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2017年10月06日
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テーマ: ニュース(96979)
カテゴリ: ニュース
先月、安倍首相が唐突に「解散」を言い出したとき、法政大学教授の山口二郎氏は9月24日の東京新聞コラムで、次のように批判していた;




 まず、ナチスの手口を復習しておこう。1933年2月、ドイツの国会議事堂が火災で焼失した。ヒトラー政権は、これを共産主義者の放火と宣伝し、翌週の国会選挙で過半数近い議席を得て、全権委任法を成立させ、独裁を始めた。 国民に恐怖と憎悪をあおり、思考停止状態に追い込んで選挙を行って勝利するのがナチスの手口である。

 もちろん、日本では国会が物理的に破壊されているわけではない。しかし、国会を開いても一切の議論をさせないまま解散するのは、国会の機能を破壊する行為である。また、首相は北朝鮮のミサイル発射に際して 効果不明の警報を発して国民をおびえさせ、国連演説を国内向けの北朝鮮非難のプロパガンダに利用した。 そのタイミングにあえて解散総選挙を設定しようとしている。これはナチスの手口に近い。

 北朝鮮危機を収拾することは政治の急務であるが、力による解決を志向するのか、政治的解決を探るのかについては、国際社会同様、日本国内においても論議があるべきである。そうした議論を一切押し流すのが、今回の解散である。

 幸い、日本にはまだ自由がある。我々は判断力を保たなければならない。
(法政大教授)


2017年9月24日 東京新聞朝刊 11版 27ページ 「本音のコラム-ナチスの手口」から引用

 数年前に麻生財務相が「ナチスの手口に学んではどうか」と発言したとき、世間は「彼は深くものを考えずに、軽口を叩いただけだろう」と、あまり気にも留めなかった様子でしたが、今にして思うと、あの時の麻生氏は軽口を叩いたのではなくて、かなり本気で発言したのであって、その後安倍政権は着実に「ナチスの手口」を学んで、その教えを着実に実行してきたことが分かります。ところが、安倍政権の上をいく政治家が出現し、本来安倍氏に集中するハズだった世間の耳目を一身に集めているのが小池百合子氏です。劇場型の政治手法を駆使する手腕は見事ですが、私はこの政治家は庶民の味方ではないと思います。民進党からの転入に「改憲に賛成」と「安保法制を支持する」という条件をつけたのでは、結局小池氏が目指す方向は、安倍晋三氏と大差ないということになると思うからです。世の中がどこまで右傾化しても、日本には一定数の「リベラル派」が存在しますから、枝野氏が「立憲民主党」を立ち上げたのは適切な対応だったと思います。





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最終更新日  2017年10月06日 19時54分43秒


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