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2017年12月08日
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テーマ: ニュース(96951)
カテゴリ: ニュース
自衛隊に米軍海兵隊のような部隊をつくるというニュースに関連して、法政大学教授の山口二郎氏は3日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 10月31日の朝日新聞に、自衛隊が海兵隊のような部隊を創設という記事が載った。このことの重要性を沖縄の人々から教えられたわけである。 米海兵隊は、万一戦端が開かれた場合、沖縄が中国や朝鮮半島から近すぎるという理由で、グアムなどに撤退する計画を立てている。 米軍が引いた後の空白を埋めるために、自衛隊に海兵隊のような部隊、水陸機動団を設置し、米軍基地に駐屯させる。辺野古の新基地も自衛隊が使うことになるのではないかと地元の人々は予想している。

 水陸機動団は有事の際の離島奪還を行う水陸両用作戦の実施部隊である。日本の領土を守る、あるいは奪還するための部隊だから自衛のための組織と一応は亭えるのだろうが、装備や訓練では米軍と一体化しており、集団的自衛権行使の実際の担い手になる。琉球大学の島袋純教授は、水陸機動団が 米軍の指揮で動き、日本の憲法を超えた行動をとる危険性がある と指摘する。

 安保法制は違憲だと議論する段階は過ぎ、立憲主義が沖縄から崩壊する危機を防ぐため、実体的な防衛政策の議論をしなければならない。
(法政大教授)


2017年12月3日 東京新聞朝刊 11版 29ページ「本音のコラム-沖縄と立憲主義」から引用

 日本の米軍基地の大半が沖縄に存在することについて、それは台湾有事に備えて当然のことだというようなコメントが当ブログに書かれたことがあったような気がするが、上の記事によると「中国や朝鮮半島」が有事になった場合は沖縄は近すぎるから、基地として役に立たないのでグアム島に移設するというのが米軍当局の考え方のようです。したがって「台湾有事に備えて、米軍基地は沖縄に」というのは、何の根拠もないデマだったということです。また、米軍が引いた後が空白になるのはマズイという考えも、これは変な話で、米海兵隊が沖縄からグアムに移転するのは、沖縄にいれば攻撃されやすいからなのだから、その海兵隊がいなくなれば、誰も沖縄の基地を攻撃する理由がなくなるわけです。そこにわざわざ米海兵隊の代替物としての水陸機動団を駐留させたのでは、無駄に危機的状況を作り出す愚かな政策になるのではないかと思います。





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最終更新日  2017年12月08日 20時16分41秒


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