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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2015.12.19
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カテゴリ: 経済・ビジネス

 もちろん、 一匹目 を超えることは並大抵のことではない。
 だからこそ、満を持しての一冊である。
 そのあたりのことは「あとがき」に詳しい。

 そして特筆すべきことは、
 前回と同じように、高校野球を舞台として設定していながら、
 野球のシーンは、ほとんど登場しないということ。
 これは、高校野球のマネージャーたちのマネージメントについてのお話である。


しかし、それは、「巨人の星」も真っ青な、破天荒なもの。
まずは、投手陣が全員、上原浩治投手の投球フォームに即した「型」で、
試合ごとに、ローテーションを守って投げるという「猿飛佐助作戦」。

そして、「トップガン」というピッチングマシンを使用して開発した
「イノベーションボール1号」という、時速110キロの高速ナックル。
これらを駆使して、相手に決して得点を許さず、粘り勝ちする。
ただし、それらは淡々と途中経過と結果が記されるだけ。

  ロシアでスターリンの死後に起きたように、
  また、あらゆる企業で常に起こっているように、
  優れたリーダーは、自らの退任や死をきっかけにして組織が崩壊することは、
  もっとも恥ずべきであることを知っている。(『プロフェッショナルの条件』186頁)


これについて、主人公の夢は、次のように言う。

  「だって、『自分がいなくても組織が回るようにするのがマネージャー』だったら、
   自分の居場所をなくする - ってことが正解じゃないですか」
  「そんな悲しいことって、ないんじゃないでしょうか。まるで『泣いた赤鬼』です。
   赤鬼の人間との友情のために自分の友情を犠牲にした青鬼のように、


このお話では、この後、夢が真実の居場所を新たに作ってハッピーエンド。
しかし、人はいつか必ず、その場所を去り、そこを他の誰かに譲らねばならない。
それは、異動かもしれないし、定年かもしれないし、病気や死かもしれない。
その時、自分がいなくても回る組織にしておくことは、最高のリスクマネジメントだろう。





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Last updated  2015.12.19 18:16:38
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