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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2012.12.02
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 なぜ、日本は1997年から成長できなくなったのか?
 1997年というのは、本格的な「改革/維新」が始められた年。
 そして、その翌年、1998年に日本は明確にデフレ不況に突入した。

 筆者は、日本は「改革」や「維新」によって良くなったどころか、
 ますますどうしようもない泥沼に沈み込んでいくことになったと述べる。
 そのことを、日本の高度経済成長期に官僚、学者、政治家という立場にあった
 三人の各界の最高権威との対話を通じ、明らかにしようというのが本著である。

本著の要点は、第6章「維新で踊るダメ人間」の冒頭


  1.「大蔵省/財務省」による「緊縮財政主義」
  2.「経済学者」による「新自由主義経済学イデオロギー」
  3.ウォール街・アメリカ政府等による「日本財布論」
  4.アメリカ政府による「ジャパン・バッシング」
  5.社会主義陣営(ソ連・中国政府)による「対日工作」
  6.以上1~5の勢力の諸活動を吸収した「マスメディア」

  これらの勢力はそれぞれの思惑を持ち、それぞれ共闘する中で、
  いずれもが直接間接に日本の未来を作り上げる次世代への投資を否定し、
  「反成長路線」を後押しするようになった。(p.178)

この後、橋元大阪市長の言動について言及してから、
自説「国土強靱化基本法」について触れ、本著を締めくくっている。





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Last updated  2012.12.02 12:49:40
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