ちょっとブログの更新サボっていましたが、元気に致して居ります。本日も近隣散歩ですが、いい汗をかいて来ました。
先ずは枚岡公園。枚岡公園は生駒山麓の高みにあって、自転車で上るのは結構きついが、挑戦してみる。桜並木の坂道をMTBで上る。久しぶりの長い坂道にて、上りきった頃には肩ではあはあ息を切らせていました。まあ、小生の脚力ではこの公園位までが休まずに上り切れる限度ですかな。
(枚岡公園北側入口付近)
少し停車して息を整えてから出発。公園とはすぐにお別れして額田、石切方面へと向かう。高みまで上がって来ているので、後は概ね下るだけの快適走行である。
公園の北側に重願寺という浄土宗の寺がある。

(重願寺) < 重願寺ホームページ
>
この寺は本誓山と号し、豊臣秀吉の本願により、文禄年間(1592~1595年)に建立された寺院にて、岸誉雲海上人
(
がんにょうんかいしょうにん
)
開基と伝えられている。元は大阪市谷町にあったが昭和37年に当地へ移転して来たもの。
本尊は木造阿弥陀如来坐像。多宝塔に安置されている聖観音立像は大坂三十三所観音廻りの17番として江戸時代から信仰を集めていたらしく、近松門左衛門の「曽根崎心中」にも「十七番に重願寺、ここからいくつ生玉の本誓寺ぞと伏し拝む」という具合に登場しているのである。
境内には慈雲
(
注:西行にあくがれて弘川寺の西行の墓の前で自らも眠るあの御仁かと思ったが、あちらは似雲、こちらは慈雲。別人ですな。
)
の歌碑があるとのこと。しかし、犬に吠えられたので境内を探すのを諦めて退散。
<参考 慈雲
似雲
>
この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身を たとふれば
あだしが原の 道の霜 一足づつに 消えて行く
夢の夢こそ あはれなれ あれ数ふれば 暁の
七つの時が 六つ鳴りて 残る一つが 今生
の
鐘の響きの 聞き納め 寂滅為楽
と 響くなり
鐘ばかりかは 草も木も 空もなごりと 見上ぐれば
雲心なき 水の音 北斗は冴えて 影映る
星の妹背の 天の川 梅田の橋を 鵲
の
橋と契りて いつまでも 我とそなたは 婦夫星
かならず添ふと 縋
り寄り 二人がなかに 降る涙
川の 水嵩
も 増
るべし・・・・(「曽根崎心中」より)


多宝塔の脇には蓮の鉢植えが沢山並んでいて、未だいくつかが咲き残っていました。
はちす花 弥陀の浄土を しのべとか
咲きや殘れる 塔の下と辺 (偐家持)
(蓮の花)
重願寺の北側の道を上って行くと長尾の滝があるが、本日は下りを選択。少し下った処に楠正行の首塚があるので、ちょっとご挨拶をして行くことに。
<参考
長尾の滝
長尾の滝動画
>
(楠正行首塚)<参考 楠正行首塚
>
生駒山腹の額田村の松林中に菊水の紋章の刻まれた扉を有する石龕が発見され、これを小楠公の首塚として村人達が祀って来たもののよう。
首塚から近鉄石切駅経由日下方面へと走る。気の向くまま適当に走っていると、日新高校の東辺りで大龍禅寺という黄檗宗の寺院に出合う。
<参考 大龍寺
>
(大龍禅寺)
大龍禅寺の前の道から車止めのある道を下って行くと日新高校の前に出た。更にどんどん下って行く。多分この下辺りが加納の緩衝緑地公園の筈と見当を付けて下って行くと外環状線道路に出る。予想通り加納の公園の近くであった。恩智川に出て、後はいつもの銀輪散歩道である。
振り返ると生駒山に白い雲が湧き立ち西に傾きかけた日に照らされて銀色に輝いているのでありました。
日下道
を ともにぞ行ける 心地して
返り見すれば 山の
端
の雲 (偐家持)
(生駒山。外環状道路を西に渡って振り向けば・・。)
猛暑に変りはないけれど、何やら空の色は秋を思わせる。それかあらぬか、涼しい風が吹き抜ける。加納の公園を横目に恩智川沿いに帰途につく。
自宅療養記・花園中央公園、ライフ新石切店 2025.11.07 コメント(2)
自宅療養記・ホルター心電図と枚岡神社な… 2025.11.04 コメント(2)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
ビッグジョン7777さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん
七詩さん