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※2020年4月現在、本郷博央の電話60分を初回無料、通常3000円にしています。アドラー心理学について雑談したいでも、アドラー心理学で精神分析をしてくれ!でも、普通のカウンセリングでも何でもOKです。カウンセリング中はこちらからかけますので、通話料は無料です。全国からのお電話待っています。「熊本こころ相談室」予約電話096-384-3181(9時~18時)要予約ですが空いていればその場で対応します。ネットからも予約できます。http://cocorosodan.jpアドラー心理学を生きる1 アドラー心理学との出会いアドラー心理学を生きる2 どのように改善されたか?そしてどのように改悪されたか?アドラー心理学を生きる4 メモ「課題の分離」アドラー心理学を生きる5 闘い続けた30代アドラー心理学を生きる6 ちょっと脱線「アダルトチルドレン」アドレリアン本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」 第3回目です。「メモ」として、本文に関係するアドラー心理学の用語や理論を解説していきます。今回は メモ「ライフスタイル」です。 「アドラー心理学を生きる1」の中で、私は、人には無意識の中に人生のプログラムのようなものがあって、それをアドラー心理学では、「ライフスタイル」と呼んでいると書きましたが、ライフスタイルとはいったいどのようなものでしょうか? アドラーはこう言っています。 「すべての人は、自分自身についてと人生の諸問題についての意見、あるいは、自分では理解もしていないし説明もうまくできないが、自分はいつもしっかりと守っている運動の法則を持って生きている。これがライフスタイルである。」 人は、人生の中で生きていくときに、いろんな問題や出来事に対して、反応としていろんな言動をするのですが、本人は気づいていないかもしれませんが、周囲から見ると、同じようなパターンで出来事を解釈し、同じようなパターンで言動しています。 この解釈と言動のパターンを、アドラーは「人生の運動の法則」と呼んで、「人生の運動の法則のことをライフスタイルと呼ぶのだ。」と言っているのです。 一般の人は、この人のパターンのことを、性格とか、人格と呼んでいますよね。アドラー心理学は、無意識の癖として持っている「人生のスタイル」であり、意識して練習すれば「スタイル」は変えることができるという意味で「ライフスタイル」と呼ぶのです。 その人の人生の決定権はその人が握っているので、当然ですが、「人生の運動の法則」も変えることができるのです。(カウンセラーの協力は必須ですが。なぜ必須なのかについては、他の所で書きます。) さて、ライフスタイルを変えて行くときに、無意識的にやっている言動のパターンを、意識化する必要があります。 無意識でやっているモノを変えることはできないからです。 ですから、「人生の運動のスタイル」を一度、その人がどんな認知のメガネを持っているから、そんな運動のスタイルを取るのかという側面に焦点を当てて、 その人が使っている「認知のメガネ群」をはっきりさせる必要があります。これを私たちは「いったん凍結させる」と言ったりします。 「認知のメガネ群」というのは、アドラーが言っている所の「自分自身についてと人生の諸問題についての意見」なのです。 アドラー心理学では、ライフスタイルを 1:動的な定義「人生の運動の法則」 2:静的な定義「自分自身と人生の諸問題についての意見」 という二つの定義の仕方でとらえているのです。 ライフスタイルは本来運動なのですが、変えるには、本人(とカウンセラー)が意識化しやすいように、静的な定義の「意見」=「認知のメガネ」として実体化してやる必要があります。 人は、現実をそのまま見ることはできません。必ず、自分が今持っている認知のメガネを通してしか見ることが出来ません。 この認知のメガネのことをアドラーは、「自分自身と人生の諸問題についての意見」と表現したのです。 Aさんが、いつもなるべく人付き合いを避けていて、避けきれなくて人と交流するときガチガチに緊張してしまって、その後寝込むほど体調が悪くなったりする(運動の法則)のは、 「私は人とうまく交流するのが下手で」「他者は警戒すべき存在で」「この世は危険なところだ」という基本的な意見=認知のメガネを持っているのかもしれない。 というように解釈して、クライエントさんと話し合うのです。 アドラー心理学カウンセリングでは、日常生活や、出来事があった時のその人の言動を詳しくお聞きしたり、 子どもの頃のその方の言動や、家族との関係性をお聞きしたり、 早期回想と呼ぶ子どもの頃の映像付きの一回きりの記憶をお聞きしたりしながら、 「運動の法則」をイメージしつつ、その方の、 自分自身をどんな存在だと思っているか?「自己概念」 他者をどう思っているか?この世をどう思っているか?「世界観」 どうなりたいと思っているか?「自己理想」 という、人生における基本的根源的な「意見」=認知のメガネを、カウンセラーが勝手に決めるのではなくて、クライエントさんと合意しながら、 こうでしょうねえ。というライフスタイルの一応の形を推定していきます。 推定できたら、どこをどう変えたら幸せになっていけるかということがはっきりするからです。 さっきの例では、「他者は警戒すべき敵だ。」と思っている間は、人前での過度の緊張とか、人との交流で疲れてしまうという症状は、決してなくならないので、 違う意見に変えていく必要があるし、変えるためには、本人の「変える」決断とあきらめないで努力を続ける根気と、ある程度の回数、カウンセラーとの二人三脚を続ける必要があります。 このように、アドラー心理学の実践やアドラー心理学カウンセリングにおいては、「ライフスタイル」というものが中心的な役割を担っているということが分かると思います。 極端な例を言うと 「自分は無力で、」「この世は危険なところで、他者は敵で、」「だから、何としてでも他者に奉仕させたい。」というような不安定で自分勝手な認知スタイルを持っていると、 日常の行動(アドラーは「運動」と表現しました)でも周囲の人々との間に軋轢やトラブルが起きるし、本人もよろこびを感じないという不幸な状態になるだろうと予測します。 「自分は今のままで大丈夫で、」「この世は安心安全なところで、他者は基本的に信頼出来て、」「だから多くの他者に貢献したい。」というような安定した協力的な認知スタイルを持っていると、 日常の行動(アドラーは「運動」と表現しました)でも、 無理に自分を大きく見せようともせず、 周囲の人々とも良好な関係を保ち、 協力的に周囲や社会に貢献することでよろこびを感じる という幸せな状態になるだろうと予測するのです。続くアドラー心理学を生きる4 メモ「課題の分離」を読む本郷ひろなかの電話アドラーカウンセリングを受けて幸せになる熊本こころ相談室 引用元:本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」3 メモ「ライフスタ・・・
2017年01月21日
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※2020年4月現在、本郷博央の電話60分を初回無料、通常3000円にしています。アドラー心理学について雑談したいでも、アドラー心理学で精神分析をしてくれ!でも、普通のカウンセリングでも何でもOKです。カウンセリング中はこちらからかけますので、通話料は無料です。全国からのお電話待っています。「熊本こころ相談室」予約電話096-384-3181(9時~18時)要予約ですが空いていればその場で対応します。ネットからも予約できます。http://cocorosodan.jpアドラー心理学を生きる1 アドラー心理学との出会い アドラー心理学を生きる3 メモ「ライフスタイル」 アドラー心理学を生きる4 メモ「課題の分離」 アドラー心理学を生きる5 闘い続けた30代 アドラー心理学を生きる6 ちょっと脱線「アダルトチルドレン」本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」第2回目です。さて、中学校の先生だった私。アドラー心理学を学んで生徒との関係はどのように改善されたのでしょうか?まず、「SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナー」を受講したことで、自分のコミュニケーションの取り方がどのようにまずかったかということに自覚的になりました。私は、生徒を感情的に叱りつけ、言うことを聞かせるために脅したり、すかしたりしていました。生徒が期待通りに動いてくれないときは、復讐的な行動を取っていました。私の父は、私が父の期待通りじゃないときには、いつも感情的に叱りつけられていました。時には暴力を振るわれることもあったのです。だから、父のそのやり方は嫌いであったにもいかかわらず、なぜか同じ方法を取るようになっていました。また、世間一般の方々と同じように、「子どもが間違ったことをしたときには、感情的に叱りつけなくてはいけない。」と思ってもいました。だから、生徒を叱っていたのに、それを、SMILEは、「感情的になって叱りつける」行動や、「脅して言うことを聞かそうという」行動は、不適切な行動だというのです。SMILEでは、「不適切な行動とは、自分の要求を通すために、感情的になったりして相手に迷惑をかけたり、相手を傷つけたりする行動」SMILEでは、「適切な行動とは、不適切な行動以外全部」というのです。更には、「感情的になって要求を通そうという態度は、とても幼児的で、未熟な態度なのだ」というのです。確かに、赤ちゃんは何にも自分で出来ません。感情的になったり、ぐずったり、怒ったりすることで周囲の大人を操作して、お世話をさせます。しょうがないのです。赤ちゃんは。でも、それは、何でも自分でできるようになった人にとっては、未熟で卒業しなきゃいけない態度と行動だというのです。ショックでした。感情的に叱るのではなく、脅すのではなく、穏やかに要求を伝えたり、思いを伝えたりする練習をするようになりました。だから、穏やかになった本郷先生と、生徒たちは仲良く付き合ってくれるようになったわけです。出身家庭では、自分の課題に思いきり口を出されつつ大きくなったので、生徒の課題にも思いっきり口を出していました。生徒の課題に勝手に口を出すから、反抗的になられて、険悪な感じになっていたのだということにも気づけるようになりました。生徒の課題について話そうとするときは、その生徒の許可をもらうようになりました。ですから、生徒とも余計な険悪な感じにもならないようになったのです。逆に、いろいろと相談してくれるようになっていきました。しかし、生徒との関係が良くなってくると、調子に乗りすぎるようになってきました。なぜなら、SMILEの実践が、あらゆる人と競争や戦いをやめて、あらゆる人と仲良くしようという人生プログラムに変えて行くことだということを全く「分かって」いなかったからです。思いっきり、比べまくって、競争して、戦っていましたので、比べて自分にダメ出しをして自信を無くすか、他者にダメ出しして優越感に浸るか、というジェットコースターのような不安定な心理状態でしたから、SMILEの実践をしている私は「正しい」。だから上。生徒を叱っているあいつら同僚は「間違っている」だから下。と思うようになりましたので、同僚らとの関係性がとても悪くなっていきました。当然ですよね。戦いを挑んで攻撃してくる奴となんか誰も仲良くしてくれませんよね。続く アドラー心理学を生きる3 メモ「ライフスタイル」を読む 全国どこからでも電話でアドラー心理学カウンセリング 電話でSMILE勇気づけセミナーが受けられる 熊本こころ相談室 引用元:本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」2 どのように改善さ・・・
2017年01月21日
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※2020年4月現在、本郷博央の電話60分を初回無料、通常3000円にしています。アドラー心理学について雑談したいでも、アドラー心理学で精神分析をしてくれ!でも、普通のカウンセリングでも何でもOKです。カウンセリング中はこちらからかけますので、通話料は無料です。全国からのお電話待っています。「熊本こころ相談室」予約電話096-384-3181(9時~18時)要予約ですが空いていればその場で対応します。ネットからも予約できます。http://cocorosodan.jp本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」第12回です。今回は、アドラー心理学がしっかりと私にしみわたる前、うつになっていたことを書きます。かなり恥ずかしい過去を書きます。アドラー心理学を生きる1 アドラー心理学を生きる2 アドラー心理学を生きる3 アドラー心理学を生きる4 アドラー心理学を生きる5 アドラー心理学を生きる6 アドラー心理学を生きる7 アドラー心理学を生きる8 アドラー心理学を生きる9 アドラー心理学を生きる10 アドラー心理学を生きる1120代の頃、初めてのクラス担任をし始めた頃、最初のうつ状態になりました。当時は、自分がうつ状態になっているという自覚がありませんでした。中学校でクラス担任を始めたのですが、まったくうまく行きませんでした。もうあまり覚えていませんが、生徒相手に、かんしゃくを起こして叱ったり、自分のことを延々と威張ったり、比較して比べたり、生徒との約束を破ったりしていましたから、そりゃ、生徒にしてみたら、嫌な先生だったに違いありません。男子生徒とはまだましだったのですが、女子生徒たちから総スカンを食らってしまいました。無視されたり、言うことを聞いてくれなくなりました。それに、同僚の先生たちとのコミュニケーションも下手で、同僚の先生に対して感情的になることもあったし、事務的な仕事も滞るようになった来ました。まあ、事務的な仕事が滞るようになったのには、うつ状態の影響もあったと思うのですが、事務的な仕事をきっちりと仕上げること自体がもともと苦手でした。生徒たちからの悪評と、PTAの事務的仕事を滞らせたことと、それを責任転嫁したこと、部活の大会参加の手続きでいくつかの大失敗をしてしまったこともあって、保護者からの評判も最悪になって、気の強い保護者は、直接文句を言ってきたり、「クラス担任から外れろ」というような圧力もありました。すごいストレスを感じるようになった私は、うつになっていきました。まず、夜寝れなくなりました。大量の飲酒をして寝るようになりました。それでも朝早く目が覚めました。食事が味がしなくなりました。砂を食べているようで、一か月で12,3kgも体重が一気に減りました。仕事の約束をすっかり忘れたり、友人との約束も忘れて反故にしたり、業者に「きょう店に来ますね。」と約束していたのに、すっかり忘れて家に帰ってビールを飲んでいたり、覚えているけど、引き延ばしをしたではなくて、まったく意識になくなって、忘れて反故にしていました。私の意見に過ぎないのですが、うつ病という病気はないと思っていますので、過ストレス状態で、処理が出来なくなる状態にして、その過ストレスから逃げようとしていたのだと思います。何とか克服できたのは、のちに妻となる人との出会いと、病院に行って薬を飲んだりしなかったことと、同僚の仲間の助けがあったことでした。やはり、仲間は大事です。のちに妻となる人は、私の話を色々と聞いてくれて、共感してくれて、「あなたは大丈夫よ。」と言ってくれました。そのクラスを次の年は担任させないような圧力があったのですが、色々と相談していた年配の学年主任の先生が「担任は頑張っている。次の担任も本郷先生でないとダメだ。」と全力でかばってくれました。違う学年を担任していた同僚は、私の持っていたクラスの次の学年の候補にされていたのですが、この同僚も、「本郷先生は頑張っている。次も本郷先生が担任すべきだ。」とかばってくれました。そのおかげで、次の年も担任を持ちました。私が担任になったことで「担任おろし」の圧力が弱まったこともあって、私自身も新学年で心機一転頑張ろうという気になって、うつは一気に解消したのでした。共感して「大丈夫よ」と言ってあげることや「本郷先生は頑張っている。次の担任も本郷先生でないとダメだ。」というように、ありのままに認めてあげることを、アドラー心理学は「勇気づけ」と呼びます。実は、アドラー心理学は勇気づけに始まって、勇気づけに終わるくらい、勇気づけの心理学なのですが、まだ、私は、アドラー心理学は学んでいなかったのですが、妻と、同僚の勇気づけによって救われたのです。しかし、追い込まれるとうつ状態になるというのは私の良くやる作戦だったらしく、その後もうつ状態になりました。なぜなら、妻と同僚たちの勇気づけのおかげと、圧力がなくなったおかげで、うつ状態は脱しましたが、「ライフスタイル」(人生のシナリオ、人生のプログラムのようなもの)はそのままだったのですから。続く引用元:本郷ひろなかの「アドラー心理学を生きる」12 私がうつ状態だ・・・本郷ひろなかのアドラーカウンセリング(対面・電話)で人生のシナリオを変える熊本こころ相談室
2017年01月21日
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