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2024.08.29
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カテゴリ: I feel
先々週の入院時、手術中に怖い主治医が
手術室を訪ねてくれたのに、
虫けらは気づかなかった! 

というエピソードを書いた。

ずっと目を見開いて手術の痛みに耐えていたのに
(目をつむると神経が手術部位に集中されて、余計痛いように感じる)、
ほんの一瞬目をつむったときに
怖い主治医が私の顔を見て、声をかけるのを遠慮したというのだ。

そんなことある?

ずっと、怖い主治医が来てくれるのを待っていたのに、
そんな偶然の一瞬があるものか! と。


ことほどさように、私の間の悪さ、タイミングの悪さは
ピカイチなのだ。


怖い主治医の話でも、もう一つある。
私が他の病院から回されていまの病院に来た日、
内科外来を受診してすぐに緊急入院となって病棟に行き、
病室に入った。
が、緊急手術まで時間があったのと、
手術着だけでなく、手持ちのパジャマを着る
タイミングがあることを知り、家に取りに帰った。



これは、随分後になって、怖い主治医の口から聞かされ、
大変恐縮した。
もちろん、その日の夕方に再度訪ねてくれて、
言葉を交わしたのに、そのときには言ってくれなかった。

これは、私が怖い主治医に対して強い態度に出られない

トラウマというほどのことではないが、
外科部長である偉い先生に2度も足を運ばせたことは、
しかも、まだ患者にもなっていない(訪ねてくれた時点では、
内科の患者)人間に対して、要らぬ労力を使わせたことは、
ずっと詫び続けなければならないことのように思えたのだ。


間の悪さ、タイミングの悪さは、夫が一番よく知っていて、
いつもツッコミを入れられていた。


​●左折​

信号のない交差点で左折するとき、
必ず自転車か歩行者が邪魔をする。
向こうにしたら、
「なぜこのタイミングで左折してくるんだ!」
となっているだろうが、
私が左折する前後に全く人影がないのに、なぜ?
である。
幹線道路で、割とスピードを出して走っているので、
できればブレーキングせずにさっと曲がってしまいたいのに、
なぜか邪魔な人がいるのだ。
後続車にブレーキを踏ませるのが苦痛だ。
助手席の夫「いっつもや。お前、ほんまに間が悪いのぉ」


​​ ​●原付 ​​

信号待ちのとき、余り先頭でスタートしたくないのだが、
致し方ないタイミングで先頭になったときに限って、
原付が私より少し前にスタートし、
行く手を阻む。
「スピードが出せないのだから、最後尾からスタートしろ!」
と毎回思うのだが、信号で止まっている車の左側を
スルスルと走って先頭に出てくる。
さっき、やっとの思いで追い越したのに!
信号ごとにこの攻防を繰り返すことになる。
この攻防の途中で、ネズミ捕りにひっかかかったことがある。
腸が煮えくり返る思いだった。
夫「気持ちはわかるけど、ネズミ捕りにひかかるかー(笑」


​●宅配便​

ずっと待っていたのに、全然来る気配がないので、
トイレに入ったやいなや!
オートロック式のマンションだと、
まずインターフォンに出ないといけない。
トイレとインターフォンが遠いと
取り返しがつかない。
宅配便のお兄ちゃんは、何度もコールしてくれない。
1回で諦めるので、インターフォンがつながっているわずかな間に
何とかたどり着かなければならない。
トイレだけではなく、シャワーとか、
2階に何かを取りに行ったときとか、
キッチンで手の離せない作業にかかっているときとか。
ずっと待っていた時間を返してくれ! と言いたい。
夫「僕がおらんときに限って、そんなことになっとるな。
お前、よっぽど時の神さんに見放されとるんや」


​​ ​●電話 ​​

スマホは大抵身近に置いている。
が、トイレまでは余程のことがない限り持っていかない。
大切な電話は、いつもトイレに行っている隙なのだ。
電話があったことにしばらく気づかないことも多い。
気づいてコールバックすると、今度は相手が出ない。
このチグハグ感、何度経験したか。
夫「スマホ、首からぶら下げとけ。大丈夫。電話かかって来んよ。お前が持ち歩いている間は」


​●お誘い​

好きな人、会いたい人、近づきたい人、気になる人からの
お誘いがあったとき、必ずと言っていいほど
他の用件が入っている。
「はい! まいります」
と即答できることがまずない。
「他の用件」が、そのお誘いと比べることができないほど
つまらないことであっても、ビジネス上の約束なら、
違(たが)えるわけにいかない。
こういう状況で、どれほど出会いや恋愛の機会を逃したことか。
そして、「他の用件」の相手を恨んだことか。
夫「僕のときはスムーズにいったよな。あ、それは僕がタイミングがええんか」


​●生い立ち​

私は、望まれずしてできた子で、
生まれるはずがなかったのに生まれてしまった子で、
自分の子を持てないと5歳のときに言われた子で、
大学に行けない貧乏人だったのに、
無駄に成績がよくて周囲を困らせた子で、
家族に愛されなかったのに、
家族に無償の愛を注いだだけで終わった子で、
仕事ばっかりしていたら、間もなく死ぬと告げられた
自分の人生を皆目生きられなかった子だった。

生まれたことからして間が悪かったのだ。

これからも、間が悪い時間を過ごして、
タイミング悪く死んでいくのだろう。


人様に迷惑をかけなければいいとしよう。

自分で自分を哀れむだけの
間の悪さで終わって欲しい。

ただ、怖い主治医との関係についてだけは、
もう間が悪い出来事がないように願いたい。

少しでも、心配や不安や後悔がない時間にしたいのだ。

いまの私にとって、よすがとするのは怖い主治医しかいないのだから。

奇跡のようなタイミングであとわずかな時間を生き抜きたい。


                   切 望

​​





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Last updated  2024.08.31 10:15:22
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