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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2006.01.28
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カテゴリ: 教育・子育て
学力を育てる
 志水さんは、兵庫県西宮市の材木屋に、長男として生まれ、
 公立の小・中学校で学んだ後、岐阜県の私立全寮制男女共学校に進学。
 そして、その高校で初めての東京大学進学者となった方だそうです。

 こんな感じの著者自身の学力形成のあゆみを、まず最初に振り返った後、
 「学力」についての研究成果が述べられていきます。
 そこで紹介されている「カリキュラム改革の振り子」や「学力の氷山モデル」、
 そして、氏の唱える「学力の樹」の説明は、たいへん分かりやすいものです。

今、世間を騒がせている「学力低下」問題については、

そこに見られる「階層間格差」を指摘しています。

さらには、バーンステインの「言語コード論」やブルデューの「文化資本論」を引き合いにして、
学力の基礎を形づくる家庭の役割の大きさについて述べ、
「習慣づけ」こそが、学力形成において決定的に重要だとしています。

一方、学校については、不利な環境のもとにありながら、
それを克服して、子ども達に基礎学力を定着させている「効果のある学校」の存在に着目し、
小・中学校から、その実例を一つずつ挙げ、そこに共通する要因を見出そうとしています。

そして最後には、「学力の樹」を育てる地域の役割に言及し、
首都圏発の「学校選択制」と結びついたコミュニティ・スクールと
大阪発の「校区制」と結びついたコミュニティ・スクールの違いを述べています。
結びでは、これからの学校は「学力」だけでなく、「社会性」をも育む場として、


私は、幸いにも、今日、志水氏のお話を直接伺う機会に恵まれ、
この著作について、より一層理解を深めることができました。
志水氏は、自らを「米元大統領クリントンに似ている」と紹介されましたが、
その風貌は、実際の年齢以上に、風格を漂わせておられました。
今後のさらなる研究活動を期待したいです。


発行所:岩波書店





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Last updated  2006.02.16 23:47:24
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