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リエゾン・オフィサーのディークスは本当にかわいいですね~肝心の連絡係として当てにならなくて「役立たず」と言っていたケンジーも最後は憎からず思ったようで、この先ちょっと2人の関係が気になります。別に恋愛モードを期待する訳ではありませんが、これまでのメンバーではそれはちょっと考えにくかったですよね。(爆)へティが読んでいた本は漢字ばかりでしたよね。何の本だったのでしょう。彼女の場合は謎が増えるばかりです。さすがにカレンもへティにははぐらかされるばかりで、全くかないません。ブライアン・ロス海軍大尉が車ごと崖から転落する。ロスは銃で撃たれており、落ちる直前まで生きていたのが目撃されていた。乗っていた車は最近話題のセレブ、オーブリー・ダーバの登録で、ロスは直前まで人気クラブ「バーム」にいたらしい。車の中にはオーブリーの持ち物が残っていたが、彼女は自宅に戻っていないという。父親のベン・ダーバによると、オーブリーは亡くなった妻の連れ子で、母親の死後オーブリーはドラッグに溺れ、更正したばかりだという。オーブリーの家の周辺では、空き巣が連発していて、それらはオーブリーの友人の家だった。ロスの軍の仲間に昨夜の話を聞いたところ、次の長期任務に出る前に誕生パーティでポーカーをして、バームに繰り出し、そこでロスはオーブリーと親しくなって一緒に帰ったという。ロスが遺した最後の録音には「クラブ・キング」という言葉が聞き取れた。NCISは、昨夜の状況を調べるため、バームに客を装って潜入することになった。ディークスはバームに別の件で出入りしていて、顔が利くという。カレンがロシアの石油王を装って、ケンジーと潜入するが、何とオーブリーは何事も無かったかのようにクラブで遊んでいた。ケンジーがオーブリーに接触を試みる。その途中、ケンジーはチャズという悪党に連れ出されそうになり、カレンとケンジーがチャズからオーブリーを救い出す。オーブリーはチャズからドラッグを分けてもらう代償に、近所に住む友人の家庭の情報を流していたと認める。今はリハビリをしてチャズとは関係を絶っているという。そして、昨夜はクラブでロスと知り合い、自宅に連れ帰ったが、朝にはいなくなっていたという。ケンジーが自宅を調べたところ、台所でペンキを塗り直した跡があり、ロスが銃で撃たれたのはオーブリーの自宅ではないかと考える。そこに、ダーバ家の使用人をしている男が入ってきた。オーブリーによると、父親の親戚の「スティーブおじさん」だという。サムはロスが言いたかったのはトランプの「クラブのキング」で、兵士に渡されるテロリストの顔が入ったトランプの事ではないかと気づく。クラブのキングはハッサン・アル・ジャヒリというテロリストで、ベン・ダーバとは大学時代にルームメイトだったという。ダーバはハッサンを命を救ってくれた恩人と言って親しくしていた。カレンらはダーバ家に急行する。ケンジーはカレンから連絡を受けて、その場をごまかし、まずオーブリーを逃がす。しかし、ハッサンに身分を見破られ、殺されそうになる。間一髪、カレンたちが助けに入り、ハッサン一味を倒してケンジーを救う。バームでは客のクレジットカードの情報を調べて、ターゲットにする客を女性たちが接待する間に、自宅に盗みに入っていた事が判った。ディークスは継続していた潜入捜査が終わって、また次の捜査に入るため、姿を消した。へティはディークスを捜査官として採用するために観察していたようだ。「club」はトランプの「クラブ」と、いわゆる若者が集う「クラブ」の両方の意味があるのですね。そして、あのテロリストの顔入りトランプは、本家NCISにも出てきましたよね。今回のような使われ方は初めてで、なかなか面白いと思いました。ケンジーがディークスを「banter(からかう、冷やかす)」のは楽しいです。それこそ「気がある証拠」とも言えるのですが。(笑)沈着冷静にチャズを撃ち殺したカレンに対し、度胸でハッサンを撃ったディークスには拍手。そして、みんなから新人扱いされてやや居心地悪そうなディークスが、意外にもへティに要求を通してしまい、不思議がられたり、カレンのピンチを格好良く救ったりと、初仕事にしては大活躍でした。ディークスは何というか、「甘え上手」でかわいい。その関係で、ネイトは印象が薄くなってしまいましたね。サムが相変わらずドムの持ち物だったバブルヘッドに触るな、と言ったのが彼らしいなと感じました。今後の伏線でしょうか。
April 29, 2011
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ゲストにBONESでお堅い助手クラーク・エディソン君を演じているEugene Byrdが出ていてちょっとびっくり。やはり、BONESの前はこのイメージだったのですね。(笑)今週はアミタとグレンジャーがお休みでした。ブラジルの領事館でプレミア付きのスニーカーが盗まれた。領事のネスポラはスニーカーの収集家として有名で、直前に高額で「プライマーズ」というブランドの1足をオークションで落札していた。落札者や金額については情報を公開しておらず、メーカーの社員しか知らないという。強盗は音声認識でロックされている金庫を破っており、チャーリーがネットに流れるネスポラの音声を使ってパスワードを割り出すという。メーカーのオークション担当者ララは、ネスポラから支払われるべき手数料がまだ払われていないという。オークションで最後までネスポラと争っていたのは、DJのモリッツで、ネスポラに脅迫めいたメールを送っていたが、アリバイはあるという。スラム街で射殺されていた男が盗まれたスニーカーの片方を履いており、目撃者によると若い男に追いかけられ、逃げる途中に靴の片方が脱げたらしい。片方は何者かによって持ち去られていた。チャーリーは持ち去られた片方を事前確率分布検索で探すという。FBIでは、音声認識のロックを解除する技術を持つ犯罪者のリストの中から、保護観察中のステファノアを選び話を聞く。ステファノアはアリバイがあり、盗まれた靴の価格を知りたがった。ララによると、電話でスニーカーの落札金額を問い合わせてきた者がおり、発信履歴を辿ると強盗の前歴のあるリー・ディダムズと判る。ディダムズはステファノアの甥に当たり、犯罪でも接点があったため逮捕状を取る。一方、殺されたのはアルバニア人のゼトロックという男で、ゼトロックの自宅に向かうとネスポラとモリッツが大げんかをしていた。2人にはスニーカーを売るというメールが来たという。ディダムズを追ってゼトロックが勤める工場に向かったところ、ディダムズには逃げられてしまう。しかしその工場で、大量のスニーカーのコピーが作られているのを発見する。彼らは価値のあるスニーカーを盗んでコピー商品を製造しているのだった。しかし、チャーリーのハイパースペクトル撮影による比較で、本物が残っていないことが判る。部下のソリアによると、ディダムズは「借りた」本物のスニーカーを返さず、持っているという。ソリアの手に平にはモリッツの携帯番号がメモされており、FBIが自宅に向かうとモリッツのコレクションが軒並み盗まれていることが判った。ネスポラから盗むようにディダムズらを雇ったのはモリッツと判るが、彼からさらに盗んだのは、靴の価値を知ったステファノアではないか。ステファノアは必ず靴を誰かに売るはずで、チャーリーは盗品を購入するのはリスクがあるので限られるという。オリジナルの持ち主が一番疑われないというので、ネスポラに会いに行くと、スニーカーを買い戻したことを認める。しかし、金庫を修理する間にプレゼントだと思った息子がその靴を履いていた。ララはネスポラから手数料を手に入れて安くて履きやすい靴を作るという。リズは昇進のためにデンバーに行くつもりだったが、LAには「家族」がいるといって、デンバー行きは断るという。最後に雨の中で子供がバスケットボールをしていましたが、わざわざ雨の中でも遊ぶのでしょうか。靴をダメにするための単なる演出?シンクレアなんかスーツなのに、びしょびしょになって付き合っていました。アメリカ人のやることは理解できないな~(笑)何だ、リズはデンバーに行かないのか。てっきり行くと思っていたのに。プレミア付きスニーカーもコミックの希少本と同じような扱いなのでしょうね。できれば、アルバニア人たちを不当に働かせているとか、コピー商品を作っているという形でFBIが捜査を続けて欲しかったですね。字幕をスルーしてしまったのか、スニーカーを履いたアルバニア人がなぜ殺されたのか、よくわかりませんでした。お気楽エピだから、まあ良いか。(爆)
April 29, 2011
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内容は何とも言えないというか、やるせないですね。結婚生活とは何なのでしょう。さすが、SVUの脚本かも知れないですね。ところで、監督が「ER」のベントン役のエリック・ラ・サルで、主役がベントンの恋人役だったマケイル・ミシェルでした。そういえば、マリスカも「ER」に出ていましたっけ。謀ったような組み合わせでそういう意味では楽しかったです。離婚調停中のヴァレリーが夫にレイプされたと訴える。夫のマイルズはドラッグやアルコール依存の経歴があり、娘との面会にはソーシャル・ワーカーが立ち会っていた。ヴァレリーは夫の暴力を恐れて住所は教えておらず、これまで裁判所に保護命令を提出していた。夫は気がついたら侵入してきたという。ヴァレリーの両腕に強く捕まれた痕がついていた。12歳の娘のテッサは、父親を理解しており母親には批判的だったが、マイルズに住所も教えておらず、鍵を渡していないという。オリビアとステイブラーはそれぞれ、母親側と父親側に別れて意見を戦わせる。ヴァレリーの保護命令は今年については認められなかった。判事は離婚を有利に進めるためにレイプを主張しているのではないかという。真実を知るために、Dr.ホアンがインタビューしたところ、子供心に何か隠しているという。マイルズは昨夜は一人で家にいたと主張するが、ヴァレリーがレイプの訴えを取り下げる。ステイブラーはテッサから正式に聴取するために、ヴァレリーを虚偽の訴えをした容疑で逮捕することにする。テッサは両親は喧嘩ばかりしているが、実際に暴力を振るっているところは見ていないという。ただ、ヴァレリーがダラスに引っ越す話をしたところ、娘を連れ去られるかどうかを確かめに昨夜家に来たことを認める。ヴァレリーはレイプされたのは事実だが、テッサのために訴えを取り下げたという。自宅を知らないはずのマイルズは、ソーシャル・ワーカーの車にGPS追跡装置を取り付けていたため、今度はマイルズを逮捕する。マイルズはシャワーに入っていたヴァレリーに腹を立て、腕を掴んだことは認める。ホアンはテッサの言葉を信じ、ヴァレリーにボーイフレンドか何かがいたのではないかという。近所はフィリップという弁護士事務所の男が出入りしていたという。その後、マイルズは保釈金を払って釈放され、ヴァレリーを襲って火傷で瀕死の重傷を負わせる。SVUは、マイルズが娘と落ち合うセントラルパークで身柄を拘束する。ヴァレリーは最後までマイルズがレイプした言い続けていた。その後フィリップが現れ、ヴァレリーとは軽いつきあいだったと認める。2人はテッサがマイルズのところにいる間、関係を続けていたのだった。ステイブラーの妻キャシーが離婚届にサインしてくれないと、オリビアに口添えを頼みに来る。ステイブラーは今回の事件で、考え直しサインすることにする。憎しみ合う夫婦が子供を奪い合ってお互いをののしり合う姿は、本当に見ていて見苦しいし、辛いですね。今回は、離婚するためなら死ぬまで嘘を突き通すというヴァレリーの執念に恐ろしさを感じました。肉のかたまりになってもなお…だんなもカーッと来たらぷつっと切れそうで、怖かったです。演出の勝利ですね。遺されたテッサがかわいそう。かなり大人びた子でしたが、母親も父親も失う事になって、何を頼りに生きていけばよいのでしょうか。久しぶりにコンビを組むオリビアとエリオットは、未だにどこかぎこちなさを見せていましたね。お互いムキになったり、マイルズと離婚調前ということで、エリオットを重ねて噛みつくのは酷いんじゃないかと思いましたが、そこがまた仕事上の「夫婦」みたいでにやりとしました。しかも、キャシーがやってきて「あなたは私より夫を理解している」と言ったり、オリビアも「こんなに男性と長く(仕事上で)関係を持ったのは初めて」と言ったり、男女ペアが主役のドラマならではの会話が楽しかったです。それにしても、やっぱりデニのことはキャシーも気づいていたみたいですね。このシリーズ、まだ終わってはいませんが、エリオットが辞めるときはぜひ、デニ・ベックと幸せになって欲しいものです。マンチは離婚4回だそうで、NCISのギブス並の艶福家だといえますね。(笑)
April 27, 2011
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リタの子供を演じている子役たちは、どちらも上手いですね。さすが向こうは子役の層が厚いです。あの感情的な演技があるからこそ、ストーリーは自然に前に進んでいくんですよね。そして、この調子だと今シーズンは新たな敵というよりも、前のシーズンのストーリーが続くようですね。デクスターは子供たちのために、辛い思い出の残る家を出て、新しい家を探すことにする。とりあえず、デクスターのアパートに全員が住むことになって、アスターはデクスターに対して家に戻りたいと不満を言う。そのために引っ越し用のトラックを借りるが、荷台に血痕が残っているのに気づき、前の借り主を調べることにする。FBIの事情聴取を受けたデクスターは、リタが殺された時間帯にアーサー・ミッチェルの家にいたことを指摘される。アーサーは公式には行方不明になっており、FBIは家に出入りしていた「カイル・バトラー」を探すという。実際のカイル・バトラーはその直前に、同名の男が殺されており(アーサーによって)、デイド署では未解決事件になっていた。前にトラックを借りたのはボイド・ファウラーという、動物の死骸を回収している清掃局の男で、暴行の前科があった。トラックの血は人間の血液で、自宅を調べたところ、デクスターはブロンドの毛束が落ちているのを発見する。自宅に帰ってきたボイドを尾行すると、ボイドは湿地にドラム缶を捨てていた。兄を助けようとするデボラはクィンとの関係を否定しつつ、アパートが狭いからと、クィンの自宅に泊まる。クィンは「カイル・バトラー」に関心を持ち、似顔絵を見て誰かに似ていると気づく。デボラからの連絡で、学校からアスターとコーディが消えたと聞いて、デクスターは自宅に戻る。アスターは母親が死んでいたバスタブを見ながら、デクスターに裏切られたと言い、一緒には暮らしたくないと言う。弟のコーディはデクスターになじんで別れたくないというが、姉弟は一緒に住んだ方が良いというデクスターの意見で、2人はリタの両親の元で暮らすことになった。殺しの本能に従う生活に戻ったデクスターは、ボイドが捨てたドラム缶の中からブロンドの女性の遺体を発見する。ラゲルタが金を貯めていることに気づいたバティスタは、その事を告げられないことに不満を持つ。改めて2人の人生観の違いを認識する。女性の頭部が切断され、カルト信仰のような儀式が行われる事件が発生する。その夫が自宅でショットガンで頭を撃って死んでいるのが見つかる。夫が妻を殺して自殺したのか、とも思われるが、鑑識の結果を待つことにする。年頃のアスターにとって、確かに父親も母親も失うことになったのはかわいそうで、反抗するのも仕方ないですね。十分なケアが必要でしょう。一方、幼い分、素直なコーディがデクスターとは別れたくないと泣き、デクスターも2人のことを大事に感じていると実感したというのは、彼としては大きな事ですよね。でも、今後のストーリー展開としては、2人と一緒の生活では難しいものになるでしょう。寂しいですが、ここでいったんお別れですね。さて、やっかいな男クィンとデボラが関わりを持つことになって、しかもクィンがデクスターを疑っているというのは、ちょっと気になりますね。また、デボラの大切な人をデクスターが殺すことになるのでしょうか。どこまでデボラは男運が悪いのか。それと、「トリニティ・キラー」に関してFBIの捜査がどこまで進むのかも気になります。これはまだ継続している事件ですし。カルト信仰か?という事で、やたら詳しい女性警官が出てきましたが、この事件はまだ解決しているとは思えないし、この先まだ続くのかな?
April 25, 2011
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今週も面白かったですね。しかも、人助けでスカッとします。ゲストになつかしい、X-Filesのニコラス・レアですよ。さすがにおじさんになったな~というか、貫禄が付きました。マイケルは執拗に仕事に誘うストリックラーの情報について、組織との連絡係、ディエゴに調べるように頼む。フィオナの家に銃を盗みに入った少年、ジョーイの話を聞いたマイケルは、夫婦で親権を争っているジョーイの母親を助け、暴力を振るう父親から守る事にする。ジョーイの父親エリックは、ビジネスマンとして各界に強いコネを持つだけでなく、兄のクィンがギャングで、弟に表の仕事をさせて裏で利用していた。エリックは妻のエイプリルやジョーイら子供を殴るので、エイプリルは家を出て、親権を争うことになったという。しかし、社会的に地位のあるエリックに簡単に勝てそうにない。マイケルはこの兄弟を仲違いさせて、エリックを町から追い出し、家裁の審理に出席できないようにすることにする。エリックがクィンに隠れて港での押収物を横流ししていることを知ったマイケルは、やばい車を掴まされた、怒れる買い手を装い、エリックを脅して金を要求し、だめなら町から追いだそうとする。まずは暗闇で車も携帯も使えないという状況を作り出してエリックを怖がらせ、一緒にこの町を出ようと誘う。しかし、エリックはまだ町を出ず、さらに妻に暴力を振るったというので、ジョーイが我慢できずに銃を持って父親を狙う。マイケルはジョーイを落ち着かせて、エリックに命を狙ってくる人物を退治するため、こちらもプロを雇うと声をかける。サムとフィオナがプロの殺し屋を演じて、金を受け取り、エリックの前で自分たちが殺されてしまう場面を演出する。エリックは縮み上がってしまい、兄のクィンに助けを求めるが、クィンはまるで相手にせず、ドラッグか何かで妄想を見ていると言う。現場に戻ってきたエリックとクィンに、現場を撤収し、神父に扮したマイケルがエリックが妄想的になっており、入院が必要だという。その結果、エリックは入院することになって、ジョーイ兄弟の親権はエイプリルに移り、クィンも当局の調べをうけることになった。ディエゴが組織に本当に連絡を取っていることを確認したマイケルは、とうとうストリックラーを手を組むことにする。最後はできすぎですが、そこはまあお楽しみですね。(笑)「男の風上にもおけない」というのは、上手い訳をしたものです。(sorry excuse for a man)マイケルの神父姿も妙に似合っていて。そして、ジョーイはマイケルにとって在りし日の自分というわけですね。だからこそ放ってはおけない。目の前で黙々と盗・聴器をしこむところを見せたり、命がけで父を殺そうとするジョーイを止めたり、最後は少年にとってロール・モデルのように振る舞ったりと、「父親像」を演じていました。やっていることはきわどいのですが、なぜか心を打たれます。(笑)ここぞとばかり、マデリンが「うちで預かるわ」と言ってくれるのも、心強いですよね。ところで、撃たれるシーンというのは、本当に撮影で使っているテクニックなのでしょうか。血のりを作って胸に仕込み、爆発させてバタッと倒れる。大げさにやる方が受けるのだろうな、チャンバラの切られ役のように。(爆)ところで、気の毒なディエゴを脅してストリックラーが本当に各方面とコネがあるかどうかを調べるのに、通信の内容をチェックすればよいというのは面白いですね。暗号そのものが解けなくても、情報の量、質などから暗号がどれほど高度なものなのかと判断することができる。そういうことで、傭兵に成り下がるつもりはないが、ついに悪魔と手を結ぶ事になりました。この展開もとても刺激的で、この先が楽しみです。
April 24, 2011
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ガタイのよいLL Cool Jがいるので、絶対あると思っていました。総合格闘技系のエピソード!さすが、元ネイビーシールズ、強い強い!今回も、字幕があまりにもはしょりすぎ。ハリウッドの有名なクラブ「フォート・トゥエンティ」の近くで、ダニエル・ズナ兵長が外傷はなく、大量出血して死んでいた。ズナはオフでは総合格闘技のファイターだった。ズナの任務が生化学研究所の警備だったことから、バイオハザードを警戒するが、ズナは抗凝固剤のヘパリンを大量摂取しており、試合に勝つために自己血を輸血していたのではないかと思われる。NCISは殺人事件として捜査を始める。ケンジーはズナの恋人として、ジムの仲間から話を聞く。ズナの所属しているジムは、海兵隊で同じ隊に所属していた仲間が集まっており、元小隊軍曹のジャンクロー以下、4名が「流血ウォリアーズ」として闘っていた。しかし、そのうち海兵隊出身ではないジェイソン・ワイラーだけが、身元がはっきりせず、NCISでも注目する。ズナが最後に連絡を取っていたのが隊長だったデイヴィス少尉で、当時ズナはドラッグをやるなど、問題児だったという。ズナがハンヴィーの運転を間違って敵地に入り込んでしまい、反乱側に攻撃されて部下を失う事になったという。ズナの家に侵入し捜索していたケンジーは、そこに同居しているというワイラーが入ってきて、とっさにドラッグの小売人だと装う。ケンジーはワイラーが銃を持っているのを見て、さらに疑いを持つ。NCISではサムがファイターとしてジャンクローのチームに入ることになり、いきなり試合でワイラーと戦う。手加減をしてワイラーを倒すが、試合後にワイラーから喧嘩をふっかけられて、ロス市警に逮捕されてしまう。実はワイラーは市警の潜入警官マーティ・ディークス刑事で、ジャンクローのドラッグ販売組織の証拠を掴もうとしていた。あと2日で仕入れ先が判るという矢先にズナは殺されてしまったという。ズナは誰かに追われていると、怯えていたという。へティは市警のトップと話を付けて、合同捜査にする。イラクでのデイヴィスの隊について調べたところ、襲撃事件でズナは罰を受けておらず、デイヴィスが取り調べを受けて1週間後に怪我をすると、そのまま勲章を受けて除隊してしまったという。デイヴィスはジャンクローの部下からは人気がなく、特にマンゴールドからは「危険な奴」と非難されていたという。ズナとマンゴールドは、襲撃事件が起こったのはデイヴィスが先に発砲したからだと主張していた。ズナが殺害された時の現場写真には、デイヴィスが写っており、カレンらが自宅に向かうが、そこでマンゴールドが殺されていた。自宅に戻ってきたデイヴィスを逮捕するが、デイヴィスは誰も殺していないと言い、最後の電話でズナとマンゴールドからは話があると言われていたという。実はイラクで道を間違えたのは自分で、ズナの意見に逆らって命令したところ、敵地に入りそこで部下を失うことになった。部下からは恨まれていたので、敵のスナイパーに撃たれて怪我をして正直ほっとしたという。デイヴィスが撃たれた時の同乗者には、ジャンクローの部下がいたが、ジャンクロー本人は同情しておらず、目を怪我したというのも嘘だと判った。ズナとマンゴールドはデイヴィスに事実を伝え、警告しようとしてジャンクローに殺されたのではないか。サムが危険だと見たカレンは連絡するが、ジャンクローはサムの身元を確認して偽物だと見破っていた。連絡を受けたディークスが絶妙のタイミングで介入し、サムを救いジャンクローのチームを逮捕する。ジャンクローは部下にドラッグを与えて、除隊後も調達していたのだった。へティは今後の合同捜査も踏まえて、ディークスにLAPDとの連絡将校を依頼する。ディークス役のEric Christian Olsenは男前、というかかわいい顔をしているし、これは何かあるに違いないと思いましたよ。(爆)今後、彼は準レギュラー扱いになるのでしょうか。確かに、海軍出身の規律正しいまじめな人たちが多いNCISに比べて、一匹狼タイプのディークスを加えるのは面白いですよね。まあ、カレンがどちらかというと、一匹狼ですが、いじられるタイプじゃない。それと、ケンジーとの恋愛もあり得るかも?カレンとサムが同時に答えて、ディークスから「かわいい(adorable!)」と言われるなんて、やっぱり外部の人間でなければ言えないでしょう。サムとカレンはあくまで二個一でつるんで欲しい。ということで、本家のジヴァのように、別の世界のメンバーが加わることによって、より人間関係がダイナミックになることを期待します。イケメンも不足していましたし。(爆)へティが回を重ねるごとに、闇将軍のようにキャラが立ってきて、とても良いです。こちらもさすがベテランですね。(笑)
April 22, 2011
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ゲストはシーズン2以来、久しぶりのJohn Gloverですね。(Mind Games)そして、今週はアラン・パパは同窓会に出かけたということで、お休みでした。新年を祝うチャイナタウンで、不法入国者を労働させている組織を取り締まるために潜入していたキム捜査官が救助を求める電話をして、姿を消した。工場の同僚2名の女性も同時に失踪した。その頃、エプス家なじみの中華料理店「シルクドラゴン」でギャングが店主に向かって発砲し、たまたま店にいたシンクレアとグレンジャーが応戦し、多くの死傷者が出た。殺された店主のハーベイに対して、ジェイド団のリーダー、ジミーは「俺の女を返せ」と言っていた。ジミーは工場で中国から不法に渡ってきた女性を働かせていた。キム捜査官の上司、アリス・チェンによると、捜査官が身につけている発信器は1.6キロ以内なら検知できるという。実は、ジミーの工場から従業員の姿が消え、チャイナタウンでは5名の捜索願が出ているという。エプス家には、かつてサイキックとして捜査に協力したサイモン・クラフトが現れ、ドンに話があるという。チャーリーとラリーはキムの遺した通話テープをFBIで分析することにする。アミタは犯行現場のレストランのPCを調べる。ジミーの工場へ行くと、ジミーの部下が殺されており、コンテナの中から、不法に入国した中国人の女性たちが見つかる。その中には、行方不明になったキム捜査官はいなかった。今はテレビ番組を製作しているクラフトがFBIに現れ、撮影を許可することを条件に捜査に協力したいという。クラフトはドラゴンの絵を描いていた。ジミーの工場で一人生きていたコリンによると、3人の女性が工場から姿を消してジミーが激怒し、部下を縛り上げたところ、ハーベイに女たちを売ったという。ハーベイは工場で働く女性に声をかけ、娼婦として働かせていた。実はコリンとハーベイが組んでビジネスをしていたのだが、消えた3人はそのことを知っていた。信号無視をして交通事故を起こした車の中に積んであったドラゴンの作り物の中から、行方不明になった女性2名が見つかる。その様子は、まさにクラフトが予言した通りだった。コンテナから救出された女性が言うには、コリンから仕事を持ちかけられ、ハーベイの店の前で待っていると、赤いバンがやってきてそれに乗ってどこかに行くという。チャイナタウンの文化センターでは、行方不明になった女性がたくさんいて、両親が探している。だが、彼らは不法入国なので警察に通報することができないのだという。ドンはキム捜査官の発信器を頼りに工場を出発点として、渦巻き状に探すことにする。クラフトがその車に乗って行き先をアドバイスし、ついに中国系の死者を埋葬する墓場へと向かう。キム捜査官は新しい墓の棺の飢えに埋められており、まだかすかに息があった。その後、近くの墓から同じようにさらに3名の女性が見つかった。彼女たちはみな同じような赤い衣装を着せられていた。コルビーは衣装の出所を探す。すると、コリンが12着の同じ赤いドレスを購入していることが判った。これらは、「冥婚」と呼ばれる中国の風習で、独身で死んだ息子のために、婚約者も一緒に埋葬するというのにならい、無関係の女性を殺していた。ハーベイの帳簿を調べていたアミタは、麻雀・ゲームの画面がどうしてもプレイできず、またハーベイが帳簿を誰かにメールで送っていたという。ラリーが数字のマジック(数霊術)で簡単な謎解きをして入力すると、麻雀・ゲームの画面は、「売り物」の女性たちの写真が現れた。音声解析でキム捜査官のしゃべった内容がわかり、女性を連れ去ったバンは文化センターの車だと判る。ハーベイの兄、ウォルターがそこに責任者をしていた。墓場へ向かったFBIは、そこでウォルターが赤いドレスを着せた女性を埋めているのを逮捕する。独身で死んだ弟のために花嫁を埋葬するという。ニッキーが埋められていた女性がセンターで行方不明者だったことに気づく。反撃したウォルターはFBIに射殺される。クラフトは路上でひき殺されて発見される。撮影されたビデオにはさらわれた女性を見つけ出した様子が写っていた。「冥婚」についてはBONESでも取り上げられていましたね。アメリカに渡っても、故郷の古い風習を守りたいという中国系の人々がいるということですが、個人的には「本当かな?」と思ってしまいます。他のドラマでも「一人っ子政策」に引っかけたエピソードがありましたが、制作側としては独特の風習や文化を何かとネタにしたくなるのでしょうね。今回はそれに人身売買も加わって、おなじみな話題のてんこ盛りという感じでした。麻雀・ゲーム(神経衰弱みたいにめくっていくアレ)をアレンジしたのは面白かったです。8は縁起が良いから、というのは日本も同じなのですね。アランがお休みだったのですが、せっかくなら50年ぶりの同窓会の様子を見たかったですね。せっかく登場したクラフトが、前回のように生かされた感じではなかったのが残念。今回は中国の風習などの話が濃かったせいでしょうね。
April 21, 2011
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ゲストが豪華だったですね。名優のBrian Dennehyを始め、「The Wire」でロールズ警視役だったJohn Doman、そして「クリミナル・マインド」のプレンティス役Paget Brewsterなど、それぞれが印象に残る演技をしていました。アクションは全くなかったですが、まるで小説を読んでいるような感じでした。教会のデニス神父から頼まれて、ステイブラーは死期が間近いジャドソン・ティアニーの罪の告白を聞きに行く。ティアニーは詳しい事を何も語らず、連絡しても会いに来ない娘を連れてくれば真実を話すという。ティアニーの娘、シーラ・デュモンは母親が死亡してから、父親とは会っていないと言い、ティアニーが孫娘に会いに来たので、遠ざけようとしていたという。シーラの頑なな態度に、SVUはティアニーが性的虐待を行っていたのではないかと疑う。シーラは父親から届いた大量の手紙やカードをこの際に返すという。それらは開封されておらず、許しを求める内容と共に100ドル札が入っていた。SVUは郵便物からDNAと指紋を検出して、ティアニーと過去の性犯罪との関わりを探ることにする。ティアニーはオリビアに、娘を傷つけたことは認めるが、性的虐待はしていないという。郵便物から見つかった指紋は、別人の名前で侵入強盗事件の犯人だった男と一致した。100ドル札については、1970年以前の札ばかりで、FBIに問い合わせたところ、未解決の連続銀行強盗事件の犯人コンビ、フェドーラ団に関わる金だと判る。犯行は判っているだけで21件あり、ティアニーは娘が生まれてから泥棒から足を洗ったといい、そのことについては、娘には一切話していないという。神父から促されて、ステイブラーは改めてシーラがなぜそれほどまでに父親を恨んでいるのか、話を聞く。シーラは母親の死後、子供が産めない母親の替わりに父親が、愛人のスザンに子供を産ませたことを知ったという。ティアニーはオリビアに、前科者だったので正式に養子として届けることができなかったと釈明する。妻のレノアの墓参りに出かけたティアニーは、伴ったオリビアにどこのものとも説明せず、鍵を見つけさせる。ステイブラーはその鍵を手がかりにティアニーの自宅の裏庭の地下室を見つけ出し、物入れの中から、大金の入ったトランクと、古い遺体を発見する。それはフェドーラの共犯者、ジャックの遺体だった。死因は近射で胸を撃たれたことで、ティアニーはジャックを殺したことを認める。オリビアはティアニーに自首を勧める。ところが、ジャックの妻のリタは、ジャックの愛人がスザンで、子供を連れて離婚してくれと頼みに来たという。シーラの実の父親はジャックで、ティアニーはジャックがスザンを殺してシーラも殺そうとしたので、ジャックを殺したと告白する。このいきさつについては、全てレノアに話し、シーラを守るために過去を捨てて人生をやり直したのだという。しかし、ずっと罪悪感を持ち続けてきたという。ティアニーはこの場に及んで、逮捕を望む。ティアニーの犯罪を立件するために調べ直したところ、スザンの元夫マイク・モリナックスという男がスザンへの放火殺人で逮捕され、終身刑で刑務所にいることがわかる。モリナックスは無実を主張したが認められなかったという。ノヴァク検事補はモリナックスの無罪を信じ、判決を無効にするため、ティアニーの供述を取ることにする。ティアニーはモリナックスが逮捕されたことを知らず、供述に応じるが途中で痛みを抑えるためにモルヒネを打って眠り込んでしまう。薬で目覚めさせるには、家族の同意が必要というので、シーラは眠ったままの父親と面会することになった。しかし、ノヴァク検事補の努力にもかかわらず、モリナックスは刑務所で殺人事件に関わっており、スザンの件で無罪になっても釈放はできないという。それは正当防衛だったというモリナックスだが、管轄外でノヴァク検事補は手を出せず、すでに35年も無実の容疑で刑務所に入っていることから、知事に恩赦を頼むという。ステイブラーが知事に恩赦を求めるために面会し、モリナックスが釈放されたということが危篤のティアニーに伝えられる。考え直したシーラは、最後の息を引き取ろうとしている父の病室を見舞う。後からなぜタイトルが「シェヘラザード」なのか理由がわかりました。命の終わりを少しでも伸ばそうと、ステイブラーやオリビアに小出しに真実を話しているティアニーがシェヘラザード姫というわけですね。ちょっと無理っぽいですが。(爆)犯罪者だったティアニーが一人では抱えきれないほどの秘密を持ち続けて、その苦しみを娘は知らずに恨み続け、最後に和解したという話でした。いつものSVUとしても珍しいパターンだったですよね。もう一つ、ステイブラー家では子供たちの洗礼式を迎えて、相変わらず思春期の娘をどう扱って良いか、振り回されるステイブラーの姿も見られました。奥さんとはそれなりの関係を取り戻しているようで、娘たちもいずれは理解するでしょうし、まあ良かったですね。デニとの関係は本当に一瞬のスパークだったのですね。(爆)
April 20, 2011
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新シーズン。衝撃のシーズンフィナーレを受けて、第1話はシリーズ最高の視聴率をたたき出したそうですね。Michael C. Hallの独断場という感じで、見応え十分でした。長い長い「previously」があって、予想した展開とはちょっと違いましたが、デクスターが次のステップに行く前に、必要なエピソードだったと思います。自宅に戻ったデクスターは、異変を知って警察に通報する。駆けつけたデボラに「俺がやった(It was me.)」とつぶやき、デボラは当惑する。殺しの手口などからトリニティが犯人だと見なされ、メトロ署ではすでにトリニティ殺人がFBIの管轄になっていることから、ラゲルタは一切の手出しを禁じる。しかし、デクスターの発言や隣人のエリオットがリタと関係があったらしいと聞いて、クィンは事件に関心を持つ。デクスターは放心状態で、とりあえず元の自分のアパートに戻る。何もできないデクスターに替わってデボラが葬儀などの世話をすることになった。デクスターは初めてリタとデートしたときのことを思いだしていた。デクスターにとってリタとの関係は嘘で始まっていた。それなのにリタはデクスターを信じ切っていた。デボラはリタに着せる服を取りに家に行き、待ち構えていたクィンと現場を掃除する。感情的になったデボラはクィンと関係を持つ。祖父母と旅行から戻ってきたアスターとコーディにデクスターは母親の死を告げ、アスターから「あなたが死ねば良かった。」と言われショックを受ける。デクスターは、怪物ではなく人間だと思わせてくれたリタにわびを言い、自分はここにいるべきではないと、姿を消すことにする。デクスターはFBIの事情聴取にも現れず、これまでの捜査ファイルなど痕跡を消去し、ボートで海へ向かう。上陸し立ち寄った店で見ず知らずの男に激しい殺意を抱いたデクスターは、衝動的に殺人を犯す。これまで存在を感じることができなかったハリーがやっと現れ、デクスターは初めてわき上がった感情を爆発させる。人々が待ちわびる中、デクスターは葬儀の場に姿を見せ弔辞を述べる。今回、リタとの出会いを見せてくれましたが、デボラの紹介か何かでデートしたのですね。最初は平凡な人間に見せるためにリタと付き合うことにした、という話だったと思いますが、初デートでターゲットの殺人犯を見つけて心そこにあらずというデクスターにリタは好印象をもち、その後もデクスターの付く嘘にずっと騙され続けてきた。単に騙しやすかったというだけではないと思います。リタもまた心に傷を持っている存在で、途中、偶然や誤解もありましたが、長い時間をかけてデクスターに人間の心を植え付けていったのではないでしょうか。デクスターは自分を守る事に必死で、その場その場をしのいできましたが、リタはあまりにイノセントだったということでしょうね。やっと「愛していた」と認める事ができたのに、その時はもう取り戻す事は出来ない。それでも、努力していくという。これはデクスターのキャラクターにとっては、大きな変化でしょう。殺しを辞めるのかどうか、これは悩むところですね。(爆)それにしても、コーディやアスターは父親に次いで母親まで失う事になり、本当にかわいそう。この先、祖父母の家で暮らすのでしょうか。兄妹のデボラはデクスターを見放す事はないでしょうから、ハリソン君はデボラを母親代わりに育つのかな?今シーズンはリタ殺しでFBIから目を付けられて、それとの闘いになるのでしょうか。今は存在しないトリニティを捕まえる事もFBIの仕事ですから、話はややこしくなりそうです。ところで、葬儀屋と対面しているデクスター(Michael C. Hall)にはにやりとしてしまいますね。この前は逆の立場だったのだから。(笑)
April 18, 2011
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マイアミという豊かなロケーションを生かすならば当然ここ!という場所、そうエバーグレイズですね。マイケルが有能なスパイであるのは、単にクラブに潜入するだけでなく、こうして「戦場」で闘う事ができるということで証明されます。まさに海外ではこういう仕事をしていたんですよね。それにしても、ジェフリー・ドノバン、格好いい♪♪マイケルの元に「スパイの仲介業」を名乗るトム・ストリックラーという男から接触があった。マイケルに恨みを持つウクライナ人が最近マイアミ入りしたという。ストリックラーは金でマイケルを雇いウクライナ人を殺して欲しいというが、マイケルは「傭兵ではない」と断る。ストリックラーは連絡を待てというが、マイケルはフィオナの知り合いでウクライナにコネを持っているというジョン・ベックに会い、情報を確かめることにする。カフェでマイケルがベックに取り入ろうとしているとき、武装したロシア系部隊に襲われ、マイケルとベックは拉致される。黒幕のウクライナ人はチェチックだと判る。チェチックはマイケルのせいで戦争犯罪者として10年間刑務所に入っていた。マイケルは犯人の写真を写してフィオナに託す。エバーグレイズに向かう護送車の中から、ベックを連れて脱走したマイケルは、数で勝る部隊を分断させ、有利に戦える場所へおびき出そうと試みる。マイケルが誘拐された事を知ったフィオナは、サムと共にロシアマフィアの仕事をしているパイロットを誘拐し、マデリンの家でマイケル等の行き先を聞き出そうとする。ベックと力を合わせて部隊のリーダーを痛めつけたところで、呼び出されたチェチックが姿を現す。このまま投降するというベックを励ましながら、マイケルはチェチックと部下を水の中へと招き入れる。マデリンはマイケルを取り戻すために、なかなか口を割らないパイロットからマイケル等の居場所を聞き出す。サムとフィオナが応援にたどり着いた頃、マイケルはチェチックの首にナイフを当てていた。ベックによると、ロシアの元KGB将軍のビジネスに手を貸していて、チェチックが今回の騒ぎで将軍の期限を損ねたに違いないと言って脅す。チェチックらはもう二度とマイケルの前には姿を現さないだろう。ストリックラーは今回のマイケルの働きに、必要経費を支払うと申し出るが、改めてマイケルは自分は傭兵ではないとオファーを断り、自分や家族に手を出すなと伝える。本当にマイケルの戦い方はランボーみたいです。ただし、あくまで傭兵ではない。正義のために闘い、足手まといになる相方ともめながら最後に仲良くなるのも、定番ですね。軍律厳しいチームと闘う時は、まずリーダーを痛めつけて士気を落としなるべく分散させるというのもなるほどと思うところ。相手を倒したら必ず武器を拾うというのも、FPSゲームではお決まりです。(笑)いろいろ楽しい場面がありましたが、フィオナとのスパーリングで表ではマイケルに従うという彼女が怒りを込めたパンチを食らわすところが、何ともセクシーでシッパー的にも美味しいシーンです。愛しているからこそ、さらに過激になるんだな。(爆)これまでの感じだと、まるで獣のようなフィオナとシーズンに一度くらいはベッドインするのかも知れません。食べられないように気をつけて。まさに、繁殖期だ。もう一つ、息子かわいさのあまり、パイロットから話を聞き出すマデリンの怖いこと!ゴッドかーちゃんのもの凄い迫力には、誰も逆らえないのだろうな~本当に良い味出しています。今後、マデリンがマイケルの相手と関わることが増えるかも知れませんね。
April 17, 2011
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今週もまたサムの熱い人柄が感じられて良かった。軍用車のハンヴィーですが、こういう形で民間の会社が修理や整備を請け負っているとは知りませんでした。確かにたくさんの車が戦場で使われていますから、手入れをしていかなければならないですよね。へティは本当に引き出しが多いですね。今週は中国のマーシャルアーツの披露があって一体どれだけ特技があるのやら。海兵隊一等軍曹のウェンデル・ダブスが路上で車に乗った集団から銃撃を受け死亡する。使われた銃はAK47で、制服を着ていたダブスをあえて狙って撃ったと思われる。サムとGがウェンデルの父親に話を聞きに行くと、そこにウェンデルの弟ジェームズに会いにギャングが来る。ジェームズはしばらく家に戻っていないという。ジェームズは兄が戦地に向かった後、地元ギャングに関わるようになり、弟と病気の父親を心配したウェンデルが内地勤務を希望したのだという。ギャングはサムに追い返された後、ダブス家に銃弾を撃ち込む。ギャングの中に、陸軍を不名誉除隊となったラシャド・「スライド」・ホランダが含まれており、サムとGはジェームズの勤め先、サンチャゴ整備へ向かう。社長のロニー・ミラーによると、ウェンデルの世話で軍のハンヴィーの整備を請け負う仕事をしており、ジェームズは夜警の仕事をしているという。ただ、昨日から姿を表していない。Gはウェンデルがハンヴィーの輸入に伴って、銃の密輸に手を貸しているのではないかと考える。ウェンデルの自宅にはジェームズが隠れていた。ジェームズは誰かを恐れて何も語ろうとしない。ただ、兄が出征してから、自分を守るためにはギャングに入らないとだめだったという。Gは次の被害者が出る前に捜査を急ぐように言うが、サムはジェームズの様子を見るという。サンチャゴ整備は税関を通さずにハンヴィーを持ち込んでおり、社長がセルビア出身で他人のIDを使っていたことから、NCISは令状を取って会社を捜索する。しかし、疑わしいものは何も見つからなかった。一方、市内では一般人も巻き込んだ銃撃事件がまた起こってしまい、Gは今度はジェームズを厳しく取り調べる。するとジェームズは、ウェンデルが殺された時、その車に自分が乗っていたことを告白する。「スライド」はジェームズにギャングと手を切るよう言っていたウェンデルが邪魔だったという。ジェームズがスライドらを仕事場に入れてはいたが、何をしているのか知らなかったという。サムは、ジェームズの紹介でNYの武器ディーラーを装ってギャングへ潜入する。そしてカラシニコフ銃はマイアミで模造品を購入したことが判る。スライドの命令で、夜にサンチャゴ整備に侵入した一味は、あるハンヴィーを盗もうとする。バッテリー上がりのハンヴィーを動かそうとしている間に社長のミラーが訪れ緊迫するが、応援のため待機していたカレンとケンジーがバックアップし、ギャングを倒す。現地でハンヴィーにヘロインを仕込み、スライドらが夜間ハンヴィーで乗り付け、そのハンヴィーに乗り換えていたのだった。ストリート・ギャングの絡む話はLAが舞台のドラマは必ずありますね。地域で若者が生きていくには厳しい。父親も兄も立派な軍人だったためにジェームズも志願したけれども、心臓に問題があって入隊できなかった。こういう時にサムはいつもサポートに回り、手を差し伸べて、それが場合によってはカレンと対立する構図が良いですね。整備会社の社長もアメリカに渡ってやり直したかった、そこにウェンデルが手を貸してくれたなど、まじめにがんばっている人を取り上げるのがベリサリオのドラマの流れを汲んでいるように感じました。何かにつけて場を締めたいへティですが、彼女が最前線で責任を取ってヴァンス局長を守っているというのが納得ですね。「まず私を倒していけ。」彼女はアメリカ海軍の闇の将軍?生ける伝説かも知れません。(爆)
April 15, 2011
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ハリウッドでバスジャックというと、すぐに映画「スピード」を思いだしてしまいますが、いやいやどうして、凝った展開でとても面白かったです。やられました。(笑)ゲストに「エイリアス」のマーシャル役、Kevin Weismanが出ていましたね。SWATのリーダーは、コルビー役のDylan Brunoの実の兄、Chris Brunoですね。これで2回目。これなら、準レギュラー的に固定したら良いのに。ハリウッドで観光客を乗せたバスが、4人組の犯人にバスジャックされる。運転手が緊急連絡ボタンを押して通報したため、バス会社の保安担当者ウォルシュとFBIが対応に当たる。バスには外部から強制的にエンジンを止めるキルスイッチが装備されており、SWATが待ち構える中、停止させようとするが、犯人側がシステムをハッキングしておりバスを止めることができなかった。チャーリーが逆にハッキングを試みる。犯人側からは18名の人質に対して1800万ドルの身代金を要求する電話がかかってくる。7時までに金を用意しなければ1時間ごとに1人ずつ人質を殺すという。乗客の中にマイアミ警察の警官のジャック・シュラーが偶然乗り合わせており、携帯電話でバス車内の動画をフィアンセに送信していた。通報を受け、犯人の顔を顔認識プログラムで調べたところ、バス会社の元整備士クレイポが含まれていた。ウォルシュが首にしたという。バスが空港へ向かう途中で、暗号を破ったチャーリーがバスを停止させる。SWATが狙撃の配置に就くが、窓が色を塗られて車内を見る事ができない。犯人側と膠着状態になった時、ジャックが自ら名乗り出て銃を向けられる。チャーリーは車内を写す動画を見て、犯人の立ち位置を算出するプログラムでSWATにターゲットの位置を伝えるという。ドンは犯人側の目的がよくわからないという。メンバーはクレイポの他に、強盗犯のバックリーが主犯で、元パイロットのヘイズ、ハッカーのキーロフと判る。彼らはこれまで暴力を伴う犯罪を犯しておらず、過去、どこに接点があったのかがわからない。チャーリーが4名の位置を確定するころ、バックリーはジャックが設置した携帯電話のカメラに気づき、ドンの命令でスナイパーの銃が火を噴く。しかし、そのバスは爆弾を括りつけられた運転手1人のみで、客席は無人だった。実は最初にバスジャックをしたときに、バスをすり替え、その後ドライバーにわざと緊急連絡ボタンを押させFBIに追跡させたのだった。バックリーはジャックを撃ち殺してしまう。リズはFBIを尋ねてきたジャックの婚約者のケイトリンの様子がおかしいと疑う。チャーリーはポーカーの例を出して、犯人側の手の内はやがて判ってくるという。(逆ゲーム理論)リズの勘が当たって、ケイトリンはジャックのフィアンセではなく、詐欺犯だとわかる。実は情報を提供すると言いながら、こちら側の情報を犯人側に連絡していたのだった。一方、犯人グループの4名はかつて麻薬捜査で捕まったことがあり、逮捕したのが殺されたジャックだとわかる。ということは、ジャックも犯人グループのメンバーで、途中で心変わりしたのか?しかし、チャーリーはジャックが撃たれる動画を見て、演技だと見破る。これまでの展開で犯人グループは殺人を避けているように見える。それでも人質を取られていることには変わらず、ウォルシュに対してバックリーは金を振り込むよう要求する。ケイトリンを尾行していたFBIは、空港でジャックと落ち合っているところを逮捕する。ジャックは人質の乗ったバスの場所を吐き、SWATが周りを囲む。人質を楯にして降りてきたバックリーに対し、ドンは空砲だと自ら示してバックリーを逮捕する。シンクタンク計画でもめるラリー、アランは、アミタの意見で次世代惑星探査機の研究をテーマにすることにする。いくつかの「まさか!?」というのがありましたが、すり替えたバスの映像に騙されたのは、「スピード」のテクニックを犯人側にしてやられた、という感じですね。しかも、警官として危険を冒して映像を送り続けたジャックがまさか犯人グループだったとは思いませんでした。婚約者も熱演でした。ということはやはり、詐欺だったわけですね。本当に騙されました。今週もドンは犯人を撃ち殺さずに逮捕することができました。これは明らかに変化ですね。シンクレアに褒められるのが逆じゃないかと思ってしまいます。(笑)リズが昇進を狙ってデンバーに面接に行くという。ま、ニッキーもいますしロビンもいるし、辛いところですよね。昇進して偉くなって戻っていらっしゃい、という感じでしょうか。シンクタンク計画は何でも出てきそうで、この先が楽しみです。アミタがリーダー役なのは、まさにうってつけ。(爆)
April 14, 2011
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ついに、オリビア・イズ・バック!久しぶりのコンビは、何だか妙な緊張感があって、お互い嬉し恥ずかしという感じです。ステイブラーの表情の変化が秀逸です。(笑)ゲストにJAGのキャサリン・ベルが出ていました。軍服を脱ぐと、悲しそうな顔が似合う人ですね。セントラル・パークでダンサーのダニエル・メスナーが心臓発作を起こして死亡する。直前に逃げ去った男がおり、レイプの疑いからステイブラーはホームレスを捜す。ダニエルの夫、うぇすりー・メスナーはダンスカンパニーを主催しており、妻の死亡時にはスタジオで振り付け師としてリハーサル中だったという。検死の結果、ダニエルは健康体でドラッグの使用歴もないと判る。ステイブラーが見つけたホームレスはダニエルの写真を持っており、急にステイブラーに襲いかかる。逮捕後の診察で、ホームレスは脳出血のためにブローカ失語症となった元弁護士で、ダニエルにはよくコーヒーをおごってもらっていたという。コミュニケーションが上手く取れないので、潜入捜査から戻ったオリビアがステイブラーの取り調べに加わる。ホームレスは事件を目撃しており、右腕を吊った白髪交じりの男がダニエルを襲ったらしいとわかる。コーヒーショップで張り込んでいたところ、該当の男スティーブが現れる。スティーブによると、2週間ダニエルとウェスリーの家に滞在し、その間にウェスリーから階段から突き落とされて腕を骨折したという。ダニエルとはただコーヒーを飲んでいただけで、途中で急に倒れたが、自分がドラッグをやっていたのでやむなくその場をたちさったという。スティーブはダニエルの家に滞在中にウェスリーの不倫のことを知り、責めたところ妻に言うと殺すと脅されたという。SVUはウェスリーを逮捕するが、ウェスリーはコカインをやっていたスティーブが勝手に足を踏み外しただけだと反論する。ウェスリーの女性関係を知るために、友人夫婦のナオミとグレンに話を聞いたところ、夫婦で答えは異なった。ウェスリーは女好きで、「ジェン」という愛人がいたという。ダニエルの検死で、ディルドリンという殺虫剤が検出され、皮膚から体内に吸収したことがわかった。死亡する30分前にコーヒーショップでこすりつけられたと思われる。メスナーの自宅を捜索したところ、ゴム手袋とディルドリンが見つかり、その場に現れたナオミが「ジェン」だったことがわかる。しかし、ディルドリンの入手方法がわからない。国土安全保障省に問い合わせたところ、ウェスリーの名前で購入されていたことがわかる。ウェスリーは全く覚えがないと否定する。やがて妻の居場所を探してグレンが警察に現れ、SVUは事情聴取中だったナオミとグレンの会話を見守る。ダンサーだったナオミは夫の愛情が得られないので、主役をくれるというウェスリーと不倫をしたと認める。そこで、急にナオミが苦しがって倒れる。ナオミは遺伝病で肝臓障害があり、肩の傷の感染症で敗血症を起こしていた。肩の傷には無線チップが埋め込まれていた。グレンはテクノロジーおたくで、妻の行動をチップにより監視していたらしい。ディルドリンを購入したのもグレンで、妻の不倫を知ったグレンがダニエルを殺してウェスリーに罪を着せようとしていたと思われる。自白をさせるため、SVUはグレンを危篤状態のナオミのベッドサイドに連れて行く。グレンは自白するが、そのことによって法律上、グレンは肝臓移植が必要だったナオミに肝臓を提供できなくなってしまった。オリビアとステイブラーは矯正局長と掛け合い、グレンを釈放した上で移植用の肝臓を取り出しナオミに移植する許可を得る。最後にグレンは妻に愛していると告げるが、妻はただありがとうとだけステイブラーに言付ける。まずはデニ・ベック刑事に去られたステイブラーが未練タラタラだったのが印象的でしたね。ダニエルという名前を聞いて、つい「デニ」と言ってしまう。クレイゲンから新しいパートナーを、と言われても女性とは長く続かないとふてくされる。そこに、オリビアが戻ってきて、留守中にステイブラーに何があったのか察してしまう。(爆)長年一緒にいるパートナーならではの理解でしょうね。最後にお互いに血液型を知らなかったという2人は、同じ血液型だったことが判って、ステイブラーは「腎臓ならあげるよ」と言う。オリビアの「私が先にあげていなければね。」という何だか皮肉った答えには、「私のいない間にあなたは」というちょっと意地悪なニュアンスがこもっていたのかも知れません。オリビアは「エリオット」と寝言まで言っていたのですし。まあ、間違いなく2人はお互いのために危険を冒し合うと思いますが、恋愛関係ではない特別のコンビ関係が素敵です。男女ペアのドラマで、そのキャラクターに恋愛をさせるかどうかは永遠のテーマでしょうね。ともあれ、これで従来通りのスタイルに戻りました。この調子なら、何シーズンでも続けられるでしょう。
April 12, 2011
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ゲストのスペンサー役の人、名前が「マイケル・ウェストン」というのでちょっと面白いですね。一文字違いです。(笑)今シーズンに入って、本人のほうのマイケルがどんどん頑なになり、目の前のことしか見ていないというのがちょっと気になります。今現在スパイ活動をしている者と接触するため、工作活動中の航空機を監視していたマイケルは、エクゼク・トランスポート社の航空機が怪しいと睨む。射撃場の帰りにマイケルは見知らぬ男から「君はスパイか」と言われる。そのスペンサーという男は、軍事企業で雑用係をしている数学者で、大量のメールを分析している中で、マイケルがスパイと信じて行動を追っていたという。そして、会社の役員が同僚のブラッドを殺したのを目撃し、4ヶ月で3人が殺され、次にマレーシアでもう一人殺すことになるので止めて欲しいという。異星人の話も飛び出し、スペンサーは精神病患者の療養施設を出入りしている事がわかる。スペンサーは再びマイケルの倉庫に現れ、マイケル等は半信半疑でスペンサーの自宅に向かうと、おびただしい新聞の切り抜きがあり、確かにサムの古い知り合いのスパイが殺された記事があった。スペンサーが勤めるストーン・キーリッジ社は、世界中のアメリカ大使館間で通信を行う時に用いられる暗号「ザディコ」を開発しており、直接の開発者シャノン・パークが暗号化されたメールを盗んでは、スパイの名前を外部に売っているという。それを知ったスペンサーがブラッドのPCからアクセスしたために、ブラッドは自宅に爆弾を仕掛けられて殺されることになったという。メールはこの暗号コードがなければ絶対に解読できないというので、IT担当者を装ってストーン・キーリッジ社に侵入し、シャノンのPCにパスワードを盗むプログラムを仕組む。バリーによると航空機を登録していたのはやはり架空のペーパーカンパニーで、実際に航空機を利用しているノース・アンデス社の格納庫をチェックすることにする。マイケルは責任者でスパイのディエゴ・ガーザと会う。ディエゴは上層部からすでにマイケルの事を知らされており、マイケルのために間を取り持つことはできないという。再びストーン・キーリッジ社を訪れたマイケルとスペンサーはシャノンのPCにアクセスし、大量の暗号化されたメールを発見する。しかし、解読するコードが手に入らないので、とりあえずメールのコピーを盗む。コードが手に入らなくても、シャノンが大使館のメールにアクセスしたところをFBIに通報し逮捕させる予定だ。マイケルはその後、内部監査官としてシャノンを呼び出して、社内の誰かがメールのリークをしているのを捜査していると言い、ブラッドがそれを追っていて殺されたという。シャノンは慎重だったが、マイケルの脅しにしっぽを出す。電話でスペンサーの暗殺を命じたため、マイケルらは急遽スペンサーを救い出す。その間、シャノンがメールにアクセスしたログを消去してしまい、唯一の証拠が消滅してしまった。マイケルはスペンサーに「まともな」男であるよう演じさせ、これまでの事をネタにシャノンを脅させる。マイケルはスペンサー本人にメールを盗んだ罪を押しつけ、シャノンの失敗の尻ぬぐいをさせるという。そのためには機密情報室にある「ザディコ」のコードが必要だと迫って、シャノンに取り出させたところで手錠をかけてその場に拘束する。そして、メールと共にFBIに通報する。サムはスペンサーに再就職の世話をしてやり、マイケルは再度ディエゴを尋ねる。ディエゴの扱う商売を目立つようにネットオークションにかけるなど、「波風を立て」たマイケルは、ディエゴに自分を雇ってもらうように上層部に頼んでくれという。ディエゴはとりあえずマイケルとの連絡係になったという。今回はスペンサーの話がわかりにくくて、なかなか要領を得ませんでした。コンピューターの天才肌で陰謀やエイリアンの妄想が強い人なのですね。最後にサムが仕事を紹介してあげる当たり、いつものBNらしい世話焼きなところが良かったです。ところで、ランチに行こうとフィーが下着が丸見えなセクシーなドレス(それともあれは水着?)を着て誘いに来ると、さすがのマイケルも目が点。これはフィー策略か。色気で誘っても仕事中心のマイケルは「後で」。今度こそ、ちゃんと話し合うということになり、倉庫でサラダのディナー(爆)を囲んで語り合う2人。「あなたはスペンサーと同じ。一つのことしか見えていない。」「前はアメリカ人の命を守る仕事をしてきた。この仕事を愛している。俺の天職だ。もし俺のことを気にかけてくれるのなら、君も俺がそうしたように俺に求めることを辞めてくれ。」そこまでいわれると、フィーも「それがあなたの望みなら、私も付いていくわ。」と涙ながらに頷くのでした。(泣)最近はフィオナの涙ばかり見ますね。フィーもどこまでマイケルに尽くすのだろう。以前ははじけたり、別の恋人を探したり、楽しそうな面もあったのですが、ここまでくるとだんだん悲劇のカップルというか、戦国時代の無精の妻みたいな雰囲気です。とりあえずは新しい人脈でマイケルが雇われるのかどうか、気になるところですね。
April 11, 2011
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タイトル通り、レースシーンは大迫力で手に汗握りました。一般道を使ってロケをしたのでしょうか、さすが、エンターテイメントの本場ですね。ゲストに見慣れた顔が!「ドールハウス」で演技力が光っていたDichen Lachmanが出演していました。彼女は最近では「Hawaii-O Five」にも出ているのですね。彼女はアクションもできるし、これからもどんどんドラマに出て活躍して欲しいなあ。違法なストリートレースで、海軍の下士官ジェームズ・ラッシュが運転していた車が爆発炎上して本人も死亡する。任務では機密を扱う部署にいたことから、NCISでは詳しく調べることにする。事故現場には保険会社の調査員アリソンが現れ、強い関心を示す。カレンはスピード違反で講習を受けることになり、仕事を外されることになった。ラッシュの車は加速性を増すために「ウェットシステム」を採用しており、温度が急上昇して爆発したと思われる。レースの録画を見ると爆発が2回起こっており、爆薬を仕掛けられた可能性がある。やはり殺人事件だったのか。ラッシュの家族は一家で車の整備工場をしており、父親もまたレーサーだったがレース中に事故を起こして危険運転死傷罪で刑務所に入っていた。そのため、経営は苦しく、兄のキースはプロのレーサーになることを諦めていた。ジェームズは父と同じようにレーサーとなったが、今回の事故で一家はついに工場は手放すことになるという。ジェームズのレース相手だった「トッカン」は、誰も本当の顔を見たことがない謎の男で、NCISは以前にトッカンのメカニックを担当していたアルヴァレスという男を捜すことにする。ジェームズは自分の車は他人には触らせなかったという。車に詳しいケンジーは、ジェームズの車に海軍仕様の電池が取り付けられているのを発見する。ケンジーとサムはラッシュの工場で、侵入した男を逮捕する。男はラッシュの上官のギャリソン・ティモンズで、ラッシュの車から見つかった電池は、海軍で開発しており性能はまだ不安定だが、商品化すれば10億ドルの価値があるという。ラッシュはその開発に関わっており、2個の電池が紛失したため内密に探していたという。ラッシュはおそらく実験として、自分の車の加速のためにこの電池を使っていたと思われる。持ち出された残りの1個が敵国に回ると大変な事になる。NCISはラッシュの工場を探すが残りの電池は見つからなかった。そのころ、兄のキースが行方不明になっていた。ついに工場は人手に渡ることになり、妹のアンジェラはジェームズにはレースを辞めて欲しかったと訴える。「トッカン」の車を探していたNCISは運転手を捕まえる。驚いたことに、運転手はあの保険調査員アリソンだった。本名はアリシア・タカダと言い、殺害を否定し、それどころかジェームズを愛していたという。アリシアがジェームズと対立していたニック・ストリンガーの名前を挙げたため、キースとストリンガーがグルになって殺したのかと疑う。その頃、キースはニックの手下に半殺しの目に遭っていた。NCISはキースを救う。キースは工場に大きな借金があるため、ニックにジェームズに大金を賭けるよう頼んだという。あの電池があればレースには必ず勝つはずだと思っていたが、その願いは叶わなかった。キースもう1つの電池については知らず、その代わりアルヴァラスの居場所を教える。アルヴァラスは電池を持っていたが、内容を知らずにストリンガーに売ったという。NCISはストリンガーをおびき出すため、偽のレースの情報を流し待ち伏せる。カーチェイスの末捕まったストリンガーは、電池は持っていたがジェームズを殺してはいないという。ケンジーは車に細工をした犯人は妹のアンジェラだとにらむ。アンジェラはとにかく兄にレースを辞めてもらいたかったので、燃料噴射装置を切り負けるようにしむけたと認める。しかし、ジェームズが電池を装備したことを知らず、不幸な事故に繋がったのだった。レースシーンは本当にすごかったですね。専門のスタント方がおられるのでしょうね。全体に車のネタがありましたが、「自由人」のカレンらしく、フリーウェイは使わず好き勝手に運転しているからスピード違反で捕まってしまう。(笑)捜査官だから見逃されると思っていたら、非番だったのでへティから講習を受けなさいと怒られた。変な講師は予定通りですね。(爆)そしてやっぱりモテるのはカレンの得意技で、タイミングが悪いのがお決まりらしい。ちなみに、講習の結果テストは不合格。メインのストーリーはNCISらしくないかも知れませんが、またまたケンジーの父親ネタなどキャラクターエピソードが入って、なかなか良かったです。ケンジーは何でもできすぎなところがありますが。最後にセグウェイを乗り回すへティがイっちゃっていて怖かった。(爆)
April 9, 2011
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シーズン3でドンを苦しめたクリスタルの事件がまた取り上げられました。ちょうど、今ドンが悩み深くて宗教に救いを求めているということもあり、余韻があって深い内容になったと思います。このシリーズは「The Wire」のキャストが良くゲスト出演するのですが、今回もバブルス役のAndre Royoが出ていました。かつて強盗殺人を繰り返したカップルの一人、バック・ウィンターズを含む3名が脱獄する。ドンはバックの恋人クリスタルをやむを得ず射殺しており、FBIではバックがドンに復讐のために脱獄したと考える。チャーリーもドンを気遣うが、ドンは弟にはその件について一言も触れない。捜査に関しても、本部で成り行きを見守っているようだ。ドンは「バックを殺すことになるのが怖い」という。脱獄には持ち込み禁止のデンタル・フロスが大量に使われており、一緒に脱獄したグレイ・マクラフリンが刑務所の掲示板で知り合ったという女性と頻繁に面会していたことから話を聞くが、単に車の手配をしただけだという。デンタル・フロスが綿密に計算された上でロープに仕上げられていることから、マクラフリンと同房で、先に出所したピンチョンの話を聞く。ピンチョンは脱獄の計画をマクラフリンに5000ドルで売ったと言い、マクラフリンは今ネスター・ルイスのところにいるという。FBIはピンチョンの話を疑い、監視していたところ、同じアパートの一室にマクラフリンが隠れているのを発見。銃撃戦の末、マクラフリンを逮捕する。マクラフリンは脱獄するために、ピンチョンもガールフレンドも利用しただけだと認め、もう一人の脱獄者レイフとバックの居場所を吐く。FBIが突入するが、バックの姿はなく、レイフは殺されていた。一方、バックはドンに直接電話をしてくる。追跡不可能の携帯電話だったことが判るが、リズはドンが2分以上もバックと通話していたことに疑問を持つ。チャーリーは、バックの次の動きを予測し、自分からドンに伝えに来る。ドンはクリスタルを射殺したことを今も後悔しており、どうやって同じ事を繰り返さないかを考えていた。アランは思い詰めるドンを心配し、シンクレアにドンを守って欲しいと託す。しかしドンがバックの携帯に電話していることが判明し、シンクレアはドンの真意を尋ねる。ドンは自分が指示するまで手を出すなと言い、バックとの待ち合わせ場所に向かう。FBIと連邦保安官が狙撃体制を敷いている中、バックが現れる。シンクレアはひたすらドンの命令を待つ。ドンはバックに自分に復讐をするためではなく、殺されるためにここに来たのだろうと話す。バックは現在19歳の自分に250年の刑期が科されて、やり直すことなどできないと告白する。ドンは殺したくない、抵抗してもムダだと悟らせ、バックを逮捕する。チャーリーはCal-Sciの教授陣でシンクタンクを立ち上げようというアイディアに、アランを誘うかどうか迷う。幼い頃に数学ではすでに父親を越えていたことがその後の微妙な父子関係に影響していたからだが、数学以外の事も教わったと言い、アランにも加わって欲しいと頼む。ユダヤの教えで「手の中にあるもの(コントロールできるもの)」という言葉にこだわり、コントロールできるのは自分の未来だけ、と悟ったドンがバックを撃ち殺すことなく逮捕できたのは印象深かったです。確かに、「ナンバーズ」はドンパチが多いシリーズで(爆)、突入シーンでは有無を言わさず犯人側は撃ち殺されているのですが、そういうことに違和感を覚える必要もあるでしょうね。2シーズン前にバックを取り調べた時は、ドンはかなり危ない事をしていたのでしたね。あの時はメーガンが誘拐されて、ただでさえ感情面で暴走していたということもあったので、今回のドンを見ていて、キャラクターの成長なのだろうかと思いました。シンクタンクの計画は楽しそうですね。アランに対して、数学以外のことをたくさん学んだというチャーリーの言葉にもぐっと来ましたし、エプス家の絆、家族愛が感じられました。そのきっかけになったのは「マックスウェルの悪魔」という思考実験について、アランが意見を述べたからですが、冒頭のエントロピーの減少の話、タイトルの「Arrow of Time」などが織り込まれて「いかにも」という雰囲気を味わえました。内容は語れないけど。(笑)
April 7, 2011
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テーマとして乳幼児の時に親から愛情を得られないで、極端な養育環境で育った子供が取り上げられていました。こういうケースでは、後から人間関係を構築することがとても難しく、子供が問題行動を起こすため、一つの治療法として出産時の体験を再現するという方法を試してみたと言う話でした。体験するといっても、窒息死ギリギリの危ない状態を再現するわけですね。それに対して、治療法はないという意見もあって、その場合は精神疾患として扱われるのだそう。心の問題は難しいですね。やはり熱血デニ・ベック刑事でも、熱意だけでは解決できないですね。SVUの仕事は、専門的で慎重なアプローチが必要なのだと思いますし、割り切ることも必要。私の頭には「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。」というあの台詞が浮かびました。川に転落した車の中から、手錠で繋がれていたイーデンとマークが助け出される。運転していた大人は見つからなかった。SVUは虐待を疑う。幼いイーデンによると、他に車に乗っていたのは母親のアルマで、昨夜初めてマークに会ったという。車の持ち主が判り、運転をしていたフランク・ホービスの身柄を確保するが、フランクはアルバニーからアルマに雇われて、子供2人をブルックリンまで送ってきただけだという。母親はアルマ・カルドーザといって、子供が逃げるというので手錠をはめていたが、事故で川に落ちたとき、フランクが外してやったという。何も語らないマークにインタビューしたフアンは、子供たちがRAD(反応性愛情障害)ではないかという。感情をコントロールできないマークがペンでステイブラーを刺してしまい、逆にイーデンはベック刑事に甘える。イーデンにはローズマリーという姉がいたという。SVUは2人が養子として、養父母から捨てられたか、あるいは養子仲介業者のところに戻される途中だったと考える。アルマらしい女性を乗せたタクシーがあることが判り、マンチとフィンが彼女が降りた場所を探ると、子供が大勢住んでいたと思われる家が見つかる。周辺を捜索すると、住人は慌ててその場を去ったのか、近くのゴミ箱に子供のおもちゃや日常品が捨てられており、カセットテープが見つかる。その家はペティ養子サービスという会社の持ち物だった。デニはクレイゲンの命令を聞かずに、怪我をしたエリオットと病院にいたが、見舞いに現れた妻と娘の姿を見てその場を離れる。子供の養子縁組を管轄するACSでは、イーデンとマークに関する届はないと言い、ペティ養子サービスは、悪質な養子縁組の仲介業者だという。そして、アルマは3年前にACSの職員だった。ペティ養子サービスの代表者は、イーデンとマーク、そしてアルマのことは知らないと言うので、ペティの通話を監視し、連絡先のモーテルでアルマの身柄を拘束する。アルマによると、養父母の手に負えないイーデンとマークを引き取って戻ってきた途中で事故に遭い、手錠をしていたのは2人の安全のためだったという。回収したテープには、ローズという少女に大人が何か苦しめている様子が録音されており、ペティ養子サービスの家の庭を掘り返したところ、9歳の少女が見つかる。大人はローズに出生体験治療を施していたと思われ、結果的に窒息死させてしまったと思われる。この子はイーデンの姉のローズマリーと思われ、イーデンによると、リタとバドの家で暮らしている時に、ローズは悪いことをしたために納屋の檻に入られていたという。アルマはローズマリーについては知らないというので、テープで治療法についてアドバイスしていた心理学者のDr.リーフに話を聞く。リーフは電話でゲイブラー夫妻に治療法について指導していた事を認める。リタとバドの夫妻の家に向かったところ多くの養子を育てており、納屋の中で少年が檻に閉じ込められていた。ステイブラーとベックは夫妻を児童虐待で逮捕する。しかし、夫妻は虐待を否定し、子供たちもそれを証言する。檻に入れるのは悪いことをしたのでしつけのためだと言い、ローズマリーについては、最初は知らないと言っていたが、あの子のためだったと認める。ノヴァク検事補は、録音テープが部分的なために、それでは裁判で虐待の証拠にならないと言う。そこでDr.リーフに証言させて、夫妻の過失を訴える。一方、弁護側はローズマリーがナイフを振り回すなど、夫妻にとって脅威だったと言い、やむを得ず檻に入れたと訴える。イーデンとローズマリーは幼い頃に親から何らかの理由で、育児放棄、養育遺棄の状態を経験し、生存本能剥きだしで生きてきた。しかし、イーデンはデニに全く逆の話をして夫妻に虐待をされていたと言う。デニを慕うイーデンは、どうしても一緒にいたいと甘えるので、デニは一晩泊めることにする。その夜、イーデンはデニのアパートに火を付けて死にたいという。イーデンは病院で拘束されることになり、ゲイブラー夫妻は過失致死で有罪になった。デニは救えると思ったイーデンを救えなかったとショックを受け、ステイブラーにSVUを去ると告げる。イーデン役はおなじみ、エル・ファニングでさすがに迫真の演技でしたね。ラストの方は鬼気迫る演技で、本当にすごい。イーデンがデニに甘えたのも生き残るための術だったのでしょうね。嘘も平気でつけるのでしょう。結局放火するなど、自傷行為に及ぶのでどうしようもなく拘束したわけですが、デニとしては甘く見ていたわけではないでしょうが、SVUの仕事の難しさを痛感し、敗北感を味わったのでしょうね。それと、やはり先週からのステイブラーとの「微妙な関係」に浮き足立ってしまった。パートナーの怪我に動揺し、クレイゲンの命令に背いたことで叱られてしまい、エリオットの妻と娘に初めて会って、自分の立場を再認識した。「私に残って欲しい?」「俺の口からは言えない。君が選んでくれ。」仕事上の関係だったのが、どこかお互いに心地よい関係に変わっていって、任務に支障が出てきた。切ないですね。まあ、こうしてマリスカの出産の時期を助っ人として埋めてくれたデニ・ベックことコニー・ニールセンは去っていきました。普段ではできない展開がありましたし、良かったと思います。本当にご苦労様でした。
April 5, 2011
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ゲストに懐かしい顔が揃いましたね。NYPDブルーのマルチネス刑事、そしてERのDr.マルッチと、それらの役柄がそのままにじみ出るようなキャスティングでした。全体としてはfillerエピソードでしたが、サムの過去が出てきたり、とても楽しい。そして、最後は切ない。ドッグ・レースのシーンはTVシリーズ「マイアミ・バイス」の冒頭で出てくるので、懐かしかったです。24時間続くパクソン刑事の監視のために、日常の「仕事」もままならず、マイケルはついにパクソン刑事の仕事を手伝う替わりに、自分のことは手を引いてもらう事を考える。サムがパクソンの担当事件を調べたところ、尾行されたことを逆に付きまといで訴えて出た犯罪者がいることが判った。容疑者のマシスンは、合成ドラッグの製造ラボを襲って、死者も多く出していた。マイケルはマシスンの部下で、うだつの上がらないトミーに目を付け、チンピラに扮して仕事をねだり、トミーがマシスンに良いところを見せたいという気持ちを利用して、パクソンに逮捕させることにする。さっそくトミーに近づいて気に入られ、フィオナとサムを加えてクリーニング店の強盗をすることになる。マイケルの機転で要領よく強盗が成功すると、今度は借金取りに追われていると言って、トミーに泣きつく。トミーはついにマシスンにマイケルを紹介し、ドラッグのラボの襲撃に参加させることにする。マシスンの計画では、トミーらを弾除けとして使うことになると気づいたマイケルは、部下思いのトミーに堅気になるために、マシスンを警察に差しだそうと、真実を告げる。マシスンらがドラッグ製造ラボに侵入すると、マイケルたちは外からドアを接着して閉じ込め、ギャングの部下と撃ち合いをしている間に、警察が到着してパクソンがマシスン一味を逮捕する。トミーは望み通りギャングから足を洗うことになり、パクソンはついにマイケルから手を引くことを了承する。サムは以前からIRSから税務関係で目を付けられていて、担当官のステイシーと会う。ステイシーは不適切な出費を計上して税金逃れをしているとサムを追及するが、そのうち、ステイシーの母親と付き合ったことがあったことを思い出す。ステイシーは友達だと慕っていたサムが自分を置いて去ったことを恨みに思っており、その復讐をするために付きまとった事を認める。サムはいつでも会いに来るように言い、2人は仲直りする。フィオナはトミーが仕事を変えて新しい人生を歩む事について、マイケルも仕事を変えるべきだという。しかし、マイケルはパクソンがいなくなって、やっと心置きなくスパイの仕事を取り戻す事ができるとフィオナに念を押す。またまた、出ました。チャラいマイケルのチンピラ姿。(爆)金アクセをジャラジャラして、フィーもいかにも軽い女という雰囲気です。そして、ギャングにしては人が良すぎるトミーをマイケルが更正させるというのが、いかにもバーン・ノーティスですね。クリーニング店から盗んだ金を10%の利子をつけて返すとか、やっているのは強盗には違いないのですが、正義の味方風な面はきちんと押さえていますね。それにしても、あれだけ協力するフィオナが涙ぐむとは。本当にもうマイケル、「フィーを泣かすな!」と言いたいです。(泣)このままじゃ、フィーは去っていくかも知れませんね。マイケルはそれでも構わないのでしょうが、シッパーとしてはぜひこの2人に幸せになって欲しいです。
April 4, 2011
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今週も話が複雑で飽きず、面白かったです。ただ、「Hiragana」はいくらなんでもいただけない。脚本家さんも、ちょっと調べれば判るのに。(爆)こういうところに、アジアに対する一般的な認識の程度を感じ取ります。海軍少佐のカルヴィン・リーが道路をまたぐ橋の欄干から首つり自殺をする。リー少佐は潜水艦の副長になったばかりで、水中での機密システムのテストをする予定で、自殺するとは考えにくいという。ケンジーとネイトがリー少佐の家宅捜査を行っている時に、侵入者があり逮捕する。侵入者のヴィックは、リー少佐と同じ部門の海軍少佐で、出世のためにリー少佐が部下の功績を盗んだという。それでリー少佐を追い落とすために、飲み物などの中にドラッグをしのばせ、薬物検査でリー少佐を失脚させようとしていたという。しかし、実際にはリー少佐は軍の検査を受けておらず、自殺をするような精神疾患の兆候もなかったという。道路上の監視ビデオには、最後の瞬間のリー少佐が映っており、飛び降りる前に何かを投げ捨てたのが映っていた。サムとGが投げ捨てたものを探しにかかる。チャイナタウンで店を構えるリー少佐の両親によると、一家は中国の一人っ子政策を嫌ってアメリカに移り、カルヴィンの他に姉のジェインがいたが、ジェインは早くに死んだという。また、カルビンには婚約者のシュエ・リーがいたが、最近香港に帰ってしまったという。しかし、調べると姉のジェインは名前を変えており存命で、両親とは仲違いしていた。ジェインは、カルヴィンはゲイで、そのことにオープンな恋人ジェイソンもおり、両親との間や軍の関係で悩んでいたという。サムとGがジェイソンの自宅に向かうと、ジェイソンはのどを切られて殺されていた。死ぬ直前にカルヴィンがジェイソンのアパートを訪問している事が確認されており、カルヴィンが悩んだ末、恋人を殺して自殺したのかと考える。しかし、制服に血液が飛び散っていない事が不自然で、他にも出入りした人間がたくさんいた。その中で、中華料理の配達員に注目し、身元を洗ったところ、アジア系のギャング団「ヒラガナ」のメンバー、ボビー・タンの名前が挙がる。サムとGがタンの関係する貿易会社の倉庫に侵入したところ、香港に戻ったはずのシュエ・リーとタンが口論しており、何とシュエはタンを射殺してしまう。サムとGはシュエの部下たちと撃ち合いになり、シュエを取り逃がす。カルヴィンが橋から投げ捨てたのは鍵で、エリックがその鍵を調べたところ、高性能のクローナー(PCデータを吸い上げるデバイス)であることが判る。まだ、実際には使われていなかったが、使われているコードから中国製と思われる。これが潜水艦に持ち込まれていたら、新システムの機密情報が漏れていたかも知れない。NCISはカルビンが中国のスパイだったのではないかと考える。しかし、カルヴィンはジャクソンを殺されて、任務に逆らって自殺したのではないか。ケンジーはカルヴィンの母親から、シュエ・リーが中国から来た工作員でカルヴィンの担当者だったという話を聞く。中国の国家安全部の職員には、子供を2人まで持って良いかわりに、その子をアメリカでスパイとして育てるという選択肢があったという。ケンジーは、シュエを恐れ、カルヴィンの両親を保護しようとするが、父親もまた中国のスパイだったことが判る。夫婦はカルヴィンを幼い頃からスパイにさせるつもりだったが、カルヴィンは海軍でアメリカへの忠誠に板挟みになっていたと思われる。この状態では事情を知っている母親の命が危ない。予想通り、シュエ・リーとカルヴィンの父親が母親を殺しに現れ、NCISチームとの銃撃戦の末シュエ・リーの一味を倒す。ケンジーはさらに潜入スパイの詳しい供述を得るために、ネイトの助言を受けてジェインと母親を再会させる。今回は、ネイトにスポットを当てていました。ケンジーとにわかコンビを組まされ、急に捜査官になってみたいという気になったらしい。心理プロファイルが専門の人ですから、サムやカレンたちとは身分が違うのでしょうね。最前線では常に命の危険が伴うし。ケンジーは闘う時も男性と対等で本当に強いです。ところで、今週もまたサムはカレンに行方不明になったドムのことを忘れていない事を打ち明ける。感情的なところを見せます。それに対して、カレンは任務に忠実で、相変わらず理性的ですね。しかしその割には、新聞も読まず、テレビも見ない。今日が何曜日かも判らないという、不思議な人です。海外の潜入スパイ(スリーパー・エージェント)は、まるで小説か映画の世界の話のようですが、本当にこういう事があるのでしょうか。Hiraganaという当たりががちょっと怪しいですね。(笑)一人前に育て上げるのに時間がかかる訳ですが、よくそこまで考えるというか、こんな事をやられたら情報の漏洩が防ぎようがないですよね。本人に葛藤があったことがせめてもの救いですが、それにしても北朝鮮にしろ、中国にしろ、名指しでドラマにしてしまうのが、アメリカのテレビなのですね。NHKじゃ絶対に放送できないな。(爆)
April 3, 2011
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『皆殺しのメッセージ』シーズンフィナーレ、いつものようにクリフハンガーですが、今シーズンはメガトン級の衝撃ですね。Horatio率いるラボチームに新たな敵から挑戦状が突きつけられました。それは、これまでのようなギャングや政府の手先からではなさそうです。当然解決は来シーズンに持ち越されて、シリーズは不動の月曜10時から日曜日に移動はします。視聴率ではベガスもNYも苦しいシーズンでしたが、マイアミのファンはきっとどこまでも着いていくと思いますよ。ああ、秋が待ち遠しい!ネタバレ注意!冒頭の少女の歌う「マザーグース」?がヒントになっていました。Walter, Ryan, Calleigh, Natalia,そしてJesseのメインキャラたちに届いた謎の郵便。それぞれ中から、パズルのピースのような切れ端が出てくる。5人が組み合わせて行くと、女性がターゲットになっている絵となった。これは挑戦状なのか、絵に書かれた住所に向かうと幼い子のいる母親Janiceが家の外から狙撃されていた。幼気な子供ということでHoratioの出番ですが、予想を裏切る早さで視野の中に入ってきます。すでにロングショットでいきなり片膝ついていました。(爆)これはあのリオの冒頭シーン並に受けましたね。小さなお姫様はナイトに手を取られて保護されました。彼女はまだ死の意味も知らないのでしょうね。そこだけ見るとおとぎ話のようです。しかし驚いたことに、凶器として無線で遠隔操作するライフルが設置されており、犯人は現場に駆けつけた捜査員たちもインターネットの画面から彼らを見ていた可能性がある。非常に悪意を感じます。一体CSIに殺しを予告した理由とは?被害者の夫は離婚弁護士で、恨まれる可能性はあるという。一方、Janiceは夫には内緒で大学で仕事をしていたらしい。でも心強い人が戻ってきました。イェイ、検事局で潜入捜査をしていたEricがフルタイムでラボに戻ってくると言う。義理の弟が戻ってきて、誰よりもうれしそうなHは、さっそく一緒にデイド大学へ。Janiceは大学院生Melissa Wallsの行う有名な「ミルグラム実験」のような心理実験の被験者となっていた。(刺激を与える方)しかしなぜか旧姓で登録されていた。Janiceを撃った銃やWEBを接続していたIPアドレスからも何も手がかりは得られなかったが、Janiceの夫Craigが新たなCSI当ての郵便を持ってくる。これも、前回のものは消印がなかったが、今回のは消印がある。しかも、augmented reality tagと言って、バーコードのように3Dの映像をPC上に見せてくれるものがあって、それがどうやら次の殺人の予告をしているらしい。今度は大学のプールだ!現場に急行したEricとRyanが全力疾走でフェンスを乗り越えるシーンは、これまでのマイアミで最もスピーディなシーンじゃないでしょうか。ほんとに、NYなら毎週見慣れた光景ですが、のんびりムードのマイアミではこんなのあり得ません。(爆)とにかく、スリムになったおかげでRyanがかっこいい、復帰したEricもプールに飛び込んで久しぶりの水濡れシーンでした。(笑)しかし、努力の甲斐なく心理学のBrusatti教授が溺れ死んでいた。溺れる原因になった水面を覆うカバーに犯人からのメッセージ、炎のロゴが。すでにマスコミは連続殺人事件だと息巻いている。"Have a great day."とかわすHoratioも、なんだか懐かしい感じです。心理学の教授たちは、Melissaが怪しいという。実験中のJaniceの行動を勝手に改ざんしてデータとした。それをJaniceが教授たちに伝えたために、Melissaはプログラムから追い出されることになった。博士号を得るためにこの実験に賭けていたMelissaは教授たちを逆恨みしたかも知れない。MelissaはHoratioに非協力的な態度を見せる。CSIでは教授たちに監視を付けることに。アドバイザーだったStarlingは「彼女は別に怖がることはない」と断る。しかたなくFrankが遠くから監視する。Madsenは受け入れるが、でも、なぜNataliaが?(爆)ロマンスが生まれそうな雰囲気でしたが、ここにも犯人の魔の手が。ここで教授役でEsai Moralesが出てきました。ということは、レギュラー出演している「Caprica」はキャンセルされてしまったのかな~Walterが炎のロゴを解明しても時すでに遅し、Madsenはすり替えられたコロンに入っていた薬品で大やけどしてしまう。前の晩にMadsenの自宅で学部のパーティが行われたということは、やはり関係者が犯人か?Melissaはそのパーティに出席していたし、コロンのボトルにはStarlingの論文が記されていたことから、次のターゲットはきっとStarlingに違いないと、Melissaへの容疑が深まる中Melissa自らデイド署に出頭する。どうやら、彼女には自信があるようだ。一切、自分の疑いを晴らすような事はせず、アリバイはスケジュール帳に書かれている。実は彼女は次の就職先を見つけて、そこで第一印象で犯罪捜査官はそれに合うような方向に証拠を受け入れるという自分の仮説を実証しようとしているらしい。Horatioはこの小娘のようなMelissaには腹を立てる出もなく、眼を細めて見守っています。Ericは「俺たちは証拠を追っているんだ」と迫りますが、「あなたは私を追っているだけでしょ」と簡単にかわす。「君のささやかな実験で、みんなを危険にしているんだぞ。」「あなたたちの責任よ。私は部分的な観察者にすぎない。」「誰も死なない限りはな。"Not if somebody else dies."」やっとHoratioが言い返しましたが、こういうケースは本当に珍しいですね。Starling教授が終身在職権を被害者となったBrusatti教授とMadsen教授を含む教授会から拒否されていたことから、疑いはStarling教授へと移る。教授の持ち物の中から、犯行予告状に貼られていたのと同じ切手が見つかると、CSIは証拠が揃ったと見て、Starling教授を容疑者として逮捕することに。しかし、そのころラボでは何かが起こってラボの全員が咳き込み、苦しんで倒れ始める。一体何が起こった?そしてHoratioの手元にはそな犯行を告げる手紙が…子供が歌っていた「All fall down」の意味がここにあったわけですね。ラボに戻ったEricの前には、仲間の倒れた姿が累々と横たわる。Calleighも息をしていない?みんな死んでしまうのか?それとも、誰かは犠牲になるのか?とんでもないことになりました。本当に、びっくりの展開で犯人捜しどころではありません。マニアックな犯人からの謎解きとは、ベガスのお家芸かも知れませんが、「証拠が全てを語る」というのがHoratioのモットーでしたから、それへの挑戦と思っても良いかも知れませんね。マイアミの新局面です。Ericも戻ったし、新メンバーも入ってチームワークが抜群のマイアミですので、これは一人も失うことができません!!
April 2, 2011
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