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私は昔から朝何か悪いことが起きると、その日丸一日不幸が続くことがよくあった。昨日はまさにそんな一日だった!昨日は義父母が結婚式のため、ソウルに来るということで私達一家も義父母に会うためその結婚式場に行く日であった。ソウルは朝から雨でなんとなく心も沈む日曜日で、私は準備して車に向った。車の後部座席に座るため、息子を座席に寝かせ、私は車のドアを開けたままで中には入らずに座席の整理をしていた。ところが何を思ったのか、うちの旦那は私がまだ乗っていないにも関わらず、出発し始めたのだ!私は「まだ乗ってないって!ちょっと待ってってば!!!」と叫んだのだが、彼は他のことを考えているのか、ゆっくりと車を動かした!私が叫んでいるのにだ!車の後輪はもろわたしの足の上にのっかっり、旦那は私の方を向いた!「痛い!痛いってば!」と顔をしかめる私を見ても旦那はなんのことか分からず、タイヤが私の足の上に乗っかったままで止まっている。「動いてって!!」と叫ぶとほんのちょっとバックしたのだが、まだ私の足の上だ!「何やっとんやって!痛い!動いてってば!」と再び叫ぶと旦那はさっきのようにバックすればすぐはずれるのに、何を思ったか今度は前進した!おかげでまた私の足の上にどっしり乗っかり痛さは倍増だ!「あーっつ!!!イターイ!」と思い切り叫びまくってようやく、私の旦那は何が起こっているのか分かったのか車を前進させた。いくら軽自動車とはいえ、すぐ動けば問題なかっただろうが、私の足の上を行ったり来たりしたせいで足はじんじん痛む。私の左足のこうには青あざができ、腫れてしまった。それでも無事に出発したのだが、私の足を引いてしまった旦那は明らかに動揺して車の運転もままならない。私が「運転代わろうか?」と聞いたが、大丈夫と言う。何とか無事に義父母に会い、時間は過ぎた。朝10時前に家を出たのだが、帰る頃には6時をまわっていた。家に戻ると、旦那は「お前鍵かけていかんかったやろ!家のドア開いとるぞ!」と。そんなはずはない!と思い、家に入ってみると散らかってはいないが、どの引き出しもわずかに開いているのだ!私は慌てて引き出しを開けた。前日帰国の準備のため、パスポート、帰国のチケット、印鑑、日本円42,000と大切なものをまとめてしまっておいたのだ!お金の入っている財布を開けるとからっぽだった!「やられた!!」通帳も定期預金のがひとつだけなくなっていた!私は急いで旦那を呼び、2人で家の中を調べまわった。落ち着いてよくみると、トイレの小さな窓から入ったらしい痕跡があった。そこは鍵が壊れていて、私も家を丸一日開ける時は日本から持ってきた取り付けの鍵をかけるのだが、その日は夕方には帰ってくるため、取り付けずに出かけたのだ!旦那に警察を呼んでもらい、その間なくなった物を調べてみると、日本円42,000円、定期預金の通帳、デジタルビデオカメラがなくなっていた。重要な物はそれだけだった。警察と鑑識の人に来てもらい、調べてみるとおそらく子供達の仕業だろうと言う。手袋をして入ってきているので指紋はとれないが、この辺は子供らの泥棒が多いと言っていた。小さな窓から入れるのも子供くらいだ!改めてよく調べてみると、結構変なものがなくなっていた。*どっかの景品でもらった布製のペンケース(中の鉛筆は残っていた!)*親戚からもらった98フランスワールドカップの記念ジッポーライター*プレゼントでもらった男性用香水*日本からもってきた300円のゲーム機*解約した携帯電話(バッテリーもなく、型も古く、捨てるつもりだったが、コレクションにと思って飾っておいたもの)*パソコン用のイヤホン(ノートパソコンは盗られなかった!)*お土産用に買っておいたひまわりチョコ3袋旦那がなんと一枚だけクレジットカードを使わない財布に入れて置いていったのだがそれは残っており、実母や義母からもらった宝石もすべて残っており、パスポートや印鑑も残っていた。日本から持ってきたノートパソコンやMDラジカセなども盗られずにすんだ。通帳がひとつないが、印鑑が残っており今朝旦那が再発行したため無事だ。犯人が子供だったのが不幸中の幸いだ!以前知り合いが泥棒にあい、カード、ノートパソコンなどを盗られ、部屋がめちゃくちゃに荒らされていて、それだけでかなり嫌な気分だった!と聞いていたが、ここに入った子供はまだ純粋なところがあるのか、雨で汚れた靴をご丁寧に風呂のマットで拭いて部屋に入り、部屋はきれいだ!おまけにロッカーや引き出しもわずかに開いているだけで、出した物をまたきちんと戻している。帰ってきたときは泥棒が入った感じもしなかったほどだ!昨日は最悪な一日だったけど、これを機に私も反省しようと思う。出かけるときは小さな窓でも戸締まりはしっかりとし、大切な物はもっとちゃんとした所にしまうとか・・・。
2003年03月17日
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ほんとその通りだ。妊娠中まではマタニティーにも気を遣い、おしゃれしていたにも関わらず、子供が生まれるとこうも変ってしまうとは・・・。来週私は2週間ほど日本に帰省する。同窓会と単なる里帰りである。だが、姑にこんなことを言われてしまった。「日本帰る前に洋服何枚か買っていきなさい!子供の服ばかり買わないで・・・。年をとったらいくらきれいな服を着ても全然似合わなくなるんだから、若いうちにたくさんおしゃれしなきゃ駄目よ。それに同窓会があるのにおばさんみたいな格好で行ったらみんなから韓国にお嫁に行って苦労してるのね!なんて思われちゃうんだから。おしゃれしていけばみんな韓国で素敵な旦那様見つけて幸せにくらしてるんだなーって思うのよ」と・・・。最初の言葉は一理あるとして、私もうんうんうなずいていたが、二つ目の言葉には吹き出してしまった。何もそこまで見栄を張らなくても・・・・って感じだ(笑)でも確かにお義母さんの言うとおりだ。年をとればしわは増えるし、お腹は出るし、着たくたって着られない服が出てくるのは仕方ない!いくら子供を産んだとはいえ、まだまだおしゃれしても十分間に合うはずだ!早速今日は旦那に頼んで服を買いに行く約束をしてしまった!!
2003年03月15日
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先月からアルバイトとして日本語を教え始めた。日本人とは言え、当たり前のことを聞いてくるので説明するのが大変だ!今更のように一生懸命日本語を勉強するハメになった。ちょうど一ヶ月経ち、ようやく仕事にも慣れてきた。私の場合なんせ小さな息子がいるため、家から出るのは無理なので週に2、3回電話でのレッスンである。丸一年間仕事もバイトもせず、のらりくらりと専業主婦をしてきたのだが、このままでは家にこもりきりのトド状態。ちょっとでも生活にメリハリをつけ、お金にはならないが、経験になるので損はないと思い始めたアルバイトだ。現在の生徒は5人。皆社会人で年齢も20代から40代。仕事が忙しく語学の塾には通う暇もない人達だ!一人につき10分もしくは15分の授業で、最初はそんなので上達するのだろうか?なんて思っていたのだが、意外にもこの方法は悪くはない。顔を合わせるわけではないので耳だけに集中し、時間も短いため生徒さんも結構真剣だ!だからだろうか、話す度にその上達ぶりが分かる。先日40代の生徒に「先生の授業はとても楽しいですね。最近は妻からも私の日本語の声が大きくなった、と言われました。」と言われた。自信がなかった仕事だけに、その言葉が妙にうれしくてできる限りがんばってみようと思う。
2003年03月14日
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最近息子のことを日記に書いていない。6ヶ月半ばだが、相変わらず寝返りとも歩行器とも程遠い毎日である。昨日は予防接種を受けに保健所に行った。月曜日だからだろうか、たくさん人でにぎわっており、座る所がないため、廊下の椅子に座って待っていたのだが、周りの人達が話かけてきた。息子が何ヶ月なのか聞いてくるので私は「6ヶ月半です!」と答えた。すると、そこに集まっていた4人、みんな6ヶ月だと言う。お隣さんは旦那さまも一緒に来ていて、双子だと言っていた。「大変でしょう?」と尋ねると「2人で協力して世話をしているし、とても楽しい。」と笑っていた。確かに、どっちかが泣き出すと旦那様が子供をあやし、奥さんのほうは静かになった子供を抱っこするという具合に、旦那さんの奥さんへの気配りが見えて微笑ましい光景だった。私が息子の帽子をとると、周りの人が一斉に息子に注目した。「いやー、髪の毛多いねえ。眉毛も濃いし・・・」と。うちの息子は生まれたときから毛がふさふさだった。もちろん眉毛も濃く、大人並みだ!老けてみえるので、親としてはちょっと、という感じだが・・・。突然、息子が泣き始めた。そろそろ目もよく見えるようになったからなのだろうか、人見知りがひどくなってきたようだ。人に見つめられる度にうえーん!だ。いつも家の中で私と2人だけで、周りの人と接する機会の少ない息子。また、旦那が抱っこして泣いていても、私が抱っこすると静かになる。そりゃあママとしてはうれしい気もするが、これじゃあ、私の嫌いなマザコン状態だ!やっぱりみんなに可愛がられないとね。これから暖かくなったら外出もいっぱいして、みんなに抱っこしてもらって、他の人にも可愛がられる息子になってほしいなあ。
2003年03月11日
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昨日は夜ご飯を作るのが面倒くさくなって、外食にしようということになった。旦那に何が食べたいか?と聞くと、やはりごはん物が食べたいと言う。旦那は、ポリパブ(麦ご飯)定食が食べたいと言ったので、家の近くにある店に行ってみた。麦ご飯定食というのは、麦ご飯がどんぶりに入って出てきて、それとは別に野菜のナムル(あえもの)が出てくる。自分でそのナムルを好きなだけどんぶりに入れて、ごま油とコチュジャンを入れ混ぜて食べるものだ。要するにビビンバの麦ご飯バージョンだ。日本にいたときは麦ご飯なぞ食べる機会は全くなかったのだが、食べてみると結構おいしいもので、私もかなりお気に入りだったりする。だが、そこの店はイマイチだった。韓国ではよくあることなのだが、皿やどんぶり、湯飲みまでが全部プラスチックで出てきた!子供用じゃないんだから、プラスチックはないだろう!と思ったのだが、ここではそのような店は少なくない。ビビンバなのでスプーンでご飯を混ぜる度にカチャカチャと音がしてうるさい。韓国と言えば青磁など有名な陶器があるため、さぞかしお店でもそうだろう!なんて思うと大いに期待外れとなる。陶器は高貴な人達の文化であり、庶民にはあまりなじみがなかったために一般的にプラスチックが普及した、と誰かから聞いた。確かに、友達の家に行ったときもおかずが入っている器はプラスチックだった。もしあれが陶器の器で出てきたなら、もう少しおいしく思えただろうに・・・。陶器が一般化するのは一体いつになるのだろうか。
2003年03月09日
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私は専業主婦なので、普段はほとんど家の中にこもりっきりである。となると、どうしても一日中テレビの前に座りっきりなのだが、韓国には奥さま方の好きそうなテレビ番組がほとんどない!それどころか、日中はほとんど夜放送したものの再放送のため同じ番組を2度も3度も見なければならないのだ。不満その1:朝生がおもしろくない!日本ではおなじみの「目覚し・・・」や「ズームイン・・」といった主婦にとっては結構お得な情報を得ることのできる番組がない。不満その2:ワイドショーがない!日本のワイドショーは単なる芸能人のごたごたばかりを放映しているわけではない。主婦の知恵やお得な情報が得られるのだが、ここじゃあ、そんな番組はあまり見当たらない。不満その3:サスペンスドラマがない!日本では2時間できっちり終わるサスペンスドラマがよく放送されるが、韓国ではウケないのか放送されない。以前続きもののドラマでサスペンスらしきものがあったのだが、確かにおもしろくなかった。韓国にも私のような専業主婦がたくさんいるだろうに、なぜ主婦を対象とした番組がないのだろうか。今日も私は、再放送の番組とにらめっこである。
2003年03月06日
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先週末、近くのスーパーまで旦那と一緒に買い物に出かけた。その帰りにパン屋さんに立ち寄り、私はおやつ代わりにパンを買ったのだが、旦那はようかんを選んでいた。韓国のパン屋さんには必ずといっていいほど、ようかんがおいてある。日本の伝統菓子屋にある本格的ようかんではなく、一口ようかんだ!いつも思うのだが、私と旦那は一歳違いである。なのに、一緒に暮らしているとかなりの世代ギャップを感じてしまう。普通パン屋さんに行ったら、焼きたての菓子パンにはないようなものを選ぶのが若者(?)だと私は思うのだが、旦那は決まってようかんかアンパンもしくはクリームパンだ!思えば私が日本にいたとき、「パン屋さん行くけど欲しいパンある?」と尋ねると両親は決まって「アンパン!クリームパン!」と言っていた。次々に新製品が出ているにも関わらずだ。うちの旦那も同様、あまり冒険が好きじゃないらしく、いつも決まっている。それにうちは外食といえば必ず韓国料理である。以前一緒にスパゲティー屋に行ったら、量が少ないだとか食べた気にならないとかぶつぶつ文句を言われた。私は結構ファーストフードが好きなのだが、彼は「やっぱりご飯だろう!」と言う。2人で昔の話をすると、もう完全に別世界である。昔私が両親から聞いたような話を一つ違いの旦那から聞かされる。「昔テレビがなかった頃・・・」だとか、「中学生に入って初めてバナナを食べた時はおいしかった!」だとか、「昔はいもご飯や玄米ごはんばかり食べてた」だとか・・・。だからだろうか、最初は結婚を反対していたうちの両親は旦那に好感が持てる!なんて言い始めた。旦那よ!じいさんみたいなことばかり言わず、たまにはチーズパンとかにもチャレンジしてちょうだい!!
2003年03月04日
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最近のソウルはいい天気が続いていたので、私は息子を連れて散歩をしている。散歩をしていて気づいたのだが、家からそう遠くないところにカーセンターがある。大きな所ではないため、今まで気づかなかったのだがそこには洗車もしているようだ。よく見てみると、そこにはオレンジ色のジャンパーを着たアジュンマ(おばさん)達がせっせと高級車を磨いていた。「・・・・・。」日本なら若くてかっこいい(?)学生アルバイトがせっせと磨いていることだろう。「この国では、アジュンマが洗車するのかあー!!!」私は韓国に来て4年になるが、今までこんな光景は見たことがなかったため、かなり新鮮な発見だった。それにしても、わたしだったらおばさん達に洗車させる気にはならないだろうが・・・。真っ黒な高級車の周りでせっせと働くアジュンマ達。その年だとかなりの重労働に違いない。韓国アジュンマ、がんばれ!!思わず声援を送りたくなる、そんな光景だった。
2003年03月01日
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