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2006.10.15
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カテゴリ: I experienced
最初、その症状があらわれたのは高校3年生のとき。
深夜、風呂に入った。体を洗い、洗髪を済ませてから
湯船につかっていると、腹が痛み出した。
「え、あったまってるのに?」
不思議に思いながらも、もう少し温まっていたら
痛みもおさまるだろうと、引き続き湯船につかる。
と、いきなり襲ってきた激しい痛み。
湯船から出て適当に体を拭き、
風呂のすぐ向かいにあるトイレに駆け込んだ。

体の深部まで達する疼痛と、
「な、何? この痛みは……」
気が遠のくような感覚。
次にあらわれたのは吐き気。
深夜なので、胃は空っぽ。
なのに、突き上げるような吐き気が何度か起こる。
腸の中が空っぽになったとわかるほど(下から)
出し切ると、視界すべてが黄色になり、
間もなく、視界がすうっと小さくすぼみ、点になって
やがて真っ暗になった。
「いかん、このまま死んではカッコ悪い……」
裸のまま、髪もろくに拭かずにトイレにこもり、
便座に腰掛けているというありさまであった。

トイレから出て這うように自室に戻り、
ベッドに潜り込んだ。
何しろ、ほとんど目が見えない状態だ。
パジャマを着る余裕もなく、
裸のまま眠った。

翌朝、早い時間に目が覚めた。
布団の中の自分が裸であることに気づき、
昨夜の悪夢を思い出した。
「あの腹痛、何だったのだろう」
その刹那、あることに気づいて驚いた。
それまでに経験したことのないような爽快感がある。
頭も、胃腸も、目も、雲一つない快晴のときの
青空のようなすがすがしさである。

このとき、それが自律神経の弱りによるものだとは
知るよしもなかった。

次に同じ症状が出たのは、10年後。
早朝の仕事に出向くために起床する寸前のタイミングで
恐ろしいほどの腹痛が私を襲った。
トイレに駆け込んだ私の脳裏に、10年前の悪夢が鮮明に
蘇った。
「これでは、仕事を休まねばならない……」
声も絶え絶えの状態で、受話器を取った。
テレビ局のスタジオにいるスタッフに
電話をつないでもらおうとしたが、
なかなかつながらない。
携帯電話などなかった時代だ。
「まだいらしてないようですね」
そんなわけはないはずが、そう言われては、
「もっと探せ」と言うわけにはいかない。
何度か電話をかけ直しているうちに、
腹痛が起こってから2時間ほどが経過した。
すると、また、あのすがすがしい気分に包まれた。
「治った……」
急いで着替え、テレビ局に向かった。
幸い仕事に間に合い、事なきを得た。

以後、痛みの度合いや症状改善までの時間に
差はあるが、2、3年に一度のペースで
同じような発作が起こっている。

2回目に症状が出た後、別の理由で訪ねた病院で
症状の原因を聞いてみた。
「自律神経が弱っていたんでしょうね。症状は
人それぞれですが、あなたの場合は消化器系が
弱いので、そこに出たのではないかな」
ということだった。
正式に検査したわけではないが、ほかの医者にも
同じことを言われた。
また、症状が出る前、多忙や新しい仕事が始まるなど
精神的に負担になる出来事が重なっていた。

昔は、いまほど「癒し」や「リラクゼーション」が
重要視されていなかった。若さにかまけて
馬車馬のように働いていた。
ゆっくり休むなどというのは年寄りだけに許された
わがままだと考えていた。

最近は、ちょっと無理が続いたかな、と思ったとき、
半身浴でゆったり体を休めた後水を浴び、
体や髪を洗っている間に温度を上げておいたお湯に
再び入っては水を浴び、を3度ほど繰り返したら、
最後は水を浴びて出る、という入浴法を実践している。
お湯と水の温度差によって自律神経が鍛えられるそうだ。
(自律神経は、主に血圧、脈拍、体温、消化器系を
司っているので、体温調整機能を正常化できたら、
他の機能も向上するということ)

エアコンによる冷暖房も、自律神経を“あかんたれ”
にする原因だ。
家の中で熱中症になったり、風邪を引く
などというのはナンセンスだが、できるだけ
体を過酷な状況に置いて、本来の機能や働きを
発揮させるというのも必要だと思う。

たくましかった昔の日本人にも
自律神経失調症という病があったのだろうか。
もしかしたら、体や精神を甘やかしっ放しの
現代人ならではの病ではないだろうか。
自分の生活を顧みて思う。

合掌。







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Last updated  2006.10.15 08:24:54
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