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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.03.11
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カテゴリ: 社会・政治・時事
​ 副題は「介護・葬式・遺産は、要らない」。
 まず、冒頭の「はじめに」から衝撃的。
 2015年の「曽根川心中」事件の説明から始まって、
 本著執筆の動機が述べられているのだが、事態の深刻さがひしひしと伝わってくる。

 第1章「孝行な子こそ親を殺す」では、
 「はじめに」を受け、介護殺人について述べられる。
 殺人事件は減っているにもかかわらず、介護殺人は大幅に増え、17年間で672件。
 示された事例はどれもが、このままではいけないと強く思わされる。


明治時代に男42.8歳、女44.3歳だった平均寿命が、
2014年には男80.50歳、女86.83歳となり、
1950年に4.9%だった後期高齢者が、2060年には39.9%になることが示される。

第3章「終活はなぜ無駄なのか」では、
「家族葬」「直葬」が増え、墓のない家が38.4%もある現状や、
遺産相続について、時代による変遷や少ないほどにもめる実態が示される。
そして、「子供には迷惑をかけたくない」の困難さも述べられる。

第4章「親は捨てるもの」では、
かつて成人の過程で必ずあった精神的「親殺し」「親捨て」の必要性が、
第5章「とっとと死ぬしかない」では、
他国の例を挙げながら、延命治療の在り方について述べられている。


唱歌「故郷」に感情移入できる人が、すっかりその数を減らし、
自らが生きていく経済的基盤としての「家」を持たないサラリーマンの兄弟姉妹は、
親との関係を含め、かつての関係性と全く違ったものになったと述べられる。

本著を読んで強く感じるのは、「個」の時代に突入した現代社会と、
それとは全く矛盾するような、現在の「介護」システムとのギャップである。

実際には、そう出来ずに行き詰っている人たちのなんと多いことか。





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Last updated  2018.03.11 22:36:47
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