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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2026.05.10
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カテゴリ: 文芸
前巻 発行から半年を経ての新刊発行。
 読むまでに少し時間がかかってしまいましたが、読み始めると一気読み。
 エンディングに向けて、お話も恋も大いに盛り上がっていきます。 
 そして、 TVアニメ も7月から放映開始です!

   ***

王都へと向かう船上、慧月は玲琳を生かすため、気が枯渇したと嘘をつき、
入れ替わり解消を先延ばしにしていた。

玲琳はそれなら黄家の屋敷裏の黄山にあると言う。

一行は黄家に立ち寄り大歓待を受けるが、
慧月は玲琳が病弱になった時期を知ろうとその幼少時代について探る。
玲琳の父・泰山や侍女たちに正体を見抜かれそうになると景彰に助けを求め、
自身の彼への想いに気付くことに。

慧月が玲琳の母・静秀が弔われている祠堂に行くと、
そこにある文献庫で夜光草について調べていた玲琳と出会う。
後殿には、静秀とその主治医で父・泰山の兄でもあった暉宏の位牌が並んでいたが、
慧月はそこに怨念が凝っていると感じる。

廂房では、皇后・絹秀が蒐集した呪具の中にあった血錆びた短刀、
そして幼い頃の玲琳の手習いの紙が入った桐箱に目が留まる。

玲琳は夜光草を求めて黄山に向かった。

途中、辰宇に見つかり二人でかつての秘密基地まで辿り着くと、
そこで夜光草を摘み、墓に手を合わし、辰宇に洞穴まで水を汲みに行ってもらう。
玲琳が手記の入った桐箱を土中から掘り出した頃、にわかに雨が降り始め、
辰宇は襲ってきた土砂に閉じ込められてしまうが、玲琳が救出に成功する。


尭明は客室へ、景行は黄山へ、景彰は祠堂へと向かう。
景彰は、廂房で血錆びた短刀を探す慧月に遭遇、
入れ替わり解消後に腕輪を渡したいと伝えると、慧月は事の真相を打ち明ける。

その後、慧月は強烈な痛みに襲われるが、景彰に己の名を呼ばれると痛みは消失、
これは黄玲琳の名にかけられた呪いだと気付く。
そして、そこに皇后にして玲琳の伯母・黄絹秀が姿を現した。

   ***

今巻は、辰宇の生い立ちについても詳しく記されていますが、凡そ次のような感じ。

辰宇は、皇帝・弦耀が周囲への当てつけに臘楚の奴隷・アイレナに産ませた子でしたが、
皇后・秀絹が哀れんで、母子を玄領に逃します。
しかし、結局、母に利用され、玄家でたらいまわしにされたあげく、
初陣では養父・玄冰凌に裏切られるなど、苦難の日々を過ごします。
その後、やっと義兄である尭明から鷲官長の座を与えられたのでした。

そして、この辰宇の生い立ちに重ねて語られる、
玲琳に関する次の記述が、今後の焦点となっていきそう。

  なぜだか、辰宇から顔を背けたという人々の顔が、福英たち侍女のそれに重なった。
  玲琳に優しい眼差しを注ぎながらも、けっして玲琳自身を求めているわけではない彼女たち。
  いいや、彼女たちだけではない。目を閉じればすぐに思い浮かぶ、苔むした墓。
  すると必ず思い出す人物。父と母、そして主治医。(p.271/350)

やはり、カギを握っているのは皇后・絹秀のようですね。

   ***

さて、特典SS『下戸』の方は、下戸である冬雪が景行に、
下戸である者のことをどう思っているのかと訊ねるお話。

そして、付録小冊子の特別編『稽古を休んだ日の話』の方は、次のようなお話です。

風邪を引いたのに父母が全く構ってくれなかった12歳の頃の自分の夢を見た慧月。
目覚めると、やはり風邪を引いたようだったが、二胡の稽古に雛宮へと向かおうとする。
しかし、朱駒宮を出てすぐ、景彰に呼び止められてしまい、強制送還&諸方面への伝達。
その後、莉莉、冬雪、尭明、玲琳が、次々に慧月のもとに駆けつけたのだった。

お話の本筋に深く絡むことはないエピソードですが、
それにしても、辰宇、玲琳、慧月と、幼少期に寂しい体験をしたキャラばかりですね。





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Last updated  2026.05.11 19:16:43
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