全15件 (15件中 1-15件目)
1

見終わってただただ、圧巻でした。はぁ~凄かった。ゲストのEllen Burstynはアクターズ・スタジオの学長さんなのですね。いつもとは違うステイブラー家のエピソードですが、SVUの数あるエピソードの中では必見でしょう。ステイブラー刑事の娘キャスリーンが他人の家に侵入し、勝手にシャワーを浴びているという通報があり、ステイブラーが呼び出される。隣の家で大学生のパーティがあり、侵入して追い出されたあと、公園で裸でブランコに乗っているところを保護される。キャスリーンは知らない子からドラッグをもらって飲んだと弁明する。ステイブラーは父親として被害者家族と接して娘をかばう。キャスリーンの寮のルームメイトによると、最近キャスリーンが変わり問題を起こすようになったという。ドラッグの入手先の女子学生を逮捕して話を聞くと、実は麻薬の潜入捜査官だと判る。やがて、自宅からキャスリーンが逃げ出してしまう。ステイブラーが大学生たちのたまり場に急行すると、ドラッグを過剰摂取したキャスリーンが意識を失っていた。ERに連れて行かれ、命は助かるが診察した医師は、薬物依存、アルコール依存、セックス依存などは双極性障害が原因で起こっているという。今後は入院して治療することが必要だという。ステイブラーがショックを受けているところに、侵入した家の被害者からキャスリーンにネックレスを盗まれたと告訴されたという知らせが入る。グレイレック検事補は起訴は避けられないが、精神障害があると認められれば逮捕は免れるだろうという。ステイブラーは豪腕のマドックス弁護士を雇う。マドックスはキャスリーンと話をするが、キャスリーンは精神病院にはいるくらいなら刑務所の方がましだと言って、逮捕されてしまう。マドックスは裁判で勝つために、被害者宅に連れ込まれたと嘘を主張するか、あるいは病気であることを認めさせるために、家族の誰かに双極性障害があると証言するべきだという。ステイブラーは疎遠となっている母親のバーナデットを尋ね、自分も病気だと証言してもらうことにする。しかし、バーナデットとステイブラーの間には深いわだかまりがあり、感受性が豊かで羽目を外す母親をステイブラーは理解できなかった。バーナデットも息子が真面目で堅苦しい父親と同じ人生を歩んでいると批判する。結局ステイブラーは母親に双極性障害であると証言してもらえず、自らキャスリーンが盗んだネックレスを被害者宅に返しに行く。それは有罪を認めることになり、キャスリーンは刑務所に入ることになってしまう。オリビアはステイブラーが問題を一人で抱え込んでしまうと指摘するが、ステイブラーは他に方法がなかったと取り合わない。やむなくオリビアはバーナデットに会いに行き、力を貸して欲しいと頼む。バーナデットはステイブラーに内緒でキャスリーンに面会し、自分らしく自由に生きるために、自分は大きな代償を支払ったと説得する。祖母の訴えはキャスリーンの心に響き、裁判でキャスリーンは罪を認め、精神病院で治療を受ける事にする。ステイブラーの母親は存命だったのですね。父親とわかり合えなかったというような話は以前にもありましたが、今回精神的に不安定な行動(感情的に浮き沈みの差が激しい)をする母親と仕事ばかりの父親の間に入って、子供時代が辛かったのだろうなという事がよくわかりました。自分らしさを押し込めることができない人で、気分のおもむくままに危険な行動をしてしまう母親にステイブラーは愛されていないと感じ、バーナデットは「私はcrazyなのか?」と問う。どちらも一方的に言いたいことを言うばかりでわかり合うことができない。それをオリビアが上手く間に入って、取りなしてくれました。キャスリーンは祖母の性質を受け継いでいるのですね。傍目から見ると、一体どうしてしまったのか、というほどの彼女の暴走ぶりもそういう理由だったわけ。病気だと認識していたら、ステイブラーも娘に対して接する姿勢が変わっていたかも。そして、おばあちゃんは孫娘を愛しているからこそ、自分らしく生きるためにどれだけ大切なものを失ってきたかを話して聞かせる。してしまったことには責任が伴う。経験者だから言える事ですね。このシリーズでは珍しく、聞いていて泣けました。迫真の演技でした。そして娘に関しては、刑務所に入って良かったんだと思ってさじを投げた状態のステイブラーでしたが、オリビアがどれほど大きな存在だったのかと思い知らされました。エリオット、良かったねえ。(涙)しかし、シーズン10まできて、これほど家族ネタで盛り上がることができるとは。正に人間ドラマです。今週はグレイレック検事補はまともでしたね。(爆)
December 27, 2011
コメント(0)
『ダービーガールの死に様』ローラーダービー(ゲーム)というと、CSI:NYで取り上げられたので今更マイアミで取り上げてもインパクトに欠けるな、ネタ切れなんだろうかと思いながら見ていましたが、マイアミ流の味付けがされると、NYのエピソードは気にならなかったです。いつもように、チームワーク良く全員が活躍し、ストーリーも予想よりも良かったですね。女同士の肉弾戦、ガッツがぶつかり合うローラーダービーの試合中、気分が悪くなりロッカールームへ向かったConnie Briggsが何者かに殴られ、肋骨骨折による内出血で死亡しているのが見つかる。Tomは激しい試合でぶつかったのではない、ロッカールームで凶器で殴られたのだという。"Gentlemen, it's called BLUNT FORCE TRAUMA."「諸君、それをドンテキガイショウと呼ぶ。」それでオープニングですか、と笑ってしまいますが、マイアミだからOKなのです。「ローラーゲームて、70年代のラクウェル・ウェルチの映画で見たよ」というRyanと「彼女たちは超すげーぞ(badass)」と、やけに詳しそうなWalterが今回も笑わせてくれます。アキバのアイドル風だったNYのおねーちゃんたちに比べると、マイアミの彼女たちはど迫力ですね。「いつまで待たせンだよー」、「お前らが殺したんだろーが」とエキサイトしてファイトし始め、慌てて止めに入ったRyanがバコンと殴られてしまう。本当に美味しいところを持って行きますね~Connie BriggsとリンクでぶつかっていたOlivia Adlerはペナルティボックス(sin bin)に入っていたのでアリバイがあるという。「後でまた見ておくから」というRyanに彼女は「だよね。」と言って自分のお尻をペチンとして見せる。「それは専門じゃないよ。"That's not professional."」私はRyanが食われるのじゃないかと心配しました。(笑)イェイ!久しぶりのDaveです。Traversも短いシーンですが顔を見られたのが良かったです。チームメンバーが録画した試合の様子を見ながら、「sin binて何?」「聞かないでくれ。」ワイルド系のDaveでさえ、ローラーダービーのおねーちゃんたちの前では草食系に見えますね。試合中、リンクの外に飛び出してしばらく姿が見えなかったDeb Taylorは自分にとってConnieは「ダービー・ワイフ」だという。このスポーツに賭ける彼女たちの熱い気持ちが垣間見えたような感じです。Calleighが尋問していましたが、どうも後ろ姿はスタントダブルの人ぽいですね。もしかしたら、そろそろ産休に入るので彼女のシーンは先に撮影されていたかも知れません。Tomの検死でConnieの胃から催吐剤のトコンシロップ(Ipecac)が見つかった。彼女が吐いていたのはこれが原因かも知れない。しかも、マウスピースは彼女の口に微妙に合っていなかった。何者かがConnieにトコンシロップを塗ったマウスピースを着けさせ、ロッカールームへおびき寄せたらしい。すぐに、DNAからすり替えた犯人は相手チームのファンのVince Kesslerだと判る。VinceはリンクでのConnieはモンスターだと言うが、彼女のルームメイトのLucy Stricklandは試合でのConnieのラフプレイは芝居であって、普段はかわいい人だという。実際、チームメイトは皆Connieを愛していて、唯一、過去トラブルがあったというTara Wernerは、試合中にConnieとぶつかって脊髄を痛め、下半身麻痺になっているにも関わらず、試合の中のことで彼女はConnieのことを恨んでいないという。Horatioが信じられないという顔をしていたのが印象的です。それにしてもローラーダービーの選手は本当に、なんて優しい良い人たちなのでしょう。ただ、Taraの弟がVinceだと言うことが判り、しかも今でも姉がこうなったのもConnieのせいだと公言してはばからない。それでも、姉と一緒というアリバイはあるので逮捕できない。Taraはプロの目で、Connieの体に残っていた傷は、肘のプロテクターで付いたと教えてくれたため、CSIチームは全員のプロテクターを集めて傷と照合することになった。この時のNataliaの手伝いをしていたのは、またまた新顔のラボガールSara Clark。あれ、先週のRachelはもういないのか?とにかく、「あ゛ー!」「ふん!」とラボでも美女のハッスルする姿が見られて萌えシーンでした。(笑)Tomは内部出血の原因を調べるうちに、その素因となったローラーダービーを始める前の骨折を見つける。どうやら彼女はDV被害者だったらしい。骨の話になるとTomはBONESも顔負けですね。となると、「殺害犯と同じように虐待犯を探さなきゃ」というNataliaの台詞は重く感じられます。そしてLucyから、Connieの元彼でバイク野郎のJakeという名前を聞いて、一瞬あの潜入捜査官になったCalleighの元彼、Jakeがまた出てくるのか?と期待してしまいました。(爆)女性を殴る男と見ると、Hは許しません。「お前が何者か知っている。臆病者だ。」Jakeは逮捕され、家宅捜索をするとサンドバッグに肘のプロテクターによって付けられた跡が見つかった。でも、これはConnieが付けた物だという。しかも、ルームメイトだったLucyも同じローラーダービーのクィーンで2人で練習していたという。これにはCSIは騙されましたね。今でもその時のユニフォームや道具を持っているLucyは、肘のプロテクターから血液反応が出たために観念し、一緒にマイアミに出てきてローラーダービーを始めたConnieが、自分よりもダービーを大事にするようになって嫉妬するようになった。ロッカールームのConnieを訪ねて話をしようとしたが、冷たくあしらわれ、「あなたには激しさが足りないのよ。」と言われてカッとなってしまった。ただ、背中を殴っただけで殺す気はなかったでしょう。まさか古傷の骨の破片が命取りになるとは思わなかったでしょうね。この女優さん、とてもかわいい人でしたが、複雑な感情を上手く演じていましたね。マイアミらしいのは、ConnieのためにCSIチームや相手チームも見守る中、Debが追悼のスケーティングを捧げるラストですね。1話の間に感情移入してやはり、こういうウェットなところはマイアミならでは。ただ、Horatioはそれだけでは収まらなかった。ラスト、あれはバイクから落ちたせいで骨折したのだというJakeを部屋に閉じ込め、お前のDVのせいでConnieが死ぬことになった、とブラインドを閉めるHoratio。弁護士を要求しているというのに、また鉄拳制裁ですか?このシーンについては、嫌悪感を持った人が多かったです。私も見たくありません。せっかく良いエンディングだったのに、BBSでも、「これは私たちの知っているHoratioではない」と随分書かれていましたね。あるいは、WATのジャック・マローンと似てきたとも。以前、Hは小児性愛者にも同じような事をしたことがありましたが、今シーズンの流れからいうと、明らかにHはダークサイドに墜ちたと言っても過言ではない。彼は常に法の下の正義を守る人だった。Stetlerがいない今、Hの暴走を誰が止めることができるのか。もしかして、新たなIABが出現して、Hがピンチに陥る伏線なのか?このエピソードを監督したのは、マイアミではベテランのSam HillなのでHoratioのことを知らないとは思えません。今シーズン、Marisolを殺した男が脱獄し、再びシーズン5の時のような復讐の鬼となったHを描きたいのかも知れませんが、早く元のHに戻って欲しい。願ってやみません。
December 24, 2011
コメント(2)

マイク・フランクスの顔を見たかと思えばすぐにまたトバイアス・フォーネルの顔を見て、NCISは本当にギブスと一緒におじさまが活躍するドラマですね。(笑)それがまた、あらゆる世代に受ける理由かも知れません。白髪頭の2人がじゃれあう姿がとても愛らしいと思います。デンプシー役のAbby Brammellは格好良かったですね。CBS系のドラマにたくさん出ているようで、実力派という印象を受けました。海兵隊ヘザー・デンプシー軍曹の自宅に夜中に侵入者があり、射殺される。デンプシーは強盗犯だという。犯人は指紋をわざと削っているらしく、使われた銃も出所が判らないようにNo.が削ってあった。顔認識の犯罪者のデータでもヒットしない。デンプシー軍曹は爆弾処理班に所属し、危険な任務も積極的にこなすが、それが行きすぎにも見える。反戦団体から爆破予告のあった事件でも、自ら進んで処理して間一髪の危険に身をさらす。犯人を射殺後、911に連絡した音声をアビーが分析すると、事件時自宅には男性がいる事が判った。デンプシー軍曹は男の事で嘘を付いていて、マクギーが男性の携帯電話の発信記録から身柄を追う。ダッキーの検死では、犯人は55~60歳で15~20年前に肝臓移植の形跡があるという。デンプシーが自宅で密会していたのはFBIで登録されている携帯電話を持つ人間で、フォーネル特別捜査官に調べてもらったところ、犯罪捜査部門の次官のゲイリー・トーリンだという。フォーネルのレベルでは手が出せない高官だが、NCISでのデンプシーの尋問の様子を見て、自分は関係ないともみ消しを求める。デンプシーもセミナーで偶然トーリンと出会い、関係を持っただけで今回の強盗事件とは無関係だという。しかし、トニーは2人の取り合わせに疑問を持つ。射殺された男は肝臓移植の記録から、窃盗や暴行、殺人未遂などで犯罪歴のあるグローバー・リースと判る。刑期を務めた後、失踪しており、二度の未解決殺人事件でリースの指紋が見つかっていた。リースは強盗ではなく、暗殺者としてデンプシーの家に侵入したのだった。ギブスとフォーネルはトーリンが暗殺のターゲットで保護しなければならないと考える。トーリンとは連絡が取れず2人はトーリンの自宅に向かう。トーリンは妻に行き先を告げず、家を空けていた。休職願を出しているらしい。フォーネルがトーリンが関わった事件のファイルをNCISに持ち込み、フォーネルはあらゆる犯罪に関わっていた事が判る。リースが乗ってきたと思われる車がデンプシーの家の近くで見つかり、NCISで調べる。社内からデンプシーを撮影したカメラが見つかり、暗殺の対象はデンプシーだったと判る。デンプシーの居場所を探ると、リハビリ施設を訪ねていた事が判る。デンプシーの弟のジャドが入所しており、ジャドはボランティア活動中にドラッグディーラーの争いに巻き込まれ、脊髄を撃たれて車いす生活をしていた。ジャドを撃った犯人ジーン・アボットは仲間を売る取引に応じ、今は名前を変えて釈放されていた。その事件を担当していたのがトーリンだった。デンプシーは弟の敵を討つためにトーリンに近づき、アボットの今の名前と居場所を聞き出そうとしたのではないか。そして、殺し屋を雇ったのはアボットではないか。トーリンからNCISに連絡が入り、デンプシーに利用された事を認める。アボットの名前と居場所はデンプシーに話してしまったという。トーリンは自分の行動を反省し、すでに辞表を提出したという。アボットの住まいに急行したところ、デンプシーは納屋にアボットを監禁して体に爆弾を括りつけていた。ギブスはその場を利用して、アボットに殺し屋を雇ったかどうか尋ねる。アボットはデンプシーが身の回りを嗅ぎ回っている事を知り、正当防衛でリースを雇ったと答える。アボットの身に付けられていたのはダミーの爆弾で、その後アボットは殺人の共謀容疑で逮捕される。NCISの新人募集パンフレットを作るために、トニーをモデルに撮影をしていたが、最終的に表紙はギブスが飾る事になった。フォーネルとギブスの掛け合いが最高ですね。元妻と2時間過ごす羽目になった、俺の事は言っていたか、ここ数年お前の名前は出てこない。もう、この会話だけでも秀逸。これまでの経緯を知っているとなおさらです。そして、インド料理の店がダメだと知っているのに、クーポンがあるから激辛カレーを買ってきた、でもやっぱりだめだった。だから、罪滅ぼしに手作りパスタ料理を振る舞う事にした、おい、手を洗ったか?最高、最高。夫婦みたいな、空気みたいなこの関係!(爆)もう一つ、Bプロットのトニーの撮影ネタも良かったですね。極めつけはトニーの全身大写真(Cardboard Standup)!これがあったら、ファンなら絶対手に入れるはず。妄想の極みですね。もちろん、ギブスが表紙のパンフも手に入れられるなら手に入れたいです。(笑)弟思いのデンプシーは冴えないおじさんと寝てまで犯人の名前を手に入れるとは、本当に凄いですね。こういう人こそ、NCISにふさわしいのかも?ギブスにとっても英雄だということですから、エージェントを目指す諸君、ハードルは厳しいぞ。
December 23, 2011
コメント(0)

いつもながら重苦しいエピソードでしたね。ゲストのTeri Poloは「The West Wing」でサントス大統領候補の妻役だったのが印象に残っています。彼女と今回の「告白」を行ったエリック役のMarshall Allmanの苦しみに引き裂かれるような演技が本当に凄かった。ステイブラーはもしかして、この先しばらくお休みなのかしら。それとも、彼メインのエピソードの撮影があるのか。SVUに、義理の幼い弟に対して性衝動を抑えきれないという17歳のエリック・バイヤーズが現れる。エリックはとても苦しんでおり、まだ弟のコーリーに手を出してはいないというが、大量に酒を飲むなどして妄想を抑えようとしているという。母親に話すと嫌われるのが怖いというので、オリビアはエリックの母親ダナに話を聞く。コーリーは幼稚園でお医者さんごっこをしたというが、病院での検査ではレイプなどの被害は認められなかった。エリックの義理の父親のショーンは話を聞いて激怒する。ただ、コーリーに何かあった可能性もあるので、改めてエリックから話を聞くと、インターネットの小児性愛者のサイトの代表と交流があるという。そのサイトは「見るだけで触らない」というもので、服を着た子供の写真がアップされているが、違法性は問えない。主催者のベルリンは見るだけで自分の衝動を抑えているといい、サイトの登録者に対しては、そのルールを破った場合は報いを受ける事になるという。ベルリンはステイブラーに子供の写真を見せろという。やがて、コーリーがエリックに性的虐待をされたと認めたという知らせが入る。エリックは行方不明となって、家宅捜索したところコーリーの服に精・液が付着しているのが見つかる。専門家の面接にコーリーは人形に対して行為をほのめかすが、裁判で証言をするのは無理だという。身体的痕跡もなく、誰かに教えられてやっているように思われるという。グレイレック検事補はそれでも起訴したいと焦る。DNA検査でシャツの精・液は父親のショーンのものと判る。ショーンは夫婦仲が悪くなり自分でやったという。ベルリンのサイトでステイブラーの娘の写真がアップされたのが見つかり、ステイブラーは激怒してベルリンに削除するよう暴力を振るう。クレイゲンはベルリンの挑発に乗ってステイブラーが暴走した事を重く見て、休職の処分を下す。オリビアはエリックはコーリーにまだ手を出していないと考え、自宅から見つかった児童ポルノの所持で逮捕し、その後取引で誰も傷つけていないうちにエリックを矯正施設で治療するべきだと主張する。ダナはエリックが小児性愛者となった事で罪悪感を感じ、ショーンとの関係も最悪となっていた。オリビアとフィンはダナがエリックを匿っていると考え、ダナを尾行する。ダナはとある建物の中に入っていき、そこで血まみれのエリックを発見して泣き叫んでいるところを発見される。エリックは全身を18カ所も包丁で刺され、体内には折れた刃先が残るなど、激しい憎悪が感じられた。ダナはエリックに金を渡して追い出しており、昨夜エリックから家に戻りたいという伝言があったので、出頭させるために迎えに来たと認める。息子の事は愛しているが、死んでくれて良かったという。エリックは襲われている最中に911に通報していたが、バットのような木片によるソドミーの被害も受けていた。ショーンが伝言を聞いてエリックを殺したと考えるが、グレイレック検事補は証拠がなければ逮捕令状は取れないという。自宅からバットが見つかりショーンを逮捕して尋問すると、拷問したことは認めるが殺人は否定する。自宅からも殺害の証拠となる血痕は見つからなかったという。殺害現場ではエリック以外の血痕が見つかり、ベルリンのものと一致する。ベルリンのサイトにはエリックから、子供をレイプしたとの告白があり、ベルリンは被害者を突き止めようとして拒まれ刺したと認める。エリックは自分の行動を正当化し、衝動を抑えるのではなく実行に移すことであなたも開放されるとベルリンに告げたという。エリックが犯行に及んだ被害者を捜すため、マスコミに公開して情報を求めるが、今のところまだ被害者は名乗り出ていない。実の息子が実の息子に対して性的虐待をしたのではないかと疑うのは、母親としては言葉にならない苦しみでした。しかも、夫に拷問された上、惨殺されてしまうなんて。小児性愛者というのが「生まれつき(born this way)」で、ゲイと同じという論理は、母親が産んだ自分が悪いと思ってしまう事においては同じ苦しみかも知れません。ただ、同性愛には対等な立場であれば被害者がいませんからね。それに見るだけなら犯罪じゃないといっても、見られる方は恐ろしくてたまったものじゃない。ステイブラーの怒りは判ります。しかし、案の定怒りをコントロールすることができず、仲間にも相談せずに突っ走ってしまう。これはただ事ではないので、戻ってくる事ができるかどうか、という状況だと思います。出演者もシーズン10になって、そろそろ契約でもめるころでしょうね。エリックはあれだけ自分を抑えていたのに、結局犯行に走ってしまうなんてやるせない。ベルリンのような私的正義によって殺されたのは自業自得だとは言い難い。では仮にそれが被害者の親だったら?SVUらしく、救いもなく答えもないエピソードでした。新人検事補のグレイレックは一人浮いていて気持ちは焦るわ、警察との関係は悪いわで最悪ですね。まあ、こういうところから強力なパートナーシップを育てていくことになれば良いのですが。マンチが普通に捜査に加わるようになって良かったです。
December 20, 2011
コメント(0)

シーズンフィナーレ。今シーズンは中だるみというか、ちょっとマンネリな印象がありましたが、最後はさすがに迫力があって良かったです。マイケル格好いい!フィオナのマイケルLOVEにも胸キュン!マデリンもサムも、良いところを見せてくれました。ヴォーンはあらゆる組織に協力者を持ち、マイケルたちを監視する。マイケルは「名簿」を政府の要人クラスの頼れる人間に預けようと考える。サムは以前(Past and Future Tense)マデリンが接触した下院議員のカウリーの力を借りる事にする。「名簿」を誰にも手を出せない場所に隠そうとしたマイケルらだったが、ヴォーンの部隊が攻撃してジェシーが怪我をしてしまう。マイケル、フィオナ、ジェシーは工事中の無人のホテルに逃げ込み、ヴォーンの部隊に包囲される中脱出を計る。マイケルは屋上の衛星電話で警察を呼ぶ。警察はまもなく駆けつけるが、ヴォーンの仲間が警察組織にいて訓練の名の下に帰される。サムはカウリーにバレットの事件などを例にして信じさせ、政府の要人に「名簿」を渡したいと説明する。信じられないカウリーはFBIに連絡してしまい、身柄を保護されそうになったのでサムはカウリーを連れ出す。マイケルは手近な材料で爆弾を作って、誘き出したヴォーンの部隊を攻撃しようとする。しかし、ヴォーンがマデリンが人質にしてしまい、マイケルは自ら囮になってフィオナとジェシーを逃がす作戦に出る。マデリンはジェシーに名簿を渡すと、マイケルを見捨てられないとマイケルの後を追う。2人はヴォーンの手下と撃ち合い、弾も切れ、いよいよ爆弾で自爆を覚悟する。そこに、カウリーの伝手でサムが兵士を連れて救出に現れる。マイケルとフィオナ、ジェシーとマデリンは戦い抜き、ヴォーンは逮捕される。そこに「警察ではない」という男が現れ、マイケルを連れ去る。1週間連れ回された上マイケルがたどり着いたのは、ワシントンDCのビル。出迎えた男は「おかえり」とマイケルを引き入れる。冒頭のカーチェイスで走っている車から車に乗り移るのも凄かったですが、ヴォーンの傭兵と闘ったり、屋上からロープで下りたり、最後は銃弾が飛ぶ中を決死の突撃。マイケルは大活躍でしたね。そして、ここまでずっとマイケルの決断を批判し、思いとどまらせようとしてきたフィオナは、いざという時、マイケルが自分の命を犠牲にして正義を守ろうとするときには、やはり着いていきました。「彼と一緒に行けば最悪だということは、最初に出会ったときから判っていた」「最期まで一緒よ」何だかかんだ言っても、結局はマイケルを支え一緒でいたい、というフィオナがもうシッパーにはたまりませんなあ。(爆)これを見せられたらジェシーも言葉がないですね。後、マデリンが今回は本当に命を張ってマイケルを信じ「逃げて!」と叫んでいた、これも本当に良かった。「仲間に入らないか」「すでにチームがある」本当に最強のチームです。今回カウリーは良いところで活躍してくれました。しかし、ラストは意味深でしたね。ワシントンのあの場所(国会議事堂があってその向こうにワシントン記念塔が見える)は、政府の機関なのでしょうね。そしてマイケルは男を知っていて、「お帰り」ということなのだから、元の組織に人間と会う事になったということですよね。もちろん、それで終わったらシーズン5、シーズン6と続かない。(笑)次のシーズンが待ち望まれます。
December 19, 2011
コメント(2)
『落ちるときはIBW』ストーリーは実際にあった事件から取ったようですね。「ロー&オーダー」シリーズでは、こういうエピソードを良くしますが、CSIマイアミのスタッフの手にかかるとキャラクター間のやりとりが楽しくて、遊び心が一杯、萌えどころやツボが満載で、実に上手いですね。重要ではないfillerエピソードですがとても良かったと思います。車が消火栓にぶつかり水が噴き出した。Horatio以下、CSIボーイズは火事に続いて今度は水を止めに出動したのかと思いましたが、そこには銃で撃たれた被害者が2名いたのですね。Horatioは水によって証拠が洗い流されないように急いで現場を保護するよう指示し、自分は水栓を止めるため、レンチを手にする。Horatioがこういった力仕事をするのは珍しいですね~しかも、みんな水濡れ。(爆)「うーん」とうなり声を上げるHoratio。そんなに堅いのか?"Damn it !(くそ、ちくしょー!)"と言う言葉も聞き取れて、今シーズンのHoratioはいつもとは違います。凶器らしき銃が水に流されてしまうのを見たRyanがWalterに取ってくれと叫ぶも聞こえず。しかたなく頭からずぶ濡れになってスライディングし、結局取れなかったRyanが気の毒です。"The murder weapon went down the drain." "Down the drain."で、オープニングでした。意味のないHの台詞ですが、吹き替えなら「間に合わなかったか。」という感じでしょうか。(笑)とにかくこのシーンだけでもご飯が食べれるような、トリオの絡みでしたね。車を運転していた女性Rebecca Westは首を撃たれ、近射でこめかみを撃たれていたMarvin Hillは自殺ではないかという。でも、そうだと凶器があの排水溝に流れるのは変じゃないか?Nataliaが薬莢を見つけて、排水溝から見つかった25口径の銃との照合をCalleighが行う。まだ生まれていないのですね。(笑)彼女に銃のことを任せるのは久しぶりかも知れませんが、餅は餅屋です。でも、「Ryan、あまり言いたくないのだけど、臭うわよ。」って、そんな気の毒に~(汗)Ryanは消火栓の水「purple one」を浴びたために着替える。妊婦さんだから臭いに敏感だったのだろうか。(否)でも、Hは着替えていなかったぞ。きっと同じ服が何着もロッカーに入っているに違いない。(笑)消火栓の水は簡易浄化槽か何かの水でしょうか。Rebeccaの体内からは弾丸が見つかったが、Marvinの頭からは弾が見つからない。早速、電動のこぎりを手にするTom。今回はあり得ないような弾道の謎がいかにもCSIぽくて、興味深かったですね。死んだ2人の繋がりを調べる中で、MarvinのポケットからとてもSexyなTバックが出てきた。Marvinの奥さんは気の毒に、夫が自殺した可能性があると言われ、その上女性を殺したかも知れないし、浮気をしたかもしれないと散々でした。気の毒だったのはRebeccaの息子も同じで、母親を殺されたと悲壮な面持ちでデイド署にやってくる。父親はすでに亡くなっていて、自分がバスに乗り遅れたから母親が死んだと自分を責めている。かわいそうに。雰囲気がKyleに似ているなと思いましたが、さすがにHが気遣いますね。Tomに呼びつけられたWalterが茹で上がったMarvinの頭蓋骨を見て引くシーンは、マイアミでは新人の通過儀礼とも言うべきですね。(笑)この伝統はこれからも続くのでしょう。そしてTomはまたお手柄です。何と、1発で2人が殺された。しかも、射入口と射出口が同じだとは!まるでBONESでやるようなネタですね。Marvinが殺し屋のターゲットで、Rebeccaは偶然巻き込まれた被害者だった。しかも、Marvinは19歳のイケメン元海兵隊Seanを装って、若い子とチャットをして恋に落ちたという。最近流行のSNSでしょうか。またまた、Marvinの奥さんは気の毒です。チャット相手のAshley Chandlerとは初めて実際に会うことになっていた。彼女の父親が娘に近づこうとする中年男Marvinを殺したのではないか?HとEricが自宅に行くと、Ashleyはチャットはさせてもらっていないと言い、Tバックが誰の物か照合するためにDNAを取りたいと言うと、彼女の父親は「うちの娘はそんな子じゃない、触らせない。」とカンカンです。父親の手からは発射残渣が検出され、自宅で保管していた25口径がなくなっていた。しかしアリバイはあるという。この辺で、犯人の見当は付きました。(笑)Chandler家のPCのログを調べると、AshleyにはSean以外にもう一人Justinというチャット相手がいて、やはりAshleyにぞっこん、Seanなんか死んでしまえというほどの強い調子だった。このチャット用語というのが、今回のタイトル「F-T-F(Face to Face)」なのですね。Walterは甥っ子に教えてもらったというので詳しい。「CUL8TR」は「See you later」の略。とにかく、Walterは弾道の解析にチャット、Daveの代わりに画像処理と何でもできて大活躍でした。このチャットでJustinを駐車場呼び出したところ、ほいほいと若い男がやってきた。HがHummer以外の車に乗用車に乗っているのはちょっとドキッとしますね。"Patience, Brother."といきり立つEricを鎮めるわけですが、こういう時のHとEricは『相棒』状態で、やはり最近のHはCSIチーフのモードではありません。男が逃げ出すと、やっぱり思ったところにHがいました。(爆)"I'm stepping out my vehicle and didn't realized that was a crime." 「車を降りたら犯罪だった。」「話せ。」「他には?」男はJustinから頼まれたというが、人が見ていないと思ってHが脅すこと脅すこと。「よくやった。(Good Job)。」ああ、なんて憎たらしい言い方。このエピソードで光ったのは(そういう意味じゃなくて)、Frankですね。Justinを探すためにレンタカー会社に電話するシーンが最高。「ニューメキシコは外国じゃないんだよ。」Justinを引き留めるために、クレジットカード会社の社員にもなって良い芝居をしていました。「良い一日を」思わずニヤニヤしてしまいました。そして、また新ラボガール登場。Rachel Brooksと言って、Nataliaの事はアカデミーで習ったという。もう、彼女は伝説の人になったんですね。(笑)ちなみに、Traversはロマンチック・ウィークエンドで旅行中なのだって。「Traversには彼女がいるのね」という問いに、「彼女とだけというわけじゃなくて、他の誰かとも…」という言い方で、思わず「彼氏」を想像した人は多かったのでは?(笑)ともあれ、女性のラボ職員は最近少ないのでこの先定着するかどうか、気になりますね。鼻の良いNataliaはMarvinが被ったのと同じ水をJustinが被っていないかどうかを検査する。その結果、AshleyにつきまとうMarvinを撃ったことを認める。しかし、会ったこともないAshleyのために殺しまでとは。ソウルメイトなんだそうだ。「全部しゃべったら彼女に会わせてくれるのかな。FTFで。」このJustinもかなりのイケメンで、別にネット世界にこもらなくても、リア充だったんじゃない?という突っ込みもありました。Justinの部屋に銃を届けたのは、予想通りAshleyではなくてクーガー・ママでした。(爆)娘を装って恋心をときめかしていた相手は、加齢臭がにおいそうなMarvinがSeanを装っていたという、あり得ないようで案外ありそうな皮肉。FTFで事実を知ったMarvinが怒って付きまとうので、DianaはJustinを使って殺させたのでした。ラストのHは最高でしたね。「君にお客だよ」警察に戻るとHは上品なんだから。笑っちゃうオチでしたが、やっぱりネットは怖いなと思うエピソードでした。
December 17, 2011
コメント(2)

『悪夢の誘拐事件』第2話は気分も変えて新シーズンらしい雰囲気になりましたね。これがギブスにも変化をもたらすのかなと思っていますがどうでしょう。ベテランのWilliam DevaneとSam Andersonは本当にいろいろなドラマで見かけるおなじみの顔ですね。さすがに存在感がありました。クアンティコの基地内の小学校でガス漏れがあり、子供たちが意識を失って倒れる。空調システムに何者かがガスボンベを差し込んでいて、アビーがガスの成分を調べる。臨時教員のウォルター・カーマイケルのクラスにいたレベッカ・メイソンが行方不明になっている事が判明する。レベッカの両親はどちらも乗船任務中で、日常の世話は祖父のニコラスが引き受けておりギブスが話を聞く。母親が財産を相続したところで、金目当ての誘拐と思われるが、ニコラスは警察などを信じていないという。息子のニックから衛星電話がかかってきたところでギブスは席を外す。NCISでは大学生のインターン3名を1週間引き受ける事になった。アビーによるとガスの成分はこれまでに聞いた事もないもので、犯人は化学者で新しく合成したのではないか。レベッカの両親の船は無線遮断中で連絡が取れないことが判り、自宅待機しているはずのFBIも電話に出ない。先ほどニコラスにかかってきた電話を追跡すると、スカイプにキャッシュが残っており、犯人からの電話だった事が判る。犯人は金の受け渡し場所を指定していたためギブス等が現場に行くと、見知らぬ若い男が死んでいた。男は偽のIDで基地内に入り、履いていた靴がガスボンベに残された靴跡と一致した。レベッカ誘拐犯の一人と思われ、殺し屋だった。一方、ニコラスの経歴が偽装されていることが判り、政府にも何も記録が残っていなかった。やがてMTACにニコラスから衛星電話がかかってくる。男は正当防衛で殺したという。レベッカの救出にはNCISに邪魔されたくないといい、この先は手段を選ばないと告げる。ダッキーの検死の結果でも、男の攻撃をニコラスが見事にかわして正当防衛だったことが証明された。ニコラスは相当な訓練されたプロだと思われる。マクギーは殺された男の車にレベッカの姿を撮影したDVDを見つける。再生すると犯人から24時間以内に100ドルを用意するように電話がかかってくる。それだけでなく、誰かがその電話を盗・聴しており、その場所を絞り込めたため、ギブス等が急行する。トレーラーハウスの中には拷問され殺された男がいた。身元は不明で今回は正当防衛とは言えない。レベッカの両親とMTACで連絡が取れるが、レベッカの母親が相続したのは50万ドルで犯人が身代金をつり上げた理由がわからない。ニックはニコラスは謎めいた人生を送っており、自宅の金庫に秘密を隠していたという。ギブスは足りない金を証拠保管庫から借用することにする。ニコラスの金庫の中にはニコラス本人の情報はなかったが、国家機密に関わる情報があった。アビーはついに今回のガスが特許申請されていることを突き止め、NCISチームは申請者のティム・グレイストーンの調剤薬局に向かう。そこにはレベッカはいなかったがニコラスがおり逮捕する。NCISに拘束されたニコラスはついに秘密を語り始める。犯人は自分たちをもてあそんでいるという。レーガン政権の頃、ある作戦のためスパイ集団が結成され、そのメンバー8名が任務が終了した20年前には3名に減っていたという。3人は二度とチームメンバーに接触しないことになっていたが、ニコラスはレベッカを誘拐されたため、元のメンバーに力を借りようとした。トレーラーハウスで死んでいたのはニコラスのチームの通信要員で、使われたガスも、昔の作戦で使ったことがあるものだった。犯人はチームを探し出すためにレベッカを誘拐し、ニコラスが接触した元同僚を殺した。ニコラスはレベッカはもう殺されているのではないかという。アビーのインターンはニコラスの車に工作された跡を発見、犯人は爆破させ殺すつもりだったらしい。事前に証拠を調べることで犯人の指紋を見つけ出す。犯人は臨時教員のウォルター・カーマイケルで、ニコラスのチームで対諜報活動に当たっていたが、1987年に死亡したとされていた。NCISはカーマイケルの動機を推し量る。ダッキーはカーマイケルをプロファイルしてニコラスのチームで殺戮を繰り返した事を悔やみ、贖罪をしようとしているのではないかという。ギブスにカーマイケルから連絡が入り、ニコラスとレベッカを交換しろという。NCISは人質交換の場に向かい、カーマイケルを撃とうとしたニコラスをジヴァが狙撃する。満足したカーマイケルはギブスにレベッカの居場所を明かすが、全てはカーマイケルから情報を得るための芝居で、ニコラスは死ななかった。レベッカは無事両親と再会し、インターンのコンラッドはNCISの仕事に興味を持ち始める。もう、Sam Andersonですから最初から犯人としか思えなかったです。(笑)ラストも絶対血のりだと思った。同じくスパイのドラマ「バーン・ノーティス」ではよく使う手です。それにしても、このメイソンじいさん、凄く強かったですね。あのジヴァが吹っ飛んでいましたからね。引退した秘密工作員同士の因縁というのはおもしろい話でした。「俺のチームに入るか?」とギブスを認めたのが良かったですね。ちなみに、シミ・バレーに眠っている大統領というのはレーガン大統領の事らしいです。40カ国で50人を殺したというのは本当なのでしょうか。さてさて、インターン君たち、個性があって面白かったですね。ちょうどBONESのスクインターンを意識した感じで、ダッキーと同じスコットランド話で盛り上がる女の子や、アビーから首に鈴を付けられた子も良かった。「My number one」というのはスタートレックを知っている人なら判ります。『副長』ということですよね。NCISは海軍ですから。そして、始めはやる気まるでゼロだったマクギーの弟子、コンラッド・ズース君がやはり本命でした。顔も良かったし。(爆)ギブスにずけずけ言うところがポイントでしょうね。インターンなんて引き受けるはずがないのに、ギブス本人も変わって行くのだと実感しているようでしたし、子供の命を救うためには法も犯すと宣言した形になりました。マクギーがオーソドックスな指導の仕方をしていたのが印象的でしたね。やはり彼は真面目だ。シーズン始めなのでレベッカの両親が夏服だったのが「ああ、なるほど」と思わせました。(笑)パーマー君、気の毒だけれども良い味出して笑わせてくれましたね。
December 16, 2011
コメント(0)

新シーズン。ゲストに「ボストン・リーガル」などのJulie Bowen、そして古くは「ビバヒル」でおなじみのLuke Perryが出ていました。もちろん、ケイシー・ノヴァク検事補の後任も登場。子役の子の演技が本当にすごかったですね。7歳のクリストファーが無免許運転をして保護された。里親から逃げてきたといい、SVUは虐待があったのではないかと考える。クリストファーの言動は乱暴で、情緒に問題があるように見える。里親のノアとグウェン・サイバート夫妻によると、クリストファーは5歳の時に母親に捨てられて心に傷があるといい、かんしゃく持ちで手に負えない子供だったという。夫妻に虐待の形跡はなく、ノアは愛情を持って育てているというが、グウェンは仕事を辞めて子育てに専念しているうちに、疲れ果ててもうクリストファーを返したいという。しかし、クリストファーがグウェンに連れられて、安ホテルに行き裸にされるというので、フィンとステイブラーがホテルを訪れる。フィンは異動届が受け入れられず、未だにステイブラーに反感を持っている。閉鎖されたはずのホテルでは多くの新薬の被験者が集まり、治療を受けていた。クリストファーも実験台にされていたと見られ、新たに検事補として着任したキム・グレイレックが令状を取り、担当のドクターから話を聞く。クリストファーには多動性障害の薬が投薬されていて、グウェンが困り果ててノアに秘密で通っていたのだった。夫妻は大げんかを始めたが、結果的にクリストファーを引き取る。オリビアはクリストファーに連絡用の名刺を手渡す。クリストファーを夫妻に紹介した児童福祉局の担当者がオリビアにクリストファーのファイルを手渡す。それを見ていたオリビアは、クリストファーの母親はかつてレイプ被害者として事情聴取したことのあるケイトリン・ライアンだと知る。その犯人はまだ捕まっておらず、ケイトリンは事件後PTSDに悩まされ、息子を手放す事になったという。そして、そのきっかけとなったのも、レイプ被害者の集会でグウェンと出会った事で、何とグウェンも被害者だった。グウェンはノアとの結婚前に覆面をした男に襲われ、被害届を出したがいまだに犯人は捕まっていないという。クリストファーはケイトリンが自分を嫌って追い出す事になったのも、覆面の男が来るようになったからだという。オリビアは同じ犯人による連続レイプ事件だったと気づき、同様の未解決レイプ事件を探す。すると、シングルマザーばかりを狙った連続レイプ事件が3件あり、被害者のエミリーから話を聞く。エミリーはオンラインデートの相手と待ち合わせをして相手が現れないということがあり、その1週間後に被害にあったという。ケイトリンもまた同じ経験をしていた。もう一人の被害者ナタリーはオンラインデートをしていないけれども、彼女の勤める店にはノア・サイバートが商売で売っている服が置いてあり、被害者はノアと接点があった。SVUはノアに疑いの目を向け、3人の被害者に声の「面通し」を行うが証言は割れてしまい、決め手を欠く。しかし、警察でグウェンとノアに出会ったケイトリンは、ノアが犯人だと気づく。ケイトリンはクリストファーを取り戻したいと訴える。クリストファーも実の母親を慕っていた。ステイブラーはクリストファーにキスしたノアのDNAを採取、その結果グウェンの被害届の時に提出されていたサンプルとも一致し、ノアはグウェンをレイプした上で他人を装って慰め結婚したのだった。グレイレック検事補は司法取引で憎悪犯罪の最高刑で罪を認めさせたという。オリビアは4ヶ月前の潜入捜査(Undercover)で刑務所内でレイプされそうになったことが、今になってPTSDとなり苦しめられていた。これまでとは逆の立場となり、頭では判っているのに自分を責めてしまい、被害者の苦しみを実感することになった。オリビアはセラピーで助けを求める。ステイブラーはクレジットカードを盗まれたと盗難届を出し、自ら捜査していたがそれが自分の娘キャスリーンが借りただけだと知り腹を立てる。フィンの異動届は因縁のある人間が人事の責任者をしていて、止められていた事が判る。本当に最悪のスタートですね。特にオリビアの苦しみは本当に見ていて辛い。これまで多くの被害者たちに優しく接して、時には強く証言を求めたりしてサポートしてきましたが、未遂であってもレイプの被害がどれほど人を貶めるのか、こういう形で見せてくれました。ドラマとは言え、改めて犯罪の重さを考えさせられます。そしてオリビアの今後が心配ですね。どうせ、ステイブラーには何も言わないのでしょうね。彼も気づかないのでしょうし。フィンとステイブラーの問題は、前回いきなり持ち上がったので何だか無理っぽい感じがします。暴走するステイブラーはもうネタ扱いになっていますね。(笑)娘もこれ以上ないというくらいの不良少女ぶりで苦労させられるのでしょうが、あのまま一生その路線で行くとはとても思えない。突っ張りもエネルギーがいるでしょうから。とりあえず、娘とのいざこざは今シーズンも健在です。マンチが過去のドラマ「ホミサイド」まで遡って相方の名前を出したり、フィンにバーを経営しようと言っていたのが楽しみですね。「お前は俺から離れられないのさ」とやっと、フィン&マンチのコンビ復活でこればかりはうれしいです。(笑)新人キムは、これまでの美人検事補たちに比べると固いというか、無骨な感じで自ら「十字軍」と呼ばれているらしい。まあ、彼女もこれからですね。前任者が長かったので溶け込むには時間がかかるかも知れません。
December 15, 2011
コメント(0)

いよいよ、次のエピソードでシーズンフィナーレとなりますね。BNは完全にパターン化してしまったようで、この時期になるとこの人がゲストに出る、という感じです。ネタはたった一つ、マイケルを首にした奴らは誰か、どうやって仕事を取り戻すか、これでシーズン6まで続くって、大丈夫かなあとちょっと心配になります。しかも、マイケルは今や庶民を守る「正義の人」になっていますからね。もし元の仕事に戻っても、暗殺だとかダークな仕事を引き受ける事ができるのでしょうか。マイケルはテイラー・ブレネンから呼び出される。マイケルは友人を殺されて感情的になっているジェシーを外す。マーヴから名簿を手に入れる事ができ、マイケルに感謝しているという。ブレネンは名簿に載っているメンバーを脅して金を取るつもりで、マイケルには自分を首にした奴らを殺して恨みを晴らせと命じる。マイケルが断ると、マーヴに過去の事件との関わりについて聴取された音声ファイルがあり、それをヴォーンに手渡すという。そうなればヴォーンはマイケルと友人家族を皆殺しにするだろう。ブレネンは助っ人として元コンビを組んでいたラリーを呼び、裁判所のデータからFBI職員名簿の実名を調べさせる。1人目はIMF理事のアルバート・マチャド。マイケルはまず自宅の偵察を行う。ブレネンは自分を尾行するなと慎重なので、サムはラリーの携帯電話からブレネンの足どりを掴もうとする。ブレネンはマチャドの暗殺を他の殺人犯のしわざと見せかけるよう細工を命じる。マイケルはあくまで殺さず拉致して金を奪う方が得だと主張する。ブレネンが特殊な機械でIPアドレスを書き換えている事を知り、フィオナはその装置を売る店に押し入る。ブレネンは指紋認証の金庫も併せて購入しており、そこにマーヴの音声ファイルが保管している可能性がある。ジェシーは金庫から音声ファイルそのものを奪おうと主張する。マチャドは過剰な警備を自宅に配置していたが、マイケルとラリーは隙を見て忍び込み、まんまと身柄を捕らえる。しかし、ラリーがあっさりマチャドを殺してしまう。ラリーはあの復讐の念に燃えていた君はどこへ行ったと問う。マイケルは自分は変わったのだとラリーと激しく対立し、ブレネンを外そうということで意見が一致する。ブレネンにマチャド殺害の報告に戻った2人だが、ラリーはブレネンを刺して殺してしまう。ラリーは名簿のメンバーを一人一人潰して、ヴォーンの勢力を叩く事が出来ると言い、ヴォーンと闘うためにサムやフィオナを避難させろというので、マイケルはフィオナに緊急事態を知らせる。フィオナとジェシーはラリーよりも先に、音声ファイルをブレネンの金庫ごと盗む。先を越された事を知ったラリーは、マイケルに銃を向ける。その時、サムがラリーを狙っていた。マイケルは自分には命を捧げるものがあり、ここで死んでも犬死にではないと言い、去っていく。マイケルはついに自分を首にした奴らの名簿を政府に預け、ヴォーン一味と闘う覚悟を決める。前回のラリー登場エピソード(Enemies Closer)を思いだしても、かなり内容が薄くなっていますよね。ラリーはマイケルをダークサイドに誘う過去の亡霊なのでしょうね。ここまできても、マイケルの変化を理解していないとは、本当に鈍すぎる。ブレネンはまたまた簡単に殺されてしまいましたね。きら星のごとく、素敵なおじさんがゲストで出てくるのに、あっという間に消えていくので本当に残念です。一方、マデリンはますますファミリービジネスの元締めのような存在感を増し、マーヴの家族に声をかけるべきかどうかで悩むジェシーの代わりにマーヴの死を知らせたという。本当にナイスフォロー。サムも老いぼれ呼ばわりされても、最後は格好いいところを見せてくれました。ヴォーンとの闘いで、地獄の扉が開かれた、というのはスパナチュを思い起こして笑ってしまいました。
December 12, 2011
コメント(2)
『億万長者と出会うには』今回もまた、マイアミ「らしい」設定、突っ込みどころ満載で、ちょっと目新しさに欠けていましたね。どうせfiller episodeだなと気を抜いて見ていましたが、後半はこれまでにない展開にちょっとドキドキしました。とにかくRyanが良かったです。(*^_^*)コーラル・ゲーブルズのリッチな邸宅で、イケメンなMatthewがプールに入ろうとしている。そのプールには何とアリゲーターが?!その後の展開は目に見えていますが、Matthewも何で気がつかないのでしょうね。コメディじゃないんだからと、突っ込みつつ、電話中だったAbbyが「彼が誰かに襲われている」と警察に通報し、やっぱり一番に到着するのがHoratioです。(爆)RyanとHが銃を構えて緊張した表情で「くせ者」を追うと、そこに肉を撒いてアリゲーターを呼び寄せた跡がある。そういえば、Ryanが初登場したエピソードでは、Ryanが弁当でワニを追いやっていたなと思い出しました。そして草陰から飛び出したアリゲーターを電光石火で撃ち殺したのはやっぱりHでした。"Welcome to South Florida."運河から庭にワニが入ってくるなんて、マイアミは油断も隙もありません。Hはギャングからワニ・サメまで常に命を張っているわけですね。Matthewは28歳で仕事を辞めて優雅に暮らしていて、故意に命を奪われたらしい。今回もまたバラバラ死体を目の前にしたTomがうれしくてたまらないみたいです。今回は検死にワニの解剖にと本当に大活躍。(笑)彼は本当に新チームの宝ですね。エバーグレイズのアリゲーター・パトロールの話なども、シーズン1であったっけ。Matthewに電話をかけまくっていたAbbyによると、2人はお見合いサービス(match making service)で出会ったという。Walterは彼女の言うことを信じず、完全にバカにしています。とにかく、まじめにおつきあいして本当に決めるまで90日間はSEXもなし。そのお見合いサービスを主催するTandy King女史によると、Matthewのような金持ちと美女を結びつける仕事をしているという。そのMatthewはすでに誰かを決めてプロポーズするつもりだった。ということで、Matthewとの玉の輿を狙う候補者たちがMatthewを恨んで肉を撒いたかどうか確かめるが、彼女たちではない。さすがに美女ばかりでさっきまでバカにしていたWalterが「俺もお見合いサービスに入ろうかな」と笑わせます。NataliaはTandyからメイクの手直しなしとお墨付きをもらいながらも、「あなたの商売がどうなろうとこっちは関係ないわ。」と威勢がよい。そして、一人だけ連絡が取れないKateがMatthewと禁止されているはずのSEXをしていたことがわかる。FrankとHがKateを追って「招待客のみ」というパーティに出向くと、主催者のPaul Nicholsが自分もmatch makerでKateは「うちの子」だという。このNichols役のPeter Wingfieldはついこの間まで「Caprica」に出演していて、とても怪しい役だったので、今回も怪しさがぷんぷん匂います。名刺を渡されたHは目の前でさっさと握りつぶす。さすが、女性を食い物にする輩は許さない?(爆)MatthewとはもうこれっきりとSEXをしただけだというが、Nicholsが介入して話をさせないのでHとしては、非常に機嫌が悪い。Hをここまで平然と怒らせるのは大したものですね。正に好敵手という感じ。Tomがワニの腹からMatthewの左手を見つけるのですが、その手が大やけどをして包帯をしていたなんて、最初のシーンではなかったぞ!(爆)1シーンだけでしたが、Calleighがこの火傷の原因となるパイプについて言及していたのが秀逸。Nataliaとこれは何だろうとしゃべっていると、いきなり入ってきたFrankが「これはバイクのマフラーだ」という。確かに、Kateを探しに行ったパーティ会場でバイクは映っていましたが、彼もH並の神通力ですね。(笑)Matthewは無理矢理マフラーを握らされたと考えたHは、Nicholsの用心棒を逮捕する。「拷問だって?証明してみろ」というNicholsに、Hは"It's what we do. And guess what ? You're the next."と、憎たらしさ全開でした。そのイライラをぶつけるがごとく、HとEricの義兄弟コンビは今度は用心棒に「弁護士を着けるだって?それはボスを守るためだよ。権利を行使したらだめだ。」とStetlerなきあと、もう止める人はいないのか傍若無人です。Nicholsの正体を暴こうとしたにも関わらず、用心棒は保釈されてしまい打つ手がなくなったかと思いましたが、Hはあるアイディアを実行することに。何と、Ryanが相手を探す金持ちとしてお見合い会場に潜入?!確かにシーズン8よりJTはぐっとスリムになりましたし、ぱりっとした格好をしてセレブを装うと本当にSEXYで格好いい。何で今までこういう仕事がなかったのかと思います。これからはこのキャラで行け~女性たちのなめるような視線を振り払い(爆)、先ほどのKateにアタックするRyan。NicholsはKateにすぐにRyanと個室へ行くように命じる。KateはいきなりRyanにキスして服を脱ぎ始める!いや~こんなRyan初めて見ました。Hへの30分ごとの連絡がなければ、その先も行っちゃったかも?Nicholsに売春させられていると察したRyanはKateに金を渡す。まさか、自分の財布から出している訳じゃないですよね。そしてその隙に情報を探ろうとするが、あっさりとNicholsの手下にやられてしまいました。(爆)もうちょっと、スリルを楽しませてもらいたかったですが、連絡がないとしてHとEricが水攻めされているRyanを救いに入る。しかし、2人ともどこから入ったんだよ!しかも、手下が銃に手を伸ばしたからといって、Ericが手下を撃ち殺してしまいました。一体もう、今シーズンはどうなっているんだ。だが、Ryanの決死の潜入が功を奏し、Nicholsが売春で稼いだ金を隠した金庫を見つける事ができた。"Arrest this son of a bitch"ああ、Horatioがこんな下品な言葉を使うなんて。本当に今シーズンのHは一線を越えてしまいましたね。そして、逮捕されたことでKateはついにHoratioに真実を打ち明ける。実はMatthewとKateは本当に愛し合っていた。結婚させて欲しいというMatthewに、Nicholsは手を引かなければ彼女を殺すと脅した。金持ちだと思われたMatthewは、実は会社の人間が金を持ち逃げして破産していたのだった。彼女にはHは"If Paul did this, justice will be served."と、良い格好を見せますね。(笑)しかし、Matthewを殺した真犯人はPaulではなく、またもやTomのお手柄で見つかる。ワニの口の中から見つかった紙には、Matthewが破産したために小切手が不渡りとなりお見合いサービスのTandyも被害を被っていた(Non Sufficient Funds)ことが書かれていた。NataliaはTandyがアリゲーターのために門を開ける方法を知っていたという。とにかくいつもと違うHは、Tandyのオフィスで勝手に座り込み、しかも、テーブルの上に足とはお行儀が悪いな~HとNataliaは何やらのぞき込んでこそこそとしゃべっていましたが、これは、DavidとEvaが内輪の話で盛り上がっていたのでしょうね。TandyもPaulも逮捕されて、Kateも売春で逮捕されるが、検察はPaulに不利な証言をすればKateの保釈はあるという。Paulは何でもできるから、と恐れるKateに「私もできる(So am I)」というH。ほら、Hはあなたのハグを待っていますよ。(笑)終わってみればRyanではなく、やはりHoratioがか弱き女性を助けていました。ワンパターンですが、でもよく見るとキャラ同志の楽しい会話があってそれなりに楽しめましたね。
December 11, 2011
コメント(2)

『決着』とても気になるところで終わり、待ち望まれた新シーズンがすぐに見られる事になりました。今シーズンはFOXの宣伝を聞いていると、大変な事になりそうですね。今から楽しみ。前話の続き…突然店に現れたパロマ・レイノサに危険を感じたジャクソンはショットガンで応戦する。パロマは店から出ると、連れの部下にマシンガンで店の外から銃撃する。パロマが店の中に入ったとき、ジャクソンの姿はなかった。4ヶ月後、ジャクソンはギブスの自宅に保護されていた。地下室に逃げて助かったのだった。そろそろ自分の店に戻りたいというジャクソンにギブスはまだだめだという。メキシコでリヴェラを尾行していたマイクが銃撃戦に巻き込まれた情報が入ってきた。生死の程は判らない。NCISはパロマの行方を追っていた。ウェストバージニアで緊急信号を発したヘリコプターが不時着し、パイロットと乗客らしい男が射殺されているのが見つかる。乗客名簿もフライトプランもなかったが、キャビンを撮影した監視ビデオにはパロマが写っていた。ヘリコプターは北に向かっており、カナダ国境で捜査中のマクギーによると、メキシコから麻薬が持ち込まれという。どうやらレイノサ・カルテルが密輸に関連しているらしい。ダッキーはヘリコプターの乗客エステバン・ロペスの遺体を調べて、虫さされの痕が多い事からこの4ヶ月の滞在地が判るかも知れないという。マイアミから帰還したジヴァも、メキシコからレイノサ・カルテルが密輸したと思われる麻薬が見つかったという。リヴェラもマイアミを訪問していた。アビーは胃の内容物を分析して、パロマたちが海岸沿いに南から北へ移動しているという。どうやら、パロマはメキシコからアメリカを経てカナダに至る麻薬の密輸ルートを確立しているところらしい。ギブスの自宅に行方の判らなかったマイク・フランクスが現れる。銃撃で怪我をしたが、ラパス南部の修道院に身を寄せていたらしい。マイクはギブスがやっかいな家族に関わってしまったという。麻薬の中継点と思われる店でまた襲撃があり、密売人が殺された。パロマらしい女が目撃されているという。マイクもジャクソンもいずれパロマがギブスの自宅に来るのは間違いないという。ヴァンス局長もセーフハウスに移動して2人を保護するように言うが、ギブスは断る。NCISにアレハンドロ・リヴェラが現れ、ヴァンス局長に取引を持ちかける。アメリカ国内でドラッグルートを造るために殺しをしているパロマを止める情報を与える替わりに、彼女を引き渡しメキシコで裁判を受けさせて欲しいという。自由にアメリカから出国できたはずだとして、ヴァンス局長は適当にあしらう。リヴェラは局長のオフィスに盗・聴器をしかける。アビーを見かけたリヴェラは父親を殺した事件のレポートを提出して欲しいという。アビーはすでに送っているといい、ハート弁護士は国外にいて連絡が付かない。リヴェラはアビーにも脅迫めいた事を言うので、さらに護衛が強められる。しかし、ダッキーやアビーの車にメキシコの「死者の日」の人形が入れられており、ギブスにパロマから電話がかかってきた。すぐさま逆探知してギブスの自宅の側から電話をかけた事が判ったため、ギブスは自宅に急行する。警備に付いていた捜査官は1人が殺され、1人は怪我をした。幸いジャクソンもマイクも地下室にいて無事だったが、室内には同じように「死者の日」人形が置いてあった。ギブスとヴァンス局長はリヴェラを追うが、リヴェラは何も知らないとしらを切る。弱り切ったギブスはジャクソンに手を貸して欲しいと頼む。親子はチャーチ・クリークのセーフハウスへ釣りに出かけることになり、マクギーはリヴェラの携帯電話の追跡を開始する。ヴァンス局長はリヴェラを呼びつけ、妥協を申し出る。その話の途中にトニーがメモを渡しに来るとヴァンス局長は部屋の外に出る。リヴェラはそのメモを盗み見て「パロマが殺された」と知り、すぐに電話をかける。マクギーはその通信を妨害したため、リヴェラはチャーチ・クリークのセーフハウスへと向かう。室内に人が動く様子が見え、リヴェラはマシンガンを撃ち込む。そこに張り込んでいたNCISがリヴェラを逮捕する。室内ではギブス親子を殺すためにパロマがいて、弟の銃に撃たれていた。ヴァンス局長はマイクに義理の娘と孫がかくまわれている場所に行くよう、チケットを渡す。ギブスはジャクソンと実家に戻り、店の修復を手伝う。ギブスに関するアビーのレポートはヴァンス局長の手によって、倉庫にしまわれてしまう。ジヴァの父ダヴィード局長からヴァンス局長「彼を見つけた」というメールが届く。とりあえず、ジャクソンとフランクスが無事だったのが良かったですね。ギブスとパパ・ギブスが久しぶりに親子の時間を持ったのも良かった。一人で店を切り盛りしているパパとしては、危険に対応する力はありますよね。いきなりショットガンというのも、田舎風だったし、「息子の方がワシに似ているんじゃい」というのも素敵でした。フランクスもタフですよね。そして、ヴァンスが彼を認めてサポートしたのが珍しいと感じました。何せ、今回はヴァンス局長のリーダーシップが目立ちましたね。リヴェラにも駆け引きをするし、ギブス親子を心配するし、しかも最後はあのレポートを闇に葬る訳ですから。さすが、ヘティの上司たる政治的手腕ですね。そして、気になるのがジヴァの父親と連絡を取り何かを頼んでいたこと。見つけた「彼」とは誰の事なのか、これはシーズン8のテーマとなるのでしょうね。もう一つ、またまたトニーのパパから良からぬ連絡が入っている?ちなみに、ロバート・ワグナーは亡き妻ナタリー・ウッドの死亡で新証言が出て、捜査が再開されるというので、この先の出演が気になるところです。ところで、せっかくタイトルが「クモとハエ」になっているので、意味を考えたいところです。「Don't look forward to the day you stop suffering, because when you do, you'll know you're dead」テネシー・ウィリアムズの有名な言葉を引用したパロマは、最後にMary Howittの「The Spider and the Fly」の冒頭を口にした。「'Will you walk into my parlor?' said the Spider to the Fly."」クモが仕掛けた罠にまんまとハエが引っかかって、二度と後戻りできないという訓話ですが、パロマは何が言いたかったのでしょうね。妻を殺されたギブスがパロマの父親を殺し、復讐を誓ったパロマが弟から殺される。ギブスにとってこの姉弟は悪であり、一家を破滅させても後悔はみじんもないのでしょうが、あまり良い終わり方ではなかったと思います。
December 9, 2011
コメント(2)

シーズンフィナーレ。でも、すぐにシーズン10が始まります。SVUについては本当に、休む間もなくずっと放送して本国放送とのタイムラグが小さくなってきました。ということは、ベンソン&ステイブラーコンビとも遠くない未来にお別れということですね。今シーズンは豪華ゲストも多かったけれど、エピソードによってばらつきが大きかったしそろそろ終わりが近づいてきているような気がしました。ゲストに「The Wire」や最近では「BONES」で顔を見せているDeirdre Lovejoyがこれで3回目の出演。彼女はCIにも出ているので、珍しくはないですね。チェスター・レイク刑事が駐車場で警官と撃ち合いをしたという知らせが入り、クレイゲンがSVUで捜査をするという。レイクはブルックリン時代に同僚だったクラリック刑事を撃ち殺しており、自身も怪我をしていた。48時間以内はレイクに尋問することはできず、レイク自身も相棒のフィンにさえ何も語ろうとしない。科学捜査班は撃ち合いの行われた現場の3Dスキャンを行い、弾道などを調べる。検死ではレイクの弾が5発当たっており、そのうち3発は後ろから当たっていた。手が出せない状態のSVUはレイクが毎月同じ時期にフィラデルフィアに連絡を取っていた事を知る。10年前にレイクが担当した未解決の少女レイプ殺人事件について、最初に現場に駆けつけたクラリックに再聴取する予定だったという。レイクが接触していたのは、フィラデルフィアの犯罪学者ペン・フィールディングだった。フィールディングは「ビドック」という団体と共に未解決事件を解決に導くため毎月公聴会を開いていて、警察は「ビドック」を煙たがっていた。やがてレイクは病室から姿を消し、担当はSVUからFAT(逃亡者逮捕部隊)へと引き継がれる事になった。レイクの命が危ない。ステイブラーはフィンがわざとレイクを逃がしたのではないかと疑い、2人は対立する。SVUは独自にアリッサ・ヘルナンデスのレイプ殺人事件を調べ始める。アリッサを最後に見たのは同級生のセシリア・クルーズで、証言があいまいだったという。犯人はコンドームを使い、通報を受けて最初に駆けつけたのがクラリックで、レイクはクラリックと会う前、公衆電話から着信があった。当時の証拠品は保管中に汚染されて、クラリックとレイクが貸し出ししていたという。レイクの相棒だったメドースに話を聞くと、セシリアはその後行方をくらましていて、事件当時は痣があったという。彼女もレイプされて口止めされていたのではないか。アリッサの父親はレイクから電話があったことを認める。セシリアの居場所を知っていたのでそちらに向かうと、尋ねてきたレイクが血を流しているのを見て、セシリアはレイクを病院に連れて行ったという。こうなるとレイクは人質を取って逃亡している状態となってしまう。現場の3Dスキャンによると、現場には第3の射手がいたことが判る。使われたのは警察仕様の銃弾ばかりだった。ステイブラーとオリビアはクラリックの未亡人に会いに行くが、そこにはFATのジェンセン、クレイン、同僚のフォースターがいた。ジェンセンは頑なな態度を取り2人を追い出す。SVUはクラリックの人間関係を探る事にする。ジェンセンもクレインもクラリックとは長いつきあいがあった。証拠品を調べ直すと、アリッサの爪の間からクラリックのDNAが見つかった。レイクの目撃情報があり、FATが包囲する中フィンが中に入っていく。レイクは捨て鉢な態度でフィンに銃を向け、殺されても構わないという。フィンの説得に、レイクは「真相を教える」とジェンセンに呼び出され急に撃たれたという。暗闇で第3の射手の顔は見ていないが、一緒にいたセシリアはもう一人のレイプ犯の顔は判るという。裁判でも証言するというので、レイクは投降する事になったが、狙撃手のジェンセンがレイクを狙っており、間一髪ステイブラーが狙撃を止める。クレインは警官として過剰攻撃や性的虐待などで問題になっていたという。10年前のレイプ殺人事件で証言をしたセシリアは、アリッサと下校中に喧嘩をしていたら2人組の警官に仲裁され、家まで送ってあげようと車に乗せられたという。その2人が自分たちを襲い、抵抗したアリッサは黙らせようとして殺されてしまった。セシリアは黙っていると約束をし、隙を見て逃げたという。しかし、弁護側はセシリアが不法移民で、証言と引き替えに検察から見返りを得るのだろうと攻撃する。検出された精・液サンプルは不完全で部分的にしかクレインと一致していないのでワーナー検死医は証拠には使えないという。ケイシーは偽証して欲しいと頼んで断られる。裁判ではレイクが証言し、クラックが精・液サンプルを持ち出そうとしていたことを知り、クラリックと口論になり2人は撃たれたという。そして、射手は確かにクレインだと証言する。弁護側は検察が不十分なサンプルだと知って証拠を提出し、報告書を隠し、また信頼できない証人を使ったと責める。さらに、フィールディングを証人として呼び、DNA検査についての証言と過去の論文との矛盾を突く。評決は割れ、多数決でクレインは無罪となる。アリッサは移民局に身柄を拘束され、レイクはクレイゲンに異動願いを提出した後姿を消す。フィンはステイブラーの思い込みの強さを批判する。ケイシーが提出した再起訴は却下されただけでなく、ケイシーは法律家として違法行為をしたとして、上司から停職処分となる。そして、レイクはクレインを射殺してまた逮捕されるのだった。最後はこれでもかというくらいのチームバラバラで、まさに降板させるための展開でしたね。ただ、ノヴァク検事補についてはかなり長くなってきましたし、本家の女性検事補さんたちのことを思うと、そろそろ交代しても良いかなという感じです。ちなみに、シーズン10からはあの人がカムバック?レイクはマンチの体調が悪そうな間に、フィンの良い相棒として印象が良かっただけに、こういう終わり方はout of characterだと思いました。ただ、最近マンチの出番が増えてきましたから、もしかしたらそういう役割だったのかも。警察の中に犯人がいて、内部で闘わなくてはならないというのはあまり気分の良いものではないですね。しかも、銃を向け合うなんて。裁判で残念な結果に終わっても、それがシステムだから仕方ないという風な余韻を持たせていたシリーズだったので、警察官が恨みを果たして終わるというのは本当に残念。ただ、クリフハンガーぽい気分にはなりました。次週からは、どういう風に変化するのか楽しみでもあります。
December 8, 2011
コメント(0)

シーズンフィナーレ。これもまた永久保存版だ。ヒュー・ローリーの演技はすごい、という程度では表しきれない。ハートをわしづかみされて、泣けて、最後まで引きつけられました。感情のうねりはエンドレスのジェットコースターに揺られているみたい。グレゴリー・ハウスは確かに変わって来ています。大型クレーンが倒れる事故があり、ハウスもカディも現場に向かう事になった。ハウスはカディがルーカスと同棲するために家を買うと聞いて、例のカディの曾祖父の医学書をプレゼントする。カディは微妙な表情を見せる。現場は大がかりな救出活動が行われていたが、クレーンの運転士は命は無事で、居眠りをして事故になったという。カフェインを飲んでいたが効かなかったというので、ハウスは興味深い症例だとして病院に連れ帰ることにする。しかし、カディの要請で現場に残る。ハウスはがれきの下に生存者ハンナがいるのを見つける。足を挟まれており、助けを呼びに行き、先ほどのカディのあいまいな態度について質問する。カディはルーカスと昨夜婚約したばかりで、ハウスに知られていたのかと思って動揺したという。No.13は理学療養をしていたと言って遅刻してくる。しかしタウブは何かがあったと気づく。ハウスは脳に原因があるとみてMRI検査を命じるが、異常はなかった。だが、患者は鼻と目から血を流し始める。ハウスは引き続きハンナの様子を見ながら患者に静脈洞血栓症があるかどうか調べるように命じる。現場ではハンナの足を切断するかどうかの判断を求められるが、ハウスは切断しないで助けろと主張する。ハンナはハウスを頼って側にいて欲しいと頼む。圧力ジャッキが届き梁を持ち上げるが、梁が折れてハウスも怪我をする。ハンナの状況は更に悪くなり、足の切断を巡ってハウスとカディは激しく対立する。カディは自分の事が原因となり、ハウスが意固地になって切断を拒んでいると責める。みんな前に進んでいる。あの時、自分の意見を通して足を残したあなたは一体今何が残っているのかと言われて、ハウスはハンナに切断するよう説得する。切断手術はハウスが担当し、ハンナの夫が駆けつける。運転士は静脈には異常がなかったが、発熱が始まり、警察官の事情聴取中に昏睡状態となる。ハウスはストレスにより血圧の急上昇があったとして、最初はカフェインによりそれが引き起こされたとみる。脊髄下部のくも膜嚢胞が長い時間座りっぱなしで髄液圧が上がり意識不明を引き起こしたと考える。救急搬送中のハンナが急に呼吸困難になる。ハウスは切断が遅れて血栓ができたと考えるが、抗凝固剤が効かず、切断による脂肪塞栓症でハンナは死亡する。激しく落ち込むハウスにフォアマンは何をやってもハンナは救えなかったとなだめるが、ハウスは頑なにはねつける。No.13はハウスに休職願を提出する。自宅に戻ったハウスは隠し持っていたヴァイコディンに手を出そうとする。そこにカディが現れ、ルーカスとは別れたと告げる。自分も実は前に進む事ができなくて、ハウスの事を考えていたという。俺は世界最低の男だというハウスに、先の事は判らないがカディは愛しているという。2人はキスし、ハウスはこれもまた幻覚かと手に持っていた錠剤を投げ捨てる。ああ、ああ、これがどうか幻覚でありませんように。(泣)今回はまるでERのスペシャルエピソードのように、いつもとは違う設定の中でした。ビジュアル的にも迫力があって、ハウスもよくあんな崩れ落ちそうな隙間に入っていくものだとハラハラしました。シーズン4のフィナーレも交通事故でしたが、あの時とはスケールが違う。病気の診断は一応ありましたが、メインは被害者の足の切断を巡って、ハウス本人の過去の判断をもう一度取り上げてハウスの人生を振り返るという正に「ハウス」のドラマでした。カディの言葉は本当にきつかった。足を残したからハウスは痛みから逃れられなくなって、痛み止めが効かなくなって最後はヴァイコディン依存症になった。ウィルソンもカディもハウスをずっと心配し、力になろうとしてきたが、ハウスはますます偏屈で人を信じない人間になっていった。友人たちはハウスに傷つけられ、何度も愛想を尽かされた。さすがにあそこまで言われたら、腹も立つだろうに。でも、これから足を失うというハンナに「君には愛する人がいる。たかが足だ。」という事ができるようになった。「俺はこの通り、たった一人だ」もう聞いていて切なかったです。そして、切断は自分がするという。事故現場でも終始冷静なハウスが頼もしくも見え、またハンナの悲しみも判る事からどれだけ辛いだろうと思うと、もう涙が出て出て。それでも、結果は残酷でしたね。全力を尽くしても、報われない事がある。いつものハウスなら乗り越えられる事例だったのかも知れないが、ハンナを救えなかったという事は、どちらにしても自分もやはり救われないのだということですね。あれだけがんばってセラピーで自分を見つめ、幸せになるため自分を変えようとしてきたハウスが、折れてしまって最後のヴァイコディンに手をかけた。やっぱり、残していたのですね。飲むか、飲まないか。やり直せるのか、再び奈落に落ちるのか。ここで飲んだら、リアルだけれど救いのないドラマだと思っていたら、最後に救いがあった。幸せになれるかどうかは判らないが、とにかく愛してくれる人がいる。どうか、希望の光は消さないで欲しいです。今シーズン、キャメロンが去っていきましたが、No.13も去るとなると寂しいですね。売れっ子のオリビア・ワイルドの仕事の都合なのでしょうか。彼女の病状も気になりますし、シーズン7がどういう展開になるのか、今から待ちきれません。
December 7, 2011
コメント(2)

サムがメインともいうべきエピソードでしたね。それにしても、サムには深い絆の友人がどれだけたくさんいるのか。マイケルがまるで孤独なので、その違いが歴然ですね。マイケルは考えた結果、自分を首にした者たちの偽名リストを政府のしかるべき人間に渡す事にする。その橋渡し役としてジェシーの元上司マーヴに頼むことにするが、マーヴはマイケルの「表向き」の経歴などから、マイケルの言っていることが信じられないという。マイケルはでっち上げだと言いそのため、マーヴはマイケルをポリグラフで確かめるという。サムの昔の友人で刑事のケヴィン・バルシェルが堕落警官の烙印を押されて国外へ逃亡したとされ、警察の上層部は早々と行方不明の捜索を打ち切ったという。サムは何か裏があると言い、ケヴィンの妻クレアから夫を捜して欲しいと頼まれる。ケヴィンの相棒ピート・ジャックマンによると、ケヴィンはドラッグの売人を撃ち殺してブツを盗んだとされており、証拠があるという。サムは通話記録から、ケヴィンが連絡を取り合っていた犯罪者のテッド・セイヤーズを誘拐して話を聞き出す。テッドはそもそも堕落警官はピートで、彼がドラッグの売人を殺してブツを奪い、それに気づいたケヴィンをテッドに殺すように頼んだと明かす。そして遺体を始末したらブツの分け前を与えると言われたという。ピートは用意周到で、借りにこのことを警察に通報しても逆にテッドを監禁した自分たちが逮捕されるかもしれない。しかし、サムは少なくとも友人の汚名をそそぎたいというので、ピートをはめてブツを持っているところを逮捕させることにする。テッドの呼び出しに応じてピートが待ち合わせ場所に現れる。マイケルはドラッグの買人レイを装い、テッドを殺したと告げる。不意打ちに怒って帰るというピートを、マイケルは炎で作った輪の中にピートを閉じ込め脅す。ピートは取引を引き受けるが、マイケルを恐れて腰が引けてしまった。マイケルはクレアに協力してもらって、ケヴィンがまだ生きていて、内部調査局がケヴィンの事情を聞いていると嘘を言う。ピートは半信半疑だったが、ジェシーとフィオナが内部調査局の捜査官として現れたため焦ってマイケルに連絡を寄越す。待ち合わせ場所のボートにマイケルが乗り込んだところ、ピートはボートを爆破して逃走する。ジェシーが先回りして渋滞を起こし、マイケルはついにピートを捕らえる。ピートはマイケルにケヴィンがまだ生きているので、盗んだドラッグをケヴィンの家に隠して罪を着せようという。サムはマイアミ警察のブリッグス警部補に付きまとい、逮捕を覚悟でピートを捕まえケヴィンの名誉を回復したいと頼む。ピートがケヴィンの家に忍び込みドラッグを隠そうとしていると、張り込んでいた警察がピートを逮捕する。ケヴィンはサムの望み通り名誉を回復して、ブリッグス警部補もサムを見逃すという。マーヴはついに国土保障省の人間に名簿を手渡すというので、マイケルとジェシーは名簿のデータを暗号化してマーヴと会う。マーヴは名簿を誰に渡すのかは言えないと言って受け取るが、同行した武装した男たちはマーヴを撃ち殺す。マイケルは去っていく男たちの中に、あのタイラー・ブレネンがいるのを見つける。ブレネンというと、シーズン3の"End Run"に出ておりましたね。ここのところ過去の登場人物の再来が続いていますが、今度は彼が宿敵になるのでしょうか。せっかく出てきた大物ゲストはあっさりと退場してしまうし、このブレネンという男もどれだけ真相を明かしてくれるのか、あまり期待はしておりませんが。(爆)それよりも、マイケルが復職できるかも知れないと聞いて、マデリンが心配しつつマイケルの選択を認めているのが驚きでした。スパイ稼業は、ある日突然になくなって何ヶ月も音信不通という、家族にとっては耐えられない状況で、確かにマデリンの言う事も理解できます。その上で、フィオナに対しては「それで良いの?」と確かめた。フィオナもこれ以上は説得できないと知っているので「私が彼を殺す」と冗談でもなさそうな事を口にしていました。実際「ノーという」選択をマイケルに希望しているわけですが、その日はいつになるのか。サムに温情を示したブリッグス警部補。善くできた人です。やっぱり場所柄、ホレイショをイメージしているのかなあ。(爆)ピート役の人、明らかに悪者顔で怪しさ100%でした。マイケルもコスプレなど楽しませてくれるのですが、単純に濡れマイケルも良い物ですね~(笑)
December 5, 2011
コメント(0)
『天使が生まれた日』マイアミが始まって回を重ね、ついに200話エピソード。今シーズンはhoratioが今まで以上にアグレッシブになるという話でしたが、確かにそれは目に付きますね。長い間に、Horatioも変化して来ているのかも知れません。なお、豪華ゲストや大スペクタクルを期待していましたが、100話の時と同じように、「200話、それが?」というようなエピソードでした。Hummerの助手席に花束を置いて、「ちょっと仕事を抜けるからカバーしてくれ」という連絡をEricにするHoratio。「ハローと言わなくちゃならないんだ、よろしく、ブラザー」この花束はタイトルが「Happy Birthday」だから、誰かの誕生日のためのものですね。それが誰かはすぐに想像が付きます。そして「女の人が倒れている」という通報者が現れ、もちろんHは現場へ急ぎます。顔から血を流している身重の女性にこれ以上ないというほど優しい態度で接するHoratio。こればかりは変わりませんね。倒れていたHeatherは妊娠8ヶ月で、母子共に危機にある。それは病院に任せるが、Heatherをこんな目に遭わせた奴は許さないと、Ericもちょっと驚くほどの気合いの入れようです。実は友人のMarcieとちょっとした諍いがあったのですが、不妊症で苦しんでいる彼女に自分のベイビー・シャワーを頼むというのは、いくら友人でもちょっとね、という感じです。そりゃ、人前で激怒するのも大人げないですけどね。おかげで容疑をかけられてしまう。倒れていた現場から血痕を辿って、NataliaとWalterが第一犯行現場を見つける。停車している状態で、後ろから追突されたらしい。どうやら、カージャックがあった模様。奪われた車はすぐに手配され見つかる。追跡するHummerのハンドルを持つHがまたイライラしている。本当に、大丈夫か?逃走車はFrankの体を張った行動で停車させられたが、気の毒にかれは車をぶつけられたのは何回目?(爆)無事だったのが幸いです。逃げ出した犯人2人を追って、Ericが全力疾走し、Hは優雅に小走り。(笑)パーティ会場に逃げ込んだ犯人を追うEricは人混みの中を直進、Hは先回り。なるほど、こうしていつも待っている訳ですね。ここまで、テンポ良くアクションシーンが引きつけます。一人は逃すが、一人は逮捕。パーティを主催していた自称写真家のVickiは男たちのことは知らないという。逃げた男は奪うためにエアバッグを取り外した上、Heatherを酷く殴った。これは、単なるカージャックとは思えない。しかも、車にはキーで着けた引っ掻き傷が残されていた。これは、相当な悪意が感じられる。HeatherのそばにはずっとCalleighが付き添っています。もちろん、お腹の目立つEmilyのための演出ですが、それを知っていればなおさら、意味のあるシーンでしたね。「一緒に祈ってちょうだい」と言われて、被害者を励ますCalleighの美しさはいつもに増して美しく輝いていました。逃げた男は使った銃から足が付き、前科のあるSam Novakとわかるが、HはNataliaに何やらこっそりと示し合わせて、先に捕まったRubenを移送車から降ろす。「こいつのことなんか知らねー」というRubenをHummerの中に押し込むと、そこには苦虫を噛み潰したようなHが待っている。やばい、やばすぎます。珍しくHが舌打ちをしましたね。「お前の命などどうでもよい。言いたいのはもし赤ん坊が死ねば、ビスケーン湾にお前のバラバラ死体が浮くことになる。Samはどこにいる?」時間の無駄だというRubenに、Hは何とNataliaにドアを閉めさせると「今日はオプションなしだ。これがラストチャンスだぞ。車をどこに持って行くつもりだった?」と言い、Rubenは悲鳴を上げる。暴力を振るったの?さすがにNataliaも目を背けていましたが、これってもう、Stetlerがいないから大丈夫だという事ですか?これまで紳士だったHを何がそう変えたのでしょう。びびったRubenが吐いたチョップショップにはなんとHeatherの義理の息子のJoshがいて、Heatherを隠し撮りした写真があった。ということは、彼が依頼してSamらに襲わせたとか?いつもは子供に優しいHoratioが厳しい顔をしていましたが、Joshはキーで車に傷つけたことは認めても、襲ってはいないという。ただ、父親が若い女を追って自分には構ってくれないのが気に入らないらしい。しかしHは「信じない。」犯人の写真を見てHeatherはSamがMarcieのパーソナル・トレーナーだという。MarcieとHeatherが2日前にレストランで一緒の写真が撮影されていた。その写真に「証拠」を見つけたのはRyanですね。今回はRyanの出番が少なくて少々残念でしたが、Walterと組んでいるシーンがやはり楽しいです。そして、パーティ会場にいたVickiとここで繋がりました。Samから頼まれて写真を撮影したという。Samを逮捕するときに、また「義兄弟」コンビは暴力を振るっておりました。いいのか~Samは車からHeatherの車部品を奪ったことは認めたが、殺しは否定。そのSamをHeatherの夫が署の玄関前でナイフで襲うというハプニングが起きる。思えば200話に至るまでに、一体何度この場所で人が死んだでしょう。最も危険な場所だと言うことを思い出しました。(笑)今回のベストショット?(爆)は、白衣を着たHが車のボンネットに脚をかけているシーンですね。なぜか衝突時にエアバッグが動いていなかった。ハンドルの位置も妙に低い位置で固定され、レバーが切り取られている。始めからお腹の子を狙った犯行ではないのか?「どうしてナイフなんだよ。教えてくれ。」Hの必死の形相にはEricでさえ驚いていましたね。「彼は赤ん坊のことを一言も言わなかった。」Horatioの中にめらめらと炎が燃え上がるのが見て判ります。夫は赤ん坊を嫌っていた。車に細工をしてVickieに頼んで赤ん坊が死ぬように追突事故を仕組んだが、この男の言うことにはさすがに怒りもどこかへ通り過ぎ、あきれかえりますね。欲しくないなら始めからなんで避妊しないのよ。Heatherは緊急手術で赤ん坊を無事産むわけですが、母親の美しさ、優しさ、温かさをプレ・ママのCalleigh、否Emilyが見せてくれました。赤ん坊を抱く姿が本当に美しい。「あなたならきっと育てられる。」「あなたのこと好きなのね。」「まるで天使みたい。」そのころ、Hは墓場の天使の像の横でMarisolの墓に花束を捧げ、腰を下ろすと今は亡き美しかった妻に語りかけておりました。「Mari、小さな女の子だったよ。君みたいにとても美しくて。君そっくりだった。」本当に珍しい、珍しいHoratioが地べたに座ってほほえみながら天を見上げている姿。そこにはきっとMarisolの姿をした天使が舞っていたことでしょう。「誕生日、おめでとう。」Hは多分、あれから毎年、誕生日や命日などに墓参りをしていたと思いますが、しかし、「君にそっくりな女の子」というのは、海外BBSではMarisolが死んだときに妊娠していたのか?と騒ぎになっておりました。まさかね~化学療法をやめて赤ちゃんが欲しい、という話はしていましたが、まさかこれはHoratioの果たせなかった夢のことなのでしょうか。でも時間的に勘定が合うのか?確かにエピソードで、ここまでHeatherに感情移入したのは、そのことが頭にあったからと言えなくもない。いずれにせよ、200話のタイミングでなぜまたMarisolを持ち出すのか、という気もしますが、今シーズン、脱獄したMemoを追っているということも関係しているのでしょうね。できれば、病院のシーンにはAlexxが出てきて欲しかったし、家族の話なら何よりもKyleの事が気になります。見たかったなあ。お金をかけずに、Horatioのエモーショナルな一面を見せたという事でまとめた感じです。それと、やはり母親になるEPへのリスペクトだということで、納得することにします。(笑)それにしても、再々出てくるHの乱暴はこの先心配ですね。
December 3, 2011
コメント(2)
全15件 (15件中 1-15件目)
1

![]()
![]()