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2010年09月24日
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カテゴリ: 政治問題
 元外務官僚の佐藤優氏は、鈴木宗男議員の上告棄却について、9日の東京新聞コラムで次のような見解を述べている;




 最高裁判所は最高政治裁判所でもある。10日に大阪地方裁判所で村木厚子元厚生労働省局長の無罪判決が予想されている。そうなれば世論の特捜検察の取り調べに対する疑念と批判がかつてなく強まる。また14日の民主党代表選挙で小沢一郎前幹事長が当選する可能性があることも司法官僚にとっては頭痛の種だ。小沢氏は鈴木氏の能力を高く評価している。そもそも鈴木氏を衆議院外務委員長に抜擢(ばってき)したのは小沢氏だ。小沢政権になれば鈴木氏の政治的影響力が高まるのは必至だ。そうすれば排除が困難になる。このような司法官僚の集合的無意識が働き、このタイミングでの決定になったのだと筆者は見ている。

 この結果にいちばん喜んでいるのは外務官僚だ。鈴木氏が収監されることにより外交機密費(報償費)の不正使用や、外交秘密文書の破棄に対する責任を追及する政治家がいなくなると外務官僚はほっとしている。しかし安心するのはまだ早い。鈴木氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報をすべて引き継いでいるはずだからだ。(作家・元外務省主任分析官)


2010年9月10日 東京新聞朝刊 11版 23ページ「本音のコラム-鈴木氏と小沢氏」から引用

 この記事が書かれた時点では、村木厚子氏の無罪こそ予想されてはいたものの、まさか特捜検事が証拠を改ざんした容疑で逮捕されるとは、想像もできない事態であった。誰もが正義の味方だと思っていた検察が、実はこのような体たらくなのである。官僚制度を改革しようとする小沢、鈴木は、検察にとって「敵」なわけで、順法精神も正義もかなぐり捨てて、とにかく犯罪者に仕立て上げようとするのが現在の検察組織なのであるから、小沢氏と民主党政権は是非とも官僚制度の改革を実現してほしいものである。






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最終更新日  2010年09月24日 21時49分57秒


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