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いよいよ3月31日(土)12時から「櫻井のすべて」というオンラインサロンがスタートします。すでに1週間前から告知しはじめましたが、このサロンでは、まさに私の人生を、あるいは知識すべてを会員に差し上げようというものです。ご存知の方も多いと思いますが、私は現在87歳です。この年齢でのサロン開設者は初めてだそうで、もしかするとギネス記録かもしれません。それはともかく、このサロンでは若い男女から高齢者まで、いろいろな方にご参加いただきたいと思うのです。多くの人は同年齢、同世代、同性、同職種、同趣味に人たちとつき合っていますが、私は反対に異年齢、異世代、異性、異職種、異趣味の方々とおつき合いして、今日までまいりました。これが私の多方面の人脈になっているのです。誰でも人脈を広げたいと思っていますが、いつも同じような仕事をしていつ同年輩の人とつき合っていても、人脈は広がりません。私には20代の男女の友だちもいれば、社長や大学教授の友人もいます。いや、そういう表人脈ばかりでなく、裏人脈も持っています。この広がりが人格をつくるのです。くれぐれもいいますが、同じ仕事仲間だけ大勢いても、人生は面白くありません。ぜひ私のサロンに入って、幅広い人間性をつくっていただきたいのです。初めてサロンに参加する方、他のサロンに入っている方、あるいはサロン経験者・・・・など、いろいろな方々がいらっしゃると思います。私も初めてサロン形式のオンラインをスタートさせるのです。できればご一緒に、より楽しく勉強になるサロンにしていこうではありませんか!櫻井秀勲 著 『寝たら死ぬ! 頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著 『12星座男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲 音声コラム 『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲の《「自分史を書こう!》早稲田運命学研究会櫻井秀勲 Facebook
2018/03/29
推理作家の内田康夫が亡くなった。83歳だった。刑事、探偵ものは、テレビドラマになりやすいということもあって、近頃は推理小説が全盛となったが、中でも内田康夫は、江戸川乱歩の系譜につながる純正統の探偵小説作家として大活躍した。江戸川乱歩は明智小五郎という名探偵を生み出したが、内田は浅見光彦という主人公を大活躍させたのだ。年譜からいうと江戸川乱歩を引き継いで、戦後の推理小説ブームを巻き起こしたのは松本清張であり、つづいて森村誠一だった。森村誠一は現在85歳であり、内田康夫は2歳年下だったが、森村には戦後の翳りが作品の中に横溢していたが、わずか2歳違いでも内田の作品には、どこか明るさと知性が感じられた。もしかすると、これが内田本人もいっている江戸っ子気質かもしれない。彼は「江戸っ子は五月のコイの吹き流し 口先ばかりではらわたはなし」という川柳が好みだったが、江戸っ子は肩に力の入った物言いはしない、というのだ。実は私も下町の江戸っ子だけに、人は人、自分は自分で、他人を非難するのは好きではない。そういう書き方をした私の本は1冊もないはずだ。近頃はテレビでもっともらしく解説したり、非難する解説者や芸能キャスターがふえてきたが、もしかすると内田康夫はそういう番組が嫌いだったのかもしれない。松本清張の場合もそうだが、作品が長い間ドラマ化されていく作家は、いつまでも生きているように思ってしまうが、内田康夫の場合も「浅見光彦」が、今後も大活躍していくので、死んだように思われないかもしれない。櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲の《「自分史」を創ろう!》 早稲田運命学研究会 *4月から新年度が始まります*櫻井秀勲Facebook
2018/03/23
豊橋技術大学に憧れる高校生は多いといわれるが、それがわかるような気がする。この大学の研究室が開発した「弱いロボット」がTwitter上で大評判になっているのだ。ロボットといえば人間の能力を超えるものと思ってしまうが、この大学ではむしろ、人間的な弱さをもつロボットを開発し、それが20万を超える「いいね」を集めているのだ。あえてモジモジとティッシュペーパーを配る弱いロボットをつくったところ、歩行者はつい同情してしまい、わざわざ受け取りに行ってしまうという。それだけではない。ティッシュを受け取ってもらうと、お辞儀までしてくれるのだという。なんと愛らしい動作ではないか。これまでロボットといえば、すべて、人間にはできない技術や正確な能力を持たせたものばかりだった。逆にいえば、だからロボットの未来は恐ろしい、と思ってしまう人間が多い。ここに目をつけたこの大学の技術者はすばらしい! ロボットを人間以上につくる研究者が多い中で、できるだけ人間臭くしたのだ。恐らくこれからは、この人間とロボットのカップリング、つまりもちつもたれつの関係が生まれるだろうと考えたのが、この大学の知能工学系の岡田教授だ。すでに20種類の「弱いロボット」を開発中だという。たとえば「ゴミ箱ロボット」は、自分ではゴミは拾えないが、周りの子どもたちの助けを借りながら、結果としてゴミを拾い集めてしまうという。みごとな考え方だが、このようなロボットであれば、高齢者や子どもたちも、安心してつき合っていけるのではないか? すばらしい人間とロボットの関係だ。私たちは人間として、とてもすばらしい性格や能力をもっていたが、もしかするとそれらを失ってしまったのかもしれない。それをロボットに復元できたら、すばらしいロボット人間になるのではあるまいか? なんとなくそんな人間臭い弱いロボットが生まれそうだ。櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/03/16
先週の3月4日は、大勢のお客さまを招いて、きずな出版の5周年記念講演会兼パーティと併せて、私の87歳の誕生日を祝っていただいた。おかげさまで、ご参会のみなさんから「とてもすばらしい会だった」と、おほめの言葉を頂戴したが、本当にありがたい諸先生方のご好意だった。会場は昨年につづいて六本木の国際文化会館だったが、ここは会場の外が広い庭園になっているので、とても気持ちがよい。私はこの会館に古くから出入りしてきたが、古さを感じさせないところが好きだ。1952年にできたもので、もともとは日米両国をはじめ、世界の政治、経済、文化を語り合う場として使われてきた。そんな雰囲気が出版社のパーティ会場としては、最適のような気がする。講演会は日曜日ということもあって午後1時半からスタートしたが、パーティの終宴は夜の8時半という長丁場となった。この間立っている時間も長かったので、おくたびれの方々も多かったに違いない。この日の模様は多くの方々により、フェイスブックその他に出ているので、ごらんになった人たちも多いのではあるまいか? こんな楽しい会だったが、参加すればよかったと、思われた方もいるかもしれない。そんな方は来年の予定として、いまからさっそく「3月4日(月)」と記入しておいていただきたい(笑)。多くの作家、文化人その他業界の方々と触れ合うことこそ、自分の感性を高めることになる。それを実感したのが、今年の会だった。お礼と共に、来年88歳「米寿の祝い」にご参加くださるよう、少々早いがいまからお願いします。櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ! 頭が死ぬ!』 早稲田運命学研究会 著「12星座別男子の取扱説明書」シリーズ櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲の《「自分史」を創ろう!》 早稲田運命学研究会男と女の深層心理学講座櫻井秀勲Facebook
2018/03/09
かつては日本国中で2万軒を切った商売、商店は次第になくなっていく、といわれてきた。床屋、風呂屋、下駄屋、小間物屋、煙草屋などなど、もうほとんど見なくなった。いやそれだけではない。大企業でもサンヨー、シャープ、松下電工がなくなり、東芝も揺らいでいる。証券、生保、損保、銀行、自動車、スーパーなどの大企業も統廃合が行なわれて、現在のような形になっているが、2045年のシンギュラリティを迎える頃は、いまの業種の半数近くが廃業せざるをえなくなるという。まさに産業革命だ。16世紀後半に起こった技術革新による産業上の変化は、英国において特に技術者や職人を直撃した。これによって「ラッダイト運動」という「新しい製造機械は自分たちの仕事を奪う」と、機械や機関車などを破壊する職人たちの暴動が起こったのだが、この2045年にも、AI(人工知能)破壊運動が起こるのではないか、という声がある。かりに日本で起こらなくても、他の国で起こらない保証はない。なにしろAIによって、仕事がなくなる単純労働者の数は無限だといわれており、そのうちAIの数を制限しないと、本当にAIによってこの会社が占領されてしまう、と本気で心配している人たちも多いのだ。しかしかつての産業革命のときも、新しく機械が製造されれば、それに伴なって新しい職業、仕事がつくられていたのだ。そう考えれば少しは安心できようが、しかし今回のAI革命はそう簡単ではなさそうだ。どの国でラッダイト運動が蜂起するかわからない。日本でないことを祈るだけだが、いまから真剣に自分の仕事、職業が生き残れるかどうか、しっかり勉強したほうがよさそうだ。★「きずな祭り2018」3月4日(日)開催!★☆ 櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』☆櫻井秀勲の《「自分史」を創ろう!》早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/03/02
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