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原発は平成23年の東日本大震災後、運転期間が原則40年と定められたが、原子力規制委員会が延長を認めれば最長60年まで運転可能。大飯1号機は31年3月、2号機は12月に40年の期限を迎える。延長には期限の1年前までに規制委に申請する必要があり、関電は延長申請の前段階として、原子炉の設置変更許可の申請準備を進めていた。
ただ、現在運転中の高浜原発3、4号機(同県)を含め、国の新規制基準による規制委の審査に合格した原発7基の安全対策費用は計8300億円以上と見込まれ、巨額の費用負担への懸念も強い。 大飯1、2号機を稼働させれば総額が1兆円を超えることは確実で、廃炉の方が費用負担が少なく済むという。
原発の廃炉をめぐっては震災後、福島第1原発を除き、全国で計6基が認可されたが、いずれも出力30万~50万キロワットの小型原発だった。大飯1、2号機の出力は各117・5万キロワットで、廃炉が決まれば国内の原発で過去最大となる。 関電の電力販売量は減少傾向 にあり、大飯1、2号機を廃炉にしても供給に支障はないとみられる。関電は17日、大飯1、2号機について、「原子炉設置変更許可申請の準備を行っており、技術面、安全面での検討を行っている」とのコメントを出した。
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