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2009年01月25日
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カテゴリ: 政治問題
 空気を読めない麻生内閣に対して、14日の読売新聞「編集手帳」は辛らつな批判をしている;




 「神戸の内田だ。金はいくらでも出す、助けてくれ」。そう叫んだと、岩波書店刊「一月一話」などの書物は伝えている。ご本人の回想によれば「金はいくらでも…」とは言っていないそうで、世人がやっかみ半分に尾ひれをつけたのかも知れない。

 「総理の麻生だ。定額給付金その他、景気対策に金はいくらでも出す。政権を、自民党を助けてくれ」。首相がそう叫んだわけではないが、世間の耳には聞こえたのだろう。

 本紙の世論調査で78%の人が定額給付金に「反対」と答えた。支給をやめ、雇用や社会保障に振り向けるよう望む声が多数である。ご機嫌取りに小遣いを配るような、 一票ほしさの『釣り餌(え)』を鼻先に垂らされた不快さ を、多くの人が感じたらしい。

 内閣の不支持率もついに7割を超えた。自腹の内田氏とは違い、「いくらでも出す」金は税金である。政権の転覆事故が起きる前にもう一度、進むべき線路を点検したほうがいい。


2009年1月14日 読売新聞朝刊 14版 1ページ「編集手帳」から引用

 かつては公共事業に予算を充てることを「ばら撒き行政」と批判したものであったが、そういう批判を無視してもっと直接的に「ばら撒き」を実行しようというのが定額給付金であり、そんなことをしたら「鼻先に釣り餌を垂らされた」と感じる国民がいることを、行政を司る人たちには考えてほしいものである。











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最終更新日  2009年01月25日 20時34分48秒


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