昨日の銀輪散歩の傍ら見つけた花は、 イタドリ の花。
子供の頃は「すかんぽ」と呼んでいて、若くて太いすかんぽの茎は皮を剥いて食べたものである。酸っぱい味で、美味しいものではないが、子供は、何故か山を歩いている時は、すかんぽを探して食べたりしたものであった。
食べるというより、ムシャムシャ齧って、酸っぱい汁だけを嚥下し、食べカスをぺっと地面に吐き出すのである。余り行儀はよくない。
我々の土地では、これを食材としては利用しなかったが、土佐とか地域によっては、山菜として食用に利用されているらしい。一度料理された「すかんぽ」なるものを食べてみたい気も、しない訳ではない。

万葉では「いちし」の花が、この「すかんぽ」こと「イタドリ」の花だという説がある。通説は「彼岸花」だというのであるが・・。
路の辺の 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻を(巻11-2480)
先日、回文詩第二弾を作ったので、掲載して置きます。紅葉の季節には未だ少し早いのですが、回文というのは、字の流れのままに作るしかなく、どんなものが出来上がるかは、作っている者にも実は分からないので、ご容赦を。台本のない演劇の上演みたいなものですな。
題 「山 秋の色 紅色の秋山」
山 秋の色 紅く
遠雲 流る 渡船の旅
今日 夕影の中
川は 我の 心遊ぶ 飛鳥の 川か
旅は人 人は旅か
川の鳥 飛ぶ 遊心の 我は
川中の 影 夕日
今 旅の船 渡る
流雲 遠く 紅色の 秋山
今宵は中秋の名月。いい月を見たいものです。
吾が恋は 更けゆく秋の 夜をこめて 月あきらけき 空駆けるらし
萩の花 薄に風の おとづれの かそけき影に あかあかの月
( 以上12時9分)
我が庭よりの中秋の名月を載せて置きましょう。

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