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PCトラブル備忘録です。私はブラウザにFirefoxを使っているのですが、Firefox5から6にした辺りから頻繁にフリーズするようになり困っていました。具体的には以下のような症状が出ていました。・タブを複数開くと、幾つかのタブが読み込み中になったまま応答しなくなる。・該当するタブを閉じても、その後はWebの読み込み自体が出来なくなる。・Firefoxを再起動するとWebの読み込みは出来るようになるが、根本的な解決にはならない。・タブを1つずつ開いていくとフリーズする確率は著しく下がるが、稀にこれでもフリーズする。Mozillaのサイトを見てもトラブルシューティングになりませんでしたが、解決方法と原因の推定が出来ましたので備忘録として報告します。■原因(推定)Firefox6以降、ネットワークコネクションの最大値が増大している。高速化のための変更と推定されるが、使っているネットワーク環境によっては要求する大量のセッションを処理できず、著しく速度低下したりフリーズしたりする。■対策:コネクションの初期設定値を変更する。1.ロケーションバーに about:config と入力。2.フィルタ「network.http.max-connections」をダブルクリックし、値を256から30 に変更する。※Firefox6以降のデフォルトは 256。とりあえずFirefox5のデフォルトである30に戻す。3.about:config を閉じて Firefox を再起動。 以上です。なお、network.http.max-connectionsの数値はお使いの環境によって最適値が異なると思います。基本的にコネクション数が多い方がWebの読み込みは速くなるはずですので、色々試してみるのが良いと思います。私の場合60にしています。
2011年10月18日
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謎のウィルス? スパイウェア?に引っかかりPCがおかしな挙動を起こしましたが、1日いろいろ試して無事解決したので、備忘録&同様のトラブルに遭った方向けに詳細を書き残しておきます。一昨日から_mso.log、_mso21.log、_msotstsh.logという3つの謎のプロセスがシステムに常駐するようになりました。タスクを何度殺しても勝手に立ち上がり、\C/WINDOWS/Tempフォルダ下にプロセスと同名のtxtファイルおよびiniファイルを作り、これまた勝手に通信しようとする、という症状を引き起こします。ファイアーウォールの設定でこのプロセスからの通信を拒否すれば実害はおそらく無いものと思われますが、プロセスが立ち上がるとIEでクリックした時のような「カチッ」という音が定期的に鳴り、放っておくとタスクマネージャーがこのプロセスで占領されるようになるので、大変うざったいです。タスクを殺してもTempフォルダ内のファイルを削除しても時間が経つとどちらも復活してしまいます。だいたい10分くらいでしょうか。他にも同様の被害に遭った方が幾人かいたようで、ヤフー知恵袋などにこの謎のプロセスに関する質問を見つけました。しかしながら、解決法までは載っていません。ウィルススキャンやspybotでも問題を発見することが出来ません。結局、最終的な解決方法としては次の通りでした。1.まず、この症状が出てしまったら必ずファイアーウォールでこのプロセスからの通信を遮断する。2.タスクマネージャーを開き、該当のプロセスを全て削除する。3.C/WINDOWS/Temp内の該当ファイルを全て削除する。4.ウィンドウズをセーフモードで起動し、「システムの復元」で症状が出る以前の復元ポイントまでシステムを戻す。5.MicrosoftUpdateやセキュリティソフトの更新を行い、最新の状態にする。以上です。この方法を試して以降、謎のプロセスも謎のファイルも作成されなくなりました。とりあえずは元の状態に戻ったわけです。こうした対処方法が有効だったということは、おそらくこれはウィルスというよりはスパイウェアの類ではないか、と思われます。勝手に通信しようとした挙動からしても。これは想像ですが、おそらくブラウザもしくはJAVA等の脆弱性を突いてPCに侵入し、レジストリを書き換えてしまったのではないかと思います。私の記憶では、この前後に実行ファイルや偽装ファイルに引っ掛かった覚えも無かったですし。なので、システムの復元でレジストリを元に戻すという対策が有効だったのではないかと思います。
2011年07月28日
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前回の内容にも関係しますが、この震災でのソーシャルメディアの有り様について非常に興味深い文章を読みました。「911でソーシャルメディアが生まれ311で死んだ」これは野間 恒毅さんという方のブログ『[の] のまのしわざ』内の一文ですが、なるほど、と唸らざるを得ないものがあります。911を大きな契機として、ブログを始めとするソーシャルメディアはマスコミによる偏向や捏造の無い一次情報発信の場として大いに脚光を浴びました。それと対を成すように今回の311では、それらソーシャルメディア、とりわけtwitterが、誤情報、風評被害、出所不明の情報拡散のツールとして機能してしまい、大いに混乱を招いてしまったわけです。しかも、悪意によるものではなく、多くの場合、善意のRTがそれらの情報を急速に「拡散」してしまったのも皮肉な現象です。災害から2週間以上が過ぎ、当初の無秩序っぷりからは大分落ち着いてきた感がありますが、それでも未だあちらこちらで無責任な憶測を書きまくっているブロガーも後を絶ちません。ソーシャルメディアが未だ貴重な一情報交換の有用なツールである事は間違いありませんが、その限界と問題点をまざまざと付きつけられたのも確かです。あまりにも簡単に誰もが情報発信出来るように成った弊害、とも言い換えられるでしょうか。以前からうすうすとは感じていましたが、今回の事でソーシャルメディアに対する世間のイメージは大分変わっていくのではないでしょうか。ソーシャルメディアを使えない・使わない人は時代遅れの情報弱者である、というようなイメージがこれまではありましたが、使いこなせないままそれに没頭している人がより情報弱者である、というように。結局、何のことはない、ソーシャルメディアの行き着く先は、群集心理とデマゴーグの現代版という事なのかも知れませんが。まあなんであれ、使いこなせないツールは無益であるばかりか有害に成り得る、というのは昔から変わらない真理です。便利な道具を使っていたつもりが、いつの間にか道具に振り回されていた、という事の無いように私たちも気を付けたいものです。
2011年03月26日
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ブログ、twitter、mixiなど様々なSNSで沢山の人がコメントをしています。が、こういう時だからこそ情報の発信、取捨選択には慎重になって欲しいものだと思いました。特にtwitter上で、根拠の無いデマや誤情報を「拡散」と称して広めて混乱を招いている例が散見されます。また、安易に政府や東京電力の施策を批判するのも無責任きわまりない行為だと思います。Webが誤情報や雑情報で溢れることで、本当に必要な情報が埋もれてしまう危険性があります。このような時だからこそ、軽率な情報発信や批判は控えなくてはいけません。また、私は震災の被害には直接遭わなかった関東地域の人間ですが、こうした立場の者は、出来うる範囲で日常を乱さず落ち着いて行動する事が求められると考えます。停電やライフラインの停止、二次災害など、いざという時の備えを怠らないこと、節電を心がける事は大事ですが、それ以外では極力慌てず普段どおりに行動すべきです。私の近所でも流通が滞っているためスーパーやコンビニで物品が不足していますが、これを見て買い溜めに走るような愚は犯してはいけません。被災地が心配で援助したいからと言って、無計画に現地に訪問したり、救援物資を送ったり、連絡をとろうとしてはいけません。受け入れが整っていない段階での求められない援助は交通や流通の混乱を招きますし、必要ない連絡で通信網に負担を掛けるのも、結果的にマイナスでしかありません。慌てても騒いでも事態は好転しません。我々に出来ることは、落ち着いて慎重に情報を収集し、判断し、必要とあれば迅速に適切な行動を取ることのみです。有事だからこそ、情報のリテラシーや自分の行動の意味をより深く考えなくてはいけないと思うのです。
2011年03月14日
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10月初頭からずっと私を悩ませているもの。それは親知らずの嚢胞とそれによる前歯と唇のしびれ。なんか様子がおかしいなぁと思い普通の歯科医に通院したのが10月初め。レントゲン撮影をしたら、左下親知らずに嚢胞が出来ていてそのせいで神経が圧迫されて前歯と唇の麻痺が出てるのでは?との診断。大学病院か大きな総合病院じゃないと手術できないとのこと。さらに、全身麻酔が必要で一週間くらい入院するとか。・・・「へっ?」って感じでした。嚢胞はだいぶ前から出来ていたはず、と先生に言われましたが、正直特に痛みも無く、何の自覚症状も無かったのですから。まさに根耳に水とはこのこと。全身麻酔・・・手術・・・一週間も入院か・・・・。結構この時点で凹みました。落ち込んでいても仕方ないので、歯科の先生が書いてくれた紹介状を貰い、最寄り(ゆっくり自転車で20分くらい)の大学病院に通い始めました。ちなみに自転車で行くのは、病院の駐車場不足から「なるべく車での来院はお控え下さい」とあったから。近くに大学病院があって良かった。その後はCT採ったり、嚢圧を下げるために切開して膿を出して生検に掛けたり、入院のために採血・採尿・心電図・肺活量検査をしたり。毎週のように大学病院へ。既に5回は通ったでしょうか。そのかいあって、後は月末の手術を待つだけ!・・・とはいかなかったのですね、これが。11月は更なるハイペースで歯科に通わなくてはならなくなりました。「そんな事やってて大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」・・・とは言えないのがツライところ。ま、その話は次回にでもまた。
2010年11月04日
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先週の土曜日のことです。知人が絵の個展(というか場所を借りてのレセプション)を開くと言うので、その余興の一つとしてギター弾き語りのミニライブをやりました。正確に言うと、ミニライブをやることになった友人のヘルプで私が入り、二人でアコギ弾き語りをやったという事になります。まあ、ビートルズやらジャクソン5やらのメジャーな曲を5曲程度やっただけなのですが、人前で弾き語りするのは久しぶりだったので結構緊張しましたね。友人も忙しい身なので、本番前の合わせ練習も2回しかやってませんでしたし。案の定、細かいミスは沢山やらかしてしまいました(笑)・・・それでも思った事。やっぱり歌やギターを聴いて貰える、人前で演奏する機会がある、というのは単純に楽しいですね。何かちゃんと練習して完成度を高めた上でライブをやってみたい、という気がしてきましたよ。休止してしまった動画サイトへの投稿も再開させようかなぁ・・・なんてことも。
2010年09月06日
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私の勘違いかも知れませんが、ちょっと前からyoutubeの視聴履歴が見られなくなってしまったみたいですね。 マイアカウントから自分の視聴履歴が見れたはずなのに、どこを探しても「履歴」のコマンドがありません。結構便利なコマンドだったのに。 履歴を見る方法を知っている方いましたら教えて下さい。 しかし、何ヶ月か前にgoogleのトップページにも妙なサイドバーが付いてしまいましたし、「シンプルで使い勝手の良いグーグル」というイメージがちょっと揺らいで来てはいないでしょうか。 ちなみに検索窓に「google」または「グーグル 左」と入力すると「うざい」「消したい」「邪魔」などの予測ワードが出てきて笑えます。
2010年07月27日
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3位決定戦が終わり、2-3でドイツが勝利しました。3位決定戦らしいと言うべきか、オープンな打ち合いの試合になってとても面白かったです。ドイツの方のモチベーション低下が懸念されましたが、メンバーを入れ替えた事が吉に出たようで、良いチーム状態を保ったままでした。 そしてフォルランは最後の最後まで格好良かった。間違いなくこの人がこの大会で一番株を上げたでしょうね。元々リーガで得点王2回など世界に名を知らしめていましたが、決めたゴールが全てゴラッソで、ここぞという時にやってくれる頼もしさ、ルックスの良さ、ギリシア彫刻のような肉体美なども相まって全世界にファンを増やしたことでしょう。 一方のドイツは若く将来有望な選手が大半を占めていて、2年後のユーロ、4年後のブラジルが本命でしょうね。クローゼに代わるFW、左サイドバックの穴さえ埋めればほぼ完璧なチームとなりそうです。 これで、いよいよ残すは本日の決勝戦のみ。 ここまでドイツがらみの試合の勝敗予想を全て的中させているタコのパウル君によれば、決勝戦はスペインが勝利するそうです。パウル君の予想はここまで外れなしの7連勝。次は8連勝が掛かっています。 今大会で一躍有名になったタコのパウル君ですが、ちょっと調べてみるとユーロ2008の時も、決勝戦以外のドイツの試合結果を全て的中させているとの事です。ユーロでの的中率は80%。今大会では100%。 もはやこれは偶然とは言えない気がします。大したものです。 パウル君の予想方法は上の動画にもあるように、両国の国旗を貼った餌ボックスを二つ並べ、どちらの箱からパウル君が餌を取るかで決まります。餌をとった方が勝利チーム。 タコは大変頭の良い生き物として知られていますので、単なる偶然で選んでいるのでは無さそうです。サッカーが分かるかどうかは謎ですが、箱の選び方には何らかのロジックが潜んでいるのではないかと睨んでいます。 しかし、仮に飼育係が細工をしてパウル君を誘導しているにしても、それはそれで驚きです。飼育係のサッカーを見る目、予想能力がずば抜けているということになるからです。 結果として3位になることは予想できたとしても、その過程でのセルビア戦の敗退などもキッチリ当てたのは凄いです。チーム力ではドイツが上と見られていましたし。クローゼの退場はともかく、左サイドの穴をクラシッチが付くという展開を読んでいたのなら慧眼だと思います。 閑話休題。 あと6時間ちょっとで決勝戦が始まります。スペイン×オランダですが、私も勝つのはスペインだと思います。オランダが運や勢いで勝った試合、実力以上の要素で勝った試合を既に出してしまっているのに対して、スペインはまだ余力を残しているように見えるからです。不調のフェルナンド・トーレスを準決勝で見切った事もプラスに働いています。バルサ組のペドロを入れたことでサイドアタックもパス回しも円滑になり、小回りの利く仕掛けでDFを翻弄し、裏を狙うパスもずっと増えてきました。 デルボスケがトーレスに拘って血迷わなければ、より連携を増したスペインが試合の主導権を握るのではないかと思います。 2-1でスペイン勝利。 根拠は無いですが、パウル君宜しく私の予想も書いておきましょうか。
2010年07月11日
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先月頭に始まったW杯もあれよあれよと言う間に準決勝が終わり、残りは3位決定戦と決勝戦の2試合だけとなりました。 7月10日に3決、11日に決勝戦。つまり今週の土日で熱かったW杯も終わりです。寂しいような楽しみのような気分です。 準決勝の2試合はいずれも面白かったです。満身創痍ながら意地を見せるウルグアイと珍しくまとまりを見せるオランダの対決。ここへ来てパスサッカーが絶好調のスペインと大会ナンバー1の好チームドイツの対決。 昨日はスペインがドイツに完勝したゲームでした。いや、ドイツがスペインに完敗した、と言った方が正しいでしょうか。 スペインのパス回しが冴え渡り、中盤からの囲い込む守備が恐ろしく機能していたのは確かですが、ドイツは相手に敬意を持ちすぎて自滅してしまった感があります。なまじこれまで良いサッカーをしてきただけにスペインに付き合ってしまい、テクニックの差に打ちのめされてしまったような印象があります。スペインに対しては身も蓋もない「アンチ・フットボール」が有効だと分かっているのですから、遠慮せずポゼッションを放棄して悠々とクローゼに合わせるだけのサッカーをやり続ければ良かったのではないかと思います。 まあこの辺は矜持の問題もあり、また若いチームという事もあるのかも知れません。また、スペインの選手は殆どがバルセロナとレアル・マドリー所属で、名前と年俸だけで言えばドイツ人選手よりもずっと格上です。これも必要以上に敬意を払ってしまった理由の一つでしょうか。 とにかく決勝はオランダ×スペインとなりました。私が予想したブラジルもアルゼンチンもベスト8で早々に敗退してしまいましたが、蓋を開けてみれば優勝候補同士の決戦という、決勝戦に相応しいカードとなりました。 どちらが勝っても初優勝。 日本もベスト16に入った事ですし、世界のサッカーは段々格差が縮まり、旧来の勢力図が変わりつつあるように思います。 なにはともあれ、最後の2試合を楽しむ事にしましょう。寝不足の日々ともおさらばです。
2010年07月08日
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さて、日本×パラグアイ戦から一夜明けました。惜しくもクォーターファイナルに進む事はできませんでしたが、PK戦は公式記録でも引き分けであり、これはくじびきと一緒です。負けた訳ではありません。そう考えると、日本代表は2002日韓大会よりもちょっとだけ前進し、これまでの最高到達点を樹立したと言っていいでしょう。決勝トーナメント第1ラウンドの他の試合が全て決着が付いた事を考慮すると、日本は今大会でベスト9に入ったと強弁することもできます。(恥ずかしい類の強弁ですが)なんにせよ、現時点では充分すぎる結果を出してくれました。私はこれまでのW杯での実績からすれば、勝ち点2以上を取ればそれで日本のノルマは達成と思っていましたから、緒戦の勝利以降はもう完全に一人のサポーターとなって応援していました。 選手達は本当によくやってくれました。そして、土壇場でチームを大改革し決勝トーナメント進出を成し遂げた岡田監督。彼にもありがとう、良くやった、と声を掛けてあげたいと思います。(偉そうですが) サッカー協会は岡田監督に最大限のボーナスや慰労を与えるべきだとも思います。 ・・・さて、そこで問題です。 では、岡田監督はマスコミが手のひら返して持ち上げるように「名将」なのか。(本人は辞退してますが)代表監督を続行させ、今後の日本サッカーを託して良いものなのか。 結果は結果として然るべき評価をするのは当然ですが、これまでの過程や手腕は切り離して考えなくてはいけません。 ざっと思いつくだけでも、岡田監督には沢山の問題があります。 ・現実離れした「90分プレスサッカー」を目指し、強化の過程で混迷を招いた。・中村・遠藤を中心とした、これまた出来もしないポゼッションサッカーを志向し、(以下略)・Jリーグで結果を出している選手、経験のある選手を招集しなかった。・強くもなく詰まらないサッカーを2年半繰り広げ、代表人気を低下させた。 ・パフォーマンスが低下し代表レベルにない中村俊輔に拘り、土壇場まで彼を切れなかった。・もう一人の中心選手である遠藤を酷使し、酷いコンディションに落とした。(本番では大分戻っていましたが)・土壇場でこれまで見たことも無いシステムに変更したため、チームの上積みが何も無い状態で本番に臨まざるを得なかった。「本番に入ってから1戦1戦強くなっている」は裏を返せばそういうことです。(これまでの2年半はいったい何?)・最終メンバー選考後にチームを激変させたため、23人のメンバー構成がちぐはぐで目指すサッカースタイルに合致していない。松井・大久保に代わるサイドアタッカーが皆無で、松井にペース配分度外視の働きを要求していたにも関わらず、交代後は右サイドの攻め手が全くなくなっていた。岡崎では代わりになりません。例えば石川を呼んでいれば全く違ったはず。1トップにも人材を欠き、本職でない本田を置くという形にせざるを得なかった。結果、本田の本来の良さは発揮されなかった。(驚くほどこのタスクをこなしてはいましたが)・交代選手もいつも同じ。状況に応じて手を撃てるだけの駒が不足していた。 ・CBの代えも全く試すことが無かった。中澤・トゥーリオが怪我しなかったから良かったものの、二人に何かあったらどうするつもりだったんでしょうか?・「ベスト4発言」。適当でない目標設定であることは変わりません。・キャンプ地での地元少年団による歓迎セレモニーを「疲れているから」との理由で打ち切ったこと。 ・直前での韓国戦敗退での「進退伺い」問題。 ・・・まだ沢山ありますが、止めましょう。 岡田監督は確かに直前でのチーム改革という大きな賭けに勝ち、成功をもぎ取りました。しかし、私が思うに、断じて彼は名将ではありません。日本サッカーの将来を託して良い人材とも到底思えません。 少なくとも今の時点では、ですが。 「結果が良かったからそれでいい」では何も進歩しません。組織運営がそんないい加減な事で良い訳がありません。きちんとこれまでの過程を考査し、目標設定と達成度、継続性などを評価すべきです。 今回はチームの団結と一体感が凄かったとも言われていますが、カメルーン戦に勝利するまでは相当にバラバラで危機的な状況だったとの声も漏れ聞こえています。勝利がチームをまとめただけかも知れないのです。 もし川島のファイセーブが無かったら。本田と遠藤のFKが入っていなかったら。 数々の幸運と選手の頑張りが重なって、今回は現段階では望むべくもないはずの結果を収める事ができました。 しかし、次の代表監督は、しっかりとしたロジックと継続性を持ってチーム造りが出来る人物を選んで欲しいと思います。 早くも次の日本代表監督にストイコビッチだ、ドゥンガだ、などとミーハー的な声も挙がっていますが、いい加減、素人監督や国内での実績しかない人物や、過去の実績しか無い人間に代表を託すのはやめて欲しいです。 贅沢は言いませんが、「普通の」プロ監督で、欧州や南米でそこそこの実績があり、相応の野心を持った現役の人物。こういう普通の人選をして欲しいです。 岡田監督には最大限の名誉と賛辞を送っても構いません。 しかし、今後についてはノーサンキューと言うしかありません。 安直に名将と讃えて、足元を見失わないよう。
2010年06月30日
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今大会、いつにもまして誤審が多いように思います。 昨日のドイツ×イングランド、メキシコ×アルゼンチン戦でも、酷い誤審が1つずつありました。 前者ではラインを割っていたランパードのシュートが得点と認められず、後者は明らかなオフサイドを見逃しテベスの得点を認めてしまった。 いずれもダイレクトに得点に関わる重大な誤審です。 唯一の救いは、実力差やサッカーの内容からして、誤審が無くても勝敗は変わらなかっただろうと思える事だけです。もっと拮抗した試合が誤審で壊れていたら、後味の悪さはこの比では無かったでしょう。まあ、大なり小なり試合の興を削がれた事は間違いないのですが。 いい加減、サッカーでもビデオ判定を導入したらどうなんでしょう。よく反対意見として言われるのが「誤審を含めてそれがサッカーだ」「機械の導入により審判の権威が落ちる」「機械の導入に費用が掛かる」「ビデオ判定で流れが止まる」などという理屈ですが、どれも説得力がありません。 確かに人間が捌く事のゆらぎを含めてサッカーだという意見はもっともです。審判がゲームをコントロールするためにカードを出す基準を恣意的に変えたり、試合の流れを見てグレーゾーンの判定をどちらか寄りにしたりという、マネージメントの部分は残すべきでしょう。ホーム寄りの判定というのもあっていいと思います。それと、全てのシーンでビデオ判定をしていたら円滑な進行の妨げになる、という意見も判ります。 しかし、これほど中継技術が発達し、全世界の人間がリプレイを即座に見られる環境にあるのに、あんなに重大な局面でのあからさまなジャッジミスを「人間だから」の一言で片付けて良いものでしょうか?殆どの視聴者が「アレはない」と思っている状況をFIFAは重く捉えるべきだと思います。 なにも、すべてのシーンでビデオ判定しろと言っているのではありません。テニスやNFLのように、規定回数(3回くらいが妥当でしょうか)のチャレンジ制にし、本当に重大な局面でのみ権利を行使出来るようにすればいいのです。機器の導入?そんなものは必要ありません。既に何十というカメラが様々な角度から決定的瞬間を捉えているではないですか。ほんの少しだけ時間を割いてリプレイを見ればいい。それだけです。全ての試合でビデオ判定を導入する必要もありません。W杯、CL、EL、欧州選手権、コパアメリカ、アジアカップなど、主要な大会だけでも充分です。 ビデオ判定で流れが止まるという意見にしたって、現状判定で揉めたり抗議している時間に比べれば全く微々たるものだと思うのですが。 審判の権威が落ちるという意見も、むしろ逆ではないかと思うのです。既に誰も審判の、というか人間の絶対性など信じていません。人間は誰でもミスをするのです。プロの審判といえど、昨日のようにとんでもない重大なミスをやらかすことがあるのです。そういう時に、そのミスを是正する方法を今のサッカーは持っていない。 映像技術の発達していない昔ならいざしらず、カメラという「神の目」が存在するにも関わらず、なぜ不完全な人間の判定をそれほど絶対視しなくてはならないのか。あまりにも酷い誤審、恣意的な判定がまかり通ってしまう事で、かえって選手が審判への不審を抱き、試合が壊れてしまう事の方がずっと多かったのではないでしょうか? 第一、他のスポーツではとっくにビデオ判定を導入しています。サッカーでだけ出来ない理由は何もありません。 こんな下らない事にいつまでもこだわっていると、「ビデオ判定を導入すると審判買収が出来なくなるからだ」「FIFAの思惑で勝たせたい方を贔屓するためだ」などという、不名誉かつまことしやかな噂がどんどん大きくなるでしょうね。 仮にビデオ判定は却下するにしても、線審を増やすなど別の対策を即刻施すべきです。今のスピーディなサッカーに付いていくには現在の審判体制では無理なのですから。
2010年06月28日
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いや~面白かった! やっぱり決勝トーナメントに入ると面白さが一段変わりますね。 ヨーロッパの大国同士の対戦。 結果はドイツの完勝。4-1。 結果論で言うわけではないですが、まあ妥当な結果でしょう。 予選リーグの内容をみれば容易に想像の付く事です。 選手の質、サッカーの内容、監督の采配、チームの完成度、体力、全ての面でドイツが一枚も二枚も上手でした。 大会前にも書いた通り、イングランドは過大評価の最右翼とも言うべきチームです。知識の無い民放TV局はしきりにイングランドを「タレント集団」「優勝候補」などと言って煽っていましたが、とんでもないことです。 プレミアリーグのレベルは確かに現在世界最高で、その中で選ばれた選手の知名度は高く、所属チームでも活躍しているように見えます。一見、タレント集団かと思ってしまいます。 しかし、実情は違います。知名度=実力ではありません。 プレミアリーグが世界一なのはひとえに外国人選手の質が高い事によるもので、それはイングランドのサッカーバブルのおかげで高い報酬を払えたからに過ぎません。 確かにイングランド人選手はそこで揉まれてタフにはなっていますし、外国人選手に苦手な処を補ってもらっているおかげで、良い処だけを見せる事ができます。しかし、それは本当の実力ではありません。 素の状態になった時、それでもワールドクラスと言えるのはルーニーだけです。そのルーニーも結局無得点でさしたる活躍も出来ず終わってしまいましたが、これは致し方ないでしょう。一つにはコンディションがよくなかった事。怪我をしているにもかかわらずCL決勝まで無理をしてしまった事で回復が遅れた。 そしてもう一つは、ルーニーの位置と役割が根本的に間違っている事。イングランドの中盤にゲームを作れる人材、変化を付けられる人材が皆無なため、ルーニーがゴールから遠ざかってボールを受けるしか無かった。また、ルーニーにボールが入った時も、ポジションを崩してスペースに走りこむような選手が誰も居なかった。これではルーニーが得点を取ることはおろか、得点に絡むことすらできません。窮屈な状態でボールを捌くだけに終わってしまった。そんな印象です。 また、名将と言われるカペッロの限界も感じました。彼はリーグ戦においてタレント揃いの集団をまとめ、規律に従わせ、元々のポテンシャルが高いチームを、勝つべくして勝つチームにすることに長けた監督です。 しかしながら、イングランドにタレントはいませんでした。そうしたポテンシャルがあまり無いチームをやりくりし、チーム内の化学反応を起こして最大値を引き出し、強豪に伍するチームに仕上げる手腕は備わっていないのでしょう。攻撃に関するアイデアも選手任せです。ブラジル人が多いチームならそれでも機能するのでしょうが、イングランドはそうではありません。ただでさえ一本調子で愚直なスタイルなのに、そこに何か手を加えているようには見えませんでした。選手交代も意味不明というか、同じポジションの選手を仕方なく入れ替えたりといった、戦術上の交代というよりは悪あがきのようなものが目立ちました。まあ、無い袖は触れないのでこの点について言えば可哀想ではありますが。 一方、ドイツは素晴らしい完成度、素晴らしい内容のサッカーを見せてくれました。 正直ブンデスリーガは全く見ないですし、ドイツサッカーに対する偏見もあったのでノーマークだったのですが、これは本当に良いチームです。チーム全体が統一された意思の下できっちりと仕上がっていますし、各ポジションに良いタレントを揃えています。しっかりとした守備ブロックの形成。低い位置でのパス回しから、常にチーム全体が縦に入れる機会を狙いスピードアップする。そこからの連動、スペースへの走りこみ。ドイツ伝統のフリーランニング。 そして、中盤の要、スピードとテクニックを兼ね備え変化を付けられるエジルの存在。 顔が羽生選手に似ていてびっくりしたのですが、そんなことはどうでもいい。 久々にドイツに現れたファンタジスタ系の選手というか、司令塔タイプの選手です。エッフェんベルク以来でしょうか。彼のプレーが素晴らしい。トルコ系の選手だそうですが、それに相応しい柔らかいボールタッチ、緩急の変化、パスセンス、キープ力。今大会のベストイレブンに間違いなく入ってくるでしょう。年齢も若い。 他にも、右サイドのミュラー、ラームのコンビは強烈かつ堅実ですし、攻撃的中盤のポドルスキー、ボランチにポジションを下げたシュバインシュタイガー、GKのノイアーなど、各所にワールドクラスの好選手を配しています。ワールドカップになるとなぜか活躍するFWのクローゼはやはり今大会も調子は良く、得点を取るだけではなく前線から献身的なチェックを惜しみません。 チームの完成度、好感の持てるチームという点では随一だと思います。 まあ私が日本以外で一番応援しているのはマラドーナ擁するアルゼンチンなのですが(笑) 順当に行けば、次はアルゼンチン×ドイツとなるでしょう。これは今から楽しみです。 今大会屈指の好カードになるでしょうね。前回大会でもそうでしたが。
2010年06月27日
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まさかの勝利!3-1の大勝利!! もう全員素晴らしい!! しかしやはりなんと言っても先制点をもぎ取った本田に尽きます。 得意の左足無回転FK。CLのセビージャ戦もカメルーン戦もそうでしたが、この男、ここぞという時に決める何かを持ってます。 本当に凄い。 夜中に絶叫してしまいましたよ。 前線では身体を張りキープし、持ちすぎて潰されていたオランダ戦の反省からか今日は球離れも良く、小気味よく味方に球を捌いていました。 そして3点目の個人技とアシストパス。 採点を付けるなら、全員8点、本田は10点でいいでしょう! さあ、少しだけ寝て、寝不足で仕事に行く事にしましょうか。 未だ興奮醒めやらぬ状態で、寝られるか分かりませんが。
2010年06月25日
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今日の深夜というか明日のAM3:30、グループリーグ突破を掛けた決戦、デンマーク×日本戦のキックオフです。 もう予想とか分析とかしている場合ではありません。 ただただ日本を応援したいと思います。 勝ってくれ!日本人の意地とプライドを見せてくれ! ・・・・いや、引き分けでもいいんでしたね(笑) 今の日本にとって「勝つ」となるとかなりの幸運が必要ですが、引き分けに持ち込むだけなら相当可能性は高いです。 オランダ戦の0-1がここで生きてきたということですね。 今日は早めに寝て、3時頃に起きるようにしたいです。明日がツラそうですが、やっぱり生中継を見ないと盛り上がれませんので!
2010年06月24日
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オランダ戦、0-1の敗戦! 悔しい! ・・・とは言え、この結果はある程度想定済みでもあります。 内容としても、どちらがプラン通りに試合を進めたかと言えば、これは間違いなく日本でしょう。チャンスの数もそれほど違いません。無論自力の差、選手の能力の差はあれど、今回に限って言えば勝敗を分けたのはディテールの部分に過ぎません。スナイデルのミドルシュートが凄かった。あのシュートを撃てるポテンシャルを持っていた。それだけだと思います。 はっきり言って、今日のオランダであれば勝つ事は充分可能でした。唯一スペシャルな存在、分かっていても止められない攻撃力のあるロッベンが出場出来なかったのは僥倖と言わざるをえません。 守備ブロックをしっかり作って裏さえ取られなければ怖い相手でも無い、そういう感触でした。 まあ、それでも日本はゴールを決められず、オランダは決めた。後半にはそれ以外にも二つほどオランダに決定機を作られた。 やはりそういう所に本来の力の差が出たという事なのでしょうね。 ただ、スタメンの11人は非常に良い働きをしていたと思います。特に、決定機を二つ留めたGKの川島、前線で体を張って攻守の起点になっていた松井、この二人の奮闘は素晴らしかった。驚くべき運動量とフィジカルで相手のサイドアタッカーを抑え、オーバーラップを見せていた長友の動きも出色でした。 他の8人も集中を切らさず、己の役割を充分以上に果たしていたと思います。 ただ、その反面交代で入った3選手は物足りなかった。ボールに触れる機会が少なかった玉田はともかく、決定機でシュートを枠に飛ばせなかった岡崎にはスキルの限界を感じました。また、この二人の運動量も期待されたほどでは無く、不満が残ります。 そして、やはり論外だったのが中村俊輔。 なぜ此の場面で彼を起用したのか全く理解できません。コンディションのせいではなく、彼は明らかにもう戦えない選手です。代表レベルの真剣勝負の場に出るべきで無い、能力の足りない選手です。 攻撃でも守備でも戦う姿勢をピッチで見せられず、簡単にボールロストして相手のカウンターの起点になっている姿は、ここ1年嫌というほど見てきたものです。案の定、この試合でも何も変わっていませんでした。 ・・・まあ、現実的には彼を起用しなかったからといって、この試合の結果が変わっていた可能性は低いでしょう。彼が招いた決定機は川島が止めてくれましたし、弱点としてことさらオランダが中村の処を攻めた訳でもないですから。彼を戦犯だと言う気は毛頭ありません。 ただ、中村俊輔が何一つ有効なプレーを見せられなかったのは事実です。 せっかく中村俊輔の呪縛から放たれてここ数試合いい試合をしていたのに、岡田監督はまだ見切ってなかったのか、と思うと少しがっかりしてしまいましたけどね。 それ以外は概ね良いゲームだったと思います。0-1の最少失点で切り抜けた事も、次に繋がると思いますし。 デンマーク×カメルーンが引き分けに終わったりしてくれると、俄然有利な状況で最終戦に望めます。 やはり緒戦を勝っているというのは大きいですね。2戦目で破れてもまだ冷静に勝ち点の勘定をする余裕があるのですから。 せっかくのチャンスなので、是非グループリーグを突破して欲しいものです。もう少しだけこの代表の戦いぶりを見てみたいですから。
2010年06月19日
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タイトルのまんまです。スペイン負けてしまいましたねぇ。 優勝候補の一番手とされ、今最も質の高いサッカーをすると言われながらも、守備ブロックを固めるスイスから1点が奪えず、逆にカウンターから事故のような失点を喫してしまいました。 1試合通して見た印象ですが、この敗戦も偶然や不運では無く必然だと感じます。CLのバルセロナ×インテル戦にも似ているのですが、手段と目的を取り違え、自分たちのやり方にこだわり過ぎた故の落とし穴にはまってしまったのではないか。スペインのパス回しと技術は見事でしたが、この試合に関して言えば無意味でした。 相手は中央を固め、守備ブロックを形成して待ち構えています。それに対してブロックの外側でどれだけパスを繋ごうが、サイドからセンタリングを上げようが、効果は殆どありません。サイドをえぐってマイナスのクロスを上げる、というのは攻撃側が有利に立てる戦術の基本ではあるのですが(守備側が後ろ向きに処理しなくてはならないので)、あそこまで時間を掛けさせられてしまっては守備の人数も体制も整ってしまいますし、そもそも高さや体格ではスイスの方がずっと有利です。 さらに、新公式球「ジャブラニ」のせいなのか、クロス自体も著しく精度を欠き、危険な球筋となったのは1、2本しかありませんでした。 特に後半交代出場したヘスス・ナバスのサイド攻撃は、個人技としては優れているものの、悲しくなるくらいまるで効果がありませんでした。・・・・・・ナバス、そこで1対1に勝っても何の意味もないんだよ。君が時間を掛ければ掛けるほど得点の可能性は下がるだけなんだよ。 そう言ってやりたくなりました。 ユーロで優勝した時と今回で異なっていたのは、シンプルに裏を狙う動きが足りなかったことと、ポジションチェンジやフリーランニングでスペースを作る動きにも乏しかった事が挙げられるでしょう。 パス回しは確かに見事でした。ダイレクトパスの連続でプレッシャーを避けポゼッションを確保した前半のスペインに見惚れるシーンもありました。 ただし、それはあのオシムも言っていた「各駅停車」のパスばかりで、隣のユニットに、足元に、という傾向が著しく強かったと思います。ロングパスを狙っていたのはシャビ・アロンソくらい。ユーロやバルサの試合ではチャビからのスルーパス一本でトーレスやメッシが裏を取るパターンが効果的なのですが、今回それは見られませんでした。相手の嫌がるパスでは無く、自分達が好むパス、自分達がしたいプレーに終始し、本当に脅威を与える事は出来ていなかった感があります。 スペインは自分達のサッカーに自信を持ちすぎていたのではないでしょうか。目の前の現実ではなく、理想の中の「美しいサッカー」に手足を縛られてしまった。そんな感じです。 これはポゼッションサッカーが悪いという訳ではなく、守備ブロックを固めてカウンターを狙う相手に対してどう戦うか、というテーマに対しての策が無さ過ぎた、という事でしょうね。 ユーロ優勝からこっちスペインは研究されていますし、コンフェデの敗戦、CLのバルサ×インテル戦などでもこのテーマははっきりと提示されています。にも関わらず、あまりに無策で今まで通りのサッカーをやってしまった。 基本通りに対ポゼッションサッカー用のサッカーをやり通したスイス。一方、全く無策で臨んでしまったスペイン。この両者の差がピッチ上のスコアに正当に反映されたと言うべきでしょう。両国のピッチ上での必死さにも差があるように見えました。 まあ、何本かあった惜しいミドルシュートが入っていれば状況は変わっていたのかも知れませんし、メッシのような一人でなんとかしてくれる選手がいれば、あれでもいいのかも知れませんが・・・。 サッカーは難しいですね。この文章にしたって全部結果論でしかないですし。これだ、という正解はありません。だから面白いのですが。
2010年06月17日
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大方の予想を覆して日本、カメルーン戦に勝利!そして本当の意味でのW杯初勝利です。サッカーとして内容に乏しいとか、カメルーンが始まる前から空中分解していたとか、そういう野暮な事はこの際言いっこなしです。(言ってますが) 素直に嬉しい。 日本が勝つと、それだけで素直に嬉しい。 本当に久しぶりです、この感覚。 やっぱり、この試合が本番だからでしょうね。何かの準備のための試合じゃなく、将来を見据えてする試合でもなく。 まさにこの1試合1試合のために日本代表の4年間があったのですから。 内容的には、確かにエンターテイメント性には乏しいです。弱者のサッカーであり、退屈なサッカーです。 しかし、此処へ来てようやく開き直って、我が日本代表は、今持てる力を尽くすためだけのチームになったと思います。 ・出来もしないポゼッションサッカーはしない。・キープするためだけの無駄な繋ぎも極力しない。・ボールを奪ったらシンプルに前に出すか運ぶ。・サイドアタッカーは1対1を仕掛ける。・特別扱いは居らず、全員が走り、競り、守備をする。 たったこれだけの事で、チームがなんと清々しくなることでしょう。今、日本代表はようやくチームとして「ゼロ」に戻った感じです。本番にしてようやく。上積みは何もないけれど、なんとか戦えるチームとしてゼロに戻す事が出来たのです。 そして、この代表であれば、私達の代表としてプライドを持つ事が出来るとも思いました。勝ったから言うわけではありません。どんなに質の低いサッカーと世界から酷評されようとも、私はこれが日本人の心意気だ、日本代表だ、と誇る事が出来ます。例え負けていたとしても同じだったでしょう。そういう姿を見せてくれました。正確には、直前のイングランド戦からそういう兆候はありました。 アンタッチャブルだった中村俊輔、戦えないコンディションの選手を贔屓せずに外した事が良い影響を及ぼしているのだと思います。 そして、幸運な事にカメルーンは今ゼロ以下の状態だったように思います。 なぜ内紛が起きているのかは知りませんが、主力のソングを外し、チームはバラバラで、連携もへったくれも無い個人技と放り込みだけのサッカーに終始していました。無論日本代表が相手の良い所を消すサッカーをしていた事が最も大きいのですが、それにしてもカメルーンの芸の無いことといったら。 そして、幸運と言えば、本田選手はやはり何か持ってますね。 先制点のシーン、ファーストタッチは明らかなトラップミスなんですが、それが幸運にも右足に当たり、利き足である左足シュートに絶好の位置に転がってくるとは。 そして、それを落ち着いて決められるのは本田選手の胆力と経験の賜物です。プレーだけを見れば大した事ないように見えるかも知れませんが、あの舞台で、イレギュラーとも言えるトラップミス後のあの状況で、冷静にコントロールして決められるのは、やはり彼がそれだけの実力を持った選手だからです。 幸運が味方したのは間違いないですが、決して偶然では無い。 多分彼は、自分がもっと上に行ける選手だという自信を深めた事でしょうね。私もそう思います。技術や体力などとは違う部分で、物事を成せる人間とそうで無い人間が決まる事は多いですが、少なくとも今の本田選手は成せる人間の側に居るのではないでしょうか。そんな気がします。 閑話休題。 ・・・正直、私にとって、日本代表はもう充分過ぎる結果を出してくれました。グループリーグ突破を目指して欲しいのは勿論ですが、もう日本サッカー史におけるノルマは果たしています。後はボーナスステージくらいの気持ちで見てあげてもいいのではないでしょうか。 これ以上を望んではバチが当たります。 ・・・いや、望んでもいいのですが、敗退した時に責める事は出来ませんね。 もう彼らは日本に対する義務は充分果たしました。残りは自分のために戦って欲しい。 そう思います。
2010年06月15日
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いよいよFIFAワールドカップ2010南アフリカ大会の開催まで3日となり、日本の緒戦までも1週間を切りました。2006の時も一応途中から優勝予想をしたような気がするので、今回もやってみます。英国ブックメーカーの5月30日時点での優勝予想オッズはスペインが5倍で1番人気。以下、ブラジル(5・5倍)アルゼンチン、イングランド(ともに8倍)オランダ(11倍)となっています。 まあ、妥当な線だと思います。ただし、ワールドカップにまつわる重大なジンクスの存在を加味すると少し違った予想になります。これまでのワールドカップでは、ヨーロッパ開催ではヨーロッパの国が優勝し、アメリカ大陸開催では南米の国が優勝してきました。ただ一度の例外が1958年スウェーデン大会でのブラジルの優勝。そして南米でもヨーロッパでも無い初の大会である2002日韓でもブラジルが優勝しています。ここから言えることは二つ。・ヨーロッパ勢はヨーロッパ開催の大会でしか優勝していない。・南米でもヨーロッパでも無い大会で優勝したことがあるのはブラジルのみ。さらに、優勝国に関するこういう事実もあります。今までのW杯優勝国はたった7カ国。ブラジル、イタリア、ドイツ、アルゼンチン、ウルグアイ、イングランド、そしてフランス。このうち、ウルグアイ、イングランド、フランスは自国開催で優勝しただけです。全ての試合をホームで戦い、予選を免除され、楽な組み合わせと有利な笛に助けられる自国開催は、正統な実力を反映するとは言えません。日韓大会の日本とそれ以外を考えてもよく分かるでしょう。つまり、本当の自力で優勝した経験があるのは、ブラジル、イタリア、ドイツ、アルゼンチンの四カ国だけということになります。これは現在でも同じだと思います。今回一番人気のスペインですが、確かに素晴らしいサッカーを見せてユーロでも優勝しています。でも、ユーロとワールドカップでは大会期間の長さも重圧も異なります。純粋にサッカーの質で言えばユーロの方が高いかも知れませんが、ワールドカップで最後まで勝ちきるには、サッカーの実力だけではなく、国民やマスコミも含めたサッカーの国力、それと勝ちきった経験が必要になるのです。その意味で言えば、スペイン、イングランド、オランダの優勝は無いと思います。スペインは優勝にはまだ早い。勢いとサッカーの質だけで勝ちきれるユーロの優勝は経験したものの、ワールドカップの壁はまだ厚いでしょう。ベスト8の壁は破って準決勝、あわよくば決勝まで行くかも知れませんが、優勝は無いと見ます。イングランドは自国リーグのレベルは現在世界一だけれども、イングランド人だけの代表チームに関して言えば、過大評価以外の何者でもありません。本当の意味でワールドクラスのスターと言えるのはルーニーだけです。(ベッカムが絶望的なので・・・)さらにワールドカップでは自国開催で1回優勝しただけ。ユーロを含めてもベスト8が定位置で、ごくまれにベスト4になったり、16で終わったりする程度です。今回もその程度と見ます。オランダはベスト4で華々しく散るのが似合うチームです(笑)良いサッカーにこだわり、毎回名勝負を生み出し、そして優勝は出来ない。これが国際大会におけるオランダの役割だと思います。ある意味、優勝するよりもずっと世界のサッカーに、エンターテイメントに貢献してくれるのがオランダです。今回も美しき敗者となってくれるのではないかと思いますし、それに期待したいです。前回優勝国のイタリアは、さすがに今回は無いでしょう。世代交代に失敗し、明らかに衰えを見せ始めたベテランばかりで新戦力の上積もありません。「前評判の悪い時のイタリアは要注意」というのもワールドカップの鉄則ですが、いくらなんでも今回は実力が不足しすぎだと思います。それに、前回の優勝で国としてのメンツは一応保たれていますし。八百長疑惑で後が無かった前回とは違います。「守るべき物」が無い時のイタリアはヘタレに過ぎません。なのでイタリアは論外。となると残るのはブラジルかアルゼンチンです。最も可能性が高いのはブラジルでしょう。前線のタレントが小粒という弱点はあるものの、それはあくまで過去のブラジルと比べての話であって、世界レベルで通用するタレントがゴロゴロ居ることは間違いありません。そして、ドゥンガ監督の下で「強者によるカウンター」というサッカーにおける最強の戦術をなりふり構わず選択したブラジルは、正直隙がありません。最初に挙げたジンクスの条件を満たす、アフリカ開催という事もあります。これに対抗出来るとしたら、マラドーナという予測不能の采配と奇跡を起こしうる強運を備えた監督と、最強のFW陣を抱えたアルゼンチンだけでしょう。メッシを始め、イグアイン、テベス、アグエロ、ディエゴ・ミリート、パレルモのFW陣の今季の成績はものすごいものがあります。47得点/53試合 メッシ(バルセロナ) リーガ得点ランク 1位29得点/39試合 イグアイン(R・マドリード) リーガ得点ランク 2位20得点/49試合 アグエロ(A・マドリード) リーガ得点ランク 11位28得点/50試合 ディエゴ・ミリート(インテル) セリエA得点ランク 2位29得点/40試合 テベス(マンチェスターC) プレミア得点ランク 4位16得点/37試合 パレルモ(ボカ) アルゼンチン後期リーグ得点ランク 2位 全員が一度に出られる訳ではないですが、これほど充実したFWを揃えた国はかつて無かったのではないでしょうか。サネッティ、カンビアッソ、ガゴら、今最も優秀な中盤の選手を選んでいない点が信じられませんが、それを差し引いてもこのメンバーの充実っぷりは凄い。問題は、マラドーナが監督だということだけ・・・・。しかし、逆に理屈が通用しないところでマラドーナの神通力が発揮される可能性も充分にあるのです。・・・と、言う事で、開幕前の私の優勝予想です。本命・・・ブラジル対抗・・・アルゼンチン 大穴を選ぶとしたら、総合力では劣るものの、クリスティアーノ・ロナウドという切り札を持ち、アフリカとも関係の深いポルトガルでしょうかね。アフリカの国々はまだ優勝出来るだけの底力はありません。アジアや北中米はいわずもがな。 まあ、当たるか外れるかはともかく、こういう予想はいつもながら楽しいものです。 期待してもうじき始まるワールドカップを見ることにしましょう!
2010年06月08日
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今日はセキュリティーソフトの紹介とPCトラブルの備忘録です。結局フレッツ・ウィルスクリアーの後釜となるセキュリティーソフトについてはフリーで評判の良かった「avira」の日本語版を入れてみる事にしました。無料ながら市販ソフトを上回る検知力を持ち、更新サイトが重いという以外にはさして不具合の報告も無く、評判も良好です。傘のアイコンも可愛らしくていい感じです。公式サイトおよびダウンロードはこちらから出来ます。実は「更新料無料」「ベッキーもおすすめ!」という文句と安さに惹かれて、市販ソフトの「ウィルスセキュリティーZERO」という商品も買ったのですが、インストール前にネット上での評判を見たところこれが芳しくない。ウィルス検知力が高くなく、この4月には特定の環境下でPCが起動しなくなるという恐ろしい不具合も発生していたとか。まあこの手のソフトは多かれ少なかれ不具合やトラブルは避けられず、大手のノートンやマカフィー、ウィルスバスターなども過去には大小様々なトラブルを起こしています。とは言え「PCが起動しなくなる」という不具合があったのはかなりヘビーといわざるを得ません。こちらはメインPCとネットブックへの導入は見送り、あまり使わなくなったセカンドマシンに入れる事にしました。複数のウィルスセキュリティソフトを使うというのはリスクマネジメント的にも意味があることですし、ね。さて問題のaviraについてなのですが、3、4日使ってみた感想としては非常に起動も動作も軽くて良好です。今までのフレッツ・ウィルスクリアーに比べると、PCが明らかに軽快になったのが分かります。タスクマネージャーからメモリ使用量を参照すると、常駐時に12MB、ウィルススキャン時に70MB程度と驚くほど少ない。特に常駐時には、セキュリティソフトを入れていないかのような軽さです。機能もシンプルで今のところ特に不自由は感じません。なので当分はこのaviraで行こうかと思っています。・・・しかし、一つ困ったことが起きました。多分このソフトを入れてからだと思うのですが、ウィンドウズ右下のタスクトレイに「ハードウェアの安全な取り外し」等のアイコンが表示されなくなってしまったのです。もしかするとフレッツ・ウィルスクリアをアンインストールした時に問題が発生したのかも知れませんが、原因はよくわかりません。とにかく、「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」を幾らいじっても、必要なインジケーターが全て「過去の項目」に入ったままで治らなくなってしまったのですね。タスクトレイからでないと起動や終了が出来ないようなソフトもありますし、特に「ハードウェアの安全な取り外し」が出ないと困ります。(PCの電源を落としてからデバイスを引っこ抜く、という荒業でも多分問題は無いのですが、精神衛生上よくありません)色々検索していたら有効な解決方法が見つかりました。自分で忘れないように、そして同じ症状が出た人のためにも、Web上に残しておこうと思います。(というか既にかなり多くの人が同じ不具合に悩まされているようなのですが)■タスクトレイ(タスクバーの通知領域)にアイコンが表示されない場合の対処方法1. コントロールパネルから[ネットワーク接続]を開く2. 上部メニューから[詳細設定]を開く3.[オプションネットワークコンポーネント]を選択する4. 一覧から[ネットワークサービス]を選択し、[詳細]ボタンをクリックする5. サブコンポーネントの一覧で[UPnP ユーザーインターフェイス]が有効になっている場合、チェックをはずし、[OK]ボタンをクリックする6.[次へ]ボタンをクリックする以上です。再起動をかけてみてタスクトレイにアイコンが表示されていればOKとなります。私の環境下(XP)ではこれで治りました。参照頂ければ幸いです。
2010年06月06日
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引越しを機にこれまで契約していたフレッツ光を解約しました。理由は・・・遅いから!光とはいえマンションタイプなので100Mbpsの理論値に及ばない事はとうに承知ですが、引越し前までは下り60M、上り15Mくらいは出ていたのです。それなのに引越し先のここでは同じマンションタイプで下り13M、上り1.5Mくらいしか出ません。う~ん、遅い。これではとても光回線と言えないです。一方、ネットブックでの使用目的で加入したモバイルブロードバンドのUQ-WiMAXですが、PCに直刺しで試したところ下り5M、上り0.5M程度しか出ず、固定回線代わりに使うことは最初想定していませんでした。しかし。USB接続ケーブルを5m延長して、端末を窓際に設置したらどうでしょう。おお!下り12.94M、上り1.29Mまでスピードが上がったではないですか!あくまで私の自宅環境での話ですが、これならBフレッツと全く変わりません。日によっては下り15M、上り2Mくらいは出ます。これで4480円で済みますし、外でもどこでも使えるというのは大きいです。・・・・と、言うわけでさよならBフレッツ。こんにちはWiMAXと相成りました。こうなってくるとWiMAXルータを買って、ケータイもWiFi対応の物かスマートフォンに替えて、通信関係を全てWiMAXに一本化してみたくなりました。少し面倒ですが、その分楽しみでもあります。ただ、Bフレッツを解約したことで今までなんの気なしに使っていたフレッツ・ウィルスクリアというアンチウィルスソフトも使えなくなりました。早急に何か代わるものを入れなくては。とはいえ、セキュリティソフトも色々あって何がいいのか分かりませんねぇ。とりあえずフレッツ・ウィルスクリアと実質は全く同じ製品である、トレンドマイクロのウィルスバスターは避けようかと思ってます。特に不具合を感じていたわけではないのですが、やや動作が重く、融通が効かない感がありましたので。とりあえずはフリーのソフトでも入れて凌いでいこうかな・・・。最近はフリーソフトの評判もかなりいいみたいですし。
2010年06月02日
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早いもので、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会まで3週間を切りました。6月11日の南アフリカ×メキシコ戦を皮切りに約1ヶ月の長い戦いが始まります。日本の初戦は6月14日(月)の23:00から、対カメルーンという事で、ちょうど3週間後ということになります。・・・思えばこのブログを始めたのもドイツワールドカップ開始前のこの時期でした。ワールドカップに対する思いや日本代表の展望などを書いた記憶があります。過去記事を見ると2006年6月8日が初回となってましたので、そろそろブログ開設4周年ということですね。なんだか長かったようなあっという間だったような気がします。閑話休題。ワールドカップについてですが、世間ではやたらと「盛り上がらない」「日本代表が弱くて期待できない」「代表ブームは終わった」などと悲観的な記事が目につきます。確かに今回は前回以上に、日本代表に期待することは出来ないでしょうね。前回は1分2敗と予想しましたが、今回一番可能性高いのは3戦全敗で、無得点で敗退という事も十分あり得るでしょう。日本はこれで4大会連続の出場となるわけですが、今までで最も期待感を抱けない代表です。相対的な強さ弱さもさることながら、サッカーの内容的に見るべきものがなく、本田以外に何かを期待できる選手も居らず、端的に言って見ていてつまらない。ストレスが貯まるだけで試合が全く面白くない。メディアがやたらと中村俊輔をエースとして過剰に祭り上げるのも苛立つものがあります。リーガ・エスパニョーラとJリーグを少しでも見た者であれば、彼の現在の実力がエースはおろか日本代表レベルに達しているかも怪しい程度だと言う事はわかりきっているのに。まあ、それでも私は日本代表を応援はするでしょう。日本人ですから。ただ、期待値は限りなくゼロに近いです。応援することと期待することは違いますからね。この辺りがサッカーファンの平均的な意見ではないでしょうか。・・・そんなわけで日本代表については語るべきこともあまりないですが、話を戻してメディアが今回のワールドカップに対して消極的な姿勢でいることは、逆に良いことだと思います。これまでの取り上げ方が異常だっただけで、特に2002と2006における電通主導の(?)バカバカしい盛り上げには閉口していましたから。中身の無さを過剰な「煽り」で埋める、視聴率目当てで全くサッカーに関係ない芸能人を起用する、選手名もロクに言えない民放の勉強不足のアナウンサー達、タイアップだけが目的のどうでもいいテーマソング(オレンジレンジ?でしたっけ)・・・・などなど。とりわけ日本代表関連の取り上げ方、実力に全くそぐわない煽りは酷いものがありました。・・・まあ、今回の「ベスト4」っていうのも失笑ものですが。これをメディア側じゃなくて監督が言ってしまうところが救われないですねえ。ともあれ、もともとワールドカップなんてものは、サッカー好きの一部の人間が深夜に眠い目を擦りながら見て、翌日仲間内で盛り上がる程度のものでした。「サッカーの祭典」として、スーパースターの素晴らしいプレー、強豪同士の行き詰まる真剣勝負、アフリカや北欧などのマイナーな国の特徴的なサッカーなどを楽しめればそれで良かったのです。代表ブームに煽られ、商売目的でメディアが肩入れした不健全で質の低いコンテンツよりは、沈静化して普通のスポーツ中継に戻ってくれた方が、サッカーファンとしてはよほど嬉しいです。そういう意味で言えば、今回のワールドカップに対する私の期待値は特に変化はありません。日本代表が弱かろうが、マスコミが盛り上がらないと言おうが、サッカーは相変わらず楽しいものであり、スーパースターは数多く存在し、また初のアフリカ開催という楽しみもあります。・・・不謹慎な事を言えば、治安が劣悪な南アフリカで何かとんでも無いことが起こるのではないか、というような予感もあります。そんな訳で、今回のワールドカップもまったりと楽しみたいものですね。
2010年05月24日
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連休を目いっぱい有効に使って、引越しが無事完了しました。そして連休が終わって役所や警察が通常営業を開始したので、転出転入届け、郵便物転送届け、探偵業者の移転届けなどを全て今日済ませました。引越しの後始末もだいたい完了し、ようやく家の中が片付いたところです。私の場合、荷物としては本の類が一番多かったのですが、保管はしていたものの実際は読んでいない本がいかに多かったことか。本当に重要な本だけはより分けて棚に収めましたが、下手すると殆どの本はダンボールに入ったまま、次の引越しの時まで封印されているかも知れません。・・・なんでしょう、あまり本に頼らなくなったのは、やはり情報収集や知的好奇心を満たすツールとしてPCとインターネットを使い出してから、かも知れません。私はやってないですが、自分の蔵書の殆どを裁断してスキャナでPCに取り込み、データとして保管している人も居ます。こうすると、床が抜けそうな程の本の山もハードディスク一個に収まるというんですね。検索も整理も楽ですし。(取り込む作業量は膨大でしょうけど)簡単に言えば自家製の電子書籍ということになるんでしょう。海の向こうではiPadが飛ぶように売れているとの事ですが、これはアメリカにおける書籍の電子化が日本よりずっと進んでいる事も関係しているのかも知れません。オンライン市場から電子書籍をダウンロードし、iPadやKindleのようなタブレットで本を読む。紙の本は今のレコードのように骨董品としての価値しか持たなくなる。近い将来、こういう姿が一般的になるのかも知れません。・・・私としても、書籍が電子化された方が何かと都合はいいですね。場所はとらないですし、デジタル情報は紙と違って汚れたり劣化する事もない訳ですから。それに加え、電子書籍ならば在庫が無いとか取り寄せになるという事も皆無です。図書館において借りたい本が「貸し出し中」になっているという事もないわけです。問題は液晶で文字を読む視認性と携帯性ですが、ネット上でのキンドルの評判を呼んでいるとかなり目に優しいと言われています。老眼の方ならフォントサイズを大きくしたり、部分的に拡大したりと言う事も出来るはずですし。・・・ただ、もし書籍が全て電子化したら、既存の印刷業界、流通業界、書店が軒並み死亡するでしょうね。技術的な問題や需要の有無よりも、既得権益層のために普及が邪魔される、という事が一番の問題かもしれませんね。特に日本国内においては。・・・などということを、ダンボールに詰まった本の山を見ながら考えてしまったのでした。
2010年05月06日
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今日これから引越しです・・・。忙しい、忙しい!徐々に物が片付いて部屋に何もなくなっていくのを見ると、「こんなに広かったのか」などと思ったりもします。長い間、ありがとう。・・・まぁ、転居先も大して離れていないところなんですけどね。
2010年04月30日
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先日のブログに書いたとおり、モバイルインターネットのWi-MAXに加入しました。・・・本当は2週間お試しの「トライ」というコースを申し込んでから本加入するつもりだったのですが、私の持っているクレジットカードでは申し込みが出来ないとの事でした。正確に言えば、私の持っているのはクレジットカードではなく、デビットカードだった、という事なのですが。銀行の口座を作った時についでに付いてきたカードです。ネットでの決済以外にカードを使用する習慣がないため、てっきりこれもクレジットカードなのだと思ってましたが、違うのですね。デビットカードは単に銀行口座からの即時引き落としが出来るというだけで、クレジットカードのようにクレジット会社が肩代わりして支払猶予を受けられるものではない、という違いがあるのでした。なんにせよ、トライの申し込みが出来なかったので、面倒くさくなってビックカメラで本加入してしまいました。「BIC定額ダブル」コースは、使用しなければ月々380円、最大でも4980円という料金設定です。さらに公衆無線LANと全国7000ヶ所以上の無線LANスポットが無料で使えてしまうというお買い得プランです。基本的に家ではBフレッツ、外では無線LANスポットでインターネット接続していれば月々380円で済みます。どうしても出先で必要な時だけWiMAXを使えば良いのです。WiMAX自体にはまだ接続したくらいで本格的には使用していないのですが、とりあえず起動して15秒くらいでスムーズにインターネットに繋がります。ブロードバンドスピードテストを試してみたところ、私の自宅環境では下り3.2Mbps、上り380kbpsという結果が出ました。理論値の最大40Mbpsには及ぶべくもないですが、実測値としてはまずまずです。通常のWebブラウジングではだいたい3Mbps出ていればストレスを感じないと言われていますから、これもよほどヘビーな使用をしなければ十分実用に耐え得るレベルと言えるでしょう。また、掲示板の情報などを読んでいると、アルミ箔や金属ボウルで自作アンテナを作ったり、セキュリティソフトの設定を変えることでスピードアップできるというような事も書いてあります。まあ、いずれにせよ、もう2,3日で転居するので、移転先での環境を試してみないとなんとも言えないのですが。もし移転先でWiMAXがもう少し速いようならば、いっそBフレッツを解約して、ネット環境は全てWiMAXに依存すると言う事も考慮中です。その場合はBIC定額コースに変更し、家でも外でも幾ら使用しても4,480円で済む事になります。それと、これは噂でしかないですが、こんな情報も。WiMAXはKDDIと関係が深いですから、いずれauからWiMAXとWiFiに対応しルータ機能もついたケータイが出るとか出ないとか・・・・。もしそんな事が実現したら、ケータイのパケット定額なども全て一本化する事が可能になり、通信費は4,480+通話料金だけで済むという、夢のような環境になるわけです。・・・まあ、噂、というか誰かの希望、妄想の域を出ない話ですが(笑)
2010年04月28日
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先日購入したネットブックのレビューその2です。今日はマウスのおまけのタバコと、キャリングケースも一緒に写して見ました。こうして見ると大きさがよくわかると思います。ちょうどマウスパッド2個分くらいですね。実際に持ち歩いて見たところ、肩掛けバッグかデイバッグ入れておく分には重さを意識しませんが、手提げで片手に持つと無視できない感じです。1.3kg弱というのはそれなりの重量感があります。とは言え、このクラスのミニノートはどれも同程度なので、そう思って割り切るしかありません。とりあえずインストールしたプログラムとしては・OPEN OFFICE(フリーのオフィス互換ソフト)・FIRE FOX(ブラウザ)・GOOGLE CHROME(ブラウザ)・PRIM PDF(PDF作成ソフト)・lhaplus(圧縮・解凍ソフト)・GOM PLAYER(動画再生ソフト)・JANE STYLE(2ちゃんねるビューワー)・フレッツ・ウィルスクリア(Bフレッツのおまけ。セキュリティソフト)その他、ウィンドウズアップデート全て、JAVAアプレット、アクロバットリーダーを入れ、暇つぶしの為にダウンロードしたyoutube動画やニコニコ動画幾つか、作業用音楽幾つか、フリーのゲームなどもいくつか入れました。Webブラウザは最初使い慣れたFIRE FOXを使っていたのですが、ネットブックの運用を考えると、立ち上がりの遅いこのブラウザはどうかと思い、この機会に軽くて速いと評判のGOOGLE CHROMEを使ってみることにしました。・・・なかなかいい感じです。確かにFIREFOXやIEと比べても比較にならない軽さです。これは非力なネットブックにはいいかも。今はCHROME向けの拡張アドオンも沢山出ていますし、カスタマイズの点でも相当期待できます。しかもFIREFOXと違い、本体とアドオンを別々のエンジンで動かしている(?)らしいので、アドオンを入れても本体の動きが遅くなりません。これは凄い。もっと言えば、ひとつのタブが重くてフリーズした場合でも、その他のタブは普通に見れたりします。他のブラウザではブラウザ自体を強制終了しなくてはいけないような時でも、CHROMEだとそのタブを閉じれば良いだけで済むという利点があるのです。これを機にメインPCの方もCHROMEに乗り換えてしまおうかなぁ。。。U100自体の性能ですが、やはり割り切って使うことが前提なら大変優れたコストパフォーマンスだと思います。出先での報告書作成、WEBブラウジング、暇つぶし・・・等々。ヘビーな使い方さえしなければ十分実用になります。今はIphoneやスマートフォンでもインターネットを見たりアプリを使ったりはできますが、やはり文章入力や本格的な検索には最低限このサイズのキーボードが必須だと私は考えます。(それとは別にIphoneは欲しいのですが・・)ちょっと前に気になっていた文章入力専門ツールのポメラも、実際に触って見たところキーピッチが狭すぎて私にはどうしても馴染めなかったので、結局購入を見送りましたし。やっぱり実際手にとって見ないと分からない事は多いものです。まだ無線LANやモバイルでは繋いでいないのでその辺りの使い心地は分からないのですが、これはWiMAXを使おうと思っています。毎日持ち歩く事は想定しておらず、自宅でのセカンドマシンとして、あるいは、たまの出張や遠出の際の報告書作成がメインの運用なので、月額380円から契約できるWiMAXは私にとって最適ではないかと。または、出張の時だけWiMAXの無料お試しに加入してしまうという荒業もあるのですが・・・。ただ、一回お試しすると90日は使えないみたいですし、何回もやるとブラックリストに載るという噂のあるのでこれは止めておきます。600円で1日のみ使い放題というプランもありますし。・・・まあ、近々引越しをするので、光回線の移転でゴタゴタする期間を見越して、WiMAXの無料お試しを申し込もうかとは思っているのですがね(笑)今使っているBフレッツの移転に手間取ったとしても、無料でインターネット接続が確保されると言う訳です。これは我ながら賢いアイデアだと思いますが、どうでしょうね?
2010年04月23日
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最近欲しかった物の一つ、ネットブックを買ってしまいました。いや~、しかしPCの進歩は凄いものですね。ヤフオクを使ったとはいえ、新品同様の美品が2万円ちょっとで買えました。これで私の今までのセカンドPC(2004年購入デスクトップ)より動作がいいくらいなのですから、驚くべきことです。大きさもB5サイズでバッテリー込みの重さも1.3kg程度。カバンに入れて持ち歩くのに何の不便もありません。キーボードの打ち具合も非常にいい感じです。さすがにデスクトップのものよりは多少窮屈になりますが、十分実用的なタイピングが可能です。今日届いていたので、早速LAN接続でメインPCと繋ぎ、オフィスやらなにやら色々インストールしています。OSがXP(SP3)なので、発売時点から現在までのwindowsアップデートだけで1時間くらいかかりましたが・・・・。ようやくそれらも終わり、普段使っているソフトの導入、お気に入りのインポートなども一通り終わりました。ちなみに写真はmsiのサイトからアップデートをしているところです。映っているマウスは先日の記事で書いた、タバコのオマケのヤツです。このPCは2008年10月発売で、実はやや旧型のモデルなのですが、セカンドPCと割り切って使うには十分な性能を持っていると思います。ワードやエクセルの使用、通常のブラウジング程度ならサクサク動きますし、動画再生についても、H264のHD画質などで無ければ何の問題も無く動きます。youtubeやニコニコ動画の閲覧も、普通に使っている分には不便を感じません。私の場合は、自宅での予備PCないし出張や遠方での調査の際に持ち歩くことを想定してこれを購入しましたが、それ以外にも、あまりPCを使わないライト層がメールチェックやインターネット閲覧に使う目的で買っても良いですし、貧乏で狭い部屋に住むしかない学生、あるいは子供に買い与えるPCとしても非常に良いのではないかと思いました。新品でも実勢価格3万円前後、中古やヤフオクを探すなら2万円強で手に入ります。イーモバイルと同時加入すれば0円というものも珍しくありません。ネットブックは1年前あたりが最も市場が盛り上がって売れていたようですが、やや下火になってきた今だからこそ、これは「買い」だと思います。長くなったので、U100vogueのレビューは次回でも続けたいと思います。
2010年04月20日
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今日のことです。帰宅時にセブンイレブンに寄ったところ、ちょっと目を疑うようなモノを見てしまいました。タバコのおまけなんですが、なぜこれを・・・・?・・・・・「Black Marlboro」「2パック¥640 USB光学式マウス付き」・・・最初はふざけているのかと思いました。が、よく考えるとマウス単体としてみても640円は安い。私はタバコは全く吸わないのですが、話のネタとマウス欲しさにマルボロ2パックを買ってしまいましたよ。タバコは喫煙者の知人にでもあげるか売るかすればいいことですし(笑)問題のマウスなんですが、やはり値段なりと言うべきか、コードも細くて造りもちゃちなものでした。メイドインチャイナです。まあ、マウス本体は小さくてコードも巻き取り可能なので、省スペースという長所はあります。ネットブックを買った際に共に持ち歩くのには良いかもしれません。タッチパッドはどうも扱いにくいので。しかし、なんでタバコにマウスなんでしょうか?そこまでして販促したいとなると、今タバコ業界は厳しいのかも知れませんね。全面禁煙スペースはどんどん増えていますし、若者はますますタバコを吸わなくなってきていますし。色々と苦労しているんでしょうね、きっと。
2010年04月16日
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昨日のブログでi phoneの購入を考えていると書きましたが、実際にケータイショップでスマートフォンを色々見ていくうちに、ますます訳が分からなくなってきました(笑)今私が使っているキャリアはAUなのですが、フルサポートコースで既に2年以上使っているので、今解約した場合でも解除料金はゼロ。つまり他社への乗り換えに際しての負担はゼロです。しかし。今までに貯めてきたポイントが18,000以上あったのですね、これが。意識したことすらなかったですけど。解約するとこれら全てが無駄になってしまうとのこと。うーん、もったいない。しかしポイントで何が出来るかというと結構これまた微妙なのです。・家族がAUを使っていれば家族にポイントを移すことが出来るのですが、あいにく私の親兄弟でAUユーザーは居ません。・通話料金やパケット代をポイントで清算することもできません。・もちろんの事、ポイントを他キャリアに移し変えることもできません。結局、18,000円相当のポイントの使い道としては、・機種変更時の端末購入代金・家族がAUに新規加入する際の端末代・AUオンラインショップで買えるオプション品(バッテリー、ケーブル、充電器、ACアダプタ等)・デジタルコンテンツの代金くらいにしか使えないのですね。全てAUを継続使用する際にしか役に立ちません・・・・。ネットで知識を漁っていたところ、同じような問題を抱えた人は居るようで、ヤフー知恵袋などに同様の質問がありました。それらの回答を見ると、「ポイントでオプション品を買って知人に譲る、ないしオークションで売り飛ばす」「ポイントで新しい端末を購入して、オークションで売り飛ばす」などの実用的な対策がありました。とは言え、オプション品のラインナップやオークションに出す手間を考えると、これもそう簡単ではない気がします。やらないよりはいいのでしょうが。AUを継続するにしても、4月に発表されたスマートフォン2機種はどっちもイマイチな感じです。これやこういう記事を見ると、どっちもねえ・・・・。IS01はキーの打ちづらい小型のネットブック、または往年の電子手帳にしか見えません。そもそも「携帯電話」としてこれは無いというデザインと携帯性です。これで電話をする事を考えただけで「ネタか?」と思えてきます。まあヘッドセット無しで通話する事は実質出来ないでしょう。普通にポケットに入れていて、電話が掛かってきたらすぐ出るという運用は出来ないと思ったほうがいい感じです。AUも「これはあくまで二台目としての所有前提のマシン」だと謳っているようです。・・・でも、それだったらネットブック買った方がいいんじゃないかなぁ。昨日書いたように、今や4、5年前のデスクトップPCに匹敵するネットブックが実勢価格3万円以下で買えるのです。この端末の値段が幾らになるかは分かりませんが、3万円位にはなるでしょうし、だったら何もわざわざ格好悪くて機能的にも劣るこれを持たなくても。・・・・・・。一方IS02の方はデザイン的にはまずまずです。iphoneのような見た目に、スライド式のキーボードが付いていて、サイズ的にも小さくまとまっています。「普通に」携帯電話としても使えそうです(当たり前ですけどね)。結構頑張っているという印象です。悪くないマシンではないかと。でも、なぜかこちらはiphoneと並び次世代主流と目されているandroid搭載ではなく、windowsモバイル搭載モデルなのです。別にwindowsモバイルが悪いと言う訳じゃありませんが、どう考えてもこっちにandroidを持ってきて主力にした方がいいと思います。それが普通のユーザーの感覚です。でも、AUが主力と考えていて力を入れているのはIS01の方みたいなのですね。様々なレビューを見ても、IS02はIS01のオマケ、程度の情報量しかありません。・・・なんだか、ズレてますAU。これだけでも、本当にAUユーザーを続けて大丈夫か?と不安になります。とはいえ、10月にはスマートフォンらしいスマートフォンのIS03が出る予定らしいです。IS01と02の発表会の際にチラッとその存在とシルエットだけがほのめかされたとか。うーん。その他に、ドコモからもandroid搭載の新型「Xperia」が4月1日に発売されました。これはiphoneの正当な対抗馬として普及していきそうです。端末性能そのものの魅力もさることながら、日本におけるドコモの普及率、電波受信の安定度といった付加価値もあります。もう一つ、携帯電話は必要最低限の使用に抑え、料金プランも最低のものにして、インターネットやアプリ使用はネットブックで全てまかなうという選択肢もあります。ネットブックを持ち歩く煩雑さと重さが弱点ですが、こうやって割り切ればケータイに頭を悩まされることはなくなりますし、料金的にもひょっとしたら安く済むかも知れません。なんだか、色々考慮すると本当に訳がわからなくなってきました。初期衝動の勢いでiphone買ってしまって、その使い道に頭を悩ませている方が建設的だったのかも知れませんね。ただ、情報を吟味してから事に当たるというのが私のスタイルですので、こればっかりは仕方ありません。せいぜい、色々悩むことにしましょう。それもまた楽しいといえば楽しいものですし。
2010年04月15日
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ここ2、3年というもの携帯電話やPCの動向にまったく気を配っていなかった私ですが、引越しを前にしてインフラ等色々見直しをしていたところ、欲しい商品が沢山出てきてしまいました。まず、i phone。正直ケータイなんてメールと電話が出来ればいいや、と長らく思っていたのですが、引越し先の下見として周辺の電気店めぐりをしていた際に店頭で見て惹かれてしまいました。なんか、ちょっと見ないうちにケータイも凄いことになってるんだなぁ、と。スマートフォンという名前だけは漠然と知っていましたが、ユーザビリティやインターフェイスを含めてここまで進化しているとは思ってませんでした。まあ機能的にはIPOD+劣化PCという見方も出来るのですが、ユーザーインターフェイスの点でさすがアップルという感じがしましたね。「モノ」好きの琴線に触れる手触りとでも言うのでしょうか。6月に新商品が出るせいか、現行最新機種の3Gsは今なら端末代金実質無料で購入することが出来るようになってました。それを踏まえて月々のランニングコストを計算したところ、「今より安いじゃん!」ってことになってたのもびっくり。ソフトバンクにあまりいいイメージは無かったんですが、この際乗り換えてしまおうかな・・・・。AUの端末は正直終わってるし・・・・・。いや、でも6月まで待って見ようかな・・・・。などと色々なことを考えてしまいました。もう一つはネットブック。これも、店頭で見たりネットでレビューを漁ったりしていて、昨今のものはこんなに安くて使える性能に進化していたのか!・・・と驚きました。実勢価格3万円前後で、6年前に15万円くらいで買った私のデスクトップPCと遜色無い性能を持っているんですね。機能は限定されますけど。なかでも、日本ではあまりメジャーではない「msi」という台湾のメーカーがいい商品を出しているように思いました。これとかこれとか。価格コムのレビューを見ても満足度が異様に高い。まあ、ネットブックなので、セカンドPCとしての用途に限定して割り切った評価をしている事が大きいとは思いますが、コストパフォーマンスに非常に優れた商品という印象を持ちました。これも買ってしまおうかなあ・・・・。安い買い物だし、今使ってるセカンドPCは挙動が怪しくなってきたし、ネットブック欲しかったし・・・・。でも引越しすると何だかんだでお金使うし、少し自重しようかなあ・・・・・。今のが壊れてからでいいかなあ・・・・。などと色々悩ましい日々を送っているのでした。春は新しい生活の始まり。出会いの季節、食欲の季節、そして散財の季節・・・・はあ。
2010年04月14日
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最近買った、ちょっとイイ商品の紹介です。(アフィリエイトではありませんよ)空気で膨らまして使える、お手軽な地球儀です。小さくてお洒落で、オフィス用にも子供用にもぴったりだと思います。某サイトで紹介されていたのを見て、衝動的に2個購入してしまいました。実際の画像はこんな感じです。オフィスのプリンタの上にちょこんと置いてます。・・・ちょっと球がいびつではありますが、なかなかいい感じだと思いませんか?ちゃんと小さなスタンドも付いていて、クルクル回すこともできます。これでお値段は399円です。・・・と言っても、関東の場合で送料が525円かかってしまうのですが。399円の商品を買うために525円出すのは馬鹿馬鹿しいですが、今のところネット通販以外での販売は見当たりません。私の場合、商品の値段より送料が高いのは我慢ならなかったので、二つ購入して一つを自分用、もう一つは知人へのプレゼント用としました。それでもまあ安い商品なので、コストパフォーマンス的には十分満足しています。ちなみに、この商品のオンラインショップはこちらです。ここはその他にこんな商品も扱っていて、面白いなと思います。これは「CUPMEN」と言う名前で、カップラーメンのフタを抑えるためだけの人形です(笑)ちょっと欲しいなと思ってしまいます。840円もするので考え物ではありますが。
2010年04月07日
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桜が満開になったようです。が、なんだかんだで今年は花見をする機会がないまま終わってしまいそうです。関東は今日雨が降ってますし、今週末にはもう散っていそうな気配ですし。ただ、私の自宅の斜向かいに小学校があって、毎年桜が綺麗です。せめてもと思い、いくつか写真を撮って見ました。こんな感じで毎年出勤時・帰宅時には桜を見る事が出来ます。結構良い住環境と言うべきでしょうかね。
2010年04月05日
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2月初頭からダイエットを始めているわけですが、内容的には有酸素運動+筋トレ+カロリー計算という3本柱を軸にしています。 最初の頃はきつかった筋トレのメニューが楽に出来るようになってきて、最近で違うやり方も導入しています。 アイソメトリクスがそれです。 アイソメトリクスとは、静的な筋トレのことです。従来の腕立て、腹筋、スクワットなどの動的なトレーニングと違い、身体は静止した状態で大きなパワーを継続して出すトレーニングなのですね。 例えば、プロレスの開始直後の「力比べ」とか、体操の十字懸垂、十字倒立とか、あるいはもっと簡単に壁を全力で押す動きとか。 要するに筋肉の収縮・伸展を繰り返すのではなく、同じ姿勢、同じ筋肉の長さを保ったまま筋肉を緊張させるやり方です。 アイソメトリクスの長所としては、短時間で強い力を出すトレーニングのため、筋肥大を効率よく行えること、場所も器具も要らず短時間で出来ること、部位別のトレーニングがたやすいこと、などがあります。 一方短所としては 同じ姿勢、同じ角度の状態の筋肉しか鍛えることができない、筋持久力のアップには繋がらない ということがあります。 つまり、スポーツなど実用的な筋トレにはそれほど向いていないと言えるでしょう。 しかしダイエット目的の筋トレであれば、短時間で効率よく行えるというメリットがあります。 だいたい7秒程度を1セットとして、2~3セットを行えば十分と言われていますから、トレーニング時間は長くても1日10分程度で済みます。 忙しいビジネスマンでも簡単に行えますし、美容目的のダイエットや部分引き締め効果の点でも、近年はアイソメトリクスが注目されているようです。 実際のやり方として有名なのは、両手のひらを胸の前で合わせて思いっきり押す動作を7秒間持続する、とか、椅子に座った状態で足首を上下に交差させ、左右の足を対決させる要領で上下に思いっきり力を入れる、などの手法があります。 いつでもどこでも簡単に出来るので、筋トレ実行者やダイエッターにお勧めしたいですね。
2010年03月31日
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木曜、金曜とやけに寒くて、早朝の張り込みが久々に辛かったです・・・。 特に木曜日は雨風も強かったので、傘を持ちながらの撮影になってしまいちょっと大変でした。(ズームした時に一部映像がブレブレになってしまいました。どうせ使わない映像でしたが。) 気象用語では、3月、4月の春になってから寒さがぶり返すことを「寒の戻り」と言うそうですが、まさにそんな日でした。 Wikipediaによると・・・・。「寒の戻り」寒の戻りとは春になってから一時的に寒さがぶり返すこと。春の季語で 類義語に花冷えと余寒がある。中国付近で発生した低気圧が、急速に発達しながら日本海を進む「日本海低気圧」によって比較的 温暖になり南風が吹くが、その後寒冷前線が再び張り出すことによって北風が吹き、気温が急落する現象。 だ、そうです。東北・北陸・北海道では雪も降ったみたいですし、大変だったでしょうね。 早く暖かくなるといいなぁ・・・・。春は張り込みにも一番適した季節ですから。まあ、夏になるとまた辛くなってしまうのですけど、ね。
2010年03月27日
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チャリティー活動で知られているアグネス・チャンさんの自宅の様子がネットで公開されて波紋を投げかけています。 ・・・見てのとおり、物凄い豪邸ですね。 あまりこういうことは言いたくないですが、成金趣味丸出しです。 「恵まれない子供達の為に日本ユニセフに寄付して下さい」 ・・・他人に呼びかける前に、自身で出来ることがあるのではないでしょうか?と思ってしまいます。 最近流行っている言葉として「やらない善よりやる偽善」というものがあります。 私はこの言葉が大嫌いです。偽善は、結果がどうであれ、あくまで自分のためにやるものでしかありません。偽善よりも本当の善意の方が素晴らしいのは言うまでもありません。 この言葉には、偽善を正当化するような、開き直り、居直りの浅ましい精神を感じます。「逆ギレ」にも似ています。 閑話休題。 上の画像でも上がっている、「日本ユニセフ」とはいったいなんでしょうか? アグネス・チャンが親善大使に任命されている組織、ということは私も知っていましたが、それ以外にも興味深い事をこの話題で知りました。 某掲示板からの書き込みを引用します。 さらに、日本ユニセフの本部の画像です。 港区高輪にありまして、総事業費25億円とか。 何をしたらこんな豪華な社屋を建てられるんでしょうか?日本ユニセフの広告塔になると、なぜあんな成金趣味の豪邸が建てられるのでしょうね? 「やらない善よりやる偽善」私はこの言葉は大嫌いだと言いました。 でも、前言を翻すようですが、偽善であればまだ可愛いものだと思います。 ユニセフのまがい物である日本ユニセフやアグネス・チャンさんの活動を見ていると、これらは偽善ですらないのではないか、と思えてきます。 チャリティーの名を借りて私服を肥やしているだけではないかと。 最近、アグネスさんが戦火にあるソマリアに危険を冒して渡航したうんぬんという話題もありましたが、これもよくよく吟味すると、ソマリアではなく安全が確保された「ソマリランド」に行って取材しただけだ、ということが判明しています。 こういう胡散臭い情報に惑わされてはいけませんね。 別段アグネスさんや日本ユニセフについて、これまでさして興味があった訳ではないのですが、漠然と「なんのかんの言ってもチャリティー活動はしているのだろう」と思っていました。 イメージ戦略やプロパガンダは怖い、といういい見本です。 まあ、私が引用した記事自体がプロパガンダの産物だという可能性もないではないですが、この人の言動やこの自宅の映像のインパクトはかなり大きいですね。 これでチャリティーだのボランティアだの言われても、到底信じられそうにないくらいには。
2010年03月23日
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中国検索サービスから撤退=「言論の自由」めぐり政府と物別れ-米グーグル グーグルが3月22日で中国本土でのネット検索サービスから撤退し、香港において検閲なしの中国語版検索サービスを始めた、との事です。 やっぱりなあ、という感想ですね。 「中国 グーグル 検閲」などで検索するとすぐに分かるのですが、中国共産党がグーグルでの検索に検閲を掛けていたのは有名な話です。天安門、法輪功、チベットなどでの残虐行為、自由思想、ウィキペディアの閲覧など、当局にとって都合の悪い情報にフィルターを掛けて言論統制をするやり方は、インターネットの根本となる思想やグーグルの姿勢に真っ向から反対するものです。 私が思うネットの根本原理とは、まず情報の自由発信、そして発信者の無差別性だと思うのですね。 誰にでも平等に発信の権利があり、そして発信者の権威や肩書きではなく情報そのものの価値においてのみネット上では評価される。それこそがインターネットと既存メディアとの最も大きな違いであり、ネットの価値を生み出している由縁だとも思うのです。 当然そこにはネットリテラシーの問題が出てきますが、それはやむを得ないトレードオフです。ネット上にはゴミ屑のような情報や虚偽がしこたまあり、迂闊に信ずると痛い目に遭いますが、そういう点は差し引いてなお、先に挙げたネットの利点は「文化」という意味で優れていると思います。 大げさな言い方をすれば、ネットの普及により始めて「世界市民」という思想が具体化し始め、人類はグローバルな視点とグローバルなコミュニケーションツールを獲得し、誰もが世界中の情報に触れることが出来るようになった、ということにもなるのです。 一方、グーグルの検索システムもそうした思想に近いものがあります。 人為的な価値観の入り込む従来のディレクトリ式の検索サイトや、キーワードやメタタグの偽装に騙されていたロボット検索と違い、グーグルの検索システムの肝は酷く単純です。それは「多くのサイトからリンクされているサイトは価値が高いものである」「価値あるサイトからリンクされているサイトもまた価値が高いものである」の2点だと言われています。(実際のところは明かされていないのですが、SEOについての本を読むとたいていそう書かれています) 全てのウェブサイトを予断無く無差別に扱い、価値のある情報か否かは「それを選択する人がいかに多いか」という一点に任せるというやり方なのですね、これは。 で、実際にそのやり方で非常に利便性の高いサービスの提供に成功したのがグーグルの検索システムな訳です。 と、ここまで書けば、中国共産党とインターネットやグーグルが如何に相性が悪いかは自明の理でしょう。 全てを統制して都合の良い情報だけを押し付けたい中共と、自由性を基本とする両者がかみ合うはずが無い。 インターネットが発達した現在、日本においてさえ、マスコミや評論家や政治家よりも一般人の方が質量共に優れた情報を持っている、という逆転現象は多々起こっています。 それを考えたら中共の首脳部はインターネットが怖いだろうなぁ、とは容易に想像が付くことはつくのですが(笑)。 年明けくらいからグーグルは中国当局を批判していましたが、ついに英断に踏み切った、という事ですね。これは喜ばしいことです。私はグーグルが好きですから(株などは持ってないですが)、中国での活動でグーグルが「邪悪化」などと一部から指摘されていたのが遺憾でした。 10億の市場を失ってまでグーグルが中国共産党のくびきから抜け出したのは、本当にすばらしいことだと思います。 グーグルを失った中国人民が何をどう言うかが、また見ものでもありますし、ね。
2010年03月23日
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最近気になっている商品があります。電車の中で見かけてから、気になって仕方ありません。 それが、これ。 デジタルメモツール、ポメラです。 一見ノートPCのように見えますが、これはネットもメールも動画再生も編集も何にも出来ません。 ただ、ATOK内蔵でメモが打てるだけのツールです。 ただし、バッテリーの持ちはノートPCとは比べ物にならず、20時間~25時間は持ちますし、普通の単4電池2本、エネループなどの充電池もいけます。 蓋を開けてからの起動は約2秒と非常にスムース。打ったメモはテキストファイルとしてマイクロSDカードに保存できて、PCに接続して落とすことも可能。 さらに、キーボードは折りたためて文庫本サイズに。ちょっと無理すればジーンズの後ろポケットにも入ります。 う~ん、こういう一点突破型の機械っていいですねぇ。余計な機能を全て削ぎ落として、文章を打つことだけに特化したスタイリッシュなツール。 私の場合、行動調査(いわゆる監視尾行ですね)と、取材調査(信用調査や債務者の現状調査など)の割合は半々くらい、いやむしろ取材調査の方が多いくらいなので、報告書のためにそこそこ長い文章を打つ機会は非常に多いのですね。 そして先日もそうだったのですが、新幹線に乗っての出張や、長時間電車に乗っている機会もまた多い。 そういう時、これがあれば、車内で文字だけバシバシ打っていけるので、帰ってからの報告書作りが楽になること請け合い。 ・・・正直、小型化したとは言え未だノートPCをカバンに入れるにはためらいを禁じえず、バッテリーの持ちも悪いですからね。 このポメラなら、持ち歩く事を全く意識せずにカバンに放り込めますし、4、5日なら充電も必要ない。 そして、なんというか決定的なのは、「モノ」として所有欲を掻き立てる所ですね。どんなに便利でも必要不可欠でも、「モノ」としての魅力が無いツールは世の中に沢山ありますが、(マイクロソフトの製品とか・・・むにゃむにゃ)、これはガジェット好きの心の琴線に触れます。デザイン的にもシンプルで無駄が無く、かつポップ感もあり、非常にスタイリッシュだと思います。 ネットで色々評判を調べてみると、やはり取材であちこち飛び回るライターさんや、会議中のメモ取りに使うビジネスマンの間での需要が高いようです。 う~ん、買ってしまおうかな、ポメラ。 ヤフオクで見ると1万円くらいで手に入りそうですし。
2010年03月19日
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ダイエット日記、2回目です。 2月初頭から始めたダイエット作戦ですが、これまでのところまずまず順調に来ています。 仕事があるので毎日とはいきませんがジョギングは続けていますし、軽い筋トレの方は朝晩毎日続けています。走れなかった時はなるべく歩くようにしています。 食事の方もざっとカロリー計算をして1日1800kcal以内、多くとも2000kcal以内には抑えています。 それと禁酒。酒自体のカロリーもさることながら、酒飲むと絶対につまみが食べたくなり、酔ってしまうとさらにタガが外れて沢山食べたくなってしまいます。それに加えて、もう概要すら忘れてしまいましたが、アルコール代謝中は糖の代謝が停まって脂肪になりやすいとか、内臓脂肪が付きやすいホルモンが分泌されるとか、とにかく太りやすい理由があったと思います。 今までのところ、これらを概ね守って生活習慣自体を変えることに成功しています。 ・・・とは言え、厳密ではありませんが。 2月は本当にプライベートでは酒を一滴も飲まなかったのですが、3月に入ってからは眠れない夜とか明日の朝が早い時に少しだけ酒を飲みましたし、甘いものがどうしても食べたい時は無理せずにアンパンとかしることかまんじゅうとか、我慢せずに一つだけでも取るようにしています。 あんまり厳密にやっていると、リバウンドが必ずきますからね。多少カロリーオーバーした分は次の日に運動量を増やすかちょっとずつ食事量を減らすかで、どんぶり勘定でもいいので意識するようにしています。 一応3ヶ月計画で5kgは落とそうと思っているのですが、定量的な目標とは別に、2月はダイエット決意の月、3月はダイエット生活を定着させる月、4月に目標達成という定性的な目標も立てています。しゃっちょこばって5kgにこだわるより、こちらの方が漠然としているだけ達成しやすいかもしれないですね。 今だ腹の皮下脂肪は付いているのですが、その下に割れた腹筋の存在が微かに感じられるようになってきました。 薄着になるシーズンまでには、少しかっこいい体型になっていなくては・・・・。
2010年03月16日
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これからちょっと遠方の現場に入らなくてはいけません。眠いけどしゃっきりしなくては! 探偵の朝は早い・・・。 いつもこんなではないけれど。
2010年03月12日
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先日ご紹介したQHMというホームページ作成ソフトについてです。あまりに便利なので再び記事で取り上げてみる事にしました。いや本当にもう、サイトの更新や修正がこれほど楽で楽しいものだとは思いませんでした。QHMを手に入れてサイトリニューアルを施してから、ほぼ毎日何がしがいじくっています。結局デザインにも少しだけ手を出し、CSSの書式設定などを試行錯誤しながら解析し、自分なりに変更し始めています。まだほんの少しですが。面白いことに、何の知識も要らずHPを作成できるQHMを使ったがために、反ってHTMLタグやCSSにまで興味が出てきました。どこをどう変更すればどう反映されるか、というのも即座に分かりますし、間違えた場合に元に戻すのも全く簡単ですから、リスクが少ないのですね。トライ&エラーが容易に出来るのです。 人は、ある程度の達成感と楽しみがあれば、強制されずとも勝手に向上心を持つ、といういい例だと思いました。 だから、得意なものはどんどん得意になっていき、苦手なものは思い出すのも嫌なほどますます苦手になっていく。そういう事です。 閑話休題。 再び公式ページへのリンクも張っておきましょう。毎日更新したくなるホームページ作成ソフト、QHM。 なぜ、これだけQHMをプッシュするかと言うと、一つには本当に良いソフトだと思ったので、これを多くの人々に知って貰いたいという純粋な気持ちがあります。「ホームページビルダーでは実用にならない、でもドリームウィーバーは敷居が高い・・・」「ホームページビルダーですら使い方が分からない」 と、そんな方には絶対お勧めです。 もう一つは罪滅ぼし、ですかね。 これだけ便利で使いやすいソフトの恩恵を受けたのですから、本当は、有料版を購入しても良いと思っていました。2万円弱の料金を払う価値は十分にあると。しかし、無料版をお試し使用している段階でサイトリニューアルのめどがついてしまいましたし、無料版で出来ないことは自分でなんとかするのが面白くなってしまったのですね。 それに、よくよく有料版で得られる特典を読んで見ると、正直言ってそれほど必要なサービスではないかな・・・・・と。 WEB作成初心者の私が言うのもなんですが、有料版で受けられるサービスは、本当に何一つ分からない人向けの説明ビデオや教材が多くて、実際の機能的には大差ないという印象を受けました。テンプレが多い、というのもそれほど魅力には思えませんでしたし。 ・・・・と、そんな訳で有料版の購入を見送った私に出来る事と言えば、せめてこのソフトを宣伝してあげるくらいです。このブログ程度に大した影響力は無いですが、一ユーザーの忌憚無き意見としてWEB上に私の感想を残しておくのは無意味ではないかな・・・・と。 多分この文章を読んだ方はQHMに興味を持つのではないかな、と思います。 本当に良いソフト、良い仕事というのは、ユーザーに自発的にこういう文章を書かせる力があるということです。 願わくば、私の仕事もそういう評価を得られれば良いな・・・・と思います。 ・・・・まあ、探偵業の特殊性からいって、ユーザーがウェブや他人に宣伝して回るということはほぼありえないのですが、ね。
2010年03月11日
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元記事はこちらです。JAYWALK中村容疑者逮捕=覚せい剤所持容疑-「歯医者でもらう薬」・警視庁 またか、という気がします。芸能人、ミュージシャンの間でこれほど覚せい剤が広まっているとは。うすうす知ってはいましたが、こうも逮捕者が多いとやりきれない気持ちになります。 今回は逮捕されたのがJAYWALKのヴォーカルだという事も一寸意外でした。 個人的な面識は無いですしこれといったファンでも無かったのですが、この人のイメージから言ってドラッグとは縁遠いような印象を勝手に持っていたのですね。 ちなみにこの方です。 なんかこう、見るからに温厚そうな印象。往年のヒット曲(そんなに昔だという気はしませんが)「何も言えなくて・・・夏」の曲調や詩から受ける純情そうなイメージというのもあったのでしょうね。 まあ、このニュースを受けてから改めて見ると、ドラッグカルチャー真っ盛りのヒッピー世代の典型的な風貌にも見えてくるわけですが。 ・・・なんにしても、ファンの方々は悲しい思いをしている事でしょうね。私の好きなアーティストも覚せい剤で3度も逮捕されて多分もう再起不能になっているので、こういう時のやるせなさは実感できます。 快楽のためなのか、才能の枯渇を紛らすためなのか、創作のテンションを高めるためなのかは分かりませんが、ドラッグにはまってしまってはいけませんね、やっぱり。人道的な意味でも、社会影響の意味でも、そしてアーティストとしても。
2010年03月09日
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なんだかご大層なタイトルを付けてしまいましたが、実際は大した内容じゃないので悪しからず。最初に言っておきます。 今日の私は、午前中は昨日の取材調査の結果を報告書にまとめ、夕方からは浮気調査に出かけました。仕事は無事終わり、今帰宅したところです。詳しい経緯は省きますが、対象者がとある居酒屋に入ったので私たちも一緒に入り、店内で撮影をするシチュエーションがありました。 で、その際に正規の機材での撮影とは別に、先日ヤフオクで落札したライター型カメラというものを試してみたのですね。 ちなみに、こういうヤツです。 一応私の探偵としての名誉のために言っておきますと、こういうおもちゃに実用性を求めて購入した訳ではありませんし、報告書に使用する映像を撮ろうとしたのでもありません。中国産の劣悪品であることは分かった上で落札したのですし、あくまで純粋な好奇心として余裕のある時にこういう小道具を試して見たくなっただけです。 何はともあれ、今家のPCでこの機械で撮影した映像を見ているのですが、思っていたよりは綺麗に撮れていてちょっと嬉しくなりました。シチュエーションと使い方によっては実用になるかも知れない、というくらいです。 ・・・・・・ で、ふと思ったのです。 そういえば、自分は昔からこういう小道具が好きだったなぁ、と。 私は色々な紆余曲折を経て今探偵業に就いている訳ですが、探偵に漠然とした興味はずっと抱いていたものの、本当に自分が探偵になるなんて思っても見なかった、というのが正直なところです。 ただ、スパイとか忍者とか探偵に対しての憧れというものはごく幼い頃から持っていました。 小学生の頃には既に少年誌の背表紙に掲載されている通販(分かる人には分かるはず)等から、盗聴器(おもちゃみたいなものですが)とか万年筆型望遠鏡とか消えるインキとか狼煙セットとか指紋採取セットとか、怪しげなものを沢山購入していました。実用になるものは一つも無かった気がしますが、こういう物にいちいちワクワクして好奇心を満たしていたのですね。 ・・・・なんだ、何も変わってないじゃないか。 色々挫折したり、大学生時代に描いたビジョンと違う人生を歩んでいたりもする訳ですが、ある意味では幼い頃のまんま今に至っている、とも言えることにふと気がついたのです。 なるべくしてこの職業になった、というのはおこがましい限りですが、幼年期の志の一つではあったのだなぁ、と。 日々に流されていく中で、なんだか懐かしいものを思い出したような気分がしました。 100円ライター型カメラにちょっと感謝したい気持ちです。 ・・・落札価格も、相場よりべらぼうに安かったですし、ね。 と、そんな日々の泡でした。
2010年03月06日
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今日のgoogleニュースにこんな記事がありました。 「1時間半の昼寝は1晩分の効果」、睡眠の新発見続々と 米国 カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California San Diego、UCSD)による睡眠の研究の成果の一つだそうです。 これは納得のいく話です。昼寝に限らず、短くとも仮眠をとると驚くほどすっきりして頭がリフレッシュする、ということは経験則で皆分かっていたのではないでしょうか。古くは学校の授業中(コラ!)の短い睡眠、徹夜でレポートを書いている際の仮眠など。働くようになってからは昼休み1時間のリソースを(仮眠>昼食)という風に使って午後に備えたことなど。探偵業を営むようになってからも、仮眠の効用は身にしみて感じています。例えば浮気調査で、真夜中に浮気相手のマンションなりに入った対象者を朝まで見ていなくてはならないような時。必然的に長期の車内張り込みとなるのですが、たいてい交代で30分くらいずつ仮眠を取ります。これがあると無いとでは本当に天地の差があるのですね。2回交代して1時間半も寝られれば、一晩寝たのと変わらないくらいしゃっきり活動できます。(気が張っているのは無論ありますが) その他にも今回の研究では、・ダブルエスプレッソよりも20分の昼寝 ・10代のドラッグ使用、7時間睡眠でラインなどの発見があり、さらに米国立睡眠財団が勧める睡眠時間は、10代では8.5時間以上、成人では少なくとも7時間以上、とのことです。 7時間睡眠・・・。う~ん、実現してないなぁ。それにしても「米国立睡眠財団」なんてものがあるのがちょっとおかしいですね。
2010年03月03日
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野原探偵事務所のサイトを全面的にリニューアル致しました!以前からやろうやろうとは思っていたのですが、ええ、今回はもう全面的に改修しましたよ。 仕事の合間に全て手作りでやったのですが、結局4日間ほど掛かりました。 思っていたよりも早く仕上がって自分でも驚いていますし、出来栄えについてもまあ満足しています。ちなみに私のサイトはこちらです。 自分で言うのもどうかと思いますが、以前の物と比べると雲泥の差です。それもこれも、今回新しく使ったHP作成ソフトのおかげです。 今日の記事は、その超便利HP作成ソフト「QHM」(Quick Homepage Maker)を紹介したくて書いたようなものです。 ちなみに、公式サイトはこちら。 実際に使ってみた感想ですが、今までホームページビルダーやドリームウィーバーを必死で使おうとしていたのが馬鹿馬鹿しくなるほど画期的なソフトだと思いました。 プロユースでもあるドリームウィーバーはまだしも、本来初心者向けであるはずのホームページビルダーなんてこのQHMに比べたら泥棒みたいなものです。やりたい事が殆ど出来ず、仕様は古臭く、ちょっとの修正でレイアウトはズレまくり、初心者にはまるで使いづらく、CSSを使うのにも不向き・・・・etc.そう、QHMの何が凄いって、まずこれが無償で配布されていることです。サポートやテンプレを強化した有料版もありますが、多くを望まなければ無料版で十分です。(私も無料版しか使っていませんし) そして一番凄いのが、HTMLの知識、CSSの知識など何にも無くても、真に直感的にブラウザを見ながらサイト作成が出来てしまうことです。そう、まさにブログを書く感覚でHPが作れてしまうのです。自分でブログの設定が出来る程度のPCスキルがあれば十分です。 最初にサーバーにシステム自体をアップしてしまうので、以降の全ては普通のブラウザから操作出来てしまいます。最初の一回以外はFTPツールも必要ないですし、出先のPCからでも簡単にサイトの修正や更新が出来ます。IDとパスワードでログインして編集ページを開けば、ネットカフェなどからでも更新できるのです。この辺もブログの感覚に似ています。 ユーザーはただ文章や画像を放り込んでいくだけ。 面倒なレイアウトやSEO対策はシステムが全て自動でやってくれます。無論見出しの順序くらいのルールは守らなくてはいけませんが、大体は勝手に正しいHTMLになって吐き出されていきます。メニュー項目に使われている単語を打ち込むとサイト内リンクも勝手にやってくれますし、メニューを追加すると勝手に空白ページが作られ、どのページをベースにするかも選択できます。今までホームページビルダーの使い勝手の悪さに辟易していた私にとって、このQHMは楽で仕方ありませんでした。いじるのが楽しいのでサイトのリニューアルもはかどり、気が付いたところはあっという間に直せるので次のステップに進むのも早い。文章や内容の吟味に集中できる。 ・・・と、良いことずくめのようですが、実は欠点もあります。そうした自動化との引き換えに、デザインやサイト構成の自由度を失っているところです。基本的にはテンプレを自分なりに変更していくしか無く、無料版ではテンプレは3つしかありません。有料版だと60個のテンプレがあるとの事ですが、噂によると本当に使えるデザインはそれほど多くないとか・・・。まあCSSの知識があれば自分で書き換え可能だとは思うのですが、全体にどう影響するのか良く判らないので私は手を出すつもりはありません。もう自分のサイトは作ってしまいましたし。 それに、サイトを見る側として考えると、たいていはデザインなんて気にしていないことに気づきます。デザインなんかよりも、機能的で、判りやすく、表示が速く、見たい情報へのアクセスが容易で、沢山の情報が網羅されている方がずっと「良いサイト」だと判断しています。 私的に一番駄目なサイトの典型だと思っているのが、トップページに長ったらしいフラッシュ画像が出てきたり、画面に凝り過ぎてメニューがどこにあるのか判らなかったり、いきなり音が出るようなものです。ああいうのって作っている方の自己満足以外の何者でもないと思います。 でも、意外と有力な企業のHPに多いんですよね、ああいうの。 ・・・一説には、自分ではインターネットをあまり見ないような会社のお偉方の意向と、色々盛り込んで単価を吊り上げたいHP作成業者の意向が合致するとああなるという話もありますが。(広告代理店勤務の友人から聞いた話です。) 閑話休題。 とにかく、私としてはQHMの使い勝手の良さと機能性に惚れました。QHMの回し者のような文章を沢山書いてしまいましたが、これらは全て使ってみての素直な感想です。それに、良いものを広めるのになんら恥じることはありません。 ホームページビルダーをはじめとする既存のソフトがどうしても馴染めないという方、ブログ感覚で簡単にサイトを作ってみたい方が居たら、QHMを試してみることをお勧めします。
2010年03月01日
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探偵業をこなしていくに当たっては知力・体力の双方が必要となります。時として自転車で逃げる対象者を走って追いかけたり、ギリギリの電車に乗ろうと猛ダッシュする対象者を、そのさらに後ろから走って行って同じ電車に乗らなくてはいけなかったり。なんにせよ機敏な動きが要求されます。また、長時間の張り込みに耐えるには精神力が必要です。精神力の源は間違いなく体力です。 そんな訳で、私の知る限り探偵に太った人間は居ません。毎晩大酒を飲み食べまくっている探偵でも、その裏ではランニングやトレーニングを欠かさずやり体力と体型の維持をしていたりするのです。 で、私の場合ですが。 恥ずかしい話ですが、ちょっと最近の過食と不摂生と加齢の影響で、内臓脂肪型の中年太りの兆候が出てきたのですね。いわゆるメタボです。 なので、一月ほど前から毎日の筋トレ、4~5kmのランニングを開始し、必要以外ではお酒も飲まない生活に切り替えました。毎日の摂取カロリーもざっくりとですが計算をしています。その成果は早くも出てきたようで、明らかにお腹周りが楽になってきました。本格的に脂肪が落ち筋肥大を見るには最低3ヶ月は必要でしょうが、内臓脂肪を落とすのは割かし簡単だという事を実感します。 まあ、焦らず持続する事がダイエットには最も大事ですから、これからもボチボチ続けて行きたいと思います。 それと、ブログも同じ要領で続けていかなくては・・・・。
2010年02月27日
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つい先ほどインターネットのニュースサイトを見ていたら、こんな訃報記事に出くわしてしまいました。ダグ・ファイガー(57歳)死去。ここ数年は脳腫瘍や肺癌の治療を受けながら音楽活動を続けていたようですが、2月14日に米カリフォルニア州にある自宅にて死去したとのことです。 (ソース記事:http://www.cdjournal.com/main/news/the-knack/29162) ご冥福をお祈りします。 ・・・・で、それはそうとして。 誰? ここまで読んでくださった方は皆「ダグ・ファイガーって誰」?とお思いでしょう。 実を言うと、私も名前を見ただけでは誰のことかまったく判りませんでした。でも、記事のタイトルをこうするとどうでしょう。 ザ・ナックのフロントマン、ダグ・ファイガーが死去 そうです。「マイ・シャローナ」で有名な(と言うかそれ以外ではまったく知られていない)ザ・ナックのヴォーカルのあの人です! 仮に「マイ・シャローナ」という曲のタイトルすら知らない方でも、生まれてから絶対に一度は聴いた事があるはずです。イントロから曲を通してほぼずっと流れているあのリフは、TV番組や何かで必ず耳にしていると思います。 ちなみに、この曲です。マイ・シャローナ (youtubeへのリンク) 再生した瞬間、「ああ、これか!」と思うに違いありません。 ある意味、世界でもっとも有名な曲の一つと言っても過言ではありません。にも関わらず、ヴォーカルのダグ・ファイガー始め、これほどメンバー個々の名前や他の曲が知られていないバンドもそうは無いでしょう。ちなみに私も誰一人名前は判りませんし、マイ・シャローナ以外の曲は一つも知りません。 けれど、私は思うのです。 たった一つでも、後世まで語り継がれる(歌い継がれる?)曲を残せたザ・ナックやダグ・ファイガーは、偉大とは言えないまでも素晴らしいミュージシャンであったと。個人としてのダグ・ファイガーが幸福であったかどうかは知りませんし、(某朝番組の司会者のように)にわか知識を仕入れて語りたいとも思いませんが、彼らが生み出した「マイ・シャローナ」という作品は恐ろしく繁殖し世界中に影響を与えた、まさに勝ち組みの強靭なミームであると言えるでしょう。 おそらく、この先何十年経っても、TVや動画のBGMとして、この「マイ・シャローナ」は使われ続けるのでしょう。 例えダグ・ファイガーの名は知られていなくても、ミュージシャンとしては、そういうあり方もまた格好いいのではないかと思います。
2010年02月25日
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最近の私のマイブームです。ヒトカラ、すなわち一人カラオケ。ええ、まあ歌うことは元々大好きなんですが、単なる趣味でヒトカラを始めたわけでもないのです。探偵業やっていると、終電を逃してしまうことが多いのですね。タクシーで帰るなんて贅沢はそうそう出来ませんから、そういう時にはネットカフェかカラオケボックスで始発まで仮眠を取ります。また、朝現場に入って一旦切り上げ、夜から調査再開なんて事も結構ありますし、行動調査ではなくて取材調査の場合も、取材対象者が帰ってくる夜まで待ってなければいけない、という事が往々にしてあります。一旦帰れれば帰って仕事をしますが、2時間とか3時間とか、どうにも中途半端な空き時間が出来てしまうことが結構多いのです。仕事しようにも何にも持ってきていない。そういう時に、最近はよくカラオケを利用するようになりました。平日昼なら1時間100円くらい、フリータイムならドリンクバーが付いて600円~800円くらいで済むので、ヘタに喫茶店やネットカフェに行くよりもずっと安く、しかも個室が使えるというのが素晴らしい。別に歌わなくても構いません。耳栓して寝てたって良いわけですから。まあ私の場合は大抵歌ってから休むことにしてますが。新宿辺りのカラオケボックスだと、やはり寝るのが目的で平日の昼に来ている若者を頻繁に見かけます。汚い格好して、大きなリュックを持っているような人達です。ネット難民ならぬカラオケボックス難民とでも言うのでしょうか。それに限らず周りを見渡すと、結構ヒトカラしている人が沢山居ることに気付きます。若い女性も男性も居れば、年配者で一人で歌いに来ている方もいる。スーツを着た会社員風の男も居る(仕事サボってるのか?)。いずれにしても、色々な事情を抱えつつ、ヒトカラは結構な市民権を得ているように思いました。・・・あ、それともう一つ。アコギ弾き語りスタイルで個人練習するんなら、スタジオ行くよりカラオケボックスの方がずっと安いし使い勝手が良い。何をかくそう、私は何度か個人錬目的で使ったことがあります。
2010年02月23日
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ブログタイトルでも分かる通り、私は探偵業を営んでおります。最近同業者ともよく話し合うのが、探偵にとって最も大事な機材とも言えるビデオカメラについてです。世間ではもうハイビジョン(HDV規格やAVCHDなど)が当たり前になり、記録メディアもメモリーカード(メモリースティック)タイプかハードディスクタイプが主流になりつつあります。が、しかし。探偵業では未だにテープ式のSD画質(今までのビデオ規格ですね)を使っている者が殆どです。理由はいろいろあるのですが、まず記録メディアの事を言えば、テープの取り回しの簡単さ、価格の安さに加えて、撮影したテープを現場ですぐにやり取りできる、という事が最も大きな理由でしょうか。私も既にHDV規格のビデオや、ハイビジョンメモリー記録タイプのものを複数台持ってますので、自社請けの行動調査だけならばこれらに切り替える事になんら問題は無いのですね。撮った映像をPCに取り込んでDVDなりに焼けばいい。ただ、同業者からの下請け仕事などの場合は、撮影したテープを現場で渡す、ないし郵送する機会が非常に多い。当然渡したテープはそれっきり返ってきません。テープなら安価なので構いませんが、現場に入るたびにメモリーカードを消費していたのではあまりに不経済ですし、いちいち返却して貰うのも手間が掛かる。それと、もっと現実的な問題としてあるのが、古くからの探偵業者の方だと、メモリーカードやDVDというメディアやHDV規格を処理出来ない、という事があるのですね。未だに(と言ってしまっては失礼ですが)動画のPC処理が出来ず、miniDVとVHSテープでないと対応できなかったりします。まあ、うちのパソコン環境でも、5年くらい前に買った古い方でHDV画質の処理をしようとすると、フリーズしてまともに使えなかったりするのですが・・・。それに、撮影したものをデータとしてP2Pやメール添付で送信する事もまだ一般的ではありません。なんせ映像データはデカイですから。SD画質でも高画質モードだと1分50~60Mバイトくらいになったりします。数十分撮影するとすぐにギガ単位のデータになってしまいます。まあ、そんなこんなの事情があり、未だに探偵業界では昔ながらのSD画質、テープが主流となっているのですね。とは言え、もう販売店でもテープ式のビデオカメラは殆ど扱っていないので、いつかは別メディアに切り替える時期が来るのは確定的です。ハードディスク式、DVD式は安定性や読み出し速度などに問題があるので(探偵のビデオカメラ使いは荒っぽいのです。雨の日も使いますし走ったり揺らしたりする事が非常に多い)、おそらくはメモリーカード式が主流になるのでしょうが・・・。なんでもそうですが、過渡期というのは色々と面倒なものです。無駄な出費や労力を費やす事も多くなりますし。早いとこ、次世代に移行して業界の標準が決まってくれないかなぁ、というのが私の希望です。
2010年02月21日
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国母選手の服装問題について。まあ巷間で色々と言われてますが、私はこの件の是非について語るつもりはありません。正直国母選手について何の知識もありませんし(もっと言えば興味も無いですし)、「権威対自由」のような短絡的な二元論を展開するような無駄なこともしたくないです。私が思うのは、この人は最低限の公私の区別も付けられない子供なのかなぁ、という素朴な疑問です。個人の趣味嗜好は自由ですし、プライベートでどんなスタイルで居ようと構わないと思います。他人に迷惑を掛けなければ。しかし物事にはTPOと言うものがあります。フォーマルでなくてはならない時。多くの人の目に触れる時。国の代表として最低限の儀礼が必要な時。五輪の舞台というのはまさにそういう時だと思うのです。そこでああいうだらしない、しかも微妙なスタイルを貫き通すことに何の意味があるのか。私にはまるで理解できません。何か本人にとってのみ意味をなす物凄く大事な理由でもあったのでしょうか?例えば、不治の病に冒されたファンの少年との約束で、ああいう格好をしなきゃいけなかったとか。(僕がホームランを打ったら君も手術するんだよ、みたいなやつです)でなければ、その行為をすることによって得られる物と失う物の収支がまるで合わない、酷く割りに合わない行為だったと言えるでしょう。その後の発言で火に油を注いでしまったことも含めて、子供過ぎる拘りや振る舞いがどう自分に不利益になるか、国母選手も少しは学べたでしょうか。もう一つの解釈として、形はどうあれ「事件」を起こす事によって、五輪ひいてはスノーボードという競技自体に注目を集める効果を狙った、というものもあるのですが、仮にそうだとしたら大したものだと思います。メダルを取らなければまるでスポットライトが当たる事のない冬季五輪種目ですから、自分の実力ではメダルに届かない事まで見越した上でそれに代わる「花火」を世間に打ち上げたのだとしたら。これだとしたらとても格好いいですね。素晴らしき自己犠牲の精神。まあ、本当のところは本人のみぞ知る、ですが。
2010年02月19日
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トリノ五輪と世界選手権でにわかカーリングファンになった私ですが、今回のバンクーバー五輪でもつい夜更かししてチーム青森の活躍に一喜一憂してしまいました。久々に見るとやっぱり面白いですね、カーリング。スポーツ性もあり、囲碁や将棋のような頭脳戦もあり、ボウリングやダーツのようなゲーム性もあり。眠れない夜に見るとはまってしまってさらに眠れなくなること請け合い。実況が「くわぁっ!」「マリリンショット」等でおなじみの刈屋富士雄アナでないのが少し残念ですが、解説の小林さん(確かカーリング協会会長)は健在で安心しました。この小林さんの解説が実にいいのですね。カーリングを心から愛しているのがよく伝わってきますし、初見の者にもルールや戦略を判り易く懇切丁寧に説明してくれます。また、相手チームのナイスショットにも心から賛辞を送る気持ちの良い態度。これが実に心地いい。・・・そもそもカーリングでは対戦相手は「敵」ではなく、あくまで「相手」なのだそうです。共に技を競う相手であって、打ち負かす敵ではないのですね。だからいいプレーには賞賛を送り、互いに紳士的に全力を尽くす精神が根っこにあるのだそうです。こういうところ、メダル、メダルと期待ばかり掛けたり、ナショナリズムが突出して殺伐としてしまった他のスポーツに比べて本当にほっとします。そしてチーム青森のメンバーもカーリング熱に欠かせない要素です。他国に比べてあきらかに若くてはつらつとした女の子達がやっているという、その一点だけでも視聴者を引き付ける重大な要素になっていますし、なんというか、チーム青森のメンバー達は「アスリート」というほど浮世離れしておらず、あくまで普通の若い女の子の感覚を残したままで皆それなりにルックスが良いのですね。4年前と比べてメンバーも大分変わりましたが、こういう雰囲気はずっと保たれている。なんだか、娘とその同級生の試合を応援しているような気分と言うか。(娘なんていませんが)・・・と、オヤジ臭い事をつらつら書いてしまいましたが、なにしろゲーム自体が面白いのが何よりでしょう。最近私は大好きだった筈のサッカーでも2時間見るのが苦痛に感じることが多いのですが、カーリングだと3時間半があっという間に過ぎてしまいます。おやつタイムには一緒におやつを食べたりして。恐るべし、カーリング。まだ予選リーグの2試合が終わったところ。これからオリンピックが終わるまで楽しませてもらいましょう。眠れない夜が続きそうですが・・。頑張れ、チーム青森!
2010年02月18日
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全世界で人気の漫画「ドラゴンボール」のハリウッド実写版が先日公開されましたが、懸念されていた通り、その評判がすこぶる悪いようです。私もいい年ですし子供もいませんから、この映画を劇場に見に行くことはないでしょうが、ダイレクトなドラゴンボール世代としては一応気になるのです。思えば私が小学生の時に少年ジャンプで連載が始まって、それ以来毎週欠かさず読んでいました。ジャンプ黄金時代を経て、連載の最後の方はもう私の方が高校生か大学生になっていましたから、さらっと立ち読みするくらいで熱心な読者ではなくなっていたものの、一応初回から最終回まで一通り目を通したとは思います。今30歳前後の男性はだいたいそうではないでしょうか。それはさておき、ハリウッド版です。微妙なキャスティングや、原作の設定を反映させる中途半端さ、全世界主題歌:浜崎あゆみ、などの前情報から悪い予感はしていましたが、案の上原作ファンからは酷評され、映画の出来としては「普通につまらないアクション映画」と言われ、駄目映画ファンという特殊な人種からも「駄目映画にも徹しきれない中途半端な駄作」と評される始末です。評判をまとめると、「ドラゴンボール」の実写化としてはまるで駄目、脚本や演出がお粗末、役者も一部素人同然、アクションも見所は無い、だが100億円の大金を懸けているだけあって映像はそれなりに綺麗、面白くも無いがネタとして笑えるほどつまらなくもない、上映時間が短くテンポは良いのでそれなりに見れてしまうところがまた始末に困る、といった所でしょうか。なんとなく、どんな映画になっているか想像が付きます。例えるなら、東京12チャンネルで平日の昼の時間帯に放送されている、名も無きSFアクション映画という感じでしょうか。何か作業をしながら、あるいはおやつでも食べながら暇つぶしに見る分にはそこそこ見れる映画、という程度なのでしょう。あの「デビルマン」が実写化された時、これ以下の映画は「死霊の盆踊り」以外には無いと言われました。(ちなみに私は両方とも鑑賞済みです。どちらもそれは酷かった!)ドラゴンボールもそこまで酷ければ、違った意味で語り草になった事でしょうが、このままだと単なる駄作として数年後には誰も語らなくなって終わりそうな気がします。ドラゴンボールにそこまでの思い入れは無いのですが、かつて毎週ジャンプを買っていた男子としては、あの頃を蘇らせる素晴らしくワクワクする映画になる可能性もあったかと思うと残念でなりません。ハリウッドの製作能力の低下を見るにつけ、映画というジャンル自体の衰退を感じます。オリジナルのネタも少なくなり、アメコミや日本の漫画、アニメの実写化、シリーズものに頼るところが大きくなっています。私自身、もう何年も劇場で映画を見ていませんし。最後に見たのは何だったでしょうか。5年くらい前だと思いますが、もう思い出せなくなっています。大型のシネコンとショッピングセンターの複合施設は自宅のすぐ近くにあるんですけどね・・・・。
2009年03月16日
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