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2006.02.13
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カテゴリ: 社会・政治・時事
娘に語るお父さんの歴史
 最近、私のお気に入りの重松清さんが書かれた、
 ちくまプリマー新書の一冊として、2月10日に発行されたばかりのものです。

 重松さんと同年代の、高度経済成長期に生まれた私としては、
 その生きてきた時代を、どんな風に描いてくれるかが、本当に楽しみ。
 では、早速、読書開始です。


まずは、期待に違わない滑り出し。
父親が娘に、自分の生きてきた時代を語るという設定がグッド!
だって、「父親が、思春期真っ只中の娘に語る」

娘をもつ父親にとっては、まるで夢のような、とろけるお話じゃないですか?

現実には、その年頃の女の子って、
父親の側に、近付こうとさえしないことが多い……。
そして、父親が近付いていけば、磁石のN極とS極のごとく離れていく……。
つら~い日々を過ごしているお父さんが、結構多いのでは?
だからこそ、この本には期待してしまうのですよねぇ。

さて、高度経済成長が始まった頃に生まれた世代は、
その一世代前の、戦中の苦難を生き抜いた世代と比べると、
戦いの苦労も知らず、極度の貧困もさほど経験せず、
何か色がないというか、中途半端な存在として、
現代の若者の目には映るらしい。


図書館で資料を調べたり、同年代の仲間と語り合いながら、
自分の生きた時代を見つめ直し、
それを、中3で受験目前の娘セイコに伝えようということになるのです。

そして、結論。
それぞれの章のテーマは的確で、納得できるものばかり。

でも、読後は、カズアキたちが、ますます中途半端な存在に思えてきた……。
スカッと爽快、娘に「どうだ!」というところを見せつけてくれることを
心の底から期待して読み始めただけに、何となく物足りなさが……。

それは、実際に、私の生きてきた時代が描かれているから?
それは、私が、実体験として、感じたり知ったりしていることばかりだから?
そのせいで、もっと上手く描いて欲しいと期待しすぎて、
それが思ったほどには、果たしてもらえていないとなった折には、
もどかしさばかりが残って、とても心地が悪いから……なのかも知れません。

著 者:重松清
発行所:筑摩書房





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Last updated  2006.02.16 00:28:50
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