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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.09.24
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カテゴリ: 文芸
『1.コアラ純情篇』 に続く本著における一番のお楽しみは、
 何と言っても高橋尚子の登場シーン。
 私自身としては、シドニーオリンピックで最も印象に残っているところ。
 マラソン直後とは思えない、あの普通で感動的なインタビューも忘れられない。

 ところが、マラソンに優しいはずの村上さんなのに、
 Qちゃんには、そんなに優しさが感じられない。
 やはりかなりの天の邪鬼のようだ。
 でも、それってやっぱり村上さんらしいのかも。


(選手村の朝食を食べて気分が悪くなった。誰かが何かを盛ったに違いない)に村上さんが一言。

  だいたい何事にも用心深い日本人選手は、
  レースの朝に選手村で出される食事なんて食べないだろう。
  いずれにせよ、「負けた人間は多くを語らない」というのが勝負の鉄則だ。
  何を言っても泣き言か言い訳に響いてしまう、(p.82)

私自身も、心してこの言葉を胸の奥にしまっておきたい。
次は、またオリンピックそのものに対する村上さんの一言。

  ここでもう一度最初のテーマに戻ります
  - ブラームスのシンフォニーみたいに。
  オリンピックは退屈なのか?
  そう、イエス、オリンピックは退屈なものです。(p.111)


それとも「退屈なのか?」にかかるのか?
もちろん、私は後者だと思ったわけだが、
それなら、村上さんと私は同じ感性だということになります。
どうも、ブラームスは苦手だ(実はオリンピックの開会式も)。

  ピエール・ド・クーベルタン男爵は

  有名なせりふだが、これは今となってはかなり非現実的に響く。
  「そういうのって、まあきれいごとだよね」で終わってしまいそうだ。
  でも男爵は本当にそんなことを言ったのだろうか?
  僕が読んだ本によれば、彼は実際にはこう言ったそうだ。
  「人生において大事なことは、勝利ではなく、競うことである。
   人生に必須なのは、勝つことではなく、悔いなく戦ったということだ」
   これなら話はわかる。そう思いませんか?(p.145)

全く、そう思います。
これなら分かります。
だから、本著の締めくくりは、シドニー後の犬伏さんであり有森さんであるわけだ。
そして、もう一人印象的だったのは、もちろんキャシー・フリーマン。





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Last updated  2009.09.24 16:09:54
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