フリーページ

2017年10月25日
XML
カテゴリ: ニュース
拉致被害者で15年前に家族共々帰国できた蓮池薫氏は、15日の新聞インタビューで次のように話している;





-北朝鮮が核実験やミサイル発射を繰り返す現状をどう見るか。

 「北朝鮮にとって核とミサイルの開発は、体制を懸けた問題だ。米国にとっても深刻な危機で、簡単に解決できず、長期化するだろう。国際社会からの圧力に日本も歩調を合わせる必要がある」

-拉致問題はどう交渉に持っていけるか。

 「国際社会が圧力を高め経済的に追い詰めたとき、北朝鮮にとって日朝関係は一つの突破口になり得る。 軍事分野に使われないような経済援助を条件に、拉致問題を解決するための準備を今からしておくべきだ。拉致問題の進展は北朝鮮にとっても利益になる

-どんな経済援助ができるか。

 「北朝鮮は電力事情が良くない。老朽化した発電、送電設備の整備なら、軍事転用は難しい。国際社会に理解を得られるこうした見返りを提示して、生存者を取り戻す交渉をすべきだ」

-生存者はどれくらいいるだろうか。

 「分からないが、多くの人が生きている可能性が高い。私もそうだったが、拉致被害者は自由がない代わりに生活面や医療面は保障されている。私が横田めぐみさんを見たのは1994年が最後だが、北朝鮮が出してきた死亡の証拠はでたらめだ。 2014年の日朝合意では、北朝鮮が拉致を再調査することになった。02年に発表した『8人死亡』を白紙にしたことを意味する

-蓮池さんらが帰国できたのはなぜか。

 「私は北朝鮮の特殊機関に所属していたが、90年代後半に残っていたのは私ら夫婦と地村保志さん夫婦だけ。残りの日本人は分散させられた。私たちには子どももいて、帰国させても再び北朝鮮に戻ってくると思われたのだろう」

-この15年の生活は。

 「妻も子どもたちも元気だ。北朝鮮が06年に初めて核実験をしてから、日本社会が制裁一色になった。拉致問題が遠のいてしまうとの危機感から講演活動を始め、今は全国で月に2、3回拉致問題を訴えている。若い人は、私のことも拉致問題も知らない人が多い。家族会の皆さんが高齢化して活動が難しくなっている中で、私にも世論をつないでいく責任がある」

-選挙戦をどう見ているか。

 「全ての与野党が、北朝鮮問題、特に拉致問題への見解と取り組み方の公約を掲げてほしい」


2017年10月15日 東京新聞朝刊 12版 30ページ「経済援助で拉致進展を」から引用

 この記事によれば、蓮池薫氏は朝鮮政府が日本の経済支援の提案に乗ってくるタイミングが必ずあるはずだとのことで、現実的な提案だと思います。思い返してみれば、韓国も中国も日本やアメリカと国交を回復してこちらからの経済協力があって今日の発展を迎えているのですから、朝鮮政府にとっても重要なカードであることに間違いはないのですから、わが国政府は自らのアドバンテージを最大限に生かすことを考えるべきです。ただし、朝鮮政府は米韓両国が侵略的な敵視政策を変更しない限り、核やミサイルの実験を続けざるを得ないのですから、本来であれば、日本政府からも米韓両国に「朝鮮敵視」を改めるように忠告するべきですが、安倍政権には少々荷が重いように見受けられます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年10月25日 19時35分42秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: