、患者を引き寄せる事を忘れないところがちゃっかりしている。うちに帰ってもらった薬を飲ませてみたが飲みたがらないので、結局は母乳だけをあげることにした。少し眠って楽になったのか、咳の回数も減りご機嫌もよくなった。やっぱり、病院の薬よりもママのおっぱいが一番の特効薬なのかな。それにしてもあの病院、2度と行くまい。
2003年02月14日
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昨日は仁川に住む中国人の友達と電話で話した。彼女にも韓国人の旦那様と私の息子と1ヶ月違いの息子がいるため、共通点も多く、よく電話で話す。彼女は韓国に住んで6、7年経つと言うのにほとんど韓国語が話せない。それだと不便だろうから、少しは勉強したら!と言うのだが、全くその気がない。彼女は「息子には何語で話してるの?」と私に聞いてきた。私は子供がお腹にいるときは韓国語、生まれてからはずーっと日本語で話し掛けている。ちなみに旦那は韓国語で話しかけている。彼女もそのようだ!彼女は中国語、旦那は韓国語で話し掛けているらしい。2人で話していたのだが、息子が最初に話す言葉は何かな?と・・・。私も彼女も旦那の実家が遠いため、昼間は子供と2人っきりである。となるとやはり私の息子は日本語、彼女の息子は中国語となるのだろうか・・・。韓国語で「お母さん」の事は「オンマ」と言うが、これは赤ちゃんが発音しやすい言葉だそうだ!うちの息子も泣いたりするときに「ウンマー、ウンマー」と最後に口をとじてMの発音になる!確かに「オンマ」と聞こえないわけではない。となると、韓国語かもしれない。息子が初めて話す言葉は何なのだろうか?一般的に国際カップルの子供は他の子供達よりも言葉が遅いと言う。多分子供なりにこんがらがっているからだろうか。どっちの言葉を最初に発するか、今から楽しみだ!
2003年02月11日
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昨日韓国に来てまたまたむかつくような事があった。ゴミに関してである。以前shaquillさんの日記にもその事が少し書かれてあったのだが、韓国人というのは自分の家はきれいにそうじするのに家の外となると全く無視なのだ!私の家はソウルのはずれにある。ここに引越して来てちょうど1年ほど経つのだが、ゴミに関してはほんとうんざりしている。まず、周りの人達がゴミを出す日を守らない。一応火、木、土と決まっているのだが、一週間ゴミが置かれていない日は一日もない。人々はゴミ出し日とはお構いなしにゴミを出す。したがって、野良猫や野良犬がゴミをあさり、周囲はかなり汚くなる。そして、子供の教育がなってない!お昼を過ぎると子供達が学校から返ってくる。皆手にお菓子やジュースを持って歩いているのだが、食べおわったゴミはそのままポイと道路に捨てる。私の家の前はお菓子やジュースのゴミだらけだ!そして、教育されずに育った大人達だ!自分の家で出たゴミを人の家の前に捨てるのだ!生ゴミや少しかさばるようなゴミを私の家の前に捨てていく。以前は丸ごと白菜キムチがそのまま私の家の前に捨ててあった。この地域にも指定ゴミ袋というものがある。日本のように細かく分離されていないが、一般ゴミ、生ゴミと分けられている。それ以外のリサイクルゴミはまとめて置いておけば、再利用ゴミ専門のおばちゃんやおじちゃんがリヤカーで持って行ってくれる。そしてゴミ袋を買うと、ここの地域では色の違う小さなゴミ袋が2つついてくる。なんと、道路そうじ用のゴミ袋だ!以前住んでいたところは、経済的に裕福な人達が大勢住んでいたため、街もきれいで、そんなおまけゴミ袋なんてなかった。おそらく、この街が汚いためおまけゴミ袋がつくのであろう。あまりにも汚いので、以前区庁に電話して路頭にごみ箱を設置してもらうようにお願いしたことがある。すると区庁からはそれは出来ない!と・・・。理由は路頭にごみ箱を設置すると、人々が指定ゴミ袋を買わなくなる!と言う事だった。日本人からすると想像も出来ないことなのだが、ゴミ箱が設置されればここ韓国では間違いなく家で出たゴミをみんなそこに捨てるだろう!仕方なしに私はいつも一人で外そうじをするのだが、昨日は掃除していると隣のハイツに住むおっさんが上から私を呼んだ!「アジュンマ(おばさん)!、そこにゴミ捨てるなって言うとるやろ!」と・・・。アジュンマと呼ばれただけでもかなりむかついたのに、ゴミを捨てるな!というから更にカチンときてしまった。私はでかい声で「ここの道路が汚いから掃除しとんのに、何やの、あんた!」と言い返してやった。するとそのおっさんはそこがゴミ置き場にも関わらず「そんなんやったら、ここに捨てんとあっちに捨ててきてくれ!ここに捨てるんやったら、指定ゴミ袋に入れてくれや」と・・・。そうじゃなくても、私はいつも自分のゴミ袋を使ってそうじしてるのに、あんな風に言うからかなりむかついた。「ここいつもそうじしてるのはあたしやの!そんな言い方するんやったらあなたが掃除しなさいよ!」と言ってやった。するとおっさんは開けてた窓をピシャリと閉めてしまった。結局私はいつものごとく一人で外掃除をし、20リットルゴミ袋を4枚、おまけゴミ袋2枚も使った。ゴミの中にはオートバイの椅子部分や木製の棚をぶっ壊した物などが含まれていた。誰も外掃除を一緒にしてくれ!とは頼まない。頼むから自分の家で出たゴミくらい自分で始末してくれって感じだ。
2003年02月10日
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昨日思わぬ所からメールが来た。私が息子を産んだ助産院からだった。なんでも、3月から4月にかけてブラジルから研修生が来るので、もし帰国予定があるならば、私の出産体験談を話して欲しいということだった。私自身ちょうど3月に帰国しようと考えていたので、引き受けることにした。ブラジルは世界でもっとも帝王切開率の高い国である。お産の医療化が進むなか、ブラジルの首都では一時帝王切開率が90%を超えたということだ。現在は50%ということだが、それでも世界でトップには変わりない。そして、ここ韓国も帝王切開率は世界でもトップクラスにある。日本ではよっぽどのことがない限り、医師は帝王切開をしないのだが、韓国ではたいした理由もなしにいとも簡単に帝王切開してしまうケースも少なくない。その理由として、我慢が苦手な韓国人は、出産の時も苦しむのを嫌う。実際韓国人はたいした病気でもないのにすぐ薬を飲んだり、病院に行って注射を打ってもらったりする。この注射がまたこわいくらいによく効くのだ!自然分娩が良いと分かっていても、妊婦自身が結局楽な無痛分娩や帝王切開のほうに傾むいてしまう。そして何よりも医師の儲けである。帝王切開の収入は自然分娩の収入の2倍以上にもなる。経営の苦しい個人病院などでは、帝王切開をすることによって収入を得ると言ってもいいくらいだ。だから、妊婦が苦しみながら「もう限界!切ってちょうだい!」と叫ばれるとここぞとばかりにいとも簡単に切ってしまうと言うのだ。韓国では2年前から医薬分業制度がスタートした。これによって収入が減ってしまうと、全国の病院の医師達が患者そっちのけでストライキを起こし大騒動になった。この時はストライキのため、病院で診てもらえずに死んでしまった人もいたくらいだ。もちろん病院もお金がなければ経営は成り立たない。だが、患者そっちのけのストライキや収入を得るために帝王切開をしてしまう韓国の医師達にはもう少し医者としてのプライドをもって欲しいものだ。
2003年02月06日
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昨日夕方ようやくソウルに戻ってきた。今年の正月休みは土日も重なって3連休しかなかったが、私は車の渋滞を避けるために旦那に月曜日も休みをとってもらったが、同じように考える人が多いのかあまり意味はなく、昨日も6時間半の道のりだった。いつものごとく、お義母さんが、「あれも持ってけ!これも持ってけ!」とたくさんの荷物を車に積み込んでくれたため、家に帰ってきてからも荷物の整理で、私の疲れはピークに達し、今朝は10時まで寝てしまった(笑)やっぱり我が家が一番である。普段、私と2人きりで家にいる息子は往復14時間の長旅と、小さな家に大勢の家族が集まったため、うるさくて眠れずヒステリックを起こすほどだった。その疲れからか、昨日夜9時に寝てからおっぱいを飲む以外ひたすら寝ている。小さな息子にとってはかなり大きな衝撃を受けたようだ。今年はいつもの年より2家族少ない15人が集まった。旦那の実家は大変狭く、その家に15人が寝るためリビングにまで布団を敷いて寝る始末だ。プライベートの空間なんてあるはずもなく、おっぱいをあげるのも着替えをするのも一苦労でかなり気を遣う。子供達も朝から夜遅くまで狭い家を駆け回り、大人達も夜遅くまでドンチャン騒ぎをする。近所迷惑なんじゃないかと私は心配するのだが、韓国ではそんな心配はするだけ損だ。久々に親戚一同が集まるのだから仕方ないとは思うのだが、一日中うるさくて眠れない息子がかわいそうだった。そんな我が息子を「この子はちょっと神経質だ!」とか言われた時には「あんた達が無神経なだけでしょ!」と言いそうになったが、あのうるさい中でも平気で眠るみんなに比べれば私と私の息子は神経質と言われても仕方ない。また古い家のため、家の中にも蟻がうようよしていて、夜蟻にかまれるのも眠れない理由だった。お義父さんは「家に蟻がいるのはお金が集まる」などと言っていたが、何でもいいように言う韓国らしき言葉であり、単なる気休めに過ぎず、残りご飯が真っ黒になっているのを見た時にはさすがにぞっとした。本人はご機嫌斜めとは言え、みんなうちの息子をかわいがってくれたのが救いだ。とりあえず、一大イベントを無事に終えてほっとする限りだ。
2003年02月04日
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我が家の息子も早いもので5ヶ月を過ぎてしまった。友達は子供と2人きりでいると気が狂いそうだ!と、子供が4ヶ月の頃から子供を自分の母親に預けて仕事に行き始めた。ところが、その母親も育児に疲れ、今度は姑に預けることになったと言うのだ。姑の家は地方にあるため、これからは一週間に一度しか自分の子供をみることができないと言う。それも悲しいけど、2人で家にいる自信がないと・・・。お互い妊娠中は、子供が生まれたら一緒に遊ばせようね!言っていたのだが、今では彼女が忙しすぎてまだ一度も顔を合わせていない。私はと言えば、家にいるのも悪くはないと思っている。仕事をすることはどこにいても大変なことだが、外国で働くというのは、結構大変なものである。文化の違いなどからいらぬストレスもたまってしまうことがある。私の旦那は「お前が仕事辞めてから、愚痴がかなり減ったからうれしい!」と言っていた(笑)そして何よりも、息子には今一番母親が必要な時だと思う。私の場合は母乳だからなおさらであるが、甘えてくれるのもこの時期しかない。もう少し大きくなれば、嫌でも息子が自分から離れていくだろう!そう考えると、育児も楽しいものである。こんな時期は今しかないのだから・・・。息子もかなり大人しいほうだ!最近友達から「もう寝返りするでしょ?寝返りしはじめると目が離せないよ!」というメールがいくつも来る。慌てて本を広げてみると、5ヶ月ではなんと90%の子供が寝返りをすると書いてある。えっ?何?と言うことは、うちの息子は残りの10%に入っているわけ?悲しい事に、うちの息子は大人しすぎるためか、運動神経がにぶいのか、残りの10%に入ってしまった。息子のおかげで私自身育児ノイローゼにはならないと思うが、息子の発育が遅れるのもちょっと考えものかな?
2003年01月28日
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