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この本の主人公は41歳の主婦。 彼女にはトラックドライバーの夫と、 小学5年生になる息子がいます。 そんな彼女が、現在、息子に対するいじめで悩んでいます。 その悩みを、夫から紹介された経営コンサルタント矢口氏に 電話で相談するところからお話は始まります。 氏名や職業は変えてあるものの、 ストーリー自体は実話とのこと。私は、この本を読んだからといって、この世のすべての問題が解決するとは、決して思いません。そんな魔法のルールは、この世の中におそらく存在しないでしょう。それでも、この本には、千円のお金を払って購入し、1~2時間の時間を使って読んでみるだけの価値があると思います。この本を読み終えた後に残る感情は、誰にとっても、これからの人生で、きっと役立つものになると思います。
2006.11.26
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興味を引くタイトルにつられて購入。 「面白いエピソードだから『数字嫌い』でもわかる!」 「本当に使える会計入門!」と帯にはあるけれど、 結論から言うと、なかなか手強い一冊。 最初、気楽に読み始めたものの、 第1章から、いきなり苦戦。 立ち止まったり、元に戻って読み直したりと、 最近読んだものにはなかった、超スローペースの読書となりました。そして、やっとのことで最後まで読み進めましたが、分かったような、分からないような……。やっぱり、それなりに「会計」の基礎がないと、面白エピソードも楽しめない……ということでしょう。もう一度「知識」のページをしっかりと読み込み、その内容を理解しながら、読み直してみる必要がありそうです。久しぶりに疲れた一冊。自分の理解能力の低さにめげました。
2006.11.25
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ベストセラーとなった『ケータイを持ったサル』の著者である正高信男氏が、 ブルーバックスの一冊として発行したのが本著。 昭和30年代、 テレビの普及した時代に育った世代は、どこか受け身。 そして、テレビゲームの普及した時代、 最も問題になったのが「いじめ」。 さらに、その後のケータイ世代は、 一人でいることが許せない。育った時代に普及したものの影響を、人々が強く受けていることが伺えます。そして今、「ムカツク」「許せない」と言う文字が、あらゆるメデイアで躍ってます。 なぜ、そんなにムカつくのか、誰に対して、何に対してムカついているのか、それを知るヒントを与えてくれる一冊。 「情報処理能力の限界を超える選択肢を前にして、 考えることを放棄する可能性の方が高いと思う。」あとがきの中のこの部分に、妙に納得してしまいました。
2006.11.25
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今回は、イシュヴァール殲滅戦の全貌が明らかに。 ということで、エドもアルも、ほとんど出番なし。 昔話に終始して、話は前に一向に進まず。 でも、満足できる全4話。 紅蓮の錬金術師キンブリーと賢者の石との出会い。 そして、それが引き金となって、 ウインリーの両親が命を落とし、 スカーの復讐劇が始まることに。一方、ロイ・マスタングとリザ・ホークアイ、二人は互いの「背中」を託しあった仲だった。そして、 「この国丸ごとみんな守るにゃ ネズミの天辺にいなけりゃならねぇな。」このヒューズの一言によって、イシュヴァールの英雄は、大総統の座を目指します。それぞれの登場人物が、それぞれに背負ったものの重さ、それが今回明らかになったことで、ストーリーの重みが、ぐっと増した気がしました。
2006.11.24
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