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2001年9月11日。
当時まだ東京で働いていました。(航空会社ではない)
遅番で勤務中の、テレビは見られない環境にあった夜、
所用で別の部署に寄った同僚の男の子が、血相変えて走って来ます。
「サニーちゃん 大変、大変
ツインタワーに飛行機が突っ込んで大騒ぎになってる」
「・・ え? ウソでしょ」
仕事を終えて帰宅したのは午前1時過ぎ。
真っ先にテレビをつけると、そこには信じられない光景が・・。
ツインタワーはすでに崩壊していました。何度も繰り返される
同じ映像を、ただただ呆然と朝まで見ていました。
もし自分がまだクルーだったら?ニューヨークに居たかも知れない。
ぞっとしました。機材繰りの関係等で他の路線にも影響が出たでしょう。
時間が経つにつれてだんだんと明らかになるテロによる犯行。
思いは驚愕から、テロへの憤りと憎しみへと変わりました。
DVDを、やっと借りられました。
映画『ワールド・トレード・センター』では、2人の警官の実話をもとに、
絶望的でありながらも生きる希望を持つことと家族の絆の大切さを
描いています。“9.11”の全体像が描かれていないのが残念ですが、
救出劇でみんなが最後まで諦めない姿勢には心を打たれました。
2,749名の犠牲者のうち消防が343名、湾岸局職員が84名、
警察が37名だったそうです。ご冥福をお祈りします。