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2026.08.15
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カテゴリ: I experienced
参考になれば、というほどのことではないが、
こんな症状が出たときには、この病気かも、
と思っていただきたいということで。



⚫︎腹痛

初期は、「激しい」というほどではない痛み。
ヘソの周辺(消化器の病気は大概最初に
ヘソの周辺が痛くなる)が原因不明の痛みに襲われる。
背筋を伸ばしたり、歩いたりすると痛むが、
座位だと痛みが和らぐ。
この状態が数時間。

このときも「激しい」という痛みではなく、
ジクジク痛む感じ。
発汗量は尋常ではない。発汗しているせいか、
体温は上がらない。


⚫︎嘔吐

発汗量を考えると、経口で水分補給をしないといけないが、
何かを口にすると、間もなく吐き気がし、
嘔吐する。出てくるものは、胆汁。
緑の液体を目にすると、どこかが尋常ではないと
恐怖する。以前の体験と重なるのは、
急性膵炎。何度も胆汁を吐いた記憶がある。
しかし、今回の痛みは膵炎のときの痛みとは

膵炎の恐怖からは解放されるのだが、
はて、何で胆汁が出てくるのかが不明。
虫けらの場合、3時間に一度のペースで嘔吐した。


⚫︎脱水

発汗と嘔吐を繰り返しているのだから、
脱水状態になるのは当たり前。

病院に行くのは必至なのだが、
痛み、脱水、体力消耗の状態なので、
身なりを整え、タクシーを呼んで自力で
病院の救急に行くのは難しい。
救急搬送の要請を視野に動かねばならない。
病名はわからないが、
点滴を打ったら自宅に帰ってもいい
などという簡単なものではないことは自覚できるので、
入院可能な荷造りをする。
虫けらの場合、救急車に乗り込んだとき、
余りの脱水状態で、口中に唾液が全く出ず
喋りづらかった。
「これは脳の問題ではなく、脱水のためです」
と救急隊に言い訳したほどだ。


⚫︎ロキソニン

痛みの緩和のために夜中にロキソニンを服用した。
すると、痛みはもちろん発汗も全く治(おさま)り
「え?」と驚いた。
もっと早く服用していればよかったと後悔した。
ロキソニン、恐るべしである。
※この病気にロキソニンが有効か、害があるのか
専門的には不明。使用する際は医師にご相談を。


⚫︎検査

救急センターに到着してすぐに指示された検査は
レントゲンとCT。
虫けら的には、レントゲンをするなら、
エコーでもよかったのではないかと思った。
結局、もう一度CTを撮ることになったのだが、
それを考えても、エコーの方が正解だったと思う。
ま、古い機械だと腸のエコーは難しいらしいので、
そこは専門家に任せるしかないが、
被曝量を考えると…。である。


⚫︎診断・緊急手術

検査の結果、「小腸のイレウス」の可能性大とのこと。
その場合、緊急手術が必要になる。
閉塞している場所の壊死が割と早い段階から起こるから
らしい。
壊死が起こればその部位の切除が必要になり、
手術としては大事(おおごと)になる。
入院して2時間ほどで手術室に入った。
手術は腹腔鏡下手術である。
ヘソとその右側上下の三ヵ所に穴を開けられ、
カメラや鉗子などを挿入して手術する。
虫けらの手術は、比較的短時間で済んだようだ。


⚫︎小腸イレウス

食べ物由来、がん由来、腸捻転などさまざまな原因が
考えられるが、虫けらの場合、以前の手術の癒着由来の
イレウスだと診断された。
つまり、3年前の大腸切除手術の際の手術痕が
癒着を起こし、腸同士がくっつきねじれや曲がりを
引き起こすというもの。
虫けらの場合、繊維状のものができ、それが腸に絡まって
クリップのように締め付けたということ。
主治医が「すごい確率ですよ」と笑いながら言ったが、
すごい確率だと思う。


⚫︎予後

水分点滴とともに抗生剤の点滴を3日間受けた。
2日間は絶食、3日目昼から三分粥とスープが出た。
人間の食べ物ではない未知の味わいがした。
三分粥が二日間、五分粥になったところで退院した。
現在、退院1週間が経過したが、目立った症状はない。
微熱が続いているが、イレウス関連とは限らない。
週明けに診察があるので、予後について
詳しく聞きたいと思う。


⚫︎体重減少

今回の入院で4kg減った。
発汗と嘔吐で4kg程度減っているだろうと思ったが、
病院では、体重回復のための食事ができない。
粥とスープではタンパク質が足りないし、
体力回復も難しい。
退院して、いきなり焼肉や焼き鳥など高タンパクの食事を
摂取する気にもならない。
しかし、退院日に誘ってもらった回転寿司では、
いつもよりたくさん食べたし、食べられることがわかった。
これから、少しずつヘビーな食べ物を食べて
体重と体力の回復を図りたい。



というわけで、今回の入院の詳細を記した。
イレウスというのは、決して珍しい病気ではないらしい。
実は、虫けらのがん発見のきっかけとなったのが
大腸のイレウスだった。
大腸の場合、食べ物も飲み物もスムーズに入るし、
痛みもなかった(虫けらの場合)。
吐き気も嘔吐もないので、自覚するのが遅れるのが難点。

小腸なら、胃から下に何も入っていかないので
すぐに自覚できる。

もし、上記のような症状が出たときは、
躊躇せずに病院にかかってほしい。

小腸の壊死も怖いし、脱水も怖い。

緑色の液体を吐いたときは、すぐに病院へ。



                 戦 慄





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Last updated  2026.08.16 18:30:40
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