乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.10.04
XML
カテゴリ: 文芸
​ 新型コロナウィルス感染症が拡大し、
 緊急事態宣言が出され、様々な職場で在宅勤務が行われ始めた頃、
 本著が多数の人たちに読まれていることを知り購入。
 随分時間がかかりましたが、ようやく読了しました。

 それにしても、元々フランス語で書かれたものを日本語に訳してあるためか、
 普段のリズムでテンポ良く読むということが、最後まで出来ませんでした。
 また、哲学や宗教の空気感が全体に漂っており、文章も難解。
 最近読んだものの中では、読み進めるのに最も労力を必要としました。



1940年代、当時フランス領だったアルジェリアの要港・オランで、
最初は鼠が群れをなして死に始め、やがて人も発熱で次々に死んでいく。
ペスト地区宣言が発表され、市門を閉鎖すると共に信書の交換も禁止されると、
市外電話の利用も緊急時のみに制限され、電報が唯一の情報伝達手段になる。

外部と遮断された孤立状態の中、人々の態度や行動、考え方も変化していく。
その様子が、医師リウーの視点でドキュメンタリー風に描かれる。
やがて、その災厄は唐突に収束し、人々は元の生活へと戻っていく。
しかし、それぞれに訪れた結末は、人生の不条理を感じずにはいられないものだった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.10.04 14:25:03
コメント(0) | コメントを書く
[文芸] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: