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スマートフォン片手に、ヨーロッパを目指し列をなして歩く人々。ゴムボートにぎゅうぎゅう詰めになって海を渡ってくる人々。ニュースでその光景を見たのは、いつのことだっただろう?不思議だった。なぜこれほど多くの人が、国を捨て、新天地を求めるのか。言葉も文化も宗教も違う場所へ、自分たちを歓迎していない場所へ。そこでは、簡単に豊かさが手に入るから?生活を保障されるから?安全だから?良い教育を受けられるから?ニュースは一時、その話題を連日報道する。難民受け入れ拒否、移民排斥運動、日本に置き換えた場合はどうなるか。日本の、ほとんど不可能といっていい、難民認定について。ーーーそして、ゴムボートに乗った小さな子供が溺れ死ぬ。世界中が、その写真を見る。子供を、孫を、姪を、甥を、幼い日の自分を、その子供に重ねて。自分に問う。私たちは。なぜ、命を懸けて助けを求めてきた人に、手を差し伸べることが出来ないんだろう。たくさんの、本当にたくさんの、こんがらがった、大人の問題があって。でも。私は、知らないのだ。なぜ彼らが、国を出たのか。テレビ越しに見る彼らは、こちらの眼鏡をかけて見たもの。移民や難民と呼ばれる彼らは、「彼」は、「彼女」は、何を見ていたんだろう?何を思っていたんだろう?海にはワニがいる [ ファビオ・ジェーダ ]ある日、母さんは僕を連れだして言う。―ーー約束して。麻薬、武器、盗み。この3つは、けっしてやらないと。朝起きると、母さんはいなくなっている。10歳の僕を、隣国パキスタンにひとり、置き去りにして。そこから、エナヤットラー・アクバリの、長い旅が始まる。10歳から18歳まで、アフガニスタンからイタリアまでの、長く過酷な旅。彼は、アフガニスタンでは少数派のシーア派ハザラ人。ハザラ人は、多数派であるスンニ派のパシュトゥン人やタリバーンから激しい迫害を受けている。やがて先生は僕らに向かって言った。みなさん、また会いましょう。(バー・オミーデ・ディダール。)みんなの見ている前で、やつらは先生と校長を撃った。そして、学校は閉鎖されてしまった。父親はすでに殺されている。息子の安全を守れないと考えた母は、10歳の彼を隣国パキスタンへあえて置き去りにする。彼は、働く。仕事を見つけて働いてはお金をため、方法を見つけ、次の場所を求めて移動する。パキスタン、イラン、トルコ、ギリシア、イタリア。雪山を越えて、海を渡る。道中、命を落とす者もいる。そうまでして、手に入れたいもの。「ここにいたい」と思える場所。(著者とエナヤットラーのインタビュー(イタリア語)。)「先進国」と呼ばれる国では、当たり前のこと。学校へ行く、安全な場所で眠る。朝家を出て、生きて家に帰れること。それがどういうことか、考えた。ちっとも分からない。分からないくらい、恵まれた環境で生きてきた。エナヤットラーが国を出たのは、9・11の前。なので、冒頭の光景の中の一人ではない。状況は変わっている。私は何も知らない。断片的なニュースで聞きかじっているのは、いろんなものごとが上手くいっていないこと。世界はきれいごとだけでは動かない。ただ、私は知っただけ。列をなす人の中に、エナヤットラーがいる。彼にやさしくしてくれたあの人も、彼を殴りつけたあの人も。―――星を数えていなさい。息子を国から連れ出す日、母は言う。明日は試合があるのに、と出かけることを渋る息子を、好物のフルーツがたくさん食べられる場所へ行くのだと誘う。服の中に隠してしまえるほどちいさな10歳の息子を、たった一人、置き去りにしなければならなかった、母親の気持ち。もう二度と、会えないかもしれない。でも、それでも、今のこの状況よりはましだ。どこかで生きていてくれるなら。そう考えて、最後の夜、子供の寝顔を見ただろうか。母さんはふだんから表情を出さないようにしていたと、エナヤットラーは言う。でも私は、思う。夜の闇の中。すやすや眠りながら、時折手を伸ばして母親に触れ、その存在を確かめ、また安心したように眠りにつく息子。細く伸びた手足の、ちっぽけな子供。彼が生まれた日。はじめて歩いた時。しゃべった時。熱を出した時。学校へ通い始めた日。そのすべてを、思い出しただろう。飽くことなくいつまでも、子供の寝顔を見て、頬を撫でて。彼女は、百年でも千年でも、そうしていたかっただろう。永遠に夜が明けなければ良いと思うほど長く。それだけは、わかる。↑「みたよ」のクリックをいただけると、嬉しいです。これまでは一か月に読んだ本をまとめて紹介していたのですが、面白かった本は感想が長くなるので、単体で記事にしてみる試み。
2019.07.23
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~これまでのログ~・1月に読んだ本・2月に読んだ本・3月に読んだ本①・3月に読んだ本②・3月に読んだ本③・4月に読んだ本・5月に読んだ本 に続き、6月の読書録(ログ)。6月は、12冊でした。通勤時になかなか気分が乗らず、ぼーっとネットして読書をしていない日もあった。・→内容のメモ引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!AX アックス [ 伊坂 幸太郎 ]★★★★殺し屋・兜は、普段は文房具メーカーの営業をしている。彼は家に帰ればただの父親で、とんでもない恐妻家。彼の正体は、誰も知らない。彼に仕事を斡旋する「医者」以外は。兜は、家族のため、引退に必要な金を稼ごうと、殺しを請け負っているのだがーーー。○兜に肩入れして一気に読んだ。最終章で最寄り駅に着いてしまい、歩きながら読んでしまったほど。新幹線のあの事件やら、知った名前が出てきて嬉しい。兜が無事でありますように、と祈るように読んでいた。伊坂作品は伏線の回収の仕方がきれいな時と、あからさまなこじつけの時がある。未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]★★★★★第1部 人口減少カレンダー2017年 「おばあちゃん大国」に変化2018年 国立大学が倒産の危機へ2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ2020年 女性の2人に1人が50歳以上に2021年 介護離職が大量発生する2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ2025年 ついに東京都も人口減少へ2026年 認知症患者が700万人規模に2027年 輸血用血液が不足する2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる・・・ほか第2部 日本を救う10の処方箋 --次世代のために、いま取り組むこと「高齢者」を削減/24時間社会からの脱却/非居住エリアを明確化/中高年の地方移住推進/第3子以降に1000万円給付○この本、本当に恐ろしい。わかることは、「日本はもう、おしまいだ」ということ。ささやかな希望は捨てよう、明るい未来を描くのはやめよう。この国はもう、おしまいだ。お先真っ暗だ。老人であふれかえり、労働力は不足し、若者は結婚せず、子供は生まれず、そうして人口はさらに減少する。国土の大部分に人は住まなくなる。村上龍『希望の国のエクソダス』の一節が頭に浮かんだ。「この国には何でもあります。ただ、希望だけがない」今を見よう。現実を。そしてこれから何ができるかを。その点、著者の提言にはかなり疑問を覚える。そんな小手先の机上の空論でどうにかなるものか。趣味かよ。田中ロミオ『人類は衰退しました』というライトノベルを思い出していた。過去のテクノロジーは失われ、人々は拠点となる集落を作り、配給と自給自足で暮らしている。それは、遠からぬ未来なのかもしれない。ちゃんとキレイなカラダをつくる!女子の筋トレ&筋肉ごはん [ 坂詰真二 ]★★★★9割がた理論的解説。「聞いたことはあったけど、それはこういう理由だったのか」ということがたくさんあって、目から鱗。やっぱり筋トレは大事。暮らしを愉しむお片づけ [ 小林 夕里子 ]★★★IDEEのディスプレイ担当の方の家。どこをとっても絵になる。すごいな。家、ほんまにこんなにおしゃれなん?すごい。混物語 [ 西尾 維新 ]★★★化物語の阿良々木暦×維新作品の登場人物が、時空を超越して邂逅する。○きょうこバランス/じゅんビルド/のみルール/まゆみレッドアイ/くろねこベッド/りすかブラッド/ひていクリア/いおりフーガ/しおぎレンジャー/あかりトリプル/りずむロックン/みここコミュニティ/くうインビジブル/らいルーレット/まごころフィニッシャー○化物語シリーズかと思いきや。クロスオーバーの、番外編のような話。西尾作品の同窓会みたいで、ずっと維新作品を読んできたファンには、たまらない。りすかちゃんとかもう、「なつかしや!」。そしてやっぱり、地濃ちゃん出てくるのね。フーガはユーガ [ 伊坂幸太郎 ]★★★双子の風我と優我は、幼いころから父の暴力と母の無関心に、2人で耐えてきた。風我が父に殴られていた誕生日、2人は「入れ替わる」。そしてそれからも、その現象は続きーーー。○フーガはフーガかと思っていた。フとユってぱっと見が似ているものね。伊坂作品を読んでいると、根源的な悪というものを思う。絶対的な悪。生まれつき邪悪である、ということがあり得るんだろうか?性格要因と環境要因がそうさせるんだろうか?でも世の中には、ある。「生まれつき邪悪」というようなことが。日常のすぐそばに。伊坂作品は、それに立ち向かう物語だ。わかりやすい水戸黄門みたいでもある。開くたびにワクワクする 和気文具の手帳アイデア [ 今田里美 ]★★★★いつも拝見している和気文具の方の手帳アイデア。簡単に、手軽にできて、見栄えがかわいくてオシャレ。ちょっとしたテクで見違える。バレットジャーナルをしている人におすすめ。しかし、結局はセンスなのか。真似してもこんなに素敵にならないんだよね。永遠のおでかけ [ 益田ミリ ]★★★著者が、父を亡くすまでの日々と、その後の日々。○コミックエッセイではなく、文字のエッセイ。でも上手。大切なのは絵か文字かではなく、物事の捉え方や視点なのだな。死は日常の中にある。祖父が亡くなったとき、父を見て思った。「ああ、この人にはもう、おとうさんがいないんだ」そしてそれは、いつの日か私にも訪れることなのだ。定年後の断捨離 モノを減らして、愉快に生きる [ やましたひでこ ]★★★断捨離の提唱者・やましたひでこ。夫の定年退職を機に、暮らしをダウンサイズし、沖縄へ移住。「終活」ではない、定年後の暮らし方。○前回、『1日1か所捨てる!ワークブック』を読んだとき(1月の読書)、「この人、大丈夫か?」となって。とにかく文章が不快だった。だからもう読むのを止めようかと思っていたのだけど。これは、良かったです。著者が、ストン、と憑き物が落ちたような感じ。新居もたっぷり見せてくれる。著者はまだ仕事をしていて、東京と沖縄を往復しているので、移住というよりはセカンドハウスなのかな?私も定年後は違う場所で暮らしたい、と思った(夫からは確実に反対されるだろうが)。絶対使える!家事ラク&便利ワザ集 苦手な家事もコツをつかめば、スイスイできる! (ORANGE PAGE BOOKS 一生使えるオレンジページ)★★そこまで参考になることは書いてなかった。私、かなりズボラなんですが、ここまで汚くないよ!と自信が出てきた。サンプル写真はかなりひどいんだよね?嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]★★★★★先に続編の『幸せになる勇気』を読んでいたので、そこまで「啓蒙」されはしなかったのですが。やはり頭をハンマーで殴られるような衝撃があります。「過去のせいでこうなった」を「今こうありたいために過去を利用している」と考える。原因論から目的論へ。そこにはどんな言い逃れも存在しない。すべては自分が選んだことなのだから。それを、誰にでもいえるか?とも思う。ひどい目に遭ってきて、苦しんでいる人に、「君が不幸でいるのは、君が不幸でいると決めたからだよ」と。たとえそうなのだとしても。それでは幸せになれないとしても。ところどころ納得できない部分はあり(特に妻だけが皿洗いをするたとえ。共同体の一員として行う、その行為を楽しむ。意味は分かるけど、それは自己犠牲による自己満足にすぎないのでは?何ら問題が解決していない)。でも、人間関係に苦しむ人は「課題の分離」(他者の問題と自己の問題を切り分けて考える。「最終的に結果を受け入れるのは誰か?」)を知るだけでも、かなり楽になるんじゃないかな。子育てにもかなり役立ちそう。賞罰教育をやめるのは、難しいんだけどね。実録”気づくだけ”ダイエット [ ダイエットコーチEICO ]★★★コミックエッセイ。登場する人登場する人、みんな私か!ってなりました。オデブ脳…。今の自分が嫌い→ダイエット→自分をコントロールできる→自信がつく→→自分が好きになる→ほかのこともうまくいくという好循環。「やせるための15箇条」があって、そこに「体重×30mlの水を飲む」「コーヒーを飲んだら同じだけ水を飲む」とあり、日中の水分補給がほぼコーヒーという私は、積極的に水を飲もうと思いました…。だから浮腫んでいるのかも。後アレだな。寝る前のアイスやめないとだな…。↑「みたよ」の応援を頂くと、喜びます。他、カウント外では。漫画『聖☆おにいさん』数冊『信長協奏曲』10冊くらい雑誌「かぞくのじかん」「日経WOMAN」を読みました。あと毎月web更新される進撃の巨人を楽しみにしてる。
2019.06.30
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~これまでのログ~・1月に読んだ本・2月に読んだ本・3月に読んだ本①・3月に読んだ本②・3月に読んだ本③・4月に読んだ本に続き、5月の読書録(ログ)。5月は、18冊でした。通勤時間を読書にあてていますが、最近、子供が起きてくるのが早く、ブログを通勤時間に書いてることも屡々。なかなか読書量が増えません…。・→内容のメモ引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!男コピーライター、育休をとる。 [ 魚返 洋平 ]★★★電通コピーライターが書いた「サラリーマンの育休」の本。男性育休取得者の本にはフリーランスが多いから、ということなのだけど、電通コピーライターってまた、ちょっとリーマンでも毛色が違う気がする。職種的に。著者は1981年生まれ。男性が読みやすいさらっとした内容。「隠れ子供嫌い」について書いているのが新しい。「大袈裟に言えばすべての子が、自分の子の別バージョンになる」というのは納得。さらに自分の子供時代を生き直すことにもなる。情報生産者になる (ちくま新書) [ 上野 千鶴子 ]★★★広くアウトプットに関する本かと思いきや、学部生~の論文の書き方だった。長かった…寝ながら読んだ…。自らの問いに答えること。それが学問なのだな。学び、問う。森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー [ 森見登美彦 ]★★★あとがきの「得体の知れない本を読んでしまった」の印象通り。何じゃこの本。笑作家がリクエストしお題で、ほかの作家たちが短編を書く。今回のテーマは「美女と竹林」。登美彦氏!テーマ!趣味に走りすぎ!なんといかこう…ジャンルのカプに飢えたオタが、「え?いいの?!○○×△△で描いてくれるの?!」となってる感。来たりて取れ(阿川せんり)/竹やぶバーニング(伊坂幸太郎)/細長い竹林(北野勇作)/美女れ竹林(恩田陸)/東京猫大学(飴村行)/永日小品(森見登美彦)/竹迷宮(有栖川有栖)/竹取り(京極夏彦)/竹林の奥(佐藤哲也)/美女と竹林(矢部嵩)言われてみれば、竹って不思議なもの。どうしたってかぐや姫を連想するけど、そこにどうひねりを加えるかが見所。とっておき輝くあの人の手帳ワザ [ 日本能率協会マネジメントセンター ]★★★パラパラ見る程度。ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 (単行本) [ マイク・ヴァイキング ]★★★著者は、デンマークのハピネスリサーチ研究所(すごい名前だ)勤務。「ヒュッゲ」は、「満ち足りていること」のノルウェー語から。書物に現れるのは1800年代初め。「嵐の夜に、家の中でぬくぬくしながら、温かいココアを飲むこと」みたいなのがヒュッゲ?日本語にぴったり当てはまる言葉が見当たらない。この本は装丁がきれい。写真も美しくて、目の保養になる。「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル はじめてのバレットジャーナル [ Marie ]★★再読。バレットジャーナルしたい。コーヒーが冷めないうちに [ 川口俊和 ]★★映画化されていたもの。過去や未来に行き来できる喫茶店、ただし各種制約付き。コーヒーが冷めない間しか、過去や未来には行けない。元は舞台と聞いて納得。小説としてはいまいち。花だよりみをつくし料理帖特別巻 (みをつくし料理帖) [ 高田郁 ]★★★澪が大坂に戻った後の話。種市とつる家、小野寺数馬と妻、野江、澪と源斉。リクエストが多くて出さざるを得なかったのかな?という感じ。小野寺数馬の妻(乙緒)の話が良かった。日本で、ヒュッゲに暮らす [ イェンス・イェンセン ]★★★デンマーク生まれ、日本在住の著者による「ヒュッゲ」な暮らし。日本でもヒュッゲな暮らしはできる、こたつや畳、鍋料理はヒュッゲ!というのになるほど、と思う。最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト (角川文庫) [ 椹野 道流 ]★★★幽霊の影が薄い(そりゃそうだが)。コミックと思って読むとちょうど良いボリューム。お兄さんが、どんと構えていて素敵。中塚由子先生と50人のママたち 月100人以上の育児相談の中から生まれたママを救っ [ 中塚由子 ]★★★手作り感のある本。中は育児サークルのコメント集。お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計 [ 岩崎 淳子 ]★★★★これ、良かった!私が考えている資産運用のことを書いてくれてる。投資について勇気がわいてくる本。日本だけではない目線で見た投資、というのも大事だな。著者は夫の海外赴任に付き添い、アメリカへ。子育てしながら米国公認会計士、パーソナル・ファイナンシャル・プランナーを取得。自身で原稿を出版社に売り込んだ。・「初期設定して、何もしない&平均ねらい」で、財産所得(不労所得)の資産形成をしていこう。・メンテナンスは年1回以下でOK。・インデックス投信は市場の縮小コピー。個別株リスクはなくなり、市場リスクだけが残る。・日本の株は世界の株の8.5%。日本だけでは不十分→世界に分散して投資する。担当編集の「できればお金のことなんて考えずに暮らしたい、だけどだからってこのまま銀行口座にほったらかしでいいのかな」と思っている人のための本、というのに納得。くらしのきほん 100の実践 [ 松浦弥太郎 ]★★★中国のおせち料理という「くるみの飴炊き」はおいしそう。作ってみたい。それ以外は…不可能。いつの時代の本だろうこれ、と思ってしまった。現代の生活に疑問を呈するのはよい。もっと早く(速く)、もっと簡単に、もっともっと。ちょっと待って、立ち止まって考えよう。丁寧に暮らそう。そこまでは良いのだけれど。「丁寧な暮らし戦争」。自身で完結する楽しみから、誰かに見せるためのパフォーマンスになっていやしないか。それを基準としてしまえば、しわ寄せが行くのは「妻」や「母」なのでは。レンチン調理?手抜きじゃない?みたいなのになると、いやだな。0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方 (講談社現代新書) [ 本橋 麻里 ]★★★タイトルから、都会から地元にIターンして起業しました!みたいな話を予想していたらまったく違いました。著者は1986年生まれ、カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」を立ち上げる。チームは2018年平昌オリンピックに出場、銅メダルを獲得。2018年8月、チームを一般社団法人化。自身は代表理事を務める。で、カーリングの人やった。オリンピックにまったく興味のない私でも、さすがに2018年のオリンピックでカーリングが話題になっていたことは知っています。子供が1人いてオリンピック!すごすぎる。文中、アップデートとアップロード間違ってるで…(ちいさなこえで)。1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由 [ すずひ ]★★★ミニマリストブログのトップブロガー。拝読しています。この本は、ブログの内容がまとまっていて読みやすかった。ミニマリストになるということは、結局「足るを知る」ということなのかもしれない。自分にとっての適正量を見極めること。ストレスなく、過不足なく、モノと付き合える量。すずひさんは、ミニマリストと思えないほどお洒落さん。服の広告みたいな服装を実際にしてらっしゃる。私とは服にかける情熱が違う。0ふたつ分くらい。布団を毎シーズン捨てる、というのは衝撃すぎて、「はあ、そういう考え方もあるのか」と思うものの、まだソレイイネ!とは思えない。【中古】世界一の手帳術バレットジャーナル入門 /★★★これ、雑誌扱いなのか。バレットジャーナルしたい…。掲載されている方々をInstagramでフォローしてみた。英語が身につく ちいさなノート術 [ Marie ]★★★バレットジャーナルの本を出してらっしゃる方。ノート術の本かと思ったら、TOEICの勉強方法の本だった。900点はすごい。でもそれだけの勉強量が必要なんだな…と思った。やりたいことリストを作り、そこに「英語で」と付け加えると世界が広がる、というのが面白い。本当に、世界が一気にぶわっ!と広がる。皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 [ 原 武史 ]★★★気の抜けた対談集。共通点もない(違うジャンルのオタクというだけ)2人の対談。皇室についての話がとても興味深かった。私も三浦しをん派で、「なぜ女性を天皇にしなかったのか(血筋の確保というのなら、女性の方が確実に自分の子供だから)」「天皇って、いる?みんなで交代にしちゃダメ?」とか思ってる。原武史さん、政治学者で鉄オタ。この方の皇室についての本を読みたくなった。↑「見たよ」のクリックお願いします。ここから、カウント外。きのう何食べた?1巻【電子書籍】[ よしながふみ ]きのう何食べた?(2) (モーニングKC) [ よしながふみ ]ドラマ化に伴い、原作を読みました。ひさびさのよしながふみ。「そうそうこの感じ!」シロさんすきだな。聖☆おにいさん(16) (モーニング KC) [ 中村 光 ]DLIFEではじまった海外ドラマ「LUCIFER」が、地獄の天使ルシファーが休暇を取り、ロサンジェルスでクラブを運営しながら刑事の捜査に首を突っ込むという話で、「聖☆おにいさんやん…!」となっている。あと日経WOMANを読みました。
2019.06.02
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~これまでのログ~・1月に読んだ本・2月に読んだ本・3月に読んだ本①・3月に読んだ本②・3月に読んだ本③に続き、4月の読書録(ログ)。4月は、11冊でした。連休があったりで、あんまり読めなかった…(ふつう逆だよな)。・→内容のメモ引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!時間がなくてもやりたいことがすぐに叶う! CITTA式 人生が輝く手帳タイム [ 青木 千草 ]★★★バーチカルタイプの手帳の使い方としては既出が多い。ヨガ思想の後半は流し読み(手帳術関係ない)。話を聞きたがらない夫 悩みを聞いてほしい妻 精神科医が教えるコミュニケーションのコツ [ 岡田 尊司 ]★★★夫と妻のタイプが違う(夫は回避型愛着スタイル、妻は不安型愛着スタイル)から、お互いのコミュニケーションがうまく行かないのだ、という本でした。「わー!困った!どうしよう!きいてきいて!」となる(不安型愛着スタイル)か、「こまった。一人で考えるから、入ってこないで」となるか(回避型愛着スタイル)。私は愛着軽視型かなあ?と思ったり。昔のこと思い出そうとすると、記憶が真っ白だし、心が「思い出しちゃダメ」とブレーキをかける。・心の安全基地…「ここは安全だと思える」「帰ってくると落ち着く」「ここにいると何でも話せる」→そう思える相手が必要・自分で自分の安全基地となり、自分に厳しく求めすぎない→完璧主義にならず、ありのままの自分を受け入れて、現状なりに生活を楽しめるスキルを高める・安全基地を手に入れる技を身に付ける・相手にとっての安全基地→自分にとっての安全基地だそう。「安全基地」は、後述の『「自己肯定感」を高める子育て』でいうところの「グリーンゾーン」ですね。私、すぐにそこから出ちゃう。ジブン手帳公式ガイドブック2019 [ 佐久間 英彰 ]★★★ほぼ日ほど思考主義を押し付けがましくない、「自由」な感じ。ジユウ手帳。フォーマットはガチガチなのに。使ってみたい…。高い。(ほぼ日オリジナル本体に比べると。)隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 [ ルトガー・ブレグマン ]★★★★★これ、めちゃくちゃ!よかったです!超おすすめ!「これから先、世の中はどうなっていくのかな」「子どもたちが大人になる頃、世界はもっと悪くなっているんじゃない?」「機械が発達して、私たちの仕事はどうなるの?」「この仕事、何の意味があるんだろう。私が本当にやりたいことって、何だったっけ」というような、日常のふとした思い、疑問、違和感、がストン!と腑に落ちた。筆者は1988年生まれ、オランダ出身の歴史家・ジャーナリスト。英語原題は"UTOPIA FOR REALISTS"。元はオランダ語。縦横無尽に過去の文献を参照、文章はウィットに富んでいて、各章の終わりにはまとめもあり、たいへん読みやすい。第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい第3章 貧困は個人のIQを一三ポイントも低下させる第4章 ニクソンの大いなる撤退第5章 GDPの大いなる詐術第6章 ケインズが予測した週一五時間労働の時代第7章 優秀な人間が、銀行家ではなく研究者を選べば第8章 AIとの競争には勝てない第9章 国境を開くことで富は増大する第10章 真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること人が語る常識に流されてはいけない。世界を変えたいのであれば、わたしたちは非現実的で、無分別で、とんでもない存在になる必要がある。思い出そう。かつて、奴隷制度の廃止、女性の選挙権、同性婚の容認を求めた人々が狂人と見なされたことを。だがそれは、彼らが正しかったことを歴史が証明するまでの話だった。本当に、近い未来、現代版ラッダイト運動(機械打ち壊し)は起こるかもしれない。人手不足をロボットが補う以上に、ロボットが職を奪っていったなら。腹黒くないFPが教えるお金の授業 「一生、困らない人」はどんな準備をしている? (単行本) [ 岩城 みずほ ]★★★腹黒くないかもしれんが、分かりやすくはないかな…。汚れの9割は水だけで落とせる 水回りから布類、野菜、ペットまで! [ 松澤民男 ]★★掃除の本かと思いきや、前半は合成洗剤のまとめ(合成洗剤よくない!って話)、後半は自社製品の宣伝。こういうの読むと、合成洗剤使うの怖くなる(めっちゃ使ってるけど)。汚れの9割は、「スーパーアルカリイオン水」で落とせる!だよね。タイトル…。水だけで汚れが落ちる系の洗剤?売っているけど、なぜ汚れが落ちるのか、なぜ水なのに高価なのか分からなかったけど、今回これを読んで分かった。著者が「公共のひとつとして、みんながスーパーアルカリイオン水を使用できたら、合成洗剤の使用もなくなり、環境にも健康にもよい」という理想は、いいなと思った。こういう理念があるのは良いことだ。コンビニ人間 [ 村田 沙耶香 ]★★★人間が分からないから、マニュアルのあるコンビニでバイトする。という話。めちゃくちゃ分かる。人は多かれ少なかれ、こういう部分があると思う。強弱はあれ。子どもの頃、本気で世界の取扱い説明書が欲しかった。そんなものがあれば、必死になって覚えたのに。なかったから、山ほど本を読んだ。ある種のマニュアルとして。「人間」を学ぶために。そして世界になじめないまま、擬態するすべを身につけて、今に至る。たまにエラーが生じる。こういう時の対応はインプットしていなかったな、という時。昔の衛星通信のようにタイムラグが生じるので、怪訝な顔をされる。こういう「生きにくさ」を抱えていくのは、なかなかにしんどい。でも、仕方ない。そういう風に生まれついてしまったのだ。神様が青いビー玉を入れるのを忘れたんだ。或いはたくさんのネジを。毎日すっきり暮らすためのわたしの家事時間 [ みしぇる ]★★★・子どもの服はたたまず、各自で。→子どもが成長したら是非やりたい。・金曜日に花を飾る→すてきな習慣!生花って意外と安いから、良いな。子どもが大きくなったら以下略。・黒のマステ×uniballの白でラベリング→視認性が高くて良さそう。今、100均にも黒無地マステ売ってるし。・単語カードにレシピ→入れ替えも楽でいいな。・手作りハッカスプレー(水+ハッカ油)→水だけでも香りがついてさっぱりするかも。・ノートの色分けを時々変える→気分が変わってよさそう。・ポモドーロ時間術(25分仕事+5分休憩)→集中すると一時間半とかぶっ通しで作業に没頭して、目や肩や背中が痛くなるので、これやってみたい。「自己肯定感」を高める子育て [ ダニエル J シーゲル ]★★★★この本、良かったです。子育て系って、「経験から言います」みたいなの多くて、「それはたまたま、その子にはまったから良かっただけなのでは?」というような言説が多かったり、「今・ここ・日本」の視点だけで書かれていて、息苦しさ以外感じなかったり。これは、UCLA医科大精神科教授×児童心理セラピスト。中々参考になることが多かった。・子どもの人生に絶対に必要な4つの力「キレない力」「立ち直る力」「自分の心を見る力」「共感する力」→「自己肯定感」が必要(しかし「キレない力」…って訳、ひどくないか。元の語は何なんだろ?)・脳のモデル=二階建ての家=手で作る脳のモデル・子どもがかんしゃくを起こすのは、感情と体を「抑えられない」から・感情の3つのゾーン「レッド」(怒り、苛立ち、爆発)「グリーン」(平常、平穏)「ブルー」(落ち込み、悲しみ、落胆)→グリーンゾーンに戻してやること、グリーンゾーンを広げる手助けをしてやること・「子どもでいられる時間」が絶対に必要・子どもが「できない」「したくない」と言うとき→「まだ」を付け加えさせるだけで良い・共感力を育てるロールプレイ・自分を主語にして話す親としてのあなたの役割のなかで、あなたが集中すべきなのは「今」だけだ。(略)どの段階にあろうと、永遠に続くのではないかと心配したくなる気持ちに負けないようにしよう。娘は、すぐに「ブルーゾーン」に入るタイプ。些細なことで挫ける、挑戦を恐れる、失敗を怖がる。なので、「グリーンゾーン」を広げられるようにサポートしてあげないとなあ。ずぼらとこまめ [ 福田 春美 ]★★ブランディングディレクターである著者。存じ上げないですが、この人は「アウトサイダー」なのだな、と読んでいて思った。来て、去っていく。参与者。「片付けられないから、出しっぱなし!」というカゴもりもりの台所は、見ていて楽しかった。料理は凝りすぎでとても真似できないのでとばし読み。メイクが喜びに変わる答え 面倒、苦手、難しい、センスがない、そもそもやらない……すべて解決! [ 内田 裕士 ]★★言いたいことは分かる。あなたはあなたのままで美しいのだ、誰かが作った枠にはまるのはやめよう。ただ、随所に起業家のキラキラ理論が出てきて、それがちょっとウザかった。私は眉が薄くて細く、それがコンプレックスだったのですが、「あなたの眉はあなたの骨格にあった形で生えている」とあって、自信を持って生きていこうかと笑。↑「みたよ」の応援クリックお願いします。令和を迎えましたね。奇跡的に寝かしつけから復活して、平成からの令和を迎える瞬間に起きていられました。しかし…あれだね。みんな「区切りが改まる時の祝い方」がみんな分からないから、基本「…ってことは、大晦日と正月みたいなもんか」という感じですよね。
2019.05.01
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・1月に読んだ本・2月に読んだ本・3月に読んだ本①・3月に読んだ本②に続き、3月の読書録(ログ)。これで終わりです!よう考えたら、いっぺんに書くから大変なのであって、読み終えたごとに下書きを追加していけばええねん。あと、パソコンがほしい(フリック入力の限界)。引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!BEAMS AT HOME(4) 日本を代表するおしゃれクリエイター集団ビームススタ★★★分厚い。そしてオシャンティーな人間が多い…!(ガクブル)こういう系は、やはり初代のアクタス社員の家を集めた『123人の家』が一番良かった。折に触れてペラペラめくると、その時々で目に入ってくるものが違うので面白かった。オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉 [ 阿川 佐和子 ]★★★大石さん、存じ上げなかったけど、「トットちゃん!」の脚本家さん。面白くて全話見ました。大石 仕事をするということは、「評価」にさらされるということだから。(略)「評価にさらされる幸せ」ってあると思う。阿川 (略)外で仕事をしている女は、自分と関わる人間の数が増える分だけ、評価の範囲が広がっていくということでもあるじゃない?(略)それは怖いことであると同時に、世界が広がっていく喜びでもある。それが評価される幸せにつながっているような気がします。大石 じゃあ、評価してもらうところにどう身をおくかっていうと、「必要とされる」ってことに尽きると思う。ここから先、「年を取ること」って、どんな風なんだろうと思う。だから、人生の先を行く人たちの状態に興味がある。二人の話は、面白かった。更年期とか、未知の世界で恐ろしい。【中古】手帳進化論 / 舘神竜彦★★手帳の歴史。それで本、書いちゃうんだもん。どんなものも、好きが突き抜けた人というのは、すごいな。中身はあまりおもしろくなかった。わたしの「ノート&手帳」ルール 書いて叶える、スッキリ暮らし [ インプレス書籍編集部 ]★★★磁石でボールペンを冷蔵庫に留めるの、便利そう。全然ノートとか関係ないとこなんですが、中に登場するカフェの、無印良品の棚と折りたたみ机の組み合わせ、いいよな。無印良品の店舗で見て、コレイイ!って思った。リビング学習机を設置する際には、これにしたい。夫に死んでほしい妻たち (朝日新書) [ 小林美希 ]★★★夫が死ねば。寡婦には手厚いセーフティーネットがある。持ち家なら、ローンがなくなり家が手に入る。学資保険も、その時点から払わず満額が受け取れる。離婚するのは、不利だ。私のキャリアは、結婚と出産で失われてしまった。一人では、十分な収入を得ることは出来ない。子どもが小さいうちは、人手がいる。だから、思う。男性がいなくても子どもを産み育てられる社会であればいいのに。相手に失望した時に、やり直せないから、相手の死を望んでしまう社会制度なんだ冒頭に出てきた人とか、もうほんま私かと思ったわ。夫への呪詛で溢れた内容かと思いきや、(もちろんそれはたっぷりある)根底にあるのは、この日本の社会制度や、男尊女卑、ということが言われていて、意外にしっかりした話だった。パートナーではなく、結婚しなくちゃいけなくて。 結婚しないと、子供を持ってはいけなくて。結婚するには、女が名前を変えないといけなくて。そういうものが、積もり積もっての、呪詛。夫への、だけじゃない。それは、男だ。社会であり、制度であり、抑圧。その呪いの言葉は、日本死ね、と同じじゃないだろうか。はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児【電子書籍】[ 沖田×華 ]★★★障害と認定されないがゆえに、支援を受けられない。かといって、健常者の世界では生きられない。ボーダー(はざま)の息子を育てる母の実録を描いたコミックエッセイ。本当にこんな対応が許されていいのか!と杓子定規な世の中に腹が立ってくる。↑「読んだで~」のクリック頂くと、喜びます。押してくださっている方、ありがとうございます!うれしい。息子、昨日は昼から39℃にぶり返し。「あー明日もあかんかな…」と思っていたら、今朝36.6℃。とりあえず登園。呼び出しがあれば、夫がお迎えに行ってくれるそう。しかし休んだ次の日、会社行くの嫌やわ…。まだ月曜日に「明日休むかも」と段取りできてたからましか…。
2019.04.10
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・1月に読んだ本・2月に読んだ本・3月に読んだ本①に続き、3月の読書録(ログ)②。引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる [ 浜田 敬子 ]★★★著者は、1966年生まれ。朝日新聞社に入社後、週刊朝日、AERA編集部。2014年に初の女性編集長に。自分一人で実現できることには限りがあるが、管理職になるとそれが広がる、できることが何倍にもなる、とあり、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と思った。自伝と対談があるのだけど、自伝的なところは「いやー、バリキャリ…」って、ちょっと引く。「5時に帰る部下は、朝4時に起きて仕事をしています」と言えちゃう・言っちゃうあたりに、この世代とのギャップを感じる。体制側(男社会)の構造じゃない?「外で働く人」と、「家で働く人」がいる前提の世界。そして、この世界でワーキングマザーになるということは、「外で働く人」を選んで、他に(シッター、祖父母)「家で働く人」を委託すること。職場の人でも、これくらいの先輩方は、「親が同居」か「(同じ小学校区くらいの)近居」が多い。「子どもなんて、保育園が育ててくれる」「夜ご飯も保育園で食べさせてもらって、残業してた」「サポーターの人に毎日お風呂からご飯までお願いしてた」「子どもはおばあちゃんが育ててくれた」そういうこと言われると、「いや、そういうの求めてないんで」と思う。その時代はそれくらいしないと、子どもを育てながら働き続けられなかったのかもしれないけど。対談のなかで、均等法世代…働く意志を固めた人30代…働き続ける意思が明確ではない(制度サポートがあるから辞めない)→このままでいいのかという悩みや辛さ20代…働き続けたい意思が強い、共働きがデフォルトというのがありました。確かに明確ではない。働くことに特別な思い入れはない。糊口をしのぐためにやっていることなので、「やめる」っていう選択肢は(私には)ないなと思う。「どう働き続けるか」があるだけで。うーん、なんて言うんだろう?昔は、「働き続けること」が特別で、でも今は「やめること」が特別な気がする。何らかの形で働き続けないと、生活していけない。しかし子育て広場とか行くと、子どもが小さい時は本当に専業主婦になっている人が多い。出産を機に退職、夫の転勤で退職…。「子どもが幼稚園に入ったらパートで働き始めようと思う」と言う。それが悪いんじゃなくて、それはそれでいいんだけど、本人の意思でそうなってるかというと、そうじゃないところに憤りを感じる。積み上げてきたものも、名前も、全部全部、「女だから」奪われることに。その方が、彼らの世界に都合がいいから。対談内で、「子育てをしている人を支援することと、その周囲の人に報いていることはセットで考えていかないといけない」とあり、ほんまそれ、と思う。私が時短勤務で働くことで、他の人に負担は載る。職場の先輩ワーママ(管理職)は、「こういうのは、自分が次に返してあげればいい(子どもが大きくなった時に、後輩の分を負担してあげればよい)」と言っていました。なんかそれも、そうか?っていう気がするんです。そういう問題か?そして今、同じチームに配慮が必要な人がいます。頭ではわかっていても、つい「こっちがこんなに大変な思いして働いてるのに、なんで貴方だけ特別扱いなの?」と思ってしまう(自分も配慮されてるのに)。たぶんこういう思いを、他の人は私にもしているのだろう…。あな吉さんの「ゆる家事」レッスン ラクしてハッピー! [ 浅倉ユキ ]★★★再読。手帳術で有名な、あな吉さんの家事本。家事を家族に「見せ家事」にするというの、いいよね。あえて選んだせまい家 狭くてもすっきり快適に暮らすアイデアと工夫が満載! (正しく暮らすシリーズ) [ 加藤郷子 ]★★★★再読。何回も読んでいる。ミニマリストになり、ミニマムな家に暮らしたい願望が強くなった。どの家もすてき。未来を動かす手帳術 [ 久瑠 あさ美 ]★★なんかこれ、こわかった。手帳術の本のはずなのに、「著者のメントレで人生が変わった人、続々!」とか書いてある。後半もう、めくっただけ。受け付けない…。そして、手帳術の部分に書いていることは普通。ビターテイストのDIY&インテリア [ 吉祥舎 ]★★やりすぎでないか。自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ 自律神経どこでもリセット! [ 崎田ミナ ]★★★こういうの、読んでもほぼ実行しないから、意味あるんか?と読むたびに思ってしまう。覚えておけないんよね。そして本取り出してまではやらん…。首、頭、肩、ガッチガチなんですが。↑「読んだで~」のクリック頂くと、よろこびます。てへ。息子、朝38:5℃でした。
2019.04.08
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・1月に読んだ本・2月に読んだ本に続き、3月の読書録(ログ)。3月は、18冊でした。目標としていた「堅め・ビジネス系」の本を読めた!そしてそこから、今自分が関心があること、もっと知りたい・学びたいことが見えてきました。引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!「書くだけ」で夢を引き寄せる!家事ノート&手帳術★★★インスタの紹介系編集本って、ほんま満足度低いんですけど、写真をぱらぱら眺めるのは楽しい。この本は、冒頭のインタビューが豪華!Emi(OURHOME)・青木千草・づん・Marie・mizutama・みしぇるノート・手帳好きなら「おおっ!」となる面々。だのに、編集のクオリティ低い。特に後半はつっこみどころ満載。校正ってまだ生きてる?「思わず舌鼓を打ちそうになる」って、どんだけ。愛なき世界 (単行本) [ 三浦しをん ]★★★藤丸陽太は、T大前に店を構える洋食屋の見習い。彼は、T大理学部で植物学を研究する本村紗英に恋をする。けれど彼女の頭は、シロイヌナズナのことでいっぱい。陽太は、彼女から植物のことを教わる。植物の「愛なき世界」のこと、そこに生きる彼女と、同じ世界に属する研究室の人々。どんな仕事も、研究も、愛も。植物が愚直に光を求めて生きるように、人間もひとに生まれたからには、せずにいられないのだ。一見、無駄なように思える、ありとあらゆる行いを。三浦しをんの小説は、単純にエンターテインメントとしても楽しめる(完全保証)し、その世界のことをよく調べて、深く入り込んで描いていて、すごいなぁと思う。頭に映像が浮かびやすく、起承転結がはっきりしていて、読みやすいので、ふだん本を読まない人にもおすすめ。箱根駅伝に挑む大学生を描いた『風が強く吹いている』は、まったく本を読まない兄(元陸上部)にプレゼントしたところ、「なにこの本!めっちゃおもろかった!」と言っていました。これ、何でなんだろうと考えていて。三浦しをんの小説は、「漫画っぽい」からじゃないかと思いました。たわいない会話(漫画だと、吹き出しの外に作者が手書きで書くような)がうまい。この本も、T大と、その近くの洋食屋しかほぼ出てこないし、狭い世界なんですけど、広くて、深い。部屋をおしゃれにリメイクする本 [ 学研プラス ]★★最近ブルックリンスタイルが流行だからか、インテリアに黒多めですよね。これまで「日本のインテリアには黒が足りん!」と思ってたのですが、ちょっと分量多いと私は苦手だ。みんな突っ走っててすごいな。私は、文字を壁に書くとかが受け入れられなくて(人がやっているのは別にいいんですけど)。英字のTシャツなんかも無理なんです。文字の影響を受けてしまって。NEWYORKとか書いてあると、アメリカ人が壁に漢字で京都って書いた部屋みたいなものか・・・と、どうしても思ってしまう。襖と、キッチンをリメイクしたいです。すぐ飽きるのは分かっているので、幅広マステや、はがせる壁紙なんかで。UglyBetty(海外ドラマ)を久々に見て、「やっぱりベティーの家の感じがめっちゃ好き」と思いました。メキシカンで、カラフルで、原色使い。「輪るピングドラム」のひまりの家も好きで、キッチンをああいう感じにしたい。古い昭和な日本家屋をリノベーションして住みたい。ハンドレタリング 別冊ドリル付き ペン1本で描くアート文字 [ 朝日新聞出版編 ]★★★これ、デコラティブなバレットジャーナルを作成してる人におすすめ。黒ペン一本のモノクロアートで、すごく私好みな内容でした。飾り文字の「ひらひら」部分は、「フローリッシュ」というのですね!こんな感じで練習してみました。私、「枠」がすごく好きみたい…。お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書) [ エノ・シュミット ]★★★スイス、ジュネーブで2016年に「ベーシック・インカム」を求める国民投票が行われたこと、知っていましたか?タイトルの文言What would you do if your income were taken care of? (お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? )は、その国民投票の宣伝広告として使われたもの。もうこの題だけで、いろいろ考えてしまいますよね。もし、最低限の生活を保証するだけの収入が、無条件に、全員に支給されるとしたら。みんな、生き方を変えるでしょう?何をしますか?この問いかけに対して、ぱっと頭に浮かんだことが、人生で本当にやりたいことなんじゃないかと思って。私の場合は、「物語を書く」でした。ベーシック・インカムについては、経済学で知ってはいましたが、ここまで具体化・実践されてきていたとは。(フィンランドでは、試験的給付も行われています。これについては、無条件の、にあてはまらないけど。)「他の人は働かなくなるだろうけど、私は働き続けると思う」という回答が多いというのも面白い。ほか、興味深かったのは、・ノン・アフェクタシオンの原則(特定の税と特定の支出を結びつけることは望ましいことではない。税収に色は付いていない。社会保障にだけ財源を問うのは何故?)・税収を支出税に一本化、価値を生み出すときには課税しない・「減価する貨幣」=自由貨幣、老化するお金、スタンプ付き貨幣。時間とともに価値を減じていくお金。・貨幣の優位性(頑丈)→損害は常に労働者に負担されるしかし、忘れてはいけないのは、あなたの時間を奪っている時間泥棒は、じつのところあなた自身でもあるということです。無条件のベーシックインカムは、そのあなた自身に打ち克つよりよい機会を与えます。素晴らしき世界のイデオロギーについて語るのはやめましょう。無条件のベーシックインカムは様々な問題を解決しません。解決するための前提条件を提供するだけです。今日よりもさらに。理解できなかったのは、「ベーシック・インカムによって、すべての必要な職が満たされるのか」というところ。アドラーが「すべての職は必要だから存在している」と言っていたような気がする。必要ではない職は、自然に淘汰されていくと。今、介護は、必要だけど低賃金重労働で、お金のためにやっているという状態の人も多い。AIが置き換わるわけでもない。外国人材を入れていってるけど、そういう仕事はどうなっていくんだろう?小学生のおかたづけ育 子どもも私もラクになる暮らしのヒント (OURHOME) [ Emi ]★★★小学生「低学年」のおかたづけや放課後の過ごし方などについて。OURHOMEスタッフや、他の人も出てきます。「いろんな学年の事例が見られて良い」いっぽう、「一人で本を出すほどの内容はないのかな」とも思う。一人の人が、お小遣いは300円×年齢にしていると言っていて、それいいな!と思いました。一年生で1800円は貰い過ぎなようにも思うけど、「学用品もそこから出させる」そう。それなら、それくらいでもいいのかな。子どもの頃、小遣いが足りず「りぼん」と「なかよし」両方買えなかったもんな…。(りぼん派からの花ゆめ派を経てのウイングス読者)。今は読み放題プランなんかもあるし、今の子はいいなあ。小学校…今からおそろしい。幼保連携もいいけど、保育と義務教育の連携もして欲しい。(小学校には、定員オーバーも、待機児童もないじゃないですか。)※長くなるのと、なかなかまとめて書く時間がないので、3月の読書録、分けますね。↑「読んだで~」のクリック、ありがとうございます。いまいち、どういう人が来てくれてるのかわからなくて。(検索からの流入?ブックマーク?)ブログ村のクリック数を見て、「うわ、押してくれてる人がいる~!」と喜んでます。
2019.04.04
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・1月に読んだ本に続き、2月の読書録(ログ)。14冊+雑誌2冊でした。途中、私が体調を崩したり、子供が具合が悪くなったりで読めなかった期間があり、少なめ。ちょっと、読書の傾向が易しい・生活・実用・ビジュアル系に偏っているので、3月はその反対側のものも読んでいきたい。引用は太字★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!掟上今日子の乗車券 [ 西尾 維新 ]★★★営業活動に出た忘却探偵。探偵が旅に出れば、それはもちろん、そこで事件が起きるということで。途中まで読んで「あれ、これ、前に読んだ…?」となりました。西尾維新は刊行ペースが速すぎて、読んだか分からなくなることが多い…。ジャンプコミックスかよ。今日子さん、かわいいよね。芯のある女性。大家さんと僕 [ 矢部 太郎 ]★★★★漫才師・カラテカの矢部さんによるコミックエッセイ。ペーパーナプキンの裏にちょちょっと友達が描いてくれたような、素朴な絵柄。私、矢部さん=電波少年のイメージで、もっと年配かと思いきや、1977年のお生まれ。意外と若かった。一階に住む、浮き世離れしてお上品な大家さんと、僕(矢部さん)の日常の交流。とにかくもう、大家さんが素敵。続編が読みたくなりました。「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル はじめてのバレットジャーナル [ Marie ]★★★バレットジャーナルの紹介本。「はじめての」と銘打っているけど、バレットジャーナル初心者には向かないような。バレットジャーナルの紹介でもなく、使用者向けでもなく、中途半端な印象。最後の使用者のバレットジャーナルページ紹介も、ページ埋めみたい。私は、社会生活を円滑に営むに支障があるくらい色々抜け落ちているので、デコラティブなバレットジャーナルじゃなく、元祖バレットジャーナル(無骨なほう)に興味があります。来年の手帳は自作(バレットジャーナル)にしようかと思いつつ、ネックとなっていることが。・薄くて分厚い(400p以上で、一年間が一冊にまとまる)A6ノートがない→ならほぼ日でいいやとなる。・本来の、枠を作らない(ひたすらメモしていく)デイリーの運用方法がよくわからない。「3ヶ月後の○月○日○時から△△さんと会う。場所は□□。持ち物は、××と××と××。前回の☆☆についてお礼を言うこと。」みたいなことを書きたい時、ほぼ日(やスケジュール帳)ならその未来の日付のページに書けばいい。バレットジャーナルだと、そんな数ヶ月後のことをデイリーログには書けないし、フューチャーログに書くのも、そんな細かいこと書いてたらいっぱいになるし、どうしてるんだろう。そこで予め未来の枠を作っておくと、「好きなだけメモ出来る」バレットジャーナルの売りがなくなるし、それなら枠が印刷されてる市販のスケジュール帳でええやん、と思うし。今のところ、「ふせんに書いて、貼っておく」くらいしか解決策が浮かばない。文庫 絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ 文豪の名言対決 (草思社文庫) [ 頭木 弘樹 ]★★★★ゲーテとカフカ。2人はまるで、ネガポジ。白と黒。その2人の名言を対比して集めた、新しい形の名言集。手紙からの引用も多く、それがまた面白いです。カフカの手紙魔っぷりが怖い。幸運は誰に最も美しい栄冠を授けるだろうか?喜んで行い、行ったことを喜べる者にである(ゲーテ)ゲーテがもう、生きる活力に満ち、自信に溢れていて、キラキラ。人を愛し人から愛され、すべてを否定することなく肯定する人。自分、オッケー!みんな、オッケー!世界ってうつくしい!生きてるってすてき!絶望することもあるけれど、僕は元気です。…みたいな。ぼくは自分の状態に、果てしなく絶望している権利がある。(カフカ)一方のカフカは、 世界はうつくしい。しかし僕は醜い。みなは素晴らしい。生きとし生けるものはすべて。僕には、何の価値もないが。とにかく暗い。とことん暗い。好きでやってんのかな?っていうくらい、暗いです。でもこの人の考え方、私似てます。自分が言ってるのかと胸が苦しくなった。雪平鍋で2品献立:使う雪平鍋は2サイズ [ 飛田 和緒 ]★★★いや、うち雪平鍋なくて、ステンレスの鍋しかないんですけどね。雪平鍋はアルミ。冷たいうちから油を引いて肉を入れる。いつも熱してからやるから、こびりついてしまっていたのか。卒母のススメ [ 西原理恵子+卒母ーズ ]★★★毎日新聞紙上で連載の書籍化。努力が全く実を結ばない世界があるってこと、教えてくれてありがとう読者(投稿者)と、筆者のコメントという構成。いろんな立場の人が意見を出していて面白かった。ついつい、自分の価値観=世界と思ってしまうけれど、それぞれの人が違うめがねで、ものさしで世界を見ているのだと、改めて気づく。私は卒母する事をいまから心待ちにしているけど…。きっと子供が成長すると、寂しく思うのだろうな。LAGOM “私にとって、ちょうどいい”-スウェーデンの幸せ哲学 [ ニキ ブラントマーク ]★★★スウェーデン人の夫と結婚し、スウェーデンに移り住んだイギリス人著者のエッセイ?解説本?絵とイラストがきれいで、目の保養になる。ラーゴム(LAGOM)とは、「ちょうどいい、多すぎず少なすぎず、すべてにおいて中庸」というスウェーデン語。ヴァイキング時代、ミード(蜂蜜酒)を入れた容器が全員に行き渡るよう、各々が「ちょうどいい量」を飲む(仲間と分け合う=Laget om)というところから出来た言葉だそう。ラーゴム(LAGOM)が最近来てるな、と思っていて。これから(局地的に)流行ると思うの。と、思っていたら、NHKの「人と暮らしと、台所」の第4回「〝ほどほど〟が心地よい 北欧ジャーナリスト 森 百合子」で、まさにラーゴムのことを言っていました。幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年 [ ヘレン・ラッセル ]前に読んだ、これもおすすめ。イギリス人著者が、デンマークに移り住んでからの、すったもんだエッセイ。ヒュッゲも、ちょっと流行ってきたよね?ね?売れる営業マンの「ノート」「メモ」「手帳」術 [ 菊原 智明 ]★★★私は、営業職を経験したことがないので、「へえ~」と思って読みました。ノートの端に商談の流れ(例:ア→プ→資→次)や質問(例:年・他・次・け)を略語で書いておき、脱線したら戻れるようにする等は、普段の会議でも使えそう。音声教材を勉強するときに、メモしながら聴くと三倍の効果というのも、やってみたい。わたしたちの「育児と子育て」 人気ママさんインスタグラマーによる育児&家事の賢いコツが満載! [ わたしたちの編集部 ]★★パラパラ眺める程度。こういう、インスタまとめ系の本、満足度低い。小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て [ 高橋孝雄 ]★★ほんまに医者が書いたん?なんでも遺伝子が原因?かなりジェンダーバイアスかかってないか?あの映画みた? [ 井上 荒野 ]★★井上荒野×江國香織の映画対談。2人とも好きな作家。長年の友人だとは知らなかった。古めの洋画が多く、メジャーじゃないものもあるので、「わかる~」とならず、いまいち面白くなかった。スーパー主婦井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術 (TJ MOOK) [ 井田典子 ]★★★「だす」→「わける」→「へらす」→「しまう」。お片づけ例のビフォーアフターを見ていると、やっぱり、「へらす」が一番大事やな…。おらおらでひとりいぐも [ 若竹 千佐子 ]★★★★この物語を、どう受け止めて、どう消化するのか。自分の中でくすぶり続ける本に久々に出会った気がする。母と娘の、夫と妻の、女の、自己と自己の中の他者との、物語。自分より大事な子供などいない。自分より大事な子供などいない。自分がやりたいことは自分がやる。簡単な理屈だ。子供に仮託してはいけない。仮託して、期待という名で縛ってはいけない。何が起こるわけでもない。ほぼ内面描写。ラストは少し綺麗すぎるかな。一人暮らしをする祖母のことを思った。私が、あと半世紀もすれば、どうなるだろうかとも。子供が生まれたとき、へその緒を切って、不思議に思った。この子のへそは、私のお腹の中と繋がっていて。私のへそは、私の母のお腹の中と繋がっていて。私の母は、祖母と。祖母は、曾祖母と。そうやって、ずっとずっとずっと、繋がってきた。はじまりの誰かまで。女であること、はその中にあることなんじゃないか。この本を読んで、そのことを思い出した。自分8割、主婦2割 心地よく暮らす 大人のラク家事 [ Rin ]★★★40代で子供が巣立った後なら、こういう暮らしも出来るのかも。自分が8割。本に出てきた・テーブルに両面テープで引き出しをつける・玄関ドアにマグネットでリマインダーをつける・手作りの石鹸ホルダーを作る・防水タイルシートを洗面所に貼る・水回りをガラスコーティングするあたり、やってみたい。あとは、雑誌【中古】 かぞくのじかん(Vol.45 2018秋) 季刊誌/婦人之友社(その他) 【中古】afbまいどおなじみ「かぞくのじかん」ミニサイズ版 日経 WOMAN (ウーマン) 2018年 11月号増刊 / 日経WOMAN編集部 【雑誌】大好物の手帳特集号。↑「みたよ」の応援クリックお願いします
2019.03.05
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1月は、17冊+雑誌1冊でした。通勤時間はスマホを開かず読書タイムに充てていますが、スマホで雑務処理をしていると中々読めません。★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!主婦力ゼロからのやってみた家事 [ マルサイ ]★★★★ズボラ、めんどくさがりというところに共感(でもマメだと思う)。いろんな家事の方法を試してみたがりのところが一緒。お金の損得大全 ささいな違いで、大きく差がつく! [ 横山 光昭 ]★★★この方の本は、いつも分かりやすい。でもお金の入門書としては、基本的に『年収200万円からの貯金生活宣言』『年収200万円からの投資生活宣言』の二冊を読めば十分かな。オトナ女子の整理術 [ 新星出版社編集部 ]★★★新社会人になった人とかにはいいかも。教科書的で網羅的な内容。ちゃんと失敗する子の育て方 [ 高濱正伸 ]★★★娘は失敗することが苦手なので、プライドは高く失敗することが出来ない人になるのでは(それ私)と心配。うまいこと小さな躓きを与えて、克服させていきたい。今日だけ激悪飯 [ 激悪飯委員会 ]★★タイトルから手抜きご飯のレシピ本かと思いきや、激辛とか高カロリーとかの激悪だった。整理・整頓が人生を変える 毎日がイキイキする「ライフファイリング」の方法 [ 小野 裕子 ]★★★元イトーキ社員。ビジネス書というか、語学の本みたいなつくり。個別フォルダーと見出しガイドを推してくるのが珍しい。パソコンのデータファイルの名付け方(整理法)なども。CITTA式未来を予約する手帳術 もっとやりたいことなりたい私を叶える! [ 青木千草 ]★★CITTAというのが、著者の愛称かと思っていたら、ヨガで「心」とかいう意味らしい。ヨガインストラクターの手帳術。内容は基本的に既出。後半はヨガの話。最初の手帳の内容写真の画素数が粗い…。ロカボで食べるとやせていく 緩やかな糖質制限 [ 山田悟 ]★★★これ、良かったです。ローカーボ(緩やかな糖質制限)の入門書。後半には他のダイエットの見地もあり。油をしっかり使う、カロリーは気にしない。ロカボの概念って今までのダイエットとは違うから、一冊こういう本を読んでおいた方がよさそう。その手があったか! おつかれ晩ごはん 時間や気力がないときほど役立つ、料理上手さんたちのラクうまレシピ&アイデア [ 家ごはん研究会 ]★★★これに載っていた鶏ムネ肉の調理法(サラダチキン)がすごくしっとり!パサパサするからムネ肉嫌いの夫にも好評でした。合い言葉は、「火を止める勇気」。目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで [ 水谷 さるころ ]★★★離婚歴のある二人が、事実婚という形を選び、子供を持つコミックエッセイ。ツーオペ育児の英訳 Unison parenting が面白い。私は現行の婚姻制度には反対派なので、著者とかなり意見が重なりました。でも私は流されて法律婚してますが。「頑張っている私」=「自分のだめなところを見なくて済む」というのにグサッときました。共働き夫婦 お金の教科書 [ 山崎俊輔 ]★★★★★めちゃくちゃ良かった。入門書かつ実用書。まさに教科書。結婚する前のカップルから、新婚さん、DINKS、子育て世代、リタイア後。いろいろな時系列で書いてくれているし、ジェンダーにも言及。お金だけじゃなく、結婚についての本。お金の視点(妻の時短勤務や欠勤で所得減)からも家事分担を提唱。「共働き世帯なら、将来夫婦二人で「ダブル厚生年金+ダブル退職金」を受け取れる。今の生活がどんなに忙しくて大変でも、最後の最後に笑える日がやってくる!」という記述を見て、頑張って働こうと思いました。すぐメモする人がうまくいく [ 堀 宏史 ]★★★★著者は、ほぼ日手帳13年ユーザー。「何かを感じたら、6秒以内にメモしてそれをシェア」こういう本は「記録する→検索する」どまりが多いのだけれど、それをアウトプットすることに関しても書いてあって参考になった。40歳からの暮らし替え これからは、がんばりすぎない [ 柳沢小実 ]★★★自分が年をかさねていく過程、どう変わっていくのかに興味がある。すこし先輩の話を聞いて、自分はどうなりたいのかを考える。500円玉貯金を小さいジップロックに20枚ずつ(一万円)入れて貯めるというのは良いアイデア。日常生活は似た動きばかりなのでラジオ体操を、とあり、ラジオ体操再開しました。1日1か所捨てる!ワークブック (TJMOOK) [ やましたひでこ ]★★ワークブックという名前だけど、全然ワークブックじゃない。一日一カ所ずつこの本を見て片づけていこうとか、そういう内容ではなかった。ミニマリストを「かさかさ肌」と喩え、そうはなりたくないですよね?と言ったり、私はミニマリストじゃないので、こんなものも持ってます~みたいな下り、何だかなぁ。ミニマリスト誤解されてるよな。で、後半で紹介されてるやましたさんの家はゆるりまいさん家みたいだっていう。おひとりさまのゆたかな年収200万生活 [ おづ まりこ ]★★レタスクラブ掲載のコミックエッセイ。特に目新しいことや参考にしたいことはなし。自分の生活を楽しんでるんだな~という感じ。私ってつましい生活してるんだなと再認識。もっとお金を楽しみに使おう。おひとりさまのはじめて料理 おひとりさま10年め、でもお料理1年生 [ フカザワナオコ ]★★★十年目で料理が出来ない著者がいろいろ挑戦するコミックエッセイ。ページ下部に料理の一言ポイントみたいなのがあって、「え、この人は料理できない設定じゃ?」と謎。【中古】常識やぶりの「家事半分」術—心の負担を半分にする 佐光紀子★★★私にとっては特に「常識破り」とは思わなかった。(ズボラすぎ?)子どもたちが成長していく過程でそういう風に家事をシェアしていけるのか、という点は参考になった。ほか、カウント外(雑誌)かぞくのじかん 2018年 12月号 [雑誌]★★★★毎回、質実剛健な内容。良い人間や良い母になれそうな錯覚を起こしつつ、地に足着いたアドバイスが役立つ。↑「みたよ」の応援をお願いします。
2019.02.02
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2018年は、180冊の本を読みました。レシピ本等も含むので、そんな大した数ではないなあ…という印象ですが、「二人目育児で時間がなく、週に一冊読めたらいい方なのでは…」と年当初に思っていたので、良かった。さて、そのなかで、★5つのおすすめ本を5冊ご紹介します。子供が生まれても夫を憎まずにすむ方法 [ ジャンシー ダン ]【目次】イントロダクション アイツなんて大嫌い/1章 母親、父親、そこにある問題/2章 「立ち上がってとっとと手伝いやがれ!」/3章 洗濯機への強い怒り/4章 ファイトクラブのルール/5章 やれやれ、やっと月曜日ー週末を嫌いにならない方法/6章 ねえ知ってる?あなたの子どもだって洗濯物を畳むことができます/7章 争いのたね/8章 子どもー財政赤字の原因/9章 メチャクチャだーゴミも口論も控えめに/10章 いつかは二人に戻る…もう一度、派手にやり合わなければ【あらすじ】アメリカに住む著者は、子どもが生まれ、夫との中が次第に険悪になり、もうほとんど手遅れという状態から回復をはかろうと一念発起。ライターの彼女は、FBIのネゴシエーターを始め、その道のプロに家庭の問題の解決策を学び、実践していく。彼は私の心を読むことができない。彼はまったくそんなことができない。文句を言うのをやめて、やってほしいことを伝えよう。【感想】愛し合って結婚した二人が、なぜ憎み合うようになるんだろう?子供が生まれることで世界は一変した。私は赤ちゃんのしもべ。でも彼は?子供が生まれる(生まれた)カップルにぜひ読んで貰いたい一冊。こういう問題って、日本だけかと思っていたのです。ワンオペ。パートナーへのもやっとした苛立ち。違うんだな、全世界共通なんだ!あのアメリカでさえ!ということがまず、驚き。そしてFBIに学ぶ交渉術が、使えます。①言い換え 「お前なんか××」→「あなたは○○と思っているんだね」②感情のラベル付け 「あなたの言葉は○○のように聞こえるね」③最低限の相づち④ミラーリング 「とにかく腹が立つ」→「腹を立てているんですね」⑤自由回答式の質問をする 「もう少し○○について話してもらえませんか?」⑥「私」のメッセージを使う⑦効果的な間合いほか、・決断疲れの排除(献立のルーティン化)・配偶者が決して上達しないことを受け入れる・得点の記録をやめる(相手が三時間自由にしたから、私もそうして良いはず)・家を出る(子どもは死なない、夫はお馬鹿さんじゃない)・正しい喧嘩の仕方・週末ミーティング(週末を7つのユニットに分ける)などなど、盛りだくさんな内容。親が子どもに何かをして欲しいときに「子どもの肩に触れて、目を見る」は、実践してすぐに効果が出ました。意外と、子どものことは見ずに、口だけで言っていたということに気付きました。最後に「自分のための時間を確保すれば、元気を取り戻すことができる。こうありたいと思ってきた以上の母親になれる」と、自分の権利をもっと確保するように(家事の手助け、休息)という一文は、いかにもアメリカらしい。でもこれ、日本のお母さんに必要なことだと思います。不眠不休で子どものために自分を犠牲にし続けるなんて無理だ。こないだまで普通の大人だったのに、ママになったとたん超人にはなれないよ。これ、食べていいの? ハンバーガーから森のなかまでー食をえらぶ力 [ マイケル・ポーラン ]【目次】1 大量の「工業食」-主役はトウモロコシ(アメリカを乗っとるトウモロコシ/農場 ほか)/2 流行のオーガニックー大量生産の有機食品(大規模オーガニック/もうひとつの大規模オーガニック)/3 持続可能な地産地消の食ーすべては草から(ポリフェイス農場/草 ほか)/4 菜園と狩猟採集ー自分で調達して食べる(森/肉を食べるということ ほか)【あらすじ】ジャーナリストの著者が、食について考える。あなたがマクドナルドでハンバーガーを食べるとき、それはどこで、どのように作られたのか。【感想】今現在、アメリカで何が起こっているのか、そしてそれはおそらく日本にも輸入されてきているし、何より食文化自体が破壊されている…と分かる一冊。最近「グラスフェッドバター」と冠したバターが売っていて、それは「牧草を食べて育った牛の乳から作ったバター」のことで、でもよく考えたら、牛って牧草を食べているはずじゃ?広々とした牧草地で、ゆっくりと草をはむ牛ーーーこんなイメージ。じゃあ牛は何を食べているのか?というと、コーン(とうもろこし飼料)。でもそもそも牛の体は、歯のつくりも含め、牧草用に出来ている。私たちは、何をしているんだろう。世界中で。何が起こっているんだろう。子どもには何を食べさせれば良いんだろう?「おばあちゃんが食べものと思わないものは食べない」「放っておいても腐らないものは食べない」など、現状を把握した上で選択しうる方法についても書かれています。ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 [ キャスリーン・フリン ]この本を読んだときも思ったこと。食べ物について「何をどうすればこうなるか」分からなくなると、本当に終わり。自分で作れば、安く、安全なものが食べられる。そのことを忘れていっている、スキルがない、学ぶ機会がないということが怖い。寂しい生活 [ 稲垣 えみ子 ]【目次】はじめに1 それは原発事故から始まった(アナザーワールドへ)2 捨てること=資源発掘?(掃除機、電子レンジ……)3 嫌いなものが好きになる(暑さ、寒さとの全面対決)4 冷蔵庫をなくすという革命(たいしたことない自分に気づく)コラム その1 「干す」という無限の世界コラム その2 時代劇に学ぶ5 所有という貧しさ(果てしなき戦いの果てに)6 で、家電とは何だったのか(まさかの結論)【あらすじ】朝日新聞を退社した著者が、電気を使わない生活に挑戦。生きていくために必要なモノは何なのか、考える。自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の手足でやってみるということ。もしやそのことを、今の世の中は「不便」と呼んでいるんじゃないだろうか。だとすれば、「不便」って「生きる」ってことです。だとすれば、「便利」ってもしや「死んでる」ってことだったのかもしれない。【感想】報道ステーションに出ていたアフロの人です。とにかくユニーク。面白い。断捨離的な話でもあるので、ミニマリストに興味がある人も読んで欲しい。ミニマムな料理なども有り。干し野菜を絶賛していて、やってみたくなる。ぼくはお金を使わずに生きることにした [ マーク・ボイル ]この本を読んだときも思ったこと。インターネットで、世界中の知識を共有できるようになり、アーカイブにいつでもアクセス出来るようになった。でも生きるための知恵や技術がすごい勢いで伝承されずに、消えていってる。ほんの二代前には出来たことが、私たちはできなくなっている。オフラインでは、道端に生えている草の名前も知らず、食べられるかも分からない。これって何なんだろう、と思うのです。子どものアレルギー アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜんそく [ 大矢 幸弘 ]【目次】第1章 やさしくわかる アレルギーのしくみと予防/第2章 とことん解説1 アトピー性皮膚炎/第3章 とことん解説2 食物アレルギー/第4章 とことん解説3 ぜんそく/第5章 これで安心 日常生活について/第6章 知っておきたい1 その他アレルギー/第7章 知っておきたい2 よくある質問Q&A【感想】国立成育医療研究センターのアレルギー科の医師たちが書いているので、信頼できる。網羅的な最新のアレルギー入門書として最適です。(2018.06.08「子どものアレルギー」記事でも書いています。)幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2 [ 岸見一郎 ]【目次】第1部 悪いあの人、かわいそうなわたし(アドラー心理学は宗教なのか/教育の目標は「自立」である ほか)/第2部 なぜ「賞罰」を否定するのか(教室は民主主義国家である/叱ってはいけない、ほめてもいけない ほか)/第3部 競争原理から協力原理へ(「ほめて伸ばす」を否定せよ/褒賞が競争を生む ほか)/第4部 与えよ、さらば与えられん(すべての喜びもまた、対人関係の喜びである/「信用」するか?「信頼」するか? ほか)/第5部 愛する人生を選べ(愛は「落ちる」ものではない/「愛される技術」から「愛する技術」へ ほか)【感想】これを思春期に読んでいたら、生きるのが楽になったのでは。いやでも、理想主義に走りすぎて逆にいけないのかもしれない。ラストは、ミステリー小説で最後にすべてがつながったような爽快感があります。(「11月に読んだ本。」にも感想を書いています)↑「みたよ」の応援をお願いします。参加を1ジャンルに絞りました(持たない暮らしの内容が薄いので)。「見ました」がわりにクリック頂くと、私が「誰か読んでくれたんだな」と分かります。
2019.01.04
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今月は16冊でした。最近本当に小説を読んでません…。物語の中に入り込む前に「これこれこういう人がいて、こんな性格で、」みたいなものを把握することがしんどい。年を感じます。★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでみて!マキ流やめていい家事 (TJ MOOK) [ マキ ]★★★この方の本は全部読んでいます。この本、特に目新しいことはなかったです。写真が綺麗でした。うん。それだけ…。節約夫の超ドケチ伝説【電子書籍】[ すぎうら ゆう ]★★★すさまじくケチな夫との日常を描いたコミックエッセイ。うちの夫もケチなんですが、さすがにここまでではないな。でもね、「買い物を頼んだら、高かったからと買ってこない」はありました。はじめてでもおいしく作れる フライパン煮物 [ 河野雅子 ]★★目新しい方法ではなく、使っているのがフライパンなだけなレシピ集。成功ではなく、幸福について語ろう [ 岸見一郎 ]★★★アドラー哲学「嫌われる勇気」の著者の本。自信の回顧録、お悩み相談への回答なども集めた雑文集でした。楽して続く、家事テク もっと簡単に、ずーっとキレイ! [ 牛尾理恵 ]★★★★家事のノウハウを集めた本。ボリュームもあり、家事について悩んでいるけど…という人には網羅的な内容で参考になるはず。トイレの便器の内側を掃除するのに、ステンレストングを使う(使い捨てスポンジを挟む)というのは、初めて見た。男ふたりで12ヶ月ごはん (単行) [ 椹野 道流 ]★★★芦屋で眼科医として働く遠峯。亡くなった祖母の家で一人暮らしをする彼の元に、高校時代の後輩・白石がある日押し掛けてくる。彼は東京で小説家をしていたというが、スランプに陥っていて…。二人で暮らし始めた彼らの、12ヶ月。※BLやないで、ブロマンスやで。「最後の晩ごはん」シリーズの作者による作品。相変わらずどれもご飯がおいしそう。芦屋周辺のおいしいお店が紹介されていて行きたくなる。自家製ミールキットが新しい! ゆーママの平日ラクする冷凍作りおき [ ゆーママ(松本有美) ]★★★晩ごはんシステムについては試行錯誤中の我が家。この本は、自家製ミールキット(カット野菜ミックス&味付け肉)を作り、それぞれ冷凍しておいて、凍ったまま焼いたり蒸したりレンチンで調理して晩御飯を仕上げる、という方法。休日はカットだけなので調理時間短縮。平日は包丁まな板不使用で、凍ったまま調理するから美味しいし、レンジが渋滞しない。良さそうだな~と思っているものの、カット野菜の冷凍がかさばりそうで、まだ試していません。まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方 [ 川部 紀子 ]★★めちゃくちゃイデコを勧めていたので、私も始めることにしました。ほぼ日手帳公式ガイドブック2018 LIFEのBOOK【電子書籍】[ ほぼ日刊イトイ新聞 ]★★★そろそろ新手帳への交代の時期なので、手帳周りの書籍を。ほぼ日手帳を使っている人は、ほんとみんな楽しそうで、コミュニティーを築いていくのがすごい。大人の女よ!もっと攻めなさい キレイはむしろ増えていく。 [ 齋藤 薫 ]★★大人の女の設定が私より20~30は年上なのですが、参考になります。年をとってからは、ピンクのリップがいいとか。ふせんの技100 仕事、人生がはかどる! (エイムック) [ 館神竜彦 ]★★★附箋好きです。マニア垂涎の、なんというニッチ本。用途、使い方、商品紹介とたっぷりの内容です。薬の袋に付箋を貼って、日ごとにチェックを入れる(飲み忘れ防止)は良いアイデア。1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる[本/雑誌] / 坂下仁/著★★★ふせん大好きか!大好きですが!とにかく何でも付箋にメモして、それをA4ノートに貼り付けていく、というノート術の本。いま流行りのバレットジャーナルも、その原点としての「情報管理」として考えるなら、この付箋ノートの方が機動性に優れていて良いのでは?と思う。外出先でもすぐメモできるし、前後関係を並び替えるのも簡単。syunkonカフェごはんめんどくさくない献立 (e-MOOK) [ 山本ゆり ]★★★★★著者・山本ゆりさんのブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」 が大好きで、毎日読んでます。ほんまに読み物として面白くて、料理が苦手な人にほどおすすめしたいレシピ本。ふつうの調味料で出来る料理ばかりで、「同じような調味料の組合せで、ようこんなけ変えれんなぁ」と思います。子育てのイライラがスーっと消える 魔法の絵本 [ 加藤史子 ]★★★・優しい気持ちに切り替える回路の作り方・子どもの欲求「楽しみ・自由・力・愛・生存」を満たしてあげる等々、心理学の手法をいろいろと紹介していました。絵本ではないよな。「幸福学」が明らかにした幸せな人生を送る子どもの育て方 [ 前野 隆司 ]★★★ロボット研究者で、「幸福学」の第一人者という著者による子育て本。前半はお悩み相談的なパート。最後のワークが実践的で役立つ。メタ認知トレーニングやマインドフルネストレーニングなど。振り返り手帳術 [ 伊藤 精哉 ]★★★新聞記者である著者の手帳術。「マイニュース」(10~15文字でその日一日をまとめる)が面白そうなので、2019はやってみようと思います。ほか、「自分の役割にタイトルをつける」(今日の私はメリーポピンズ、みたいな)も面白い。↑「みたよ」の応援をお願いします。
2019.01.02
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通勤電車を読書タイムと決めているのですが、なかなか確保できません。朝の通勤は、事務処理(子供と寝てしまうので夜の間に来ていた連絡への返信、ウェブ申し込みや予約など)をしていることが多い。帰りは、ぽーっとネットサーフィンでもしたい気分。本も、小説やビジネス書はしんどいので、ビジュアルブックをぺらぺらめくりたい。そんなわけで、今月は13冊。★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでー!という感じです。ちらからない“おうち”でもっと幸せ家族になりました [ まめこ ]★★★マンガ形式で疲れていても読みやすい。こういう系の本をかなり読んでいるので、何かしらの形にしたい。【中古】あおきみさんの妙に役立つ日々の知恵147コ / 青木美詠子★★★この方、私とよく似てるな!と思いました。日常の創意工夫をどんどこ試してみるところ。少ない物ですっきり暮らす (正しく暮らすシリーズ) [ やまぐちせいこ ]★★★再読。こういうベクトルの暮らしに憧れている。「あー、すっきりしたい!物減らしたい!」となります。男の子と女の子のお子さんなので、「うちも成長していったらこういう風に物を少ないままで、やっていけるだろうか」と思う。トランクひとつのモノで暮らす 魔法使いのシンプルライフ [ エリサ ]★★★再読。服飾系がおもしろいです。あした死んでもいい暮らしかた [ ごんおばちゃま ]★★★身辺整理をしておきたい、と常日頃思っているので、こういう本も読んでみたり。この方の本は、年輩の方向けなのか、文字のフォント数が大きいです。あした死んでもいい身辺整理 [ ごんおばちゃま ]★★★再読。【中古】エッセイ・随筆 ≪エッセイ・随筆≫ 広辞苑をつくるひと / 三浦しをん【タイムセール】【中古】afb★★★小説『舟を編む』で舞台となった辞書を巡る人々のインタビュー・エッセイ。何かのおまけ?ってくらいうっすい本です。言葉が好きな人なら、辞書すきですよね。今回は、フォントを作る人とか、函を作る人とか、ふだん意識しない部分。「そんな手間のかかった…!」と、もれなく紙の広辞苑が欲しくなります。幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2 [ 岸見一郎 ]★★★★★アドラー心理学の本。哲学者と若人(教師)の会話を元に繰り広げられる、物語。「よう売れてるなあ」と思って読んだのですが、まさかの小説形式。そして二作目(続編)でした。若人が、森見登美彦の小説に出てくる子みたいな古めかしい熱血漢です。最後まで読み通すと、パズルのパズルのピースがすべてぴたりと収まったような、すっきり感が味わえます。アドラー心理学は、いつも「蒙が啓ける」とはこのことか、と思います。三角柱に、『悪いこの人』『かわいそうな私』と書いてあり、私たちはその話ばかりしている。でもその三角柱の見えない面には、『これからどうするか。』がある。ああそうだ、と思います。「自分の人生を決定するのは、『いま、ここ』を生きるあなたなのだ。」人生はシンプルだ。それを知れば、生きるのが楽になる。人生はシンプルだ。しかしながらそれは、とても困難なことでもある。どんなエクスキューズも許されない。これは、私の問題だ。狭くても 忙しくても お金がなくてもできる ていねいなひとり暮らし [ shoko ]★★定期的に、自分と生活環境の違う人の暮らしに触れないと、自分の世界=世界だと思ってしまう。一人暮らし、ええなー!自由やなー!!これからの住まい方、暮らし方 [ 主婦の友社 ]★★★50代、60代の暮らし方を集めた本。ルームシェアがあったり、シングルだったり、夫婦だったり。年をとることは、楽しいことなのかもしれない。すこしの寂しさと、切なさを含めて。 毎日がラクになる片づけルール (日経WOMAN別冊) [ 日経WOMAN ]★★★日経WOMANの片づけ特集などを再編集した本。日経WOMAN、一年間定期購読していたんですが、お金と老後と自己啓発ばかりでやめてしまった。白崎裕子の必要最小限レシピ --料理は身軽に [ 白崎 裕子 ]★★★★まさに、私が求めてた料理本やな!と思いました(必要最低限の調味料にしたい)。まずは、塩だけで調理する。それだけで十分おいしい。そこに、少し調味料で変化を付ける(酢、味噌など)。本当に目から鱗で、「けっこう塩入れても大丈夫」みたいなことを書いてたんで(間違ってるー!)、さっそくブロッコリーを塩茹でにしてみたら、家族から「辛っ!辛っ!」と不評でしたわ。ちゃんと計ろう。調味料として、砂糖の代わりに甘味として濃縮タイプの甘酒を使うというのが面白い。本日晴天 お片づけ (単行本) [ 伊藤 まさこ ]★★片づけ本ではなかった。ちょっとこの生活レベルには付いていけんな。
2018.12.04
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人が何を読んでいるのか、気になります。電車だと必ずタイトルを見てしまう。みんな何読んでるの?そんなわけで、今月の私は、こんな感じの15冊でした(年間トータルで151冊)。★時間の無駄★★いまいち★★★ふつう★★★★よかった★★★★★よんでー!という感じです。手帳をもっと楽しく!DIY BOOK [ MdN編集部 ]★★★手帳にまつわるグッズ(革を縫って手帳カバーを作ろう!みたいな)のDIY本でした。ハトメを使った工作は楽しそうで、「ハトメ…いいなハトメ…」と欲しくなったけど、絶対1、2回しか使わないだろうから思いとどまった。ムダ家事が消える生活 [ 本間 朝子 ]★★★化粧品サンプルを貰ったら、今使っている本体にくっつけておく(使い忘れないように)。というのは、やってみようかと。こういう本は、とにかくケース・スタディとして情報を頭にインプット(ストック)する感覚。トヨタ式 家事シェア [ 香村薫 ]★★★どこが「トヨタ式家事シェア」なんかよう分からんかった。この方の本は、他のものも読んだけれど、いまいちピンと来ず。「人を責めるな仕組みを責めろ」は、心に残ったけども。人生が整う家事の習慣 [ 本間朝子 ]★★★★これは、よかった。家事全般について、情報量がちょうど良いバランスでおさまっている。情報精度も高い。それぞれのプロがページを受け持っているからかな。「フロアシートを万能雑巾として使う」は今後取り入れる。なりたい母ちゃんにゃなれないが 失敗たくさん、時々晴れの迷走育児録 [ 須藤 暁子 ]★★★この方を知らずに読んだので、著者のバックグラウンドが分からず。ドクターをされているママブロガーだそう。すごいな。綺麗事じゃない子育ての、友達の本音トークみたいでした。一発屋芸人列伝[本/雑誌] / 山田ルイ53世/著★★★★これ、面白かった!「芸人もの?」と思わずに読んでいただきたい。「○○なんかーい!」で乾杯する貴族芸人「髭男爵」の山田さん。文章が、うまいです。ほんと。第24回雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞らしい。納得。一発屋芸人たちのインタビュー録なのですが、変にストーリーを作っていなくて、「そのまま」なんです。情けなさは、情けないまま。みすぼらしさは、みすぼらしいまま。で、それを「情けなく、みすぼらしい」と書いてしまえるインタビュアー。(これ、けっこう難しいことだと思うのです。)山田さんは自身の引きこもり時代を書いた『ヒキコモり漂流記』も出しているので、読みたい!リバウンドしない収納はどっち? [ 須藤 昌子 ]★★リバウンドしない収納を求めている人には参考にならんと思う。AとB、どっちが収納としてよいか?それはなぜか?という内容かと思いきや、AとB、どっちもあるよね。人によるかな。みたいな内容でした。まあ、性格による収納方法の向き不向きとか、あるとは思うのですが、そういう着眼点でもないんだよな。最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫) [ 椹野 道流 ]★★★最後の晩ごはんシリーズ。スキャンダルで芸能界を追放された若きイケメン俳優と、ひょんなことから(って、便利なフレーズよな)転がり込んだ定食屋のわけありな店主と、わけありな客たちとの話。毎回、単話完結で読みやすく、安定して面白いです。最近大もとの話が停滞気味で、中だるみしてる感もあるけど。ドラマ化もされましたね(イメージちょっと違うたけど)。読むと、芦屋に行きたくなる。子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか [ 宮本恵理子 ]★★★★パパ経営者たちが、自分たちの「子供がいる暮らし」と子育てのポリシーを語る本。奥さん側の話も聞きたかったけど、なかなか興味深かった。デジタルとのつきあい方、公立か私立か、語学教育やプログラミング。どうしても育児本って、「日本に住んでいる日本人の母」をコアに展開していて、それが子育ての閉塞感そのもののように思うのです。そういうものって、「母性愛」みたいなのを前提にしているし。無条件労働だとか、感情的な理論とか。そんなとき、「海外の子育て」や、自分とは違う世界で自分と同じものを体験している人の話を読むと、いかに己が視野狭窄であることか、と気付きます。たとえばね。「生後9ヶ月で保育園にいれました」(日本・38才・母)「生後9ヶ月で保育園にいれました」(フィンランド・38才・母)「生後9ヶ月で保育園にいれました」(香港・38才・母)で、受ける印象同じですか?私は、違います。それ、何なんだろう?って思ったときに、自分には「いま(平成のこの世)、ここ(日本)」というバイアスがきつくかかっているのだな、と思います。日本の教育は(とくに大学教育は)オワコンなのか、ということを立て続けに読んだときも、「そうか、子供を海外の大学に入れるということを含めて進路は考えた方がいいな」と視野が開けました。定期的にこういう、自分とは違う世界を見てブレイクスルーすることは必要。すっきり暮らすために持たないもの、やめたこと [ 主婦の友社 ]★★★インスタグラムやブログのまとめ本。最近多いやつ。パラパラ読むにはちょうど良い。しかしインスタグラムなどの転用なので、書籍にするとたまに写真の画像が荒いのが気になる。年収300万〜700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話 [ 佐藤 治彦 ]★★★いやいや、ケチやん!めっちゃケチケチしてるやん!と突っ込みたくなる(笑)ぼやきのおっちゃん、みたいな感じです。固定費削減!持ち家は売ろう!みたいな前半は、分かるのです。固定費削減のほうが効果が高いし、ストレスも少ない。でも打って変わって、後半は節約小技集。しかもけっこう面倒いやつ。文体がコロコロ変わるのが読みにくかった。でもこの方、基本的に良い人なんやと思います。「最新情報は、自分のFacebookで追って紹介していくから!」とか、「前に出した本は、お得の条件が変わった部分が多くて改訂改訂になった…」とか、「情報を提供するからには、最後まで責任を持つ」という姿勢が見えて好ましい。節約女王のお金が貯まる冷蔵庫 [ 武田 真由美 ]★★★冷蔵庫に特化した薄い本なのに、読み応えたっぷりでした。人の冷蔵庫をまじまじ観察する機会って、まあ無いですものね。とりあえずこれを読んで、冷凍庫のタッパーを重ねて収納していたものを、横にして、ラベルも横に貼りました。すごく見やすく、取り出しやすくなった。ありがとう。生き方がラクになる 60歳からは「小さくする」暮らし [ 藤野 嘉子 ]★★★広い持ち家を手放し、小さく賃貸に住み替えた料理研究家さん(夫はシェフ、実母も同居)。折しも上記『普通の人がケチらず貯まるお金の話』でも、元気なうちに住み替えを行うことを推奨されていて、なるほどそれを実践した方の本かと興味深く読みました。特に私は、「ものを減らしました」という人の体験談を読むのが好きで(人間性が出るので)、そのくだりは面白かったです。さて、我が家は、賃貸。両実家は、持ち家です。これからのことを考えると、私たちは家を買わずにいくのが良いのかなと夫と話しています。もう少し親が年を取ってきたら、どうする?「少し先の未来」のことを書いた本を読むと、参考になるのでありがたいです。九十歳。何がめでたい [ 佐藤 愛子 ]★★★新聞の広告に、よく出ているので読んでみました。私はこの方を存じ上げないのですが、最近ここまで「私はこう思う」をスパッと言える(書ける)人は少ない。ネットで叩かれる、批評される、非難される、それを怖れて当たり障りないことしか言えなくなる。だから、共感できるかどうかは別にして、自分と異なる考えに「へえ、そうか」と触れてみて、たまに思考の偏りをただすのも大事かと。もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら [ 神田桂一 ]★★結局ぜんぶ「カップ焼きそばのつくり方」なので、読破するのがつらかった。村上春樹や西尾維新ファンからすると、「ぜんぜん似てない!」と思うので、「文体」ってすごい。↑「みたよ」の応援クリック、お願いします。
2018.11.02
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2歳の娘が最近お気に入りの絵本が、「ねずみくんシリーズ」。単純な繰り返しで、読む方は楽、子供は喜ぶ。文字量のボリュームも2歳にはちょうど良い。そして『ねずみくんのチョッキ』から始まるシリーズは、既刊29刊。図書館でピンとくる絵本がないとき、「とりあえず、ねずみくん借りとく?」となり、選ぶのも楽。でもね。この間、この絵本を読みました。※内容と台詞は原文ではありません。ねずみくんおおきくなったらなにになる? (ねずみくんの絵本) [ なかえよしを ]みんな大きくなったら何になる?それぞれの動物が、自らの適性を生かした職業に就きたい、と言う内容。ねずみくんは、「僕は歯が丈夫だから、歯医者さんになる」と言います。そこまでは良いんですよ。で、最後。ガールフレンドのねみちゃんが、言います。「じゃあ私は、ねずみくんを手伝う看護士さんになるわ」主体性ー!!適性どこいったーーーー!!これね、サラッと読み飛ばされて、終わりなんだろうけど。こういう「女の子への呪い」が、子供の世界には満ち満ちていて。それは同時に、「男の子への呪い」でもある。私は、娘に言いました。「ねみちゃんも歯医者さんになって、一緒にすれば良いのにね」娘は「?」という顔をしていましたが、その後、毎回この絵本を読む度に「ねみちゃんもなー!はいしゃさんなったらえーのになー!」と言うようになりました(親の影響力こわっ)。子供が産まれるまで、子供の世界ってもっとニュートラルで、ユニセックスで、ジェンダーフリーなのだと思っていました。赤と青の2色分割、ママゴトとヒーローごっこに寸断された世界は過去のモノだと。でも現実は、むしろ子供の世界の方がジェンダーの色が濃い。これって、何なんだろう?「この子は女の子だから…」「男の子だから、」と言っているのは誰?「こどもちゃれんじ」は、あれだけ会員数がいるのに、女の子が主役のバージョンは作らないのかな?主役は男の子なの?フリルと、レースと、ピンクと、スカート。女言葉の女の子じゃない女の子は、どこに出てくるの?確かに、男女差による傾向のようなものはあるけれど、それと本人の性格は別。そこを分かっておかないと、性別の型枠に押し込めることになる。うちは、女の子と男の子の姉弟。つい、男女差で片付けてしまう気がして、そこに意識的にならないといけないな、と思っています。幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年 [ ヘレン・ラッセル ]以前読んだこの本で、著者(イギリス人女性)が、自身がサッチャー首相の時代に子供だったため、「男の子も首相になれるって思わなかった」と書いていたのが印象的でした。子供は周囲からの影響をもろに受けて、それを規範として内面化していくのだから、そこに多様性を持たせたい。世の中から与えられるメッセージ。女医の対義語はない。女性弁護士、女性議員、女性警察官。反対に、男性保育士、男性看護士だってそう。子供が生まれる前、妊娠中の胎教に聴いていたのはレディーガガの「Born This Way」。この歌を聴くと、「産まれてくる子供がどうあろうと、構わない」と思っていたことを思い出します。すぐに忘れるのだけどね。↑「みたよ」の応援クリックいただけるとうれしいです。明日からの復職に備えナーバスに。シチューを2日分作り、副菜を3品作り置き冷凍。離乳食も多めに作ってストック。明日の昼ご飯はとりあえず菓子パンを持参。リラックスリラックス!なんとかなるなる!ぜったい、だいじょうぶだよ!(さくらちゃんか)
2018.10.14
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私には、言葉や知識を「入れる時期」と「出す時期」があります。入れる時期(インプット期)は、ひたすら本を読み、漫画を読み、アニメを見て、ドラマを見て、映画を見て。出す時期(アウトプット期)は、ブログを書き、小説を書き(二次創作)、詩を書き、絵を描いて。ここ最近はアウトプットに偏っていた反動で、インプットを希求しています。そんなわけで、9月はあまり本を読めなかった…。毎日続くお母さん仕事 おおまか、おおらか、だいたいでやってます [ 後藤由紀子 ]★★母業のハウツー、ノウハウ本かと思いきやエッセイで、どうにもこうにも、筆者の雰囲気に馴染めなかった。この人とは合わないようだ。お母さん、その服なんとかしよ! 毒舌ムスメのファッションチェック [ あっこたん ]★★★母が毎日コーディネートをアップし、娘がコメントするというブログ(命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ)の書籍化。ブログは読んでいません。もとからおしゃれやん…。と思ってしまうおしゃれ偏差値ゼロな私。子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本 [ 篠真希 ]★★★アンガーマネジメントや、アドラー心理学に興味があり、ちょこちょこ読んでいます。その怒りは、どういう怒りなのか。怒りの下には、別の感情(悲しみ、寂しさ…)が隠されているので、それを意識することが大事。私は感情表現と表出が苦手で(笑えばいいと思うよ)、たいへん勉強になります。これを読んだからと言ってイライラがなくなるわけではないけれど、「あ、私は今怒っているけど、それは本当は○○という気持ちが下にあるからだな」と思うだけで、少しマシになります。宵物語 (講談社BOX) [ 西尾 維新 ]★★★大学生編。童女と幼女と少女と、誘拐事件の顛末。「友達がいると人間強度が下がる」と言っていた阿良々木くんも成長しましたね。モノがなさすぎて気持ち悪い、という家の感想に、ミニマリストを想起しました。読むだけで腕が上がる料理の新法則 (ワニブックスPLUS新書) [ 水島弘史 ]★★★料理(調理)を科学的に解説した本。これを読んで包丁の切り方を変えたら、本当に紫蘇を切ってもまな板に色が付かなかった。毎日の料理ではちょっと手間がかかって厳しいな、と思う方法もあるけれど、取り入れられるところは参考にしたい。家庭料理にだしは不要、だしをきかせれば減塩になるは嘘、に賛同。ホワイトラビット [ 伊坂 幸太郎 ]★★★★人質立てこもり、「白兎事件」。ねじれが楽しい伊坂さんの小説。久々の続きが気になる本で、電車で移動中に、抱っこ紐しながら一気に読んだ。そして読了後、事実の並べ方と伝え方で相手が受ける印象(相手側の認識する事実)が変わる、ということを、現実に試してみた。ミスリードはうまく働き、「なるほどこういうことか」と納得。認識の隙間を人は勝手に補填する。1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 [ 伊藤 羊一 ]★★★仕事に役立つピラミッド思考が学べる。短くてフォントも大きく、読みやすい。とりあえずウミガメのスープを仕込もう。 [ 宮下 奈都 ]★★★食にまつわるエッセイ+短編。私、この方は小説も含め初読かもしれない。時系列ではないので、すこし読みづらかった。北海道の暮らしを書いた本も読んでみたい。↑「みたよ」の応援クリックいただけるとうれしいです。
2018.10.01
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外で虫を見つけた娘。「ドア、トントンってするんかなあ。○○のおうちにもくるかなぁ」と言うので、家に「どうぞ」と招き入れるのかと思い、「来たらどうする?」と訊いたところ「シュッシュする」 (虫除けスプレー)とのことでした。親が虫を怖がっていたら子供も怖がるようになるというので、なるべく態度に出さないようにしているつもりなんだけどな…。さて、今週の絵本です。メロンパンナのぐーぐーぐー (アンパンマンのるんるんえほん) [ やなせたかし ]ポケットサイズで持ち運びに良さげ。メロンパンナが主人公で、アンパンマンを助けに行く話。やなせたかしさんの絵(アニメ絵じゃない)だけど、怖くない(笑)2歳の娘、ご多分に漏れずアンパンマンが大好きです。アニメもそんなに見ていないのに、キャラクターもよく知っていて、「おまはん、アンパンマンやったら何でもよろしいんですかいな」と言いたくなる。とりあえずアンパンマンラブな娘。なんなんだこの求心力。選挙に出たらわんわんとアンパンマンは勝つ気がする(誰に)。私、子供が産まれるまでは、「アンパンマン?ダサ!絶対家に入れたくない!」と思っていたんです。むだにカラフルやし。世界観に共感できひんし。(同しまじろう)しかし、お祝いやプレゼントでどんどん流入してくるアンパンマン。検診にも薬局にも保育園にも現れる、手作りで少し歪なアンパンマン。あっちにもアンパンマン。こっちにもアンパンマン。世の中はこんなにもアンパンマンに溢れておったのか…。だんだん見慣れてくるし、娘も好きだし、もう、「そんなに好きなんやったらもうええよ…」という境地に達しました。むしろ今は知り合いに赤ちゃんが産まれたら積極的にプレゼントしたりしている。「え、好きやろ?鉄板やろ?」という思考になってしまった。こうしてアンパンマン輪廻は続くのか…。アンパンマンの歌(やなせたかしさん作詞のもの)が泣ける(心に沁みる)ということも、この歳になって初めて分かりました。「アンパンマンのマーチ」は、「何のために生まれ、生きるのか」「アンパンマンたいそう」は、「生きることの孤独と、どう向き合うか」「正義は、個の中にある」ちょっと弱っているときに聴くと泣いちゃうくらいメッセージ性が強くて、「ああ、やなせたかしさんは、本当に子供たちへの思いを込めて、この歌詞を書いたのだな」「今は分からなくても、いつかその意味を分かるときが来て欲しいと願っていたのだろうな」と思います。ぐるんぱのようちえん (こどものとも絵本) [ 西内ミナミ ]仲間から嫌われているゾウのぐるんぱは、仕事を見つけに出かけたけれど、どれも失敗続き。でも最後に、ぴったりの場所を見つけました。ぐるんぱの、幼稚園。ゾウが初めて幼稚園に行く話かと思っていたら、違いました(笑)冒頭の仲間が結構ひどい。しりとりのだいすきなおうさま (チューリップえほんシリーズ) [ 中村翔子 ]しりとりの大好きな王様は、ごはんがしりとりの順番に出てこないと怒るので、家来たちは毎日たいへん。そこで、家来たちはトーストとトマトを交互に出すことにしました!娘にはまだ「しりとり」の概念が難しかったよう。しりとりしましょ! たべものあいうえお [ さいとうしのぶ ]『あっちゃんあがつく』のしりとりバージョンみたいな。食べ物でしりとりをひたすらしていく絵本。このボリューム!(ハードカバーの本くらいある)字が読めるようになると楽しいだろうな。わりと無理やりなのもありますが、やっぱり さいとうしのぶさん、癖になるおもしろさ。↑「みたよ」「よんだよ」のクリックをいただけると、よろこびます。
2018.07.07
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ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本) [ せなけいこ ]ルルちゃんの靴下がなくなっちゃった、どこへいったのかな?最後に見つからない後味の悪さが、せなけいこさん(笑)。靴下が長くて茶色なのでブーツに見える…。保育園でちょうど靴下が見あたらなくなったことがあり、娘が「えほんといっしょやった」と教えてくれました。おべんとうばこのうた (わらべうたえほん) [ さいとうしのぶ ]歌の内容を絵にしてあるので、文字の読めない娘でも1人で歌いながら読んでいました。昔って、地味な茶色いお弁当ですよね。キャラ弁とはなんぞや。最初はギョッとした、さいとうしのぶさんの絵も、見慣れるとたまらん。スルメみたいなおもしろさ。細部まで描き込まれていて大人が見ても楽しいです。娘はさいとうしのぶさんの『あっちゃんあがつく』も大好き。親が読むには長すぎる苦痛な絵本やけども。ぼうしとったら しかけえほん (Petit pooka) [ tupera tupera ]ぼうしをとったら?と、「たんけんか」や「こっくさん」の帽子のしかけをめくっていく絵本。娘は特に猫の帽子が気に入っていました。表紙裏?にたくさん帽子の絵が描いてあるのですが、本編に出てこない帽子があるので「これなに?」と娘に訊かれて困る。アンパンマンどっち?どっち?めいろ ゆびでなぞってあそぼう! [ やなせたかし ]アンパンマンがパン工場に帰る道中、迷路をたどって、どちらか一方を選ぶと、片方にはバイキンマンがいて、もう片方が次のページに続いていく…という内容。娘は迷路という概念をちゃんと理解していないようで(「ちゃんちゃーん、ちゃかちゃか♪」と効果音だけ一人前)、各ページの「○○はどこかな?」という方を楽しんでいました。ウォーリーを捜せとか好きそう。たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ) [ あきやまただし ]卵の殻を被ったままの「たまごにいちゃん」。弟はもう卵からでているけど、たまごにいちゃんは出たくないんです。だって、卵だったらお母さんに温めてもらえるし、みんな赤ちゃんだと大目に見てくれるし、甘やかしてくれるから。でもある日、たまごの殻にヒビが入って…。これね、もう、親がジーンと来てしまいました。娘は2歳である日突然、本人の意思とは関係なく「おねえちゃん」になってしまって。こちらもついつい、彼女に成長を求めてしまう。自分でやって。できるでしょう?だっこ?今できないよ、弟におっぱいあげてるから…。でも一人っ子や末っ子だと、まだまだ2歳なんて「赤ちゃん」扱いですよね。娘はたまごにいちゃんのビジュアルが気に入っただけで、話の内容には大して何も思っていなかったようなのですけどね。バーバパパのだいサーカス (講談社のバーバパパえほん) [ アネット・チゾン ]『おばけのバーバパパ』がウケたので、シリーズを。でもこれ、いきなり登場人物がバーバファミリーのフルメンバーで、話も込み入っているし字も多くて、ぱらぱら飛ばし読みして終わりました。うーん、難易度が難しいな。↓よろしければ、「読んだよ」のクリックお願いします。ひとりぼっちでやってる気がしてきたので。
2018.06.30
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まだかなまだかな (はじめてえほん) [ 竹下文子 ]猫やコアラがお母さんを待っていて、お母さんと呼んだら「はーい」とお母さんが来てくれる。水彩の、ちょっとアニメタッチな淡い絵がかわいいです。『なきごえバス』の方ですね。おそらくは保育園でおかあさんを待ちながら、ぬいぐるみや絵本の登場人物と空想の世界で遊んでいる女の子。最後の「お母さんも子供が大好き」という言葉が違和感があって、それはたぶんこういう場面では「お母さんも【あなた】が大好きよ」と書いてあることが多いからですね。子供は無条件に親を慕っていて、親はそれに応えているだろうか、と思ったラストでした。タツノオトシゴ (わたしのえほん) [ 長田真作 ]なぜかタツノオトシゴが好きな娘。予想通りヒットしました。青い世界を、タツノオトシゴが旅をします。さまざまな青色で緻密に書き込まれ、構成された絵本。反対色である黄色が1ページにだけ出てきますが、あとはとにかく青!私は青色が一番好きなので、見るだけでもきれいで楽しかったです。文章は1文ほど。短くて読みやすい。タツノオトシゴがどこにいるのか、ほかの生き物がどこにいるのか見つけるのも楽しい。ただ、タツノオトシゴが海の生き物だと娘に伝わっただろうか(笑)。娘は「これ、チンアナゴ!」とそれっぽいものを見つけて喜んでいました。すき!/I Like it! [ ほんえすん ]○○は△△がすき、△△は□□がすき、とすきがリレーのように続いていく絵本。片側からは英語バージョン、片側からは日本語バージョンになっていて、英語で読み聞かせてみたところ「ちゃんとよんで!」「いぬでしょ!!」とキレられました(汗)。そんで、「おかあさんはおとうさんがすき」なのに「おとうさんはカメラがすき」って、おかしくない?しろくまちゃんぱんかいに (こぐまちゃんえほん) [ 若山憲 ]2歳になる前に『しろくまちゃんのホットケーキ』を読んでみたらまったくヒットしなかったのですが、今回は気に入ったようです。しろくまちゃんがお母さんと買い物に行く話。小さい黄色の果物がいったい何なのかと、よくわからないパンの種類、唐突なケーキ、教育的な滑り台(笑)。そして最後に「それで何の晩ご飯つくんねん!」と。私、しろくまちゃんが苦手で。あの血走った目(ちがう)とか、不安定な気持ちになる楕円形とか…。でも娘は気に入ったようなので、またシリーズを読んでみようと思います。おばけのバーバパパ [ アネット・ティゾン ]今回一番のヒット。最近の娘を見ていると、簡単な文章の繰り返しなどの赤ちゃん絵本ではすこし物足りなくなってきたかな?と思い、少し長くてストーリー性のある絵本を選んでみました。バーバパパ、土の中から生まれたんか…!!!!読み方は適当に端折ったり説明的になったりもしていますが、おおむね本の通りに読んでも理解できていました。「ばんごはんまでに」というのはフランス語の「朝飯前」みたいなもんなのかな…??こちらもシリーズなので、ほかのものも読んでみるつもり。まねっこおやこ [ おくむらけんいち ]子供がキャーといえば、大人がギャーという、みたいな話(適当か)。これも気に入って、自分が要った後「おとな、ゆって!」と何度もやらされました。↑「みたよ」「よんだよ」のクリックをいただけると、よろこびます。
2018.06.23
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おふとんかけたら [ かがくいひろし ]↑トイレットペーパー、ソフトクリームにおふとんをかけたら?というお話。娘は蟻が気に入っていました。どこかで見たことがある絵だと思ったら、『だるまさんが』シリーズの作者でした。くれよんれすとらん (はじめてであうえほんシリーズ) [ まつながあき ]↑『くれよんぐるぐる』『いろがみびりびり』のシリーズ。くれよんの殴り書きが何に見える?と訊いて、オムライスやゼリーに見立て、最後にはお子さまランチが完成します。娘はお絵かきが好きなので、この手のクレヨン系のお話が好きです。お絵かきをしているときに「この黄色いぐるぐる、絵本みたいにケチャップのせてみるー?」と赤で上からぐるぐる殴り書きをさせてみたら、彼女の中でブレイクスルーが起こったようで、お絵かきの幅が広がっていました。(それまでは単色でぐるぐるするだけだったのが、「見立て」により色んな色を組み合わせるようになった)とらんぽりん ぽーん [ ふくだじゅんこ ]↑新しい本。表紙でえのきー!!ってなるんですけど、よく考えたら子供ってこの状態のエノキをあまり見ていないかも知れない(料理の中に入っているのはバラバラになってる)。いろんな野菜がトランポリンでぽーんと跳ねるお話。ままごとの材料で持っているモノ(なす、かぼちゃなど)を実際に渡して、絵本のページでぽーんとさせてあげると喜びました。いやだいやだ (いやだいやだの絵本) [ せなけいこ ]↑何回目だろう、私が大好きな絵本。イヤイヤ期の子供に対するお母さんの絵本ですよね、これ。「それなら かあさんも いやだって いうわ/いくらよんでも だっこしない」後味悪い感じの絵本なのですけど、ニヤリとしてしまう。せなけいこさんの絵本ははじめ古くさい気がしていたけれど、読んだら大好きになりました。『あーんあん』は保育園に預けるお母さんの気持ちに共感して泣いてしまいました。娘は『ねないこだれだ』『にんじん』がお気に入り。あさになったのでまどをあけますよ [ 荒井良二 ]↑絵がきれいだったので選んだのですが、娘は開くこともしなかった。なぜ…?抽象画っぽいのがだめだったのかな?もっとわかりやすい絵がよかったのかも。↓参考になればクリックお願いします。
2018.06.16
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年齢にあった絵本選びって、難しいですよね。みんな、どんな絵本読んでるの?参考になればと思って、読んだ本の記録を残します。おすしのずかん [ 大森裕子 ]今回一番のヒット。ペンギンのお寿司やさん。ストーリーはなく、お寿司のネタとネタ元(魚)が交互に描かれていて、大人も楽しい(お寿司食べに行きたくなる…)。娘はペンギンロールに「なんじゃこれ~」と大うけ。おばけのアイスクリームやさん [ 安西水丸 ]安西水丸さんのゆるーい絵本。おばけのぼんちゃんが、猫やウサギやゾウにアイスクリームをあげる話。同じ言葉の繰り返しなので、集中しなくても読み聞かせられて楽(笑)。くれよんぐるぐる (はじめてであうえほんシリーズ) [ まつながあき ]同じシリーズの『いろがみびりびり』を娘が気に入っていたので。赤色のクレヨン→いちご、みたいな内容ですが最後にすべての色を混ぜると夜になる、というのはおもしろかった。あとは月刊予約絵本「こどものとも 0.1.2」の239号『あつまれ~』224号『ならんだならんだ』275号『しろいかみ』ここらへんは、内容が少なくて娘にはもう物足りなかったよう。この「こどものとも 0.1.2」って、389円+税なんですよね。すごいなぁ。↓参考になりましたら、クリックお願いします。
2018.06.10
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