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2006.11.26
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カテゴリ: I experienced
小学生のころから、スポーツが好きだった。

学校の最高記録のボードに随分長い間ランクインしていた。
元来、勉強嫌いだったことも手伝って、スポーツ選手に
なるのが目標になった。「将来の夢はパン屋さん」
レベルの話だが。

中学に入ったとき、課外クラブは「テニス部」と決めていた。
はやりのアニメの影響だが、子どもの考えることは、
所詮その程度のものだ。体育館に集められ、希望のクラブの

「えっ!」である。2年と3年を合わせたら、100人くらいに
なる計算である。コートは一つ。コートに立つのは
果てしなく難しいことだと思えた。萎えた。簡単に萎えた。
希望者の少ない部は……、あった!「ソフトボール部」だ。
8人しかいない。私が入って9人。3年になれば、かなりの
確率でレギュラーになれる。よこしまだが、現実的だ。

そっと並んだ。調整勧告(希望者の多い部を希望すると、
少ない部をすすめられる)もなく、調整勧告に応じて入部を
希望してくる子もなく、9人で決定。

それなりに練習し、それなりに試合をし。
「スポーツ選手になりたい」という思いは相変わらず

こともなく、じゃ、具体的に何の選手に? と言われても、
現実と理想のギャップが大き過ぎると思えたので、
高校以降の話かな、くらいにしか思えなくて。

私はピッチャーで3番だったけれど、キャッチャーで
4番の子が体も大きく、キャプテンだったので、彼女が最も


3年の秋、引退試合になる大会で、明らかに「スカウトマン」
とおぼしき人が何人か試合を見ている。
私は、キャッチャーで4番のキャプテンを見に来ていると
思っていた。が、試合が終わると、彼女ではなく私に声を
かけてきた。「君、1日に何球投げてる?」
「100球です」「300球投げなさい。それと、体重を10kg
増やして」「えっ!」「君はいい球持ってるけど、体重が
軽いから浮きやすい。体重を増やすと重い球が投げられる」
「……」
胃腸が弱い私には、拷問のような課題だった。
食べても、食べても太らない体質だったし、太った自分が
ピッチャーとして活躍していたとしても、何も
うれしくないだろうと思って、ソフトボールはやめた。

高校では「帰宅部」だった。親がうるさかったし、
クラブは何かとお金が要る。スポーツ選手への夢も
萎えてしまっていた。
高校に入って間もなく、昼休みに図書館に行こうと思って
校庭を横切ろうとすると、「おい! ◯◯(私の名)、
お前、投げられへんか?」と声をかける者がいる。
振り返ると、体育の教師で、バレーボール部のコーチの
その男が私を見ている。ソフトボール部のない学校である
にもかかわらず、ソフトボール大会をやっている。
生徒対先生でだ。いま考えると、罠だったのだ。
少し前に実施されたスポーツテストのハンドボール投げで
学校の記録を塗り替えた私や、有望なのにクラブに
入部しない人間をスカウトするための罠だったのだと思う。
そんなことが理解できない私は「え、いいですけど」と
承諾して投げてしまった。

どつぼである。バレー部のコーチはもとより、
他のクラブの先輩方が私のクラスに押し掛けてきて、
断るのに四苦八苦した。

もし、バレーボール部に入っていたら……、うちの学校は
バレーでは全国一になる常連組だったので、私の人生は
大きく変わっていたかもしれない。

そんな妄想を抱くことなく大人になり、ボウリングをすれば
お尻が痛くなり、ゴルフをすれば肩や横腹が張る、という
常人になり下がってしまった自分がいる。
合掌。





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Last updated  2006.11.27 10:39:05
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