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2014.09.11
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カテゴリ: 文芸

 22日間の拘置後、大阪地裁で、懲役10ヶ月、執行猶予3年の判決を受けた
 中島らもさんが、拘置所での生活や裁判について、自ら綴ったエッセイ。
 本著は、判決が出てわずか2か月余の、2003年8月1日に出版されている。

 しかし、翌年7月に、飲食店の階段から転落して、全身と頭部を強打、
 脳挫傷による外傷性脳内血腫のため、52歳で死去した。
 コピーライターや作家として活躍し、人気を得たものの、
 アルコールや薬物に依存し、精神疾患から逃れることは出来なかった。

   ***


  おれには躁うつ病という持病がある。
  一時期、精神安定剤の服用を中断していたが、
  逮捕される少し前から再び処方してもらうようになっていた。
  中断していたのは副作用がうっとうしかったからだ。(中略)
  ただ、躁うつ病というのはなかなか完治しにくい病気で、いつまた再発するかわからない。
  再発予防措置という意味で、副作用に用心しながら服用を再開していたのだ。
  さらに重度の不眠症がある。
  ここ三十年というもの、睡眠薬、あるいはアルコールの力を借りないで眠ったことは、
  ただの一度もない。
  拘置所の中でまさか酒が飲めるとはおれも思わなかったが、
  睡眠薬が取り上げられるとは予想外だった。(p.34)


らもさんは、裁判のときにまで、「大麻解放論」をぶった人である。

  現在、マリファナはアムステルダムではフリー(ただし三十グラム以内)、
  イギリスでは合法化、アメリカでは五、六州が合法化し、
  その州数は増加する傾向にある。(中略)
  マリファナはとてもおだやかな平和な嗜好物で、緑内障に効くということも発見されている。

  マリファナで狂って人殺しをしたなんて話は一例もない。
  マリファナの合法化は世界のすう勢なのだ。(p.117)

現在、精神疾患において、薬物療法は欠かせないものだと思う。
しかし、そこにアルコールが絡んでくると、事態は一気に深刻化してしまう。
ましてや、麻薬や覚醒剤となると、その影響は計り知れないだろう。
ちなみに、本著に登場する、らもさんの飼い犬の名前は「アスカ」だった。





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Last updated  2014.09.11 18:27:52
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