第88回智麻呂絵画展
智麻呂絵画ファンの皆さまお待ちかねの絵画展であります。
第88回智麻呂絵画展を開催させて戴きます。
今回は9作品となります。
予告の冬瓜君も登場いたします。
では、どうぞごゆるりとご覧下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
(彼岸花A)
先ずはこの時期、彼岸花であります。
上の赤い彼岸花は、智麻呂さんの絵を愛して下さり、これまでにも色んな草花や実など
(土筆やネジバナやザクロや、これまでこの絵画展でもご紹介した多くの作品となっています。)
をお持ち下さっている寺◎さん
(もう、智麻呂さんの親愛なるご友人と言うべきでしょうから、今回から、寺◎さんとお呼びすることとしました。)
がお持ち下さったものです。
白い彼岸花は凡鬼さん・景郎女さんご夫妻が先日の若草読書会の折に、ご自宅の庭に咲いていたものを摘んでお持ち下さったものです。
下の赤い彼岸花は、智麻呂邸の前の道端に咲いていたものだそうです。

(彼岸花B) (彼岸花C)
赤もよし 白きもよしや 秋の野辺
しるくぞ咲ける 壱師の花は (偐家持)
(冬瓜)
先日の読書会で食べた冬瓜です。
我々のお腹に入ったのは小さい方の冬瓜の半分でありましたが、それでも余る程の量になりました。
いやはや、冬瓜はすごい。
既にご紹介の通り、読書会の数日前に、凡鬼さんがお持ち下さったものです。
智麻呂氏は、お持ち下さったその日に、凡鬼さんの目の前でサラサラとこの絵を描いてしまわれたそうです。それにしては見事な出来ばえ、存在感のある、それでいて何やら心和む、いい絵となりました。
冬瓜の どんと二つも やって来て
ごろり無遠慮 悪友のごと (瓜ふたつ)
(南瓜と冬瓜)
上の赤い色の小さい南瓜は河内の名物「こつまなんきん」です。
小万知さんがお持ち下さいました。
今東光氏の作品に同名のタイトルの小説がありますから、ご存じのお方も多いかと思いますが、このカボチャは小振りでも味がいいそうです。
原産地が大阪市西成区玉出町付近
( 旧勝間
<こつま>
村
であることから、「勝間南瓜」と呼ばれるようになったとのこと。
小柄でセクシーな女性のことを「こつまなんきん」と呼ぶ大阪弁が昔はあったようで、今東光氏は小説の主人公の女性を表象するものとして、この言葉をタイトルにしたようであります。
青い南瓜は凡鬼農園のもの。
二つの南瓜の前にあるのは冬瓜の赤ちゃん
(恒郎女さんの表現です。)
とのこと。
冬瓜もこれ位なら奈良漬などの漬物にならないかな、などと思ったりもしているヤカモチですが、あの巨大な冬瓜が丸ごと奈良漬に、なんて想像すると、愉快な心地になります(笑)。まあ、食えたものではないでしょうな。
(アケビ)
これは錦織公園か何処かで小万知さんが採集されて来たものでしょうか。久し振りにアケビが絵画展に登場しました。
(柿と栗)
小万知のイガ栗と偐家持持参の柿の競演であります。
栗三年 柿は八年 そろひ来も
季節にあらずと 桃は来ぬらし (桃太郎)
(金木犀)
この金木犀も上述の寺◎さんがお持ち下さったもの。
木犀の 香りはつかに 気は澄みて
祭太鼓の 遠き音する (偐家持)
この若草の里を含み、我が住む里一帯は、金木犀の香とともに、河内一之宮・枚岡神社の秋祭へと進んでゆく。
この時期は、暗くなっても村々から祭太鼓の練習の音が流れて来る。
ひとしきり夜風が吹くと、金木犀の香が窓辺に流れ、空気が澄み渡って行くようでもあるのですな。
(柘榴)
ザクロについては情報がありません。
どなたかが絵の題材にとお持ち下さったのだと思いますが、小万知さんがお持ち下さったような記憶がぼんやりあるような気もするので、或いはそうかも知れません。
こんないい加減なことを書いていると、ザクロに笑われそうですが、このザクロ、一向に割れ(笑)そうもありませんな。真面目なザクロ君です。
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